2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する第3四半期累計の進捗は上振れ傾向(売上進捗率74.2%、調整後EBITDA進捗率78.0%、営業利益進捗率81.8%)。通期予想自体は11/13公表で修正あり(詳細は会社発表参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高37,086百万円:前年同期比+5.1%、調整後EBITDA5,457百万円:前年同期比+68.1%、営業利益2,618百万円:前年同期は160百万円)。
- 注目すべき変化:ヘルスケア事業の収益力大幅改善(セグメント利益4,350百万円:前年同期比+95.4%)と、サティス製薬グループの連結化によるOEM・原料・海外売上の寄与。M&A関連の無形資産償却(のれん等1,990百万円)を計上しつつ黒字化を確保。
- 今後の見通し:通期予想(売上50,000百万円、調整後EBITDA7,000百万円、営業利益3,200百万円)に対して進捗は良好。だが第4四半期の販管費コントロールや特別損失発生の有無、バイオ燃料関連の大型コミットメントの影響を注視する必要あり。
- 投資家への示唆:収益改善は明確で進捗も良いが、親会社株主に帰属する純利益は第3Q累計で△380百万円(非支配株主の利益寄与が大きい点、法人税等の影響あり)と黒字化していない点、バイオ燃料PJへの追加資金コミット(合弁会社出資拡大、約67.5百万米ドルコミット)等が今後の資本使途・財務リスク要因となる。配当は変更なし(通期0.00円想定)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ユーグレナ
- 主要事業分野:ヘルスケア(機能性食品・化粧品の直販/流通/OEM/原料・海外)、バイオ燃料(SAF/HVO等の研究・事業化推進)、その他(肥料、受託分析等)
- 代表者名:代表取締役社長 出雲 充
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結)
- セグメント:
- ヘルスケア事業:直販・流通・OEM・原料・海外を含む主力事業
- バイオ燃料事業:商業化に向けた事業開発・パイロット/商業プラント計画
- その他事業:肥料、受託分析、遺伝解析、広告運用等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):136,599,260株(2025年12月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):136,474,217株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:決算補足説明資料は作成有、決算説明会は無
- 株主総会 / IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較)
- 売上高:37,086百万円 ← 通期予想50,000百万円に対する進捗率 74.2%(良好)
- 調整後EBITDA:5,457百万円 ← 通期予想7,000百万円に対する進捗率 78.0%(良好)
- 営業利益:2,618百万円 ← 通期予想3,200百万円に対する進捗率 81.8%(良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計は△380百万円、通期予想の開示なし(–)
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:ヘルスケア事業の直販増加、キューサイグループ等の主力製品リニューアル・値上げ、広告投下の最適化、サティス製薬グループの連結寄与、研究開発費縮小(実証プラント停止による減少)、人件費削減(希望退職募集)等により調整後EBITDAが大幅改善。
- ネガティブ/中立要因:過去M&Aに伴う無形固定資産・のれん償却(経費化1,990百万円)や、希望退職関連の特別損失264百万円、法人税等の負担(税負担1,142百万円)により親企業帰属利益は赤字。
- 通期への影響:
- 第3Q累計の進捗は総じて良好で、会社の通期修正予想達成は十分可能性ありと判断される。ただし第4Qでの販促費や特損、及びバイオ燃料関連の資金負担や非支配株主持分の影響を注視する必要あり(会社は通期予想を修正済)。
財務指標
- 貸借対照表の要点(百万円)
- 総資産:69,712(前期末73,256、△3,543)
- 流動資産:30,258(現金及び預金19,066、売掛金4,410、棚卸2,618)
- 固定資産:39,454(無形固定資産31,668、のれん11,527、顧客関連資産18,720)
- 負債合計:37,193(前期末41,142、△3,948、長期借入金12,915)
- 純資産合計:32,518(前期末32,113、+405)
- 自己資本比率:44.4%(安定水準、前期43.3%)
- 収益性(第3Q累計 / 前年同期 / 増減)
- 売上高:37,086百万円(前年同期35,273百万円、+5.1%/+1,813百万円)
- 調整後EBITDA:5,457百万円(前年同期3,247百万円、+68.1%/+2,210百万円)
- 営業利益:2,618百万円(前年同期160百万円、差額+2,458百万円)
- 経常利益:2,144百万円(前年同期△31百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△380百万円(前年同期△1,048百万円、改善668百万円)
- 1株当たり四半期純利益(累計):△2.79円(前年同期△7.85円)
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- 営業利益率:2,618 / 37,086 = 7.06%(業種差あり。ヘルスケア中心の企業としては改善傾向)
- 調整後EBITDA率:5,457 / 37,086 = 14.71%
- ROE(第3Q累計ベース):△380 / 30,965 = △1.23%(目安8%以上が良好 → 未達)
- ROA(第3Q累計ベース):△380 / 69,712 = △0.55%(目安5%以上が良好 → 未達)
- 注:ROE/ROAは第3Q累計の純利益ベースの単純計算(年化ではない)。参考値として開示。
- 進捗率分析(通期会社予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:74.2%
- 調整後EBITDA進捗率:78.0%
- 営業利益進捗率:81.8%
- 過去同期間と比べて収益性改善のペースは速い(調整後EBITDAの伸びが顕著)。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されておらず(作成していない旨)。
