2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想を上方修正(2025年11月7日公表)。中間実績自体は会社発表の通期想定に対しておおむね順調(進捗率:売上高50.7%、営業利益56.6%、経常利益56.0%、当期純利益56.5%)。市場コンセンサスは提示資料にないため比較不可。
  • 業績の方向性:増収ほぼ横ばい利益(増収増益に近いが営業利益は前年同期比微減)。中間累計は売上高13,289百万円(+6.2%)、営業利益1,517百万円(△0.6%)、親会社株主に帰属する中間純利益1,253百万円(+0.8%)。
  • 注目すべき変化:その他有価証券評価差額金の評価益計上により包括利益が大幅増(中間包括利益2,687百万円、+174.6%)。投資有価証券の時価上昇が純資産やOCIを押し上げている。
  • 今後の見通し:通期予想は上方修正(売上高26,200百万円、営業利益2,680百万円、経常利益3,100百万円、当期純利益2,220百万円)。中間進捗とセグメント動向から現時点で達成可能性は高いと想定(進捗率50-57%)。
  • 投資家への示唆:事業の柱である薬品事業の堅調さと、金融資産の時価上昇による資本増加が目立つ一方、販売費・一般管理費の増加で営業利益が伸び悩む項目がある。配当政策は維持(通期90円予定)で還元は継続。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本化学産業株式会社
    • 主要事業分野:薬品事業(電子工業向け薬品、二次電池関連等)、建材事業(建築用材料等)
    • 代表者名:代表取締役社長 角谷 博樹
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月7日(決算短信)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
  • セグメント:
    • 薬品事業:電子工業向け薬品、二次電池用材料等(売上比率最大)
    • 建材事業:建築用材料等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):20,280,000株
    • 期末自己株式数:819,359株
    • 期中平均株式数(中間期):19,460,593株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月8日
    • 決算説明会:無(補足資料は作成あり)
    • IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(当中間期実績と通期予想に対する進捗)
    • 売上高:中間実績13,289百万円。通期予想26,200百万円に対する進捗率50.7%(達成ペース)
    • 営業利益:中間実績1,517百万円。通期予想2,680百万円に対する進捗率56.6%(やや上振れ進捗)
    • 純利益:中間実績1,254百万円。通期予想2,220百万円に対する進捗率56.5%(やや上振れ進捗)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:薬品事業の販売数量拡大、海外拠点(タイ子会社)の寄与、投資有価証券の評価益(OCI)により純資産増。投資(定期預金の払戻)等で投資CFが大幅改善。
    • 下振れ要因:販売費及び一般管理費の増加が営業利益の伸びを抑制。特別損失(固定資産除却損増加)が発生。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を上方修正(公表日:2025/11/07)。中間実績の進捗はおおむね通期見通しを達成可能な水準(進捗50〜57%)であると判断している。

財務指標

  • 財務諸表の要点(主要数値は百万円)
    • 売上高(中間):13,289(前年同期12,514、+6.2%)
    • 営業利益(中間):1,517(前年同期1,526、△0.6%)
    • 経常利益(中間):1,734(前年同期1,755、△1.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,254(前年同期1,244、+0.8%)
    • 包括利益:2,687(前年同期978、+174.6%)
    • 総資産:56,559、純資産:48,277、自己資本比率85.4%(安定水準)
    • 現金及び現金同等物:15,059(中間期末)
  • 収益性
    • 売上高:13,289百万円(前年同期比+6.2%、増加額+775百万円)
    • 営業利益:1,517百万円(前年同期比△0.6%、△8.8百万円)営業利益率 ≒11.4%(1,517 / 13,289)
    • 経常利益:1,734百万円(前年同期比△1.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,254百万円(前年同期比+0.8%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):64.43円(前年中間63.94円、+0.49円)
  • 収益性指標(通期予想ベースの目安)
    • 予想ベースROE(通期予想2,220百万円 ÷ 平均自己資本約47,378百万円) ≒4.7%(目安:8%未満は改善余地あり)
    • 予想ベースROA(通期予想2,220百万円 ÷ 平均総資産約55,431百万円) ≒4.0%(目安:5%未満は改善余地あり)
    • 営業利益率(中間):約11.4%(業種平均との比較は資料に記載なし)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:50.7%
    • 営業利益進捗率:56.6%
    • 純利益進捗率:56.5%
    • 過去同期間との比較:前年同期対比は増収だが営業利益は微減。進捗は概ね均衡~良好。
  • キャッシュフロー(中間:千円)
    • 営業CF:+1,569,554千円(前年同期+1,825,512千円)
    • 投資CF:+4,427,496千円(前年同期△5,465,471千円)→ 定期預金払戻(+5,100百万円)が主因
    • 財務CF:△1,069,015千円(前年同期△538,104千円)→ 配当支払885百万円等
    • フリーCF(営業+投資):約+5,997百万円(健全)
    • 営業CF / 当期純利益比率:約1.25(1.0以上は健全)
  • 四半期推移(QoQ):四半期ベースの詳細は添付資料参照(本資料は中間累計の提示)。季節性の記載なし。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:85.4%(安定水準)
    • 短期借入金:80百万円(低水準)
    • 流動比率(流動資産33,516 / 流動負債5,326)≈6.29(非常に高い流動性)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細は資料に記載なし(概況:売上拡大に伴い資産効率は維持)。
  • セグメント別(中間実績)
    • 薬品事業:売上11,422百万円(+6.4%)、セグメント利益1,745百万円(+2.8%)→ 主力で利益貢献
    • 建材事業:売上1,867百万円(+4.9%)、セグメント利益275百万円(△1.2%)→ 固定費増で利益微減
    • 調整(本社経費等):△503百万円(前期は△451百万円)→ 管理費の増加が営業利益抑制要因

