2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対して利益面で大幅下振れ(通期予想は営業利益390百万円、当第2四半期は営業損失464,317千円)。売上高は会社予想との比較で中間進捗率は約41.0%(ほぼ想定よりやや低め)で、利益は明確に未達(下振れ)。
- 業績の方向性:減収(前年同期比売上高△2.2%)・減益(営業損失拡大、親会社株主に帰属する四半期純損失が前年同期比悪化)。
- 注目すべき変化:在庫(商品及び製品)が大幅増加(1,408,642千円 → 1,919,046千円、+36.3%)、これに伴い営業活動によるキャッシュ・フローが大幅な支出に転じた(+963,407千円の支出)。
- 今後の見通し:通期業績予想(2024年3月期)の修正は無し。だが第2四半期時点の利益状況(大幅赤字)とキャッシュ消耗を踏まえると、通期予想達成は利益面でリスクが高い。
- 投資家への示唆:売上構成の一部は回復(百貨店・直営店)がある一方で、通信販売の低下や在庫増・売上債権増が資金繰りを圧迫。短期では在庫・販促投下の是正や中国向け出荷の回復動向(薬事規制の影響など)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ハーバー研究所
- 主要事業分野: 化粧品(基礎化粧品、メイクアップ、トイレタリー)および健康食品・雑貨等の製造・販売(通信販売・百貨店卸・直営店等)
- 代表者名: 代表取締役社長 宮崎 一成
- URL: https://www.haba.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2023年11月10日(四半期報告書提出予定日 2023年11月14日)
- 対象会計期間: 2024年3月期 第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)
- セグメント:
- 単一セグメント(化粧品事業)として集計
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 3,935,000株(自己株式含む)
- 期末自己株式数: 153,481株
- 期中平均株式数(四半期累計): 3,781,519株
- 今後の予定:
- 決算発表(四半期): 四半期報告書提出予定日 2023/11/14
- IRイベント: 記載なし(四半期決算説明会は証券アナリスト・機関投資家向けで開催の有無は“有”)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期、比較は達成率ベース)
- 売上高: 第2四半期累計 5,527,019千円。通期予想13,500,000千円に対する進捗率 41.0%(5,527/13,500)。中間としてはやや低め(年後半の季節性依存の可能性あり)。
- 営業利益: 第2四半期は営業損失 △464,317千円。通期予想 営業利益 390,000千円に対する達成率は算出不能(実績は赤字で大幅下振れ)。
- 純利益: 親会社株主に帰属する四半期純損失 △345,357千円。通期予想 当期純利益 250,000千円に対して明確な下振れ(マイナス)。
- サプライズの要因:
- 売上は微減(△2.2%)にとどまるが、広告宣伝費の増加(広告宣伝・販売促進費 +5.0%)と販売費・一般管理費の合計が高止まりしたことにより営業損失が拡大。
- 在庫増(棚卸資産の増加714,450千円)や売上債権増加が営業CFを大幅悪化させ、資金面での負担が増加。
- 海外(主に中国)向け出荷のずれ込みや日本製品買い控えの影響等、外部環境が回復遅延。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、第2四半期時点の損失・キャッシュ消耗を踏まえると、利益面で予想達成の可能性は低下している(特に営業利益・純利益)。
財務指標
- 財務諸表 要点(千円)
- 売上高(第2Q累計): 5,527,019(前年同期 5,652,567、△2.2%)
- 売上原価: 1,747,683(同 1,744,860、+0.2%)
- 売上総利益: 3,779,336(同 3,907,706、△3.3%)
- 販売費及び一般管理費: 4,243,653(同 4,254,376、△0.3%)
- 営業損失: △464,317(前年同期 △346,669)
- 経常損失: △463,047(前年同期 △324,420)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △345,357(前年同期 △230,748)
- 営業CF: △963,407千円(前年同期 +95,277千円)
- 投資CF: △153,250千円(前年同期 △35,396千円)
- 財務CF: △64,768千円(前年同期 △465,841千円)
- 現金及び現金同等物期末: 3,636,416千円(前期末 4,817,842千円、△1,181,426千円)
- 収益性(対前年同期)
- 売上高: 5,527,019千円(△2.2%、△125,547千円)
- 営業利益(損益): △464,317千円(前年同期は△346,669千円、損失拡大)
- 営業利益率: △8.40%(営業損失/売上高。目安: プラスが望ましい。前年同期 △6.13%より悪化)
- 経常利益: △463,047千円(前年同期 △324,420千円、損失拡大)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △345,357千円(前年同期 △230,748千円、損失拡大)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 約△91.33円(前年同期 △61.02円)
- 収益性指標
- ROE(簡易): 約△3.28%(△345,357千円 ÷ 平均自己資本約10,526,327千円)。目安: 8%以上で良好 → 未達
- ROA(簡易): 約△2.40%(△345,357千円 ÷ 総資産14,408,696千円)。目安: 5%以上で良好 → 未達
- 営業利益率: △8.40%(業種平均は化粧品小売で数%台のプラスが期待されるため悪化)
- 進捗率分析(通期予想に対して)
- 売上高進捗率: 41.0%(5,527/13,500) — 中間としてはやや低め
- 営業利益進捗率: 実績はマイナス(通期予想は390Mの黒字)で大幅未達
- 純利益進捗率: 実績はマイナス(通期予想250M)で大幅未達
- 過去同期間(前年同期)との差: 売上はわずか減だが利益構造は悪化
- キャッシュフロー
- 営業CF: △963,407千円(前年同期 +95,277千円)。主因は棚卸資産増加714,450千円、売上債権増加89,786千円。
- 投資CF: △153,250千円(前年同期 △35,396千円)。主にサーバー入替・ソフトウェア改修等の固定資産取得165,792千円。
