2025年12月期 第4四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:売上高は2,740百万円、営業利益は53百万円で「営業黒字化(通期での黒字化に向けた進捗)」を確認したが、経常損失・四半期純損失は継続(経常損失4.6百万円、四半期純損失83.8百万円)。
  • 注目すべき変化:サブスクリプション中心の「マーケティングクラウド事業」が堅調(ストック型売上が順調でストック売上1,769.9百万円、契約アカウント575件:前期末比+3.6%)。また、第3回転換社債の転換等により資本金・資本準備金が増加し純資産が改善(純資産合計929百万円、自己資本比率47.8%)。
  • 今後の見通し:会社は通期業績予想を修正済み(通期:売上3,150百万円、営業利益50百万円、経常損失△10百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△90百万円)。営業利益は既に通期見通しを上回る進捗で、通期予想達成は現時点で「可能性が高い」と判断できるが、一時的な特別損失や残存期間の業績変動に注意。
  • 投資家への示唆:ストック型(サブスクリプション)収益の拡大と人件費・採用抑制等によるコスト改善が営業黒字化を後押し。特別損失(社債償還損等)の影響を除いた実力は改善傾向にあるが、最終損益は依然赤字であり、純資産改善の継続や収益性の持続が鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社シャノン
    • 主要事業分野:マーケティングオートメーション等のSaaS(MA、CMS等)を中心とするマーケティングクラウド事業およびイベント支援のイベントクラウド事業
    • 代表者名:代表取締役CEO 山崎 浩史
    • URL:https://shanon.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月12日
    • 対象会計期間:第4四半期連結累計期間(2024年11月1日~2025年10月31日)。注:2025年12月期は決算期変更の経過年で14か月の変則決算(2024/11/1~2025/12/31)が対象のため、前年比較は基本的に記載なし。
    • 決算補足説明資料作成:有(決算説明動画配信予定)
  • セグメント:
    • マーケティングクラウド事業:MA/CMSのサブスクリプション(ストック)および導入/コンサル等のフロー、デジタル広告、ジクウのメタバース等付随サービスを含む
    • イベントクラウド事業:SMPを用いたイベント支援(リアル/バーチャル含む)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む):5,926,200株(2025年12月期4Q末)
    • 期中平均株式数(四半期累計):5,241,451株
    • (参考)前期(2024年10月期)期末:3,180,700株(転換等で増加)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:有(ウェブサイトで決算説明動画配信予定)
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社通期予想との比較※通期予想は2025/11/1~2025/12/31を含む14か月ベースの修正予想)
    • 売上高:実績(累計)2,740百万円 / 通期予想3,150百万円 → 達成率 約87.0%
    • 営業利益:実績53.9百万円 / 通期予想50百万円 → 達成率 約107.8%(既に通期予想を上回る)
    • 経常利益:実績△4.6百万円 / 通期予想△10百万円 → 通期想定より改善
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績△83.8百万円 / 通期予想△90百万円 → 通期想定より改善(進捗率約93.1%(損失ベース))
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:サブスクリプション(ストック)売上の順調推移、イベントクラウドの回復(大型イベント増加)、採用抑制と人員再配置による販管費の削減、のれん償却の低下
    • ネガティブ/一時要因:社債償還損等の特別損失(61,446千円)、保険解約損33,223千円、固定資産除却損13,874千円等
  • 通期への影響:営業利益は既に通期見込みを上回っており、通期目標の達成可能性は高いが、特別損失や残余の変動要因(追加の譲渡や一時費用等)が最終損益に影響する可能性あり。会社は通期予想を修正済み(詳細は別公表資料参照)。

財務指標

(単位は原資料に準拠。金額は百万円表記を併用)

