2025年12月期 第3四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 第3四半期までの進捗を踏まえ、基幹サービス(特に「re-quest/QJ navi」)の回復が想定より遅れたこと、また「beauqet」の大型案件受託が時期ずれしたため通期業績予想を下方修正。株主還元(期末配当)は変更せず維持。
- 業績ハイライト: 3Q累計で売上高1,429,823千円(前年同期比89.8%)、営業損失93,191千円(営業利益率 -6.5%)、四半期純損失128,033千円。主要因は広告求人サービスの売上減(掲載数・掲載単価の低下)と大型案件の時期ずれ。
- 戦略の方向性: MAツール導入やSNS/インフルエンサーマーケティング強化による応募数回復、販促キャンペーン継続による掲載件数回復、海外研修や教育サービスの拡大による成長補完、クロスセル推進。
- 注目材料: 通期業績予想の下方修正(2025/11/7修正)/ただし期末配当予想は維持(年間12円、配当性向予想34.4%)/教育(海外研修等)が大きく好調(3Q累計で売上・粗利とも前年超)。
- 一言評価: コア商品の回復遅れで短期業績は悪化したが、教育関連の追い風と具体的施策は示されており回復のための着手は確認できる。
基本情報
- 企業概要: 会社名 株式会社セイファート(英語表記 SEYFERT LTD.)、設立 1991年7月、所在地 東京都渋谷区渋谷3-27-11、従業員数 130名(2025年9月末、グループ)、代表者 代表取締役社長 長谷川 高志。
- 報告期間: 対象会計期間 2025年12月期 第3四半期累計(1-9月期)、報告書提出予定日 –、配当支払開始予定日 –(ただし中間配当は実施済)。
- セグメント: 単一セグメント「サロンサポート事業」を提供商品ごとに3サービスで開示
- 広告求人サービス:美容師・美容学生向け求人サイト、就職フェア、雑誌、プロモーションメディア、タブレット・レンタル 等
- 紹介・派遣サービス:美容師人材紹介(agent)、人材派遣(casting)、ヘアメイク手配 等
- 教育(その他)サービス:海外研修、資格証明、海外美容室運営(米国拠点) 等
業績サマリー(単位:千円、前年比は資料数値または計算値)
- 主要指標(2025年12月期 第3四半期累計)
- 売上高:1,429,823千円(前年同期比 89.8% 減少 △162,989千円) — 目安:減収(悪い)
- 売上総利益:816,634千円(売上総利益率 57.1%、前年同期比 87.1% 減少 △120,838千円) — 目安:粗利率低下(悪い)
- 販管費:909,825千円(売上比63.6%)、前年同期比 99.7%(△2,759千円) — 目安:ほぼ横ばい
- 営業利益:△93,191千円(営業利益率 -6.5%)、前年同期比 △118,078千円(前年同期比 △474.6%) — 目安:大幅な減益(悪い)
- 経常利益:△94,791千円、前年同期比 △121,943千円(前年同期比 △449.3%) — 目安:大幅減益(悪い)
- 四半期純利益:△128,033千円、前年同期比 △145,461千円(前年同期比 △834.7%) — 目安:大幅赤字転落(悪い)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
- 会社予想との比較
- 2025年12月期 通期:2025/11/7に通期予想を下方修正(期首予想 売上 2,238,767千円 → 修正 1,934,085千円)
- 3Q累計実績は通期修正予想に対する達成率(進捗):
- 売上進捗率:1,429,823 / 1,934,085 = 約74.0%
- 営業利益進捗率:△93,191 / △97,499 = 約95.6%(両者マイナスのため計算上の比率)
- 当期純利益進捗率:△128,033 / △134,393 = 約95.2%
- 会社は「2/14公表の期初予想は達成困難」と判断し下方修正。第3Qまでの進捗から通期達成は厳しい旨を表明。
- サプライズの有無: 通期下方修正(発表済)および第3Qで大幅赤字に転じた点がネガティブサプライズ。
- セグメント別状況(3Q累計、前年同期比)
- 広告求人サービス:売上高 923,746千円(前年同期比 82.5%:△196,345千円)、売上総利益 608,968千円(前年同期比 81.6%:△137,666千円)。寄与率:売上の約64.6%(3サービス中最大)。要因は「re-quest/QJ navi」の応募数低迷・掲載単価低下、「beauqet」の大型案件時期ずれ。
