2026年6月期 第2四半期決算短信[日本基準](非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正は無し(直近公表予想からの修正なし)。市場予想との比較は開示資料に記載なし。中間実績は通期見通しに対する進捗に偏りがあり、売上は通期比で進捗率が低い一方、損失の比率は高まっている点が注目される。
- 業績の方向性:増収(売上高+4.6%)だが大幅減益(中間純損失)。増収減益。
- 注目すべき変化:前年同期に比べ売上は小幅増(340百万円、+4.6%)だが、営業損失・純損失が大幅に拡大(営業損失 576.5百万円 → 前年199.8百万円の営業損失)。自己資本は大きく減少(1,064百万円 → 482.6百万円)。
- 今後の見通し:通期(2025/4/1〜2026/6/30, 15か月決算)予想は変更なし。中間時点の進捗は売上進捗率約21.1%に対し営業損失の通期比は約67.6%で、通期達成に向けては後半の収益改善(季節性および実機導入等)に依存する。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:マイクロ波化学株式会社
- 主要事業分野:マイクロ波を用いたプロセス・装置の技術プラットフォームでのソリューション提供(炭素繊維、鉱山プロセス、ケミカルリサイクル等)。提携事業の深化と新規事業開拓を推進。
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 吉野 巌
- URL:https://mwcc.jp
- 報告概要
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日〜2025年9月30日)※通期は2025年4月1日〜2026年6月30日の15か月決算(決算期変更のため)
- 決算説明資料:有(2025/11/20に説明会予定、機関投資家向け)
- セグメント:マイクロ波化学関連事業の単一セグメント(セグメント別開示は省略)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):15,861,700 株(中間期)
- 期中平均株式数(中間期):15,854,865 株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定
- 決算説明会:2025年11月20日予定(動画は後日同社HPに掲載予定)
- 株主総会・IRイベント:直近公表分はなし(株主総会は2025/6/25既開催)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較:直近通期予想に修正無し)
- 売上高(中間):340百万円(達成率:通期1,613百万円に対し約21.1%)
- 営業利益(中間):△576.5百万円(通期△853百万円に対し損失計上分は約67.6%)
- 純利益(中間):△584.8百万円(通期△884百万円に対し約66.2%)
- サプライズの要因:売上は小幅増だが、売上原価の増加(売上原価366.952百万円)や販売費・一般管理費の増加(549.764百万円)により粗利が赤字化し、営業損失が拡大。研究開発投資(R&D費)や設備投資、発振器内製化等の投資フェーズがコストを押し上げている。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。中間の損失比率が高く、通期での黒字化や損失縮小を達成するには下期における受注→実機導入による大型収益や粗利改善、コスト削減(発振器内製化等)の効果が必要。
財務指標(中間:2025/9/30)
(単位は特記ない限り千円。分かりやすく主要数字は百万円表記も併記)
- 損益(中間・累計、百万円)
- 売上高:340 百万円(前年同期325 百万円、+4.6%)
- 売上原価:366.952 百万円(前年 66.377 百万円) → 売上総利益 △26.749 百万円(前年は259.016 百万円)
- 販売費及び一般管理費:549.764 百万円(前年 458.853 百万円)
- 営業損失:△576.514 百万円(前年 △199.837 百万円)
- 経常損失:△583.832 百万円(前年 △203.082 百万円)
- 中間純損失:△584.764 百万円(前年 △204.507 百万円)
- 1株当たり中間純利益(損失):△36.88 円(前年 △13.02 円)
- 主要収益性指標(中間)
- 営業利益率(=営業利益/売上高):△576.514 / 340.203 = △169.4%(業種平均と比べ大幅マイナス)
- ROE(中間、目安:8%以上良好):△584.764 / 482.605 = △121.2%(非常に低水準、負の値)
- ROA(中間、目安:5%以上良好):△584.764 / 1,495.622 = △39.1%(負の値)
- 進捗率分析(通期予想1,613百万円/営業損失通期△853百万円/純損失通期△884百万円に対し)
- 売上高進捗率:約21.1%(340/1,613)→ 同社注記では売上は下期偏重(季節性)
- 営業損失進捗率:約67.6%(576.5/853)→ 通期損失の大半が中間で発生している点は注意必要
- 純損失進捗率:約66.2%(584.8/884)
- 過去同期間との比較:売上は増加するも損失は悪化(前年同期と比較して損失拡大)
- バランスシート(中間、千円)
- 総資産:1,495,622 千円(前期末 2,124,539 千円、減少)
- 自己資本(株主資本):482,605 千円(前期末 1,064,007 千円、減少)