- 財務CF: △64,768千円(前年同期 △465,841千円)。長期借入500,000千円の収入はあるが、長期借入金返済413,747千円及び配当支払151,021千円等。
- フリーCF(営業CF-投資CF): △810,157千円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率: 営業CF(△963,407) ÷ 税引前四半期純損失(△468,849) ≈ 2.05(但し損失ベースのため評価注意)
- 現金同等物残高推移: 4,817,842 → 3,636,416(△1,181,426千円)
- 四半期推移(QoQ)
- 前四半期(第1四半期)との比較詳細は記載なし(ただし中計での季節性があるため下期回復を想定している)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 71.3%(安定水準。前期末 73.5%)
- 負債合計: 4,129,687千円(前期末 3,881,572千円、増加)
- 流動比率: 流動資産 9,052,477 ÷ 流動負債 3,025,336 ≈ 299%(流動性は高い)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易): 売上高/総資産 = 5,527,019 / 14,408,696 ≈ 0.38回/年(改善余地)
- セグメント別
- 単一セグメント(化粧品事業)のみの開示
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 5,106千円(当第2四半期)
- 特別損失: 固定資産売却損 8,200千円、固定資産除却損 2,707千円、合計 10,908千円
- 一時的要因の影響: 助成金収入は前年に比べ大幅減(前年は雇用調整助成金等が特別利益として計上)。今回の損益悪化は一時的要因だけでなく販売構造・販管費・在庫増が継続的に影響。
- 継続性の判断: 在庫増・販促費は事業施策に伴う可能性があり、短中期で継続するリスクあり。一方、助成金の減少は一時的。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00円(支払無し)
- 期末配当(会社予想): 40.00円
- 年間配当予想: 40.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り: –(株価情報がないため計算不可)
- 配当性向(会社予想ベース): 40円 / EPS(通期予想66.11円) ≈ 60.5%(高い水準)
- 特別配当: 無し
- 株主還元方針: 自社株買い等の開示無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当第2四半期累計の固定資産取得(有形+無形)計上額約165,792千円(有形取得支出 89,263千円、無形取得支出 76,529千円)。主にサーバー入替・ソフトウェア改修等。
- 減価償却費: 四半期累計 248,041千円
- 研究開発:
- R&D費用: 明示なし(–)
- 主なテーマ: 環境配慮の研究開発、製品リニューアル(例:メイクアップシリーズ一斉リニューアル予定 2024年1月22日)
受注・在庫状況(該当する業種)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 1,919,046千円(前期末 1,408,642千円、+510,404千円、+36.3%)
- 仕掛品: 107,073千円(69,062千円 → +38,011千円)
- 原材料及び貯蔵品: 2,056,567千円(1,890,533千円 → +166,034千円)
- 在庫回転日数等の詳細は記載なし
セグメント別情報
- セグメント: 単一(化粧品事業)
- 品目別売上(第2Q累計、千円、前年同期比)
- 基礎化粧品: 3,630,462(△6.7%)
- メイクアップ化粧品: 452,462(+18.2%)
- トイレタリー: 294,926(+6.4%)
- 健康食品・雑貨等: 1,139,471(+5.3%)
- 販売ルート別(第2Q累計)
- 通信販売(EC含む): 3,264,323(△0.8%)
- 百貨店向卸売: 565,908(+23.3%)
- その他卸売: 1,401,288(△15.0%)
- 直営店: 295,486(+16.8%)
- コメント: 基礎化粧品の減少が全体押下げ、メイクアップや百貨店・直営店は回復傾向。中国向け出荷の遅延等が海外回復を遅らせている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)に基づきLTV向上、IT基幹システム整備、環境配慮の研究開発を優先。
- 進捗事項: 通販と百貨店のポイント統一(2022年11月)、製品リニューアルやプロモーション(TV-CM、YouTubeライブ等)。
- KPI達成状況: 売上面は概ね横ばいだが、収益性・キャッシュ面での目標達成には課題あり。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 開示なし(同業他社比較は–)
- 市場動向:
- 国内はインバウンド回復やイベント活況で一部チャネル回復。
- 中国の薬事関連規制や日本製品の買い控えで輸出に遅れ、海外回復に遅延。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2024年3月期)予想は変更なし(売上高13,500,000千円、営業利益390,000千円、経常利益400,000千円、当期純利益250,000千円、EPS 66.11円)。
- 会社側は予想前提(為替等)を添付資料に記載しているが、詳細は資料参照。
- 予想の信頼性:
- 第2四半期時点の赤字とキャッシュ消耗を踏まえると、利益予想の達成可能性には不確実性(特に利益面)。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料・エネルギー価格、来店・消費者需要の弱まり、海外(中国)向け規制・需給、在庫過多による値引きリスク、助成金等一時収入の減少。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等あり(詳細は添付資料)。
- 四半期連結財務諸表は四半期レビューの対象外(公認会計士/監査法人のレビュー対象外)。
- その他: 助成金収入の構成が前年と異なる(前年は雇用調整助成金等の特別利益が計上されていたが、当期は少額)。
(注)本資料は会社提出の決算短信の記載内容に基づく要約・整理であり、投資判断を直接示すものではありません。不明項目は“–”と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4925 |
| 企業名 | ハーバー研究所 |
| URL | http://www.haba.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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