- 紹介・派遣サービス:売上高 250,335千円(前年同期比 91.5%:△23,296千円)、売上総利益 89,569千円(前年同期比 90.3%:△9,589千円)。一部製品(ヘアメイク等)は好調だが、派遣の稼働低下で低調。
- 教育(その他)サービス:売上高 255,741千円(前年同期比 128.5%:+56,652千円)、売上総利益 118,096千円(前年同期比 128.8%:+26,417千円)。「海外研修」「資格証明」「米国美容室運営」が大幅伸長。寄与率約17.9%。
業績の背景分析
- 業績概要: 広告求人サービス(基幹)の回復遅れと大型プロモ案件の時期ずれが全体業績を押し下げる一方、教育関連(海外研修、資格認定、米国店舗運営)は大きく伸長し全社の下支えになっている。
- 増減要因:
- 減収の主要因
- 「re-quest/QJ navi」:応募件数獲得ペースが想定を下回り、掲載件数・掲載単価が低下(応募件数は第3Q累計で予想比63.9%、掲載単価は前年同期比85.5%)。
- 「beauqet」:前期受託の大型案件が当期は第3Qまで受託できず、案件数・単価が大幅減。
- 増益/減益の主要因
- 売上総利益の大幅減少が営業利益を圧迫。
- 販管費はほぼ横ばいだが、給料手当の増加、支払報酬(人事制度改定に伴うコンサル料等)の増、減価償却費の増等が影響。
- 一方で役員報酬の減額や販売促進費・賞与の減少が費用面での抑制要因。
- 競争環境: 求人・採用メディアは競合のマーケティング投資拡大により応募獲得競争が激化。掲載単価・リピート率向上のためのユーザー体験(応募導線、CVR)改善が課題。
- リスク要因: 大型案件の受注時期変動による業績変動、広告効果低下(応募数)、人的コストの上昇、景気・採用需要の変動、為替や海外研修の渡航制約(だが現在は増加傾向)、サプライチェーン影響は限定的。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 「re-quest/QJ navi」の応募数回復 → MAツール導入、SNS配信強化、広告宣伝改善、Webマーケティング人材招聘。
- 「beauqet」成長戦略 → SNSインフルエンサーマーケティング拡大、メーカー直取引の開拓、案件ラインナップ拡大。
- 教育(海外研修)拡大 → City & Guildsとの連携を活かし英国からの来日研修誘致を強化(第3Q累計実施回数 15回、前年同期5回)。
- クロスセル施策 → 学生向けチャネルを活用した他サービスとの連携。
- 進行中の施策:
- 第3QでMAツール導入、応募導線のUI改修(資料請求カート等、2月実装)、販促キャンペーン継続。
- 大規模就職フェアのリアル開催による出展単価向上(新卒採用商品は堅調)。
- セグメント別施策:
- 広告求人:掲載件数回復(第3Qで前年比103.4%の増加傾向)、CVR向上施策、掲載単価低下に対するプラン改定。
- 紹介・派遣:企業案件開拓、面談数増加策、派遣美容師数の増加に注力。
- 教育:来日研修誘致(〜約30校目標)、プログラム拡販(「7つの習慣×セルフコーチング」導入)。
- 新たな取り組み: MAツール・SNS配信強化、Beauty Fame等インフルエンサーマーケティング展開、タブレット・レンタルでの広告案件獲得強化。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 修正予想 2025/11/7)
- 売上高:1,934,085千円(期首予想 2,238,767千円への下方修正、期首比 86.4%、対前年同期 90.8%)
- 売上総利益:1,109,205千円(売上総利益率 57.4%)
- 販管費:1,206,703千円
- 営業利益:△97,499千円(期首想定の黒字から赤字へ大幅修正)
- 経常利益:△99,792千円
- 当期純利益:△134,393千円
- 予想の前提条件: 為替等の前提は資料に明示なし(予想前提は–)。主たる前提は「第4Qでの掲載件数・応募数改善と大型案件受注の可能性」だが、確度は高くない旨。
- 予想修正:
- 通期は期首予想から下方修正(売上 △304,682千円、営業利益 △168,194千円)。
- 修正理由は主に「re-quest/QJ navi」の売上回復遅延と「beauqet」の大型案件未受注。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 主要KPIは総掲載件数・応募件数等。第3Q累計で掲載件数は前年同期比95.1%(第3Q単体は103.4%)、応募件数は予想比63.9%と回復が遅い。