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 12,348千円(前年は42,041千円)→ 減少
  • 特別損失:固定資産除却損 24,204千円(前年11,559千円)→ 増加
  • 一時的要因の影響:投資有価証券の評価差額金増加(OCI)が大きく、包括利益を押し上げているがこれは評価益であり継続性は市場動向に依存。
  • 継続性の判断:有価証券の評価益は変動要因のため一時的と判断すべき。事業本業の利益は販管費増の影響で圧迫されやすい。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当(2026年3月期中間):45円(前期30円→増配)
    • 期末配当(予想):45円
    • 年間配当予想:90円(直近公表の配当予想から変更なし)
  • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 配当性向(通期予想ベース):90円 / EPS(通期予想114.08円) ≒78.9%(高めの配当性向)
  • 株主還元方針:配当維持・増配傾向。自社株買いに関する記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期)
    • 有形固定資産の取得による支出:1,061百万円(主にリサイクル・パイロットプラント建設等の進捗)
    • 減価償却費:515.9百万円(中間)
  • 研究開発:
    • 無形固定資産等の取得:8.9百万円(資料に明確なR&D費の区分は限定的)
    • 主な取り組み:リサイクル(リチウムイオン電池リサイクルパイロットプラント建設)等、サステナビリティ関連投資を推進

受注・在庫状況(該当業種に関する記載)

  • 在庫状況(中間末)
    • 商品及び製品:1,741百万円(前期2,063百万円、減少)
    • 仕掛品:1,542百万円(前期1,242百万円、増加)
    • 原材料及び貯蔵品:1,662百万円(前期1,723百万円、微減)
    • 在庫合計概算:約4,945百万円(前年同期約5,028百万円、やや減少)
  • 受注状況:資料に受注高・受注残の詳細記載なし(–)

セグメント別情報

  • 薬品事業:売上11,422百万円(+6.4%)、セグメント利益1,745百万円(+2.8%)。国内販売数量増、海外(タイ)の需要拡大が牽引。二次電池用正極材の受託加工は堅調。
  • 建材事業:売上1,867百万円(+4.9%)、セグメント利益275百万円(△1.2%)。新設住宅着工戸数減少等の逆風下で増収だが固定費増で利益は微減。
  • 地域別(記載あり):国内売上10,885百万円、海外売上2,404百万円(中間累計)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2023年10月開始):2030年の目標に向けてリチウムイオン電池リサイクル等を含む成長投資を継続。リサイクルパイロットプラントは計画通り進捗。
  • KPI達成状況:個別KPIの数値は資料に限定的。資本効率改善(ROE)などは現状で通期予想ベース約4.7%と目標値(8%以上)には距離あり。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:電子工業向け需要の緩やかな回復、東アジア・東南アジアでの需要拡大が寄与。二次電池関連はEV販売の伸びに不確実性あり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後):売上高26,200百万円(+3.0%)、営業利益2,680百万円(△6.3%)、経常利益3,100百万円(△3.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,220百万円(△5.8%)
    • 予想修正:有(2025年11月7日発表、上方修正)
    • 会社の前提条件:資料中の「四半期決算短信【添付資料】」に記載の前提参照(為替や原料条件等の具体値は添付参照)
  • 予想の信頼性:中間進捗は通期見通しに整合。過去の予想達成傾向は資料に詳細なし(–)。
  • リスク要因:為替・原材料価格・世界的な需要動向(特に二次電池関連のEV需要)、販売費・一般管理費の増加、投資有価証券の時価変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更等:なし(注記あり)
  • 第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外
  • その他:中間決算では税金費用の計算で年間実効税率見積法を採用

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4094
企業名 日本化学産業
URL http://www.nihonkagakusangyo.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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