  • 損益(当第4四半期連結累計 2024/11/1~2025/10/31)
    • 売上高:2,740,261千円(=約2,740百万円) (前年同期比:決算期変更により対前年同四半期増減率は記載なし)
    • 売上総利益:1,797,109千円
    • 販売費及び一般管理費:1,743,212千円
    • 営業利益:53,897千円(営業利益率 ≒ 1.97%(良否の目安:業種により差あり))
    • 経常損失:△4,567千円
    • 四半期純損失(親会社株主に帰属):△83,782千円
    • 1株当たり四半期純利益:△15.98円(累計)
  • 収益性指標(目安算出)
    • 営業利益率:約1.97%(セグメント構成上、全社費用の集中に留意)
    • ROE(参考)= 四半期純損失△83,782千円 ÷ 自己資本926,000千円 ≒ △9.1%(目安:8%以上が良好 → 低い/マイナス)
    • ROA(参考)= △83,782千円 ÷ 総資産1,939,041千円 ≒ △4.3%(目安:5%以上が良好 → 低い/マイナス)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約87.0%
    • 営業利益進捗率:約107.8%
    • 純利益(損失)進捗率:約93.1%(損失ベース)
    • 過去同期間比較:決算期変更により直接比較不可(会社注記)
  • キャッシュ・フロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当期は未提示)。ただし、現預金は増加(現金及び預金:1,028,606千円 ← 前期763,133千円)で流動性は改善。
  • 財政状態(貸借対照表ポイント、千円)
    • 総資産:1,939,041千円(前期末2,169,482千円 → 230,440千円減)
    • 流動資産:1,360,795千円
    • 負債合計:1,009,617千円(前期2,222,025千円 → 大幅減、主因:社債償還等)
    • 純資産合計:929,423千円(前期△52,542千円 → 大幅改善、主因:転換社債の転換による資本増)
    • 自己資本比率:47.8%(安定水準)
    • 流動比率:流動資産1,360,795千円 ÷ 流動負債971,215千円 ≒ 1.40(140%)(目安:100%以上で短期支払い余裕あり)
    • 長期負債の減少:社債が期末で消滅(前期1,174,046千円→当期0)、長期借入金も減少
  • 四半期推移(QoQ):–(資料に四半期毎の詳細推移は限定的、通期累計値中心)
  • セグメント別(当第4四半期累計)
    • マーケティングクラウド事業:売上2,235,902千円、セグメント利益323,993千円(ストック売上1,769,886千円、フロー売上466,016千円、契約アカウント575件:前期末比+3.6%、ストック売上前年同期比約+10%(会社注))
    • イベントクラウド事業:売上504,359千円、セグメント利益74,156千円(リアルイベント回復で増収増益)
    • セグメント合計利益:398,150千円 → 全社費用(調整額)△344,253千円を差し引き営業利益53,897千円

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:事業譲渡益 15,008千円
  • 特別損失:社債償還損 61,446千円、保険解約損 33,223千円、固定資産除却損 13,874千円 等(特別損失合計 61,446千円と表示されているが、営業外費用等に保険解約損等計上)
  • のれん償却:11,169千円(当期)
  • 減価償却費(のれん除く):158,076千円
  • 一時的要因の影響:社債償還損など一時的要因で当期の純損失を押し上げている面がある。営業ベースでは改善が見られるため、特別損失除くと収益状況は相対的に良好。
  • 継続性判断:社債償還損等は一時的要因(社債償還に伴う)で、同種の費用が継続するかは今後の資本構成次第。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当:0.00円(予定/実績)
    • 期末配当:0.00円(予想)
    • 年間配当予想:0.00円(修正なし)
    • 配当利回り:–(株価未考慮)
    • 配当性向:–(赤字のため参考値なし)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:明示なし(投資その他の資産が減少し投資残高は前期355,337千円→98,487千円に減少。主因は保険積立金の減少等)
  • 減価償却費:158,076千円(当期累計)
  • 研究開発費(R&D):明示なし(記載が無いため –)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残の記載なし(–)
  • 在庫状況:仕掛品33,010千円(前期26,876千円)等。詳細な在庫回転日は記載なし。

セグメント別詳細(要点)

  • マーケティングクラウド事業:
    • 売上:2,235,902千円、セグメント利益:323,993千円
    • ストック型売上(サブスク)1,769,886千円(前年同期比約+10%の伸長と会社言及)
    • 契約アカウント:575件(前期末比+3.6%)
    • 備考:広告事業・メタバース等を「マーケティングクラウド事業」に統合(事業再編)
  • イベントクラウド事業:
    • 売上:504,359千円、セグメント利益:74,156千円
    • 備考:リアルイベント回帰で増収増益

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内での個別KPIの更新は限定的。主要戦略は「収益性重視」「サブスクリプションへの経営リソース集中」「財務体質改善」。
  • KPI達成状況:ストック売上や契約数は増加しており、KPIの一部は順守・改善傾向。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:クラウドサービス利用企業比率は上昇(総務省調査で80.6%(前年77.7%))、MA分野は年平均成長率3.2%(2024–2029)、当社関連領域を含めた市場は10.2%の成長見込み(富士キメラ総研)。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は資料に明確な比較なし(–)。ただし、サブスクリプション比率の向上はSaaS企業としての重要ポイント。

今後の見通し

  • 業績予想(会社発表・修正済)
    • 通期(2025年12月期:2024/11/1~2025/12/31)予想:売上3,150百万円、営業利益50百万円、経常利益△10百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△90百万円、EPS△16.86円
    • 予想修正の有無:有(同日公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
    • 会社予想の前提:資料に為替等の具体前提は限定的(–)
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向についての詳細は記載なし。今回の累計実績は営業利益面で通期予想を上回る進捗であるため、営業ベースは比較的信頼できるが、一時損失等の影響で最終利益に変動の余地あり。
  • リスク要因:市場競争、顧客の導入判断・イベント開催状況、為替・金利(社債償還等のコスト)、一時費用の発生等。

重要な注記

  • 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を期首より適用(四半期連結財務諸表への影響はなしとの注記)。
  • 決算期変更:2025年4月の定款変更により決算期を10月31日→12月31日へ変更。2025年12月期は変則の14か月決算のため、前年比較は原則記載なし。
  • その他:第3回無担保転換社債型新株予約権の転換等により資本増加(資本金・資本準備金合計で534,355千円の増加)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3976
企業名 シャノン
URL http://www.shanon.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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