2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表予想(据え置き)との修正は無し。市場予想との比較は資料に記載無しのため–。概ね予想通り(修正なし)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比 +5.5%、営業利益は同 △1.7%)。
- 注目すべき変化:二大セグメントとも売上は増加(薬品 +5.3%、建材 +6.8%)。ただし営業費用(販売費及び一般管理費)の増加で営業利益は微減。
- 今後の見通し:通期予想(売上 24,660 百万円、営業利益 2,130 百万円)は据え置き。第1四半期の進捗率は売上で約26%、営業利益で約41%と利益が比較的早い進捗を示しており、通期達成に関する会社の見解は変更なし。
- 投資家への示唆:収益は堅調だが販管費や物流・労務費の上昇が利益に圧迫。配当(年間90円)は据え置き(前年75円から増配見込み)で、配当性向が高め(予想ベースで約97%)となっている点は注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本化学産業株式会社
- 主要事業分野:薬品事業(電子工業向け薬品、二次電池向け受託加工等)、建材事業(建材製品の製造販売)
- 代表者名:代表取締役社長 角谷博樹
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、四半期累計)
- セグメント:
- 薬品事業:電子工業向け等の化学品の製造販売、海外展開(タイ子会社等)
- 建材事業:建材関連製品の製造販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:20,280,000株(自己株含む)
- 期中平均株式数(第1Q累計):19,460,591株
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無(補足資料作成なし)
- 株主総会・IRイベント等:–(資料に未記載)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較・達成率は通期予想に対する第1四半期累計進捗)
- 売上高:6,400 百万円(前年同四半期比 +5.5%)。通期予想 24,660 百万円に対する進捗率 25.95%(≈26.0%)
- 営業利益:878 百万円(前年同四半期比 △1.7%)。通期予想 2,130 百万円に対する進捗率 41.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:792 百万円(前年同四半期比 +1.3%)。通期予想 1,800 百万円に対する進捗率 44.0%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:売上は国内需要回復や海外(タイ)子会社の伸長、製品単価の上昇が寄与。
- 下振れ要因:販管費(労務費、物流費)増で営業利益は前年同期を下回る。特別利益(投資有価証券売却益)が前年同期に比べ大幅減少(42,041 千円 → 9,932 千円)しており、一時益の減少も影響。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。第1Qの利益進捗は進んでいるが、販管費や原材料・物流コスト動向が今後のリスク要因。
財務指標
- 財務諸表の要点(第1Q末 2025/6/30)
- 総資産:54,545 百万円(前期末比 +241 百万円)
- 純資産:46,426 百万円(前期末比 △52 百万円)
- 自己資本比率:85.1%(前期末 85.6% → 非常に高い、安定水準)
- 収益性(第1Q)
- 売上高:6,400 百万円(前年同四半期比 +5.5%/+334 百万円)
- 営業利益:878 百万円(前年同四半期比 △1.7%/△14 百万円)
- 経常利益:1,067 百万円(前年同四半期比 △0.3%/△3 百万円)
- 四半期純利益(親会社株主):792 百万円(前年同四半期比 +1.3%/+10 百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):40.72 円(前年同四半期 40.22 円)
- 収益性指標(通期見込みベース)
- ROE(予想ベース):約 3.88%(1,800 / 46,426、目安:8%以上が良好 → 低め)
- ROA(予想ベース):約 3.30%(1,800 / 54,545、目安:5%以上が良好 → 低め)
- 営業利益率(第1Q):878 / 6,400 = 13.7%(通期予想ベース:2,130 / 24,660 = 8.6%)
- 進捗率分析(第1Q→通期予想比)
- 売上高進捗率:約 26.0%(ほぼ均等配分)
- 営業利益進捗率:約 41.2%(利益が前倒しで進捗)
- 純利益進捗率:約 44.0%
- 過去同期間比較:前年同期は増益だったが、特別損益の違いや販管費増で今年度は営業利益でやや劣後。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)。
- バランスシート上の動き:現金及び預金が15,418 → 20,205 百万円に増加(長期預金の振替による増)。長期預金は7,100 → 2,100 百万円へ減少(短期流動化)。
