2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなく、発表数値は会社予想と整合(通期予想からの修正なし/市場予想との差は資料に記載なし)。進捗率は売上高約75.7%、営業利益約77.4%、親会社株主帰属純利益約78.8%で通期達成は現時点で「概ね順調」と判断できる水準。
- 業績の方向性:増収減益(売上高+3.5%、営業利益△24.4%、親会社株主帰属純利益△30.5%)。
- 注目すべき変化:売上は増加したが、売上原価・販売費及び一般管理費の増加で営業利益率が低下(営業利益率2.46%←前年3.37%)。原材料・資材価格高騰の影響と商品構成・販管費増が主因。
- 今後の見通し:通期予想(売上 128,700百万円、営業利益 3,100百万円、当期純利益 2,300百万円)に修正なし。ただし国際情勢・円安等の外部要因による不確実性は継続。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが利益率低下が顕著。コスト転嫁(2023年6月からの値上げ)や原価低減策の進捗、販管費抑制、フリーCFの改善状況を注視すべき。株主還元は強化(期末に5円の記念配当含む期末配当および自己株式取得の実施決議)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:クリナップ株式会社
- 主要事業分野:住宅及び店舗・事業所用設備機器関連事業(システムキッチン等の製造・販売、ショールーム運営等)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 竹内 宏
- URL:https://cleanup.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月6日(四半期決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月14日
- セグメント:
- 単一報告セグメント(住宅及び店舗・事業所用設備機器関連事業)。その他事業は重要性が低く省略。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):37,442,374株(2024年3Q)
- 期末自己株式数:551,415株(2024年3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):36,890,983株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出:2024年2月14日
- 自己株式取得(決議):取得期間 2024年2月7日~2024年2月29日、上限825,800株、上限取得価額 700百万円(株主還元・資本効率向上目的)
- 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との比較=進捗率)
- 売上高:97,434百万円 → 通期128,700百万円に対して進捗率 75.7%
- 営業利益:2,397百万円 → 通期3,100百万円に対して進捗率 77.4%
- 親会社株主帰属四半期純利益:1,812百万円 → 通期2,300百万円に対して進捗率 78.8%
- サプライズの要因:
- 売上は増加したが、売上原価や販管費の増加(原材料・資材費高騰、販促・ショールーム投資等)で営業利益が大幅減。商品価格改定(2023年6月開始)は行ったがコスト上昇を十分に吸収できていないことが主因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き(2023年10月31日公表数値に変更なし)。第3四半期時点の進捗は通期達成可能水準だが、原材料価格や為替の変動が続くためリスクは残る。
財務指標
(単位:百万円、前年同期比は会社資料)
- 損益(第3四半期累計 2023/4-2023/12)
- 売上高:97,434(+3.5%、前年94,112)
- 売上総利益:31,359(前年30,591)
- 販売費及び一般管理費:28,961(前年27,419)
- 営業利益:2,397(△24.4%、前年3,171) 営業利益率 2.46%(前年3.37%)
- 経常利益:2,822(△21.5%、前年3,594)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,812(△30.5%、前年2,607)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):49.13円(前年70.68円、△30.5%)
- 貸借対照表(2023/12/31)
- 総資産:92,611(前連結年度末87,938、+4,672)
- 純資産:57,406(前連結年度末55,857、+1,548)
- 自己資本比率:62.0%(前63.5% → 安定水準)
- 1株当たり純資産:1,556.11円
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- ROE(単純計算:当期純利益/期末自己資本):1,812 / 57,406 = 3.16%(目安:8%以上良好 → 低い)
- ROA(当期純利益/総資産):1,812 / 92,611 = 1.96%(目安:5%以上良好 → 低い)
- 営業利益率:2.46%(業種平均は企業により異なるが前年から低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:75.7%
- 営業利益進捗率:77.4%
- 純利益進捗率:78.8%
- 過去同期間と比較すると通期達成ペースではあるが、利益率低下が懸念。
- キャッシュフロー
