2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想との整合性で大きな修正は今回発表時点で無し。ただし、期中に「繰延税金資産の一部取崩し」に伴う業績予想修正(2025/11/07公表)を行っており、一時的な税務影響で第3四半期累計の税金等調整額が増加。総じて「予想どおり(通期予想は修正済み)」と読み取れる。
- 業績の方向性:減収減益(売上高1,429百万円:前年同期比▲10.2%/営業損失93百万円:前年同期は営業利益24百万円/親会社株主に帰属する四半期純損失128百万円:前年同期は当期純利17百万円)。
- 注目すべき変化:販促・求人サービス(広告求人)が前年同期比で大幅減(売上923百万円、▲17.5%)で全体の減収を牽引。一方、教育(その他)サービスは255百万円(+28.5%)と二桁の伸長。繰延税金資産が65.3→37.3百万円へ減少し、法人税等調整額が大幅に増加(約30.7百万円の影響)した点が純損失拡大の主要因。
- 今後の見通し:通期予想(売上1,934百万円、親会社株主に帰属する当期純損失▲134百万円)に対する進捗は売上約73.9%、営業損失は既に通期想定の約96.0%の損失を計上している(累計でほぼ想定レベルに到達)。会社は通期予想の修正を11月7日に実施済みで、直近の追加修正は無し。
- 投資家への示唆(留意点):広告求人分野の回復や高単価案件の戻りが業績回復の鍵。繰延税金資産の取崩し・税調整額の変動は一時要因であるが、これが利益水準に与える影響は大きく、今後の税効果処理の妥当性や収益基盤の回復状況を注視する必要がある。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社セイファート
- 主要事業分野:サロンサポート事業(美容業界向けの広告求人サービス、紹介・派遣サービス、教育(その他)サービス等)
- 代表者名:代表取締役社長 長谷川 高志
- URL:https://www.seyfert.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結、日本基準)
- 決算説明会:個人投資家向けWeb説明会を2025年11月19日開催予定(資料は前日掲載予定)
- セグメント:
- 単一セグメント(サロンサポート事業) — 以下のサービス群で構成
- 広告求人サービス:「re-quest/QJ navi」等のWebメディア、就職フェア、プロモーションメディア「beauqet」など
- 紹介・派遣サービス:人材紹介(agent)、派遣(casting)、ヘアメイク等
- 教育(その他)サービス:資格証明、海外研修、海外子会社による美容室運営等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):1,320,800株(変動なし)
- 期中平均株式数(四半期累計):1,320,795株
- 自己株式数:42株(期末)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025/11/19(Web、個人投資家向け)
- その他IRイベント:特記無し
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期予想との比較で記載)
- 売上高:実績1,429百万円。通期予想1,934百万円に対する進捗率73.9%(通常期末近くでの進捗としては高め)。会社予想からの通期修正は11/7に実施済(当開示時点で追加修正無し)。
- 営業利益:第3Q累計は営業損失93百万円。通期予想は営業損失97百万円に対して達成率(損失の累積比)約96.0%(要注意:損失がほぼ通期想定に到達)。
- 純利益:第3Q累計は親会社株主帰属四半期純損失128百万円。通期予想は純損失134百万円に対し約95.5%の進捗。
- サプライズの要因:
- 主に(1)広告求人サービスの売上減(大型案件の期ずれや応募件数増の想定下回り)、(2)紹介・派遣の派遣日数減少および人件費上昇で売上総利益率が低下、(3)繰延税金資産の一部取崩しに伴う法人税等調整額の増加(約30.7百万円)が純利益を押し下げた点。
- 通期への影響:
- 売上は第4四半期での回復が必要(特に広告求人の大型案件回復)。一方で税務上の一時費用(繰延税金資産取崩し)は既に反映されており、通期予想(11/7修正後)との整合性は取れていると会社は説明。第4四半期での広告・高単価案件の回復如何で通期目標達成可能性が左右される。
財務指標
(単位は原則として百万円、前年同期比は%で表記)
- 要旨(第3四半期累計:2025/1/1–9/30)
- 売上高:1,429 百万円(前年同期1,593 百万円、▲10.2%)
- 売上原価:613 百万円(前年同期655 百万円、▲6.4%)
- 売上総利益:817 百万円(前年同期937 百万円、▲12.9%)
- 販管費:910 百万円(前年同期913 百万円、▲0.3%)
- 営業利益(営業損失):△93 百万円(前年同期 +24 百万円 → 大幅悪化)
- 経常利益:△95 百万円(前年同期 +27 百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△128 百万円(前年同期 +17 百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△96.94 円(前年同期 +13.20 円)
- 収益性指標(計算)
- 営業利益率:△93 / 1,429 = △6.5%(前年同期約 +1.6%)
- 売上総利益率:817 / 1,429 = 57.1%(前年同期約 58.9%)
- ROE(参考、単純計算):△128 / 900 = △14.2%(目安:8%以上が良好 → 低下)
- ROA(参考、単純計算):△128 / 1,534 = △8.4%(目安:5%以上が良好 → 低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計比)
- 売上高進捗率:73.9%(1,429 / 1,934)
- 営業利益進捗率(損失ベース):約96.0%(累計損失93 / 通期想定損失97)
- 純利益進捗率(損失ベース):約95.5%(累計損失128 / 通期想定損失134)
- コメント:損失は第3Q累計でほぼ通期想定に到達しており、第4Qでの改善が必要。
- キャッシュ・フロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない)
- 現金及び預金:967.9 百万円(前期末1,073.3 百万円 → 減少105.4 百万円)
- 営業CF:–(未作成)
- 投資CF:–(未作成)
- 財務CF:–(未作成)
- フリーCF:–(算出不可)
