2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。中間実績は会社想定(公開予想)からの修正は発表されておらず「ほぼ予想どおり(予想維持)」と表明。ただし中間期としては営業・当期が赤字化しており、前年同期との乖離は大きい(上振れ/下振れというより「計画どおりの投資フェーズ」)。
- 業績の方向性:売上高は微増(増収)、利益面は大幅な減益で中間では営業損失・当期純損失(増収減益)。
- 注目すべき変化:営業費用(販売費及び一般管理費)が前年同期比+19.0%増、売上原価も+13.3%増と成長投資(人材・開発・インフラ・マーケティング)を積極実行した結果、前年の中間黒字(営業利益57百万円)から営業損失20.7百万円へ大きく悪化。
- 今後の見通し:通期業績予想(2025年12月期)は未修正。中間時点で売上進捗率は約45.7%で概ね計画レンジ。ただし利益面は通期予想の赤字幅に対し中間で約49%の赤字を計上しており、下期の収益回復が前提。
- 投資家への示唆:ARR・会員数は増加しリカーリング基盤は拡大中だが、成長投資に伴う費用先行で短中期の利益は圧迫。キャッシュは依然潤沢(現金499.6百万円)で設備・ソフト投資を実行している点が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ビートレンド株式会社
- 主要事業分野:CRM(スマートCRMプラットフォーム「betrend」)を中心としたSaaS事業、導入時のカスタマイズ開発やDM印刷・決済等の関連サービス
- 代表者名:代表取締役 井上 英昭
- 上場取引所/コード:東証/4020
- IR窓口:執行役員 経営企画室長 若松 賢司(TEL 03-6205-8145)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:第2四半期(中間期) 2025年1月1日〜2025年6月30日(日本基準、非連結)
- 決算補足説明資料:作成有(決算説明動画配信予定)
- セグメント:
- 単一セグメント(betrend事業/CRMサービス中心)。セグメント開示は省略。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,200,400株
- 期末自己株式数:44,642株
- 中間期中の平均株式数(中間期):2,155,758株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年8月14日(既記載)
- 決算説明会:有(決算説明動画を配信予定)
- 株主総会:–(資料未記載)
- IRイベントその他:決算説明資料はTDnetおよび当社HPで公開予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較・達成率)
- 売上高:571百万円(中間)/通期予想1,249百万円 → 進捗率約45.7%(通常ペースは四半期等で異なるが概ね50%が目安)
- 営業利益:△20.7百万円(中間)/通期予想△48百万円 → 中間で損失が発生(通期損失見込みに対して約43.1%の損失計上)
- 純利益:△24.7百万円(中間)/通期予想△50百万円 → 中間で通期予想の約49.4%の損失計上
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:売上は微増(+0.7%)でARRや会員数は増加しておりリカーリング収益は堅調。
- 下振れ要因:成長投資(人材・開発・インフラ・マーケティング)による販売費及び一般管理費の増加(前年同期比+19.0%)、売上原価の増加(+13.3%)が利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていない。中間の赤字は計画的な投資フェーズと位置付けられているため、下期での収益改善(解約抑制、新規導入効果、従量課金増加等)が前提となる。現時点で通期達成可能性は「未確定だが会社想定は維持」。
財務指標
(表示単位:金額は「百万円」(端数切捨て)または注記のある場合は千円で表記)
- 財務諸表の要点(中間末)
- 総資産:952百万円(前期末995百万円、前年同期比−43百万円、−4.3%)
- 純資産:860百万円(前期末884百万円、前年同期比−23百万円、−2.6%)
- 自己資本比率:89.8%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 収益性(中間、対前年同期比)
- 売上高:571百万円、前年同期567百万円、+0.7%(+4百万円)
- 営業利益:△20.7百万円、前年同期+57.1百万円(大幅悪化)
- 営業利益率:△3.6%(営業損失。業種平均と比べると劣る。SaaS業での判定は事業投資フェーズを考慮)
- 経常利益:△20.4百万円、前年同期+56.8百万円
- 中間純利益:△24.7百万円、前年同期+42.1百万円
- 1株当たり中間純利益(EPS):△11.47円(前年同期 +19.56円)
- 収益性指標(中間ベース)
- ROE(当中間純利益/期末株主資本):約△2.89%(目安:8%以上が良好。今回は未達)
- ROA(当中間純利益/総資産):約△2.59%(目安:5%以上が良好。今回は未達)
- 営業利益率:△3.6%(低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:571 / 1,249 = 45.7%(概ね半期比でやや遅れ)
- 営業利益進捗率(通期が赤字のため解釈注意):中間損失が通期損失予想の約43.1%を占める
- 純利益進捗率:中間損失が通期損失予想の約49.4%
- 過去同期間との比較:前年同期は黒字だったため利益動向は大幅悪化
- キャッシュフロー
- 営業CF:+21,861千円(21.9百万円)、前年同期+127,310千円(大幅減少) — 主因は税金支払や営業項目の変動
- 投資CF:△120,163千円(△120.2百万円)、前年同期△32,998千円 — 有形・無形固定資産取得による支出増(成長投資)