- 自己資本比率:32.3%(前期 50.1%)※目安:40%以上が望ましい → 低下している
- 流動資産:626,092 千円、流動負債:397,254 千円 → 流動比率(Current Ratio)約157.6%(流動比率100%以上は流動性面では概ね問題なし)
- 負債合計:1,003,936 千円 → 負債/自己資本 ≒ 204%(レバレッジ高め)
- キャッシュフロー(中間、千円)
- 営業CF:△92,791(支出)←前年同期は+49,853(収入)
- 投資CF:△46,420(支出)
- 財務CF:△17,095(支出、主に借入返済・リース債務返済)
- 現金同等物残高:350,788 千円(期首 507,095 千円、△156,306 千円)
- 営業CF/中間純損失比率:92,791 / 584,764 ≒ 0.16(目安1.0以上が健全 → 現状低い)
- 四半期推移(QoQ):資料は中間累計のみで四半期単位の詳細QoQ表記は省略(注:売上は通期で後半偏重の季節性あり)
- 効率性・その他指標:総資産回転率などの詳細値は開示数値から算出可能だが、現状は損失・自己資本低下により効率性指標は悪化
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 1,499 千円(当中間期)
- 特別損失:事務所移転費用 760 千円 等
- 一時的要因の影響:特別利益・損失は小額であり、主要な損失拡大は事業収支(売上原価・販管費)によるもので、特別損益除外しても実質的な赤字は大きい。継続性は低い一時項目のみ。
配当
- 中間配当:0.00 円(2026年6月期中間)
- 期末配当(予想):0.00 円(通期予想含め無配継続)
- 年間配当予想:0.00 円(修正なし)
- 配当利回り・配当性向:–(配当0のため該当なし)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の開示は無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CFより)
- 有形固定資産取得:17,886 千円(中間)
- 無形固定資産取得:15,544 千円(中間)
- 資産除去債務履行:13,800 千円
- 合計(計上分)約33,430 千円(中間)
- 減価償却費:52,823 千円(中間)
- 研究開発
- 研究開発費:275,505 千円(中間、対売上比 ≒ 81.0%:非常に高いR&D投資比率)
- 主なテーマ:マイクロ波発振器の内製化、ケミカルリサイクル技術の実用化(アクリル樹脂の採用事例)、低炭素リチウム鉱石製錬パイロット等
受注・在庫状況(開示事項)
- 新規案件獲得数:当中間期末時点で通期計画25件に対し9件獲得
- 契約済案件総数:通期計画64件に対し32件(うち14件が当中間期に売上計上)
- 在庫(仕掛品):仕掛品 54,695 千円(前期 40,306 千円、増加)
セグメント別情報
- 単一セグメント(マイクロ波化学関連事業)のみ。セグメント別分解は開示省略。地域別売上等の詳細は開示なし。
中長期計画との整合性
- 中期戦略:提携事業のPhase3(実機導入)化、発振器内製化によるコストダウン、マイクロ波以外含む新規ソリューション探索、M&Aでの事業拡充(DPS低濃度貴金属回収事業の譲受)。
- 進捗:横浜ラボ開設(2025/7/1稼働)、発振器試作機を2026年度末に完成予定、Honda採用のCR材、三井物産とのリチウム鉱石パイロット稼働開始、DPS事業譲受契約締結。これらは中長期の収益化期待の根拠。ただし収益化のタイミングは案件別に異なり、短期での大幅改善は不確実。
競合状況や市場動向
- 競合比較・市場シェアに関する具体的数値は資料に記載なし。資料内ではマイクロ波技術の社会実装ニーズ(省エネルギー、低炭素化)を背景に事業拡大を目指す旨記載。競合優位性は技術プラットフォームと提携による実装力に依存。
今後の見通し
- 業績予想:通期(15か月)売上1,613百万円、営業損失△853百万円、経常損失△864百万円、当期純損失△884百万円(予想修正なし)
- 会社公表の前提・リスク:為替や原材料等の前提は資料参照。主要リスクは実機導入遅延、発振器コスト/納期、資金調達状況、提携先の案件実装状況等。過去の予想達成傾向については中間短信に詳細記載なし。
- 予想の信頼性判断:中間で通期損失の大半が計上されている点から、下期での収益改善やコスト改善が前提となる。進捗=案件のPhase3移行と発振器内製化の進捗に依存する。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積り変更:無し
- 第2四半期(中間)決算は公認会計士/監査法人のレビュー対象外であることが明記。
- 決算期変更により、本通期は15か月決算(比較の対前期増減率は記載されていない)。
(備考)資料の数値は会社開示(中間決算短信、単位:千円/百万円換算)に基づく。重要な注目点は「高い研究開発投資と設備投資により中間で損失が拡大しているが、複数の社会実装・技術内製化の取り組みが中長期の収益化の鍵になる」点。短期的には損失規模・自己資本の動向、キャッシュ残高・資金調達の状況、並びに提携案件の実機導入状況(売上化タイミング)を注視する必要がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9227 |
| 企業名 | マイクロ波化学 |
| URL | https://mwcc.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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