- 備考:現預金は減少しているが流動性自体は一定レベルを確保(流動資産1,156.6百万円、流動負債447.8百万円)。
- 四半期推移(QoQ)・季節性
- 四半期ごとの詳細は未掲示だが、会社説明で大型プロモーション案件の期ずれ(第4Qへ)を指摘。広告中心の事業は案件のタイミング影響を受けやすい季節性・案件性がある点に留意。
- 財務安全性
- 総資産:1,534 百万円(前期末1,745 百万円、▲210 百万円)
- 純資産:900 百万円(前期末1,082 百万円、▲181 百万円)
- 自己資本比率:58.7%(前期末62.0% → 安定水準)
- 流動比率(参考):1,156.6 / 447.8 = 258.2%(良好)
- 有利子負債:目立った借入金残高は無し(1年内返済予定の長期借入金は2.5百万円、リース債務合計約14.3百万円)
- 効率性
- 減価償却費(第3Q累計):59.1 百万円(前年同期54.9 百万円)
- 総資産回転率等は資料不足のため割愛(売上ベースで見ると資産効率は低下傾向の示唆)。
- セグメント別(単一セグメント内の主なサービス別実績)
- 広告求人サービス:売上923百万円(前年同期比▲17.5%)、売上総利益608百万円(▲18.4%) — 売上構成比 約64.6%
- 紹介・派遣サービス:売上250百万円(▲8.5%)、売上総利益89百万円(▲9.7%) — 売上構成比 約17.5%
- 教育(その他)サービス:売上255百万円(+28.5%)、売上総利益118百万円(+28.8%) — 売上構成比 約17.8%
- コメント:教育領域が好調で、広告求人の落ち込みが全体悪化の主因。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当無し(開示無し)
- 特別損失:繰延税金資産の取崩し(期中に一部取崩しを実施、B/S上の繰延税金資産は65.3→37.3百万円に減少)。これが法人税等調整額の増加(約30.7百万円)につながり、当期純利益に大きく影響。
- 一時的要因の影響:税務上の一時的処理が純損失を拡大。営業面の減収と合わせ、実質的な業績悪化が拡大している点に注意。
- 継続性の判断:繰延税金資産の取崩しは一時処理だが、将来の税効果や回復見込みによっては再評価の余地があるため、会社の今後の税務処理方針と収益回復状況を確認する必要あり。
配当
- 配当実績・予想:
- 2024年通期実績:年間42.00円(中間10円・期末32円)
- 2025年(通期予想):年間12.00円(中間5.00円は支払済、期末予想7.00円)※会社は直近予想からの修正無し
- 中間配当(2025/第2四半期):5.00円(支払済)
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無しのため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想純損失のため通常の配当性向の算出は意味合いが異なる。実績的には配当は維持方針だが、利益水準とキャッシュ状況を踏まえて注視が必要)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの公表は無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(四半期CF未作成のため開示無し)
- 減価償却費(第3Q累計):59.1 百万円(前年同期54.9 百万円)
- 研究開発費:–(開示無し)
- 備考:無形資産ではソフトウェアが主要項目(ソフトウエア残高203.999→181.485千円表記だが、添付表は千円単位のためB/Sの変動は確認可)。
受注・在庫状況(該当性がある項目)
- 受注状況:–(開示無し)
- 在庫状況:棚卸資産は8.6→12.8百万円(増加)。在庫回転日数の開示は無し。
セグメント別情報(要点)
- セグメントは単一「サロンサポート事業」。内部的には広告求人、紹介・派遣、教育の3領域で構成。
- 売上寄与(第3Q累計):広告求人が約65%を占め、ここが前年比で大きく落ち込んだため全体悪化。
- 教育サービスの伸長(+28.5%)がポジティブ要素。地域別売上等の詳細は開示無し。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗やKPIに関する具体的数値の記載は本資料に無し。広告求人分野の回復が中長期成長に不可欠である点は示唆されている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:美容業界は個人消費は底堅いが、新規開業増加による競争激化、コスト上昇、倒産件数増加などで経営環境は厳しい(会社コメント)。
- 競合比較:本資料に同業他社比較数値は無し。求人・派遣・教育という複合サービス群は差別化可能だが、広告案件のボラティリティが業績に直結する点は競合環境下での脆弱性となる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社公表、修正済):売上高1,934 百万円(▲9.2%)、営業損失97 百万円、経常損失99 百万円、親会社株主に帰属する当期純損失134 百万円、1株当たり当期純損失▲101.75円。
- 予想修正の有無:直近(2025/11/07)に繰延税金資産取崩し等を受けて修正済み。今回の第3四半期開示時点で追加修正は無し。
- 会社予想の前提:詳細は11/07の別資料参照(為替等の前提は本資料では明示無し)。
- 予想の信頼性:第3Q累計で損失が通期想定にほぼ到達しており、第4Qでの広告案件回復や高単価案件の獲得が通期目標達成に直結。過去の予想達成率の傾向は本資料での明示無し。
- リスク要因:為替・広告景気・新規開業動向・人材派遣の日数・人件費上昇・税効果の見直し等が挙げられる。
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準の変更を第1四半期から適用(開示による財務諸表への影響は無しと記載)。
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(当第3四半期累計期間)。
- 連結範囲の変更:無し。
- 開示・IR:通期業績予想の修正等は2025/11/07公表の別資料を参照のこと。
(注)
- 不明箇所や資料に記載のない数値は「–」で示しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9213 |
| 企業名 | セイファート |
| URL | https://www.seyfert.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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