- 財務CF:0千円(前期は△16,654千円)
- フリーCF(営業−投資):△98,302千円(△98.3百万円)
- 営業CF/当期純利益比率:21,861 / △24,718 = 約−0.88(目安:1.0以上が健全。今回は比率がマイナスで注意)
- 現金及び現金同等物残高:499,592千円(499.6百万円)、前期末597,895千円から減少(△98,302千円)
- 四半期推移(QoQ):資料は中間累計のみ提示。季節性の記載はなし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:89.8%(非常に高く安定)
- 負債合計:91,964千円(負債比率低く財務構造は健全)
- 流動比率:約857%(流動資産673.6百万円 / 流動負債78.6百万円)(極めて高い流動性)
特別損益・一時的要因
- 当中間期の特別損益:特別利益133千円(新株予約権戻入益)、特別損失0
- 前期同中間は資産除去債務戻入益24,072千円や固定資産除却損18,794千円が発生しており、前期と比べ一時項目の影響は小さい
- 一時的要因の影響:当中間期は一時的な特別損益の影響は限定的で、利益悪化は主に継続的な販管費・売上原価増によるもの(投資先行)
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(通期予想:年間0.00円)
- 配当利回り:–(株価情報未記載のため算出不可)
- 配当性向:–(当期赤字のため指標適用困難)
- 株主還元方針:特別配当・自己株買いの開示は無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出総額):投資CF△120,163千円
- 有形固定資産取得:△68,539千円
- 無形固定資産取得(主にソフトウエア):△51,623千円
- 固定資産と無形資産の増加により固定資産合計が大幅増(固定資産計 187,575千 → 278,866千、+91,290千円)
- 減価償却費:29,189千円(当中間)
- 研究開発:R&D関連はソフトウエアの無形資産計上あり(ソフトウエア129,233千円、ソフト仮勘定17,911千円)。R&D費用の明細は別途開示なし(R&D費用:–)。
受注・在庫状況(該当する場合)
- 受注関連:資料に受注高・受注残高の数値記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(仕掛品等):2,468千円(前年同期1,499千円、増加)
セグメント別情報
- 単一セグメント(CRM/SaaS事業)
- CRMサービス売上高:482,148千円(482.1百万円)、前年同期比+2.5%
- スマートCRMのARR:762,683千円(762.7百万円)、前年同期比+7.0%
- メールマーケティングのARR:193,647千円(193.6百万円)、前年同期比△9.3%
- CRM全体ARR:956,331千円(956.3百万円)、前年同期比+3.2%
- 会員数:34,786千名(前年同期比+8.9%)※資料表記に基づく(単位は資料通り)
- 契約社数(スマートCRM):186社(前年同期比−1社)
- 契約社数(メールマーケ):369社(前年同期比−47社)
- CRMサービス売上高は全体売上の約84.4%(482,148 / 571,434)
- カスタマイズサービス売上高:84,976千円(84.98百万円)、前年同期比△8.7%(売上構成比約14.9%)
- その他サービス売上高:4,308千円(4.31百万円)、前年同期比+16.6%(構成比約0.8%)
- セグメント戦略:中期経営計画の下で積極投資を実施、スマートCRMを中心とした顧客拡大・会員増加を推進
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2024年12月期〜2026年12月期の3年計画(「Betrend VISION」:成長投資フェーズ)。当中間期の投資(人材・開発・インフラ・マーケティング)は計画に沿った実行。
- KPI達成状況:ARRや会員数は増加(ARR +3.2%、会員数 +8.9%)で方向性は中期計画と整合。ただし契約社数(メールマー)減少などの課題あり。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:資料に同業他社比較は記載無し(–)
- 市場動向の要点(資料からの抜粋):小売業中心に大口案件獲得、飲食業中心に中小案件の解約あり。市場における顧客層ごとの動きに差がある旨の記載あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正無し):売上高1,249百万円(通期+8.1%)、営業損失△48百万円、経常損失△48百万円、当期損失△50百万円、1株当たり当期純利益△23.24円
- 会社予想の前提条件:資料に詳細な前提(為替等)は明示無し(–)
- 予想の信頼性:会社は通期予想を維持。過去の予想達成傾向についての記載は無し(–)。
- リスク要因:主なリスクとして、顧客解約(契約社数減)、従量課金の伸び不確実性、投資効果の顕在化遅延、採用・開発投資の費用化が想定される(資料の将来予測に関する注意に準拠)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 財務諸表のレビュー:第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
- その他:資産除去債務の計上(固定負債13,375千円)が当中間で発生。決算説明資料・動画はTDnetおよび当社HPで公開予定。
- 不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4020 |
| 企業名 | ビートレンド |
| URL | https://www.betrend.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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