- フリーCF等の詳細:–(CF計算書未提示)
- 財務安全性:
- 自己資本比率 85.1%(安定水準、目安: 40%以上で安定)
- 有利子負債は少額(短期借入金 140 百万円)、負債合計 8,118 百万円と低レバレッジ
- 効率性・その他:
- 減価償却費(第1Q累計):250,341 千円(前年同四半期 241,329 千円)
- 在庫(商品・仕掛・原材料合計)は前期末から小幅増加
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:9,932 千円(前年同四半期 42,041 千円)→ 一時的収益が減少
- 特別損失:
- 固定資産除却損:1,966 千円(前年同四半期 178 千円)
- 一時的要因の影響:前年同期に比べ特別利益が大幅縮小しており、前年の増益には一時益の寄与が大きかった。第1Qの実質的な営業面は増収だが販管費増で利益が圧迫されている。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益の増減は一時的要因と判断されるが、販管費の構造的増加(物流・労務)は継続的なリスクとなり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間 75.00 円(中間 30、期末 45)
- 2026年3月期(予想):年間 90.00 円(中間 45、期末 45)— 直近の配当予想変更無し
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):約 97.3%(年間配当90 ÷ 予想EPS92.50)→ 非常に高い水準
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料に通期・Q1の設備投資額の詳細は記載無し。ただし
- リチウムイオン電池リサイクルパイロットプラント建設が進捗(建設仮勘定の増加を貸借対照表で確認)
- 減価償却費:第1Q累計 250,341 千円(前年同四半期 241,329 千円)
- 研究開発:R&D費の明細は特段記載無し(–)
受注・在庫状況
- 受注関連:該当記載無し(–)
- 在庫状況:
- 商品・製品:2,063 → 2,140 百万円(増)
- 仕掛品:1,242 → 1,438 百万円(増)
- 原材料及び貯蔵品:1,723 → 1,808 百万円(増)
- 在庫はやや増加している(季節性や生産調整等の影響が考えられる)
セグメント別情報
- 薬品事業:
- 売上高:5,462 百万円(前年同四半期比 +5.3%/+275 百万円)
- セグメント利益:983 百万円(前年同四半期比 +1.5%/+14 百万円)
- コメント:国内電子工業向け回復、海外(タイ)子会社の伸長、二次電池向け受託加工は堅調
- 建材事業:
- 売上高:938 百万円(前年同四半期比 +6.8%/+59 百万円)
- セグメント利益:136 百万円(前年同四半期比 △5.2%/△7 百万円)
- コメント:増収だが労務費・物流コスト増で利益は減少
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2023年10月開始)に基づく施策を推進中。特にサステナビリティ関連(電池リサイクル)や新製品開発を継続。
- KPI進捗:具体的KPI数値は資料に記載無し(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:電子工業向けは緩やかな回復、しかし世界のEV販売台数の伸びに陰りなど不透明要素あり。物流・労務コスト上昇が全般で圧迫要因。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載無し(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上 24,660 百万円(△3.1%)、営業利益 2,130 百万円(△25.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,800 百万円(△23.6%)
- 前提条件・修正:2025年5月14日公表の予想を据え置き。必要があれば速やかに開示。
- 予想の信頼性:第1Qの利益進捗は良好だが、販管費・物流費の動向や一時的特別利益の有無が通期実績に影響。
- リスク要因:為替、原材料・非鉄金属相場、物流費・労務費の上昇、EV市場の伸び鈍化など。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 四半期連結財務諸表に特有の会計処理:有(税効果会計の見積りに基づく四半期税金費用の按分)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第1Qは作成していない(注記あり)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4094 |
| 企業名 | 日本化学産業 |
| URL | http://www.nihonkagakusangyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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