- 営業CF:+1,196百万円(前年1,057百万円、+13.2%) — 税引前利益は減るも減価償却の増加等で営業CFは増加。
- 投資CF:△4,001百万円(前年△1,917百万円、投資増) — 生産設備改修、ショールーム移転・改装、情報システム投資(有形固定資産取得2,472、無形1,569)
- 財務CF:+646百万円(前年△1,201百万円) — 長期借入金3,000百万円の増加が主因(返済1,170、配当支払959)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):△2,805百万円(マイナス)
- 現金同等物残高:19,955百万円(前期末 22,034 → △2,078百万円、9.4%減)
- 営業CF/純利益比率:1,196 / 1,812 = 0.66(目安1.0以上が健全 → 現時点では未満)
- 流動性・安全性
- 流動比率(流動資産58,576 / 流動負債28,320):約206.9%(良好)
- 有利子負債(短期借入金2,012 + 長期借入金2,843)= 4,855百万円 → 負債比率低め。自己資本比率62.0%(安定水準)
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期ごとの詳細は資料参照。季節性としてショールーム投資や設備投資が影響。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 41百万円(当第3四半期累計)
- 特別損失:固定資産除売却損 82百万円、減損損失 7百万円、投資有価証券評価損 2百万円(合計 92百万円)
- 一時的要因の影響:特別損益は規模が小さく、業績悪化の主因は一時要因ではなく継続的な原価・販管費増。
- 継続性の判断:減損等は一時的だが、原材料価格高騰・為替は継続リスク。
配当
- 中間配当:13円(実績)
- 期末配当(予想):18円(うち普通配当13円、記念配当5円)→ 年間配当 31円(2023年は合計26円)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向 =(年間配当31円 × 発行済株式数ベース÷当期純利益)→ 資料に直接の配当性向は無記載。–(正確値は株式数・純利益で計算可能)
- 特別配当の有無:期末に記念配当5円を含む(今回のみの記載)。将来継続は不明。
- 自社株買い:取得決議あり(上限825,800株、700百万円、取得期間 2024/2/7–2/29)
設備投資・研究開発
- 設備投資(第3四半期累計)
- 有形固定資産取得支出:2,472百万円(生産設備改修、ショールーム移転・改装等)
- 無形固定資産取得支出(情報システム等):1,569百万円
- 合計投資支出:約4,041百万円(キャッシュ・フローの投資活動支出は4,001百万円)
- 減価償却費:2,885百万円(営業CF明細)
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 商品及び製品:2,779百万円(前期1,735百万円、増加 1,044百万円)
- 棚卸資産増加が営業CFを圧迫(棚卸資産増加1,825百万円)
セグメント別情報
- セグメント:単一セグメント(住宅・店舗設備関連)
- 部門売上(注記より)
- 厨房部門:79,717百万円(前年同期比+5.0%)
- 浴槽・洗面部門:11,598百万円(前年同期比△3.5%)
- 地域別売上:記載なし
- セグメント戦略:フラッグシップ商品のモデルチェンジ(CENTRO)、高級ブランドValcucineJPの販売拡大、ショールーム強化・WEBコンテンツ拡充を推進
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2021中期経営計画 2021-2023年度)は最終年。資料は「持続的な成長」「企業価値向上」を継続目標と明示。
競合状況や市場動向
- 市場動向:新設住宅着工戸数で持家の前年割れが継続、物価上昇や消費行動の変化が影響。原材料・資材価格高騰と円安がコスト上昇要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2023/4–2024/3):売上 128,700百万円(+3.8%)、営業利益 3,100百万円(+2.8%)、経常利益 3,600百万円(+1.1%)、親会社株主帰属当期純利益 2,300百万円(+8.9%)、1株当たり当期純利益 62.35円
- 予想修正:第3四半期時点で修正なし(2023年10月31日公表値から変更なし)
- 会社の前提条件:為替・原材料価格等の不確実性を明記(詳細は添付資料参照)
- 予想の信頼性:現時点で進捗率は通期達成可能水準。ただし原材料高・為替変動が続くリスクがあり、実績によっては下方リスクあり。
- リスク要因:為替(円安)、原材料・資材価格上昇、新設住宅着工の動向、国際情勢によるサプライチェーン影響
重要な注記
- 会計方針の変更等:連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用等の注記あり(詳細は添付資料9ページ参照)。
- 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外。
- 重要な後発事象:自己株式取得の取締役会決議(2024年2月6日)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7955 |
| 企業名 | クリナップ |
| URL | http://cleanup.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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