- 中期計画の数値目標は資料に明示的な数値目標(売上・利益KPI)は無し → 中期KPI進捗は掲載件数や海外研修回数等で判断。
- 予想の信頼性: 第3Qの進捗で通期予想を下方修正しており、足元の予想は保守的に修正済み。ただし第4Qの大型案件受注や広告応募回復による変動が大きい点に注意。
- マクロ経済の影響: 採用市場の需給(美容業界特有の需要)、広告市場の競争、渡航制限等が影響要因。為替・金利については資料上の影響言及は無し。
配当と株主還元
- 配当方針: 成長投資と財務状況を勘案しつつ「安定的且つ継続的な配当」を実施する方針。
- 配当実績・見通し:
- 中間配当(支払済):1株当たり5円(2025/12期中間)
- 期末配当(予想):1株当たり7円(通期下方修正後も変更なし)
- 年間配当予想:12円(配当性向予想 34.4%)
- 特別配当: なし
製品やサービス
- 主要製品/サービス(概要)
- re-quest/QJ navi(美容師向け求人サイト):コア商品。応募数・掲載単価の回復が業績鍵。
- re-quest/QJ 就職フェア・雑誌(新卒採用商品):出展単価改善で堅調。
- beauqet(美容室プロモーションメディア):大型案件依存のため時期ずれで減収、タブレット・レンタルは堅調。
- re-quest/QJ agent / casting(人材紹介・派遣):ヘアメイクは好調、派遣は派遣美容師数低下で低迷。
- 教育関連(海外研修、資格証明、米国サロン運営):海外研修が大きく伸長し成長ドライバーに。
- 協業・提携: 英国 City & Guilds との提携を活用したプログラム(来日研修等)。SEYFERT International USA, Inc.による米国運営。
- 成長ドライバー: 海外研修拡大、資格プログラム普及、MAツール+SNSでの応募数改善、beauqetの直取引拡大、タブレット・レンタルの広告案件増加。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 全体として「課題認識+実行による回復努力」を強調する中立~慎重(やや弱気寄り)のトーン。通期下方修正や施策提示から、問題点は認識し対策を進めている姿勢。
- 重視している話題: 「re-quest/QJ navi」の応募回復施策、教育(海外研修)の拡大、beauqetの受注回復・単価改善。
- 回避している話題: 第4四半期の具体的な大型案件受注確度・時期については詳細言及が少ない(不確定要素として扱っている)。
- ポジティブ要因:
- 教育(その他)サービス(海外研修等)の急成長が全社業績を下支え。
- 掲載件数は第3Qで回復傾向(第3Q単体で前年同期比103.4%)。
- MAツール導入やSNS施策など、具体的な改善策を実行中。
- 配当方針は維持(年間12円)で株主還元は継続。
- ネガティブ要因:
- 基幹商品である「re-quest/QJ navi」の応募回復が想定より遅く、掲載単価低下・リピート率向上が課題。
- 「beauqet」等の大型案件の受注時期不確実性が業績変動を招く。
- 第3Qで大幅赤字転落(営業・純損失)による財務面の弱含み。
- 不確実性:
- 第4Qでの大型案件受注の有無、広告施策の効果が回復のカギ。
- 採用市場の需給動向や競合の広告投資動向。
- 注目すべきカタリスト:
- 第4四半期の大型案件受注(beauqet)発表の有無
- re-quest/QJ navi の応募件数・掲載単価の改善状況(四半期データ)
- 海外研修の新規受注数・来日校数の増加
- 次回の業績修正や四半期決算発表
重要な注記
- 会計方針: 資料に記載されている会計処理は日本基準で表示、特段の会計方針変更の記載なし。
- リスク要因: 開示のとおり、業績見通しは外部環境や不確実要因で大きく変動し得る旨の注意喚起あり。
- その他: 本資料は監査を受けていない点、将来見通しは仮定に基づく旨のディスクレーマー有。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9213 |
| 企業名 | セイファート |
| URL | https://www.seyfert.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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