- 現金及び預金:19,066百万円(前期末20,631百万円、△1,564百万円)
- フリーCF等の詳細は不明(資料内キャッシュ・フロー表未作成)。営業CF/純利益比率は算出不可(営業CF非開示)。
- 四半期推移(各四半期の売上・調整後EBITDA等)
- 各四半期売上:当第1Q 11,935 / 当第2Q 12,618 / 当第3Q 12,532(第3Q単体売上は12,532百万円)
- 各四半期調整後EBITDA:当第1Q 1,545 / 当第2Q 1,961 / 当第3Q 1,950(安定した四半期EBITDA)
- 季節性:直販等の影響で四半期ごとの増減はあるが、近四半期は概ね安定して推移。
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.4%(安定水準)
- 流動比率(流動資産30,258 / 流動負債12,160)= 約249%(良好)
- 負債/自己資本(負債37,193 / 純資産32,518)= 約1.14(過度なレバレッジではないが負債は存在)
- セグメント別(第3Q累計)
- ヘルスケア:売上34,561百万円(全体比約93.2%)、セグメント利益4,350百万円(前年同期比+95.4%)
- バイオ燃料:売上716百万円(約1.9%)、セグメント損失△177百万円(改善、前年同期△346)
- その他事業:売上1,822百万円(約4.9%)、セグメント損失△381百万円(改善、前年同期△477)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第3Q累計で固定資産売却益等 2百万円(小額)
- 特別損失:事業構造改善費用(希望退職者募集関連)264百万円を計上(当期)。前期は減損損失1,094百万円等が計上されていた。
- のれん・無形償却:ヘルスケアの過去M&Aに伴う無形固定資産及びのれん等の償却(1,990百万円)をセグメント損益に計上。
- 実質評価:特別損失を除く営業ベースでは収益改善が明確(調整後EBITDAの大幅増加)。事業構造改善費は一時的費用の側面あり(希望退職は継続性低い支出だが節減効果は継続する可能性)。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(2025年中間)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(直近公表予想からの修正は無し)
- 配当性向:–(当期純利益の通期見通しが未開示のため算出不可)
- 株主還元方針:現状、配当はゼロ。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:通期ベースの明細は資料に記載なし(–)。固定資産の建設仮勘定は36百万円。
- 減価償却費:当第3Q累計で1,780百万円(前年同期2,047百万円、減少)
- のれん償却額:703百万円(前年同期733百万円、若干減少)
- 研究開発:実証プラントの稼働終了に伴う研究開発費縮小が寄与(具体金額は不明)。バイオ燃料関連の研究は継続投資中(国内外の調査・実証事業で補助金採択あり)。
受注・在庫状況
- 受注状況:資料に明示的な受注高・受注残は記載なし(–)。
- 在庫状況:棚卸資産(商品及び製品)2,618百万円(前年同期1,845百万円、増加)。在庫回転日の記載はなし。
セグメント別情報(詳細)
- ヘルスケア:売上34,561百万円(+5.0%)、セグメント利益4,350百万円(+95.4%)。直販と主要ブランドの寄与、サティス製薬グループの連結寄与が主因。無形償却1,990百万円を計上。
- バイオ燃料:売上716百万円(+17.0%)、セグメント損失△177百万円(損失幅縮小)。マレーシアでの商業プラント案件(出資比率15%に引き上げ、総額約67.5百万米ドルコミット)や原料サプライチェーン構築のための調査事業等を推進。
- その他事業:売上1,822百万円(+4.6%)、セグメント損失△381百万円(改善)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に明示的なKPIの進捗は限定記載だが、グループ全体で「収益構造の筋肉質化」を進めており、調整後EBITDA改善は計画との整合性の良好な表れと考えられる。
- KPI達成状況:調整後EBITDAや営業利益は大幅改善しており、中期目標に近づく動き。ただし、バイオ燃料の商業化段階での投資負担や資金コミットメントが将来のKPIに影響する可能性あり。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(–)。ヘルスケア領域の直販強化やOEM拡大は競争優位化の要素。
- 市場動向:バイオ燃料・SAF市場は成長見込みだが商業化には時間・資金が必要。原材料調達や供給網構築が重要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社公表・修正後の予想表を参照):売上50,000百万円(+5.0%)、調整後EBITDA7,000百万円(+61.7%)、営業利益3,200百万円(+963.6%)。通期修正は有(11/13公表)。親会社帰属当期純利益の通期予想は資料上未記載(–)。
- 会社予想の前提条件:詳細は会社の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 予想の信頼性:第3Qまでの進捗は高く、主要KPI達成の可能性は高いが、以下のリスクに注意:
- 大型の海外合弁投資・コミットメント(約67.5百万米ドル)の履行と資金調達の影響
- 法人税等の費用負担や非支配株主持分の利益寄与の変動
- 第4四半期の販管費や年度末の一時費用(特別損失等)
- リスク要因:為替変動、原材料・原料供給網の不確実性(パーム残渣等の調達)、規制・補助金の動向、商業プラントの遅延や追加投資等。
重要な注記
- 会計方針:2025年第1四半期より「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用(四半期連結財務諸表への影響はないと記載)。
- 四半期CF計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に注記)。
- 発表事項:通期連結業績予想の修正を公表(2025/11/13の別紙参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2931 |
| 企業名 | ユーグレナ |
| URL | http://www.euglena.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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