2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:中間決算は会社側の通期予想に対する「進捗」としては、売上高は通期予想に対して良好(進捗率約34.0%)だが、営業利益の進捗は低め(約15.4%)。市場予想との比較は資料に記載なし(――)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+3.7%/営業利益+703.0%/親会社株主に帰属する中間純利益+895.2% vs 前年同期)
- 注目すべき変化:前年同期比で営業利益・純利益が大幅改善。主因は(1)履行義務の進捗見積りによる収益認識範囲拡大の影響(中間で売上高 +2,868百万円、営業利益等 +1,684百万円)および(2)投資有価証券売却益(特別利益 約750百万円)の計上。
- 今後の見通し:通期業績予想に変更なし(2026/3 通期 売上230,480百万円、営業利益17,660百万円、当期純利益13,380百万円)。ただし季節性(第4四半期に完成引渡集中)により下期寄与が想定され、営業利益進捗が低い点は留意。
- 投資家への示唆:中間での利益改善は一時的要因(会計方法の適用拡大・有価証券売却等)が寄与しているため、通期での持続性はセグメント進捗・下期受注・施工進捗を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本電設工業株式会社
- 主要事業分野:鉄道電気工事、一般電気工事、情報通信工事、環境エネルギー工事、関連事業(不動産賃貸・ビル管理、保守点検、資材販売、ソフト開発、設計等)
- 代表者名:代表取締役社長 安田 一成
- URL:https://www.densetsuko.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期(中間期)、連結)
- 決算補足説明資料:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント(名称と概要):
- 鉄道電気工事部門:JR各社、公営・民営鉄道向けの設備更新・保守等
- 一般電気工事部門:データセンター等民間大型設備投資や基幹設備更新
- 情報通信工事部門:ネットワーク等通信系工事
- 環境エネルギー工事部門:再生可能エネルギー等関連工事
- 関連事業等:不動産賃貸・ビル管理、保守点検、資材販売、ソフト開発、設計等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):61,537,219株(2026/3 中間期)
- 期末自己株式数:3,164,915株(2026/3 中間期)
- 期中平均株式数(中間期):58,423,557株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 株主総会・IRイベント等:–(資料に記載の具体日程なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ。中間の会社予想はなしのため、通期比で進捗を評価)
- 売上高:78,419百万円。通期予想230,480百万円に対する進捗率 78,419 / 230,480 = 約34.0%(中間時点での進捗は良好)
- 営業利益:2,721百万円。通期予想17,660百万円に対する進捗率 = 約15.4%(進捗は低め)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,831百万円。通期予想13,380百万円に対する進捗率 = 約21.2%
- サプライズの要因:
- 主因:履行義務の充足に係る進捗度見積りの適用範囲拡大により、当中間期で売上高 +2,868百万円、営業利益等 +1,684百万円が上乗せ(会計処理の適用拡大による寄与)
- 加えて投資有価証券売却益(特別利益 約750百万円)が発生
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず。中間の利益押上げ要因の一部は会計処理の変更・一時的な有価証券売却益によるため、下期で同程度の寄与がない場合は下期業績での挽回が必要。季節性(第4四半期に売上・利益集中)も考慮すると、通期見通し達成は受注・施工進捗に依存。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:269,007百万円(前期末 296,388百万円、△273.8億円)
- 純資産:211,077百万円(前期末 209,649百万円、+14.28億円)
- 自己資本比率:73.3%(前期末 66.0%)(安定水準)
- 流動資産合計:142,587百万円、流動負債合計:40,385百万円 → 流動比率 ≒ 353%(高い流動性)
- 負債合計:57,930百万円 → 総資産比負債率 ≒ 21.5%(低レバレッジ)
- 収益性(当中間期:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:78,419百万円(前年同期 75,625百万円、+2,793百万円、+3.7%)
- 営業利益:2,721百万円(前年同期 338百万円、+2,383百万円、+703.0%)
- 営業利益率:2,721 / 78,419 = 3.47%(前年同期 0.45%)
- 経常利益:3,607百万円(前年同期 1,038百万円、+247.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,831百万円(前年同期 284百万円、+895.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):48.47円(前年同期 4.83円、+900%)
- 収益性指標(参考・年換算の注意表記あり)
- ROE(簡易計算、中間純利益÷平均株主資本):中間純利益2,831百万円 ÷ 平均株主資本約177,646百万円 = 1.59%(中間ベース)。年換算ベースでは概ね3.2%程度(目安)。(目標8%以上と比べ低い)
- ROA(中間純利益÷平均総資産):2,831 ÷ 282,697 ≒ 1.00%(中間ベース)。年換算で約2.0%(目安5%以上で良好のため低い)
- 営業利益率:3.47%(業種によるが、同社では前年同期比で大幅改善)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:約34.0%(通期の約1/3)
- 営業利益進捗率:約15.4%(通期の約1/6。季節性で第4Qに利益集中するため一概に不振とは言えない)
- 純利益進捗率:約21.2%
- 過去同期間との比較:前年同期は営業利益ほぼブレークイーブンだったため、利益ベースは改善
- キャッシュフロー:資料に中間キャッシュフロー計算書の明示なし → 営業CF/投資CF/財務CF等は資料上「–」
- 現金預金残高:8,997百万円(前期末 14,979百万円、減少)
- フリーCF:–(データなし)
- 営業CF/純利益比率:–(データなし)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの内訳は資料に詳細版がないため記載なし(季節性として第4四半期に売上高集中)
- 財務安全性:
- 自己資本比率 73.3%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動比率 ≒ 353%(高い流動性)
- 負債比率(負債合計/純資産) ≒ 27.5%(低い)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は追加データなし(売上高/総資産 = 78,419 / 269,007 ≒ 0.29回/年)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益 750百万円(当中間期)
- 固定資産売却益 1百万円
- 特別利益合計 751百万円
- 特別損失:
- 固定資産除売却損 75百万円
- 一時的要因の影響:
- 会計処理適用範囲拡大による売上・利益上乗せ(売上+2,868百万円、営業利益等+1,684百万円)と投資有価証券売却益が中間利益を押上げた。これらを除いた「継続的な営業力」を見る際は、これら一時要因を控除したベースを確認する必要あり。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的。会計方針の変更(適用範囲拡大)は継続的効果が一部ある可能性もあるが、今後の受注・施工進捗で業績は左右される。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):年間合計 90.00円(期末90.00円、期中無配)
- 2026年3月期(予想):期中(第2四半期末)無配、期末 92.00円、年間合計 92.00円(前回公表から修正なし)
- 配当性向(参考・概算):
- 通期当期純利益予想 13,380百万円に対し、想定株主数(発行済−自己株)約58,372,304株を用いると総配当額 ≒ 92円×58,372,304 ≒ 5,368百万円。配当性向 ≒ 5,368 / 13,380 ≒ 約40.1%(概算)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買いの記載なし(2026/3 中間期は実施なし)
設備投資・研究開発
- 主な投資・開発テーマ:–(資料に記載なし)
受注・在庫状況(該当)
- 受注高(連結・中間)
- 合計受注高:96,473百万円(前年同期 93,678百万円、+2,795百万円、+3.0%)
- セグメント別受注高(当中間期・前年同期比):
- 鉄道電気工事:52,630百万円(+19.3%)
- 一般電気工事:28,939百万円(+6.4%)
- 情報通信工事:11,699百万円(△30.7%)
- 環境エネルギー工事:1,240百万円(△64.2%)
- 関連事業等:1,962百万円(△2.2%)
- 連結繰越高(受注残):2,022億円(前年同期比 +5% と高水準を維持)
- 在庫(棚卸資産):未記載(建設業のため未成工事支出金等は 10,336百万円に増加)
- 未成工事支出金等:10,336百万円(前期末 4,517百万円)
- Book-to-Bill(受注/売上比):受注高96,473 / 売上高78,419 ≒ 1.23(受注は売上を上回る)
セグメント別情報
- セグメント別売上高(当中間期・前年同期比)
- 鉄道電気工事:44,370百万円(+11.6%)
- 一般電気工事:20,310百万円(△13.2%)
- 情報通信工事:9,323百万円(+9.7%)
- 環境エネルギー工事:1,991百万円(+14.8%)
- 関連事業等:2,423百万円(+8.6%)
- 合計:78,419百万円(+3.7%)
- 主なポイント:
- 鉄道電気工事が受注・売上ともに回復・拡大(受注高 +19.3%、売上高 +11.6%)で全体を牽引
- 情報通信・環境エネルギーでは受注の昨年大型案件の反動で受注高が減少した区分がある(受注で情報通信△30.7%、環境エネルギー△64.2%)だが、売上高は前年同期比で増加している区分もある(情報通信売上+9.7%、環境エネルギー売上+14.8%)
- 地域別売上:資料に詳細な地域別内訳の記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期計画の詳細記載なし(–)
- KPI達成状況:受注残高(繰越高)2,022億円により工事基盤は堅持しているものの、営業利益率やROEは中期目標と比較して低めの可能性あり(中期目標が未提示のため詳細は–)。
競合状況や市場動向
- 競合他社比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)
- 市場動向:公共投資や鉄道関連の設備更新、データセンター建設、既存建物設備更新需要などは追い風。一方、為替や原材料価格上昇、米国の通商政策による景気リスク等が下押しリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高 230,480百万円(+6.2%)、営業利益 17,660百万円(△1.5%)、経常利益 18,900百万円(△2.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 13,380百万円(+1.4%)
- 会社予想の前提:添付資料「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の具体前提は資料中に詳細記載があるページ参照)
- 予想の信頼性:当社は第4四半期に売上完成が集中する特性があるため、中間の低い営業利益進捗は季節性要因で説明可能。通期達成は下期の施工完了・受注確保の状況に依存。
- リスク要因:受注動向、施工遅延、原材料価格・人件費上昇、為替・景気の下振れ、会計方針変更の影響逆回転等。
重要な注記
- 会計方針:中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用はなし。だが、履行義務の充足に係る進捗度見積りの適用範囲拡大を実施(影響は上記の通り)。
- その他重要事項:中間連結財務諸表は監査法人のレビュー対象外(注意)。
(注記)
- 不明な項目は資料に記載がなかったため「–」としてあります。
- 数値は会社提出の決算短信(百万円未満切捨て)に基づく。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1950 |
| 企業名 | 日本電設工業 |
| URL | http://www.densetsuko.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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