2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず(修正なし)※中間期実績は通期予想と乖離(特に利益面)。市場予想との比較情報は記載なし。
- 業績の方向性:減収減益(売上高は前年同期比 △1.7%、営業損失は拡大)。
- 注目すべき変化:営業損失の拡大(営業損失1,930,131千円、前年同期比で△73,318千円の悪化)。菓子事業の売上減少(△4.8%、▲359,803千円)と、設備投資・システム更新・工場閉鎖に伴う一時費用の発生が主因。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上37,700百万円、営業利益660百万円、当期純利益520百万円)は据え置き。上半期の損失を下半期でカバーする必要があり、達成可能性は季節性(下期に需要偏重)やコスト動向に左右される。
- 投資家への示唆:中間で大幅な営業赤字が出ている点、減益要因に構造的な商品/販路見直しと一時費用(工場閉鎖に伴う減価償却の前倒し・システム更新等)が含まれる点を注視。通期予想が据え置かれているため下期の回復シナリオ(季節性や値上げ効果、コスト削減)が実行されるかが鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社中村屋
- 主要事業分野:菓子事業(ギフト・デイリー菓子等)、食品事業(市販食品・業務用食品、中華まん等)、不動産賃貸事業(商業ビル等)
- 代表者名:代表取締役社長 島田 裕之
- 上場取引所:東証
- コード:2204
- URL:https://www.nakamuraya.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日〜2025年9月30日(非連結)
- 決算補足説明資料:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 菓子事業:和洋菓子、ギフト、量販向け日常菓子、新宿本店など小売運営
- 食品事業:レトルトカレー、中華レトルト、業務用食品、中華まん等
- 不動産賃貸事業:商業ビル賃貸、土地の地代収入等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):5,976,205株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):5,776,075株
- 自己株式数:200,520株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ、通期予想の修正はなし)
- 売上高(中間): 実績 12,495,769千円/通期予想 37,700,000千円に対する進捗率 33.2%(12,495,769 ÷ 37,700,000)
- 営業利益(中間): 実績 △1,930,131千円/通期予想 660,000千円に対する進捗率(参考値) 約△292.4%(赤字のため進捗はマイナス)
- 純利益(中間): 実績 △1,327,419千円/通期予想 520,000千円に対する進捗率(参考値) 約△255.3%(赤字)
- サプライズの要因:
- 工場(神奈川工場)の一部閉鎖に伴う固定資産の耐用年数短縮(減価償却費の前倒し)および基幹システム更新による一時的費用増加。
- 原材料・人件費高騰による利益圧迫。菓子事業の店舗閉鎖等による売上減少。
- 関係会社株式評価損146,835千円等の特別損失。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。ただし上半期の大幅赤字を下期で取り戻す必要があり、為替・原材料・エネルギー価格動向や値上げ・コスト削減施策の実効性が達成可能性の判断材料となる。現時点で修正は無し。
財務指標(要点)
- 損益(中間、千円)
- 売上高:12,495,769(前年同期比 △1.7%、金額差 △221,168千円)
- 営業損失:△1,930,131(前年同期比 △73,318千円の悪化)
- 経常損失:△1,802,031(前年同期比 △29,649千円の悪化)
- 中間純損失:△1,327,419(前年同期比 △104,196千円の悪化)
- 1株当たり中間純損失(EPS):△229.81円(前年 △210.65円)
- 主要財政(中間末、千円)
- 総資産:46,288,803
- 純資産:26,174,073
- 自己資本比率:56.5%(前期末 62.1% → 減少、但し56.5%は安定水準)
- 収益性指標(中間時点、概算)
- 営業利益率:△1,930,131 ÷ 12,495,769 = △15.45%(マイナス:収益性悪化)
- ROE(概算):△1,327,419 ÷ 26,174,073 = △5.07%(基準:8%以上が良好 → 今回は低下/マイナス)
- ROA(概算):△1,327,419 ÷ 46,288,803 = △2.87%(基準:5%以上が良好 → 今回は低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間実績)
- 売上高進捗率:33.2%(季節性で下期偏重のため単純比較は注意)
- 営業利益進捗率:マイナス(赤字)。通期660百万円の達成には下期で相当改善が必要
- 純利益進捗率:マイナス(赤字)
- キャッシュフロー(中間、千円)
- 営業CF:+1,207,450(前年同期 +587,492)← 税引前損失ながら長期前受収益の増加・減価償却等でプラス化
- 投資CF:△2,055,711(前年同期 △559,802)← 有形固定資産取得支出△1,927,973千円(大幅増)
- 財務CF:△50,825(前年同期 +8,016)← 短期借入増400,000千円、配当支払△400,993千円等
- フリーCF(営業CF − 投資CF):△848,261(支出)=財務での調達等が必要
- 現金同等物残高:1,716,580千円(前期末比 △899,087千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 1,207,450 ÷ 中間純損失 △1,327,419 ≒ △0.91(純損失のため比率の解釈は注意)
- 四半期(QoQ)・季節性:
- 同社は冬季(下期)に需要偏重の季節性あり。上半期は通例で下期に比べ弱い。今回の売上進捗33%は季節性を踏まえる必要ありが、利益面の赤字は構造的課題と一時費用の混在。
- 財務安全性・効率性:
- 流動比率(概算):流動資産 11,461,607 ÷ 流動負債 5,332,453 ≒ 215%(良好)
- 負債比率(負債/純資産):20,114,730 ÷ 26,174,073 ≒ 76.9%(許容範囲)
- 自己資本比率 56.5%(安定水準)
- 総資産回転率(簡易):売上高 12,495,769 ÷ 総資産 46,288,803 ≒ 0.27回/年(業種参照が必要)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:資産除去債務戻入益 93,185千円(当中間期) — 一時的効果
- 特別損失:合計 154,653千円(主に関係会社株式評価損 146,835千円等)
- 一時的要因の影響:工場の部分閉鎖に伴う耐用年数短縮や基幹システム更新等の一時費用が営業損失に影響。関係会社株式評価損も特別損失として計上されているため、特別損益除きの実質的業績(コア営業力)も厳しいが、食品事業は増収を確保している点は注目。
- 継続性の判断:資産除去債務戻入益は一時的。評価損等も一時的性格が強いが、原材料高などのコスト圧力は継続リスク。
配当
- 中間配当:無し
- 期末配当(会社予想):70.00円(通期合計 70.00円、予想修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):期末配当70円 ÷ 1株当たり当期純利益(通期予想 90.02円) ≒ 77.7%(高め)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:配当は継続だが、配当性向は高め(会社予想ベース)。自社株買い:該当情報なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間)
- 有形固定資産取得による支出:1,927,973千円(前年同期 457,002千円。大幅増)
- 減価償却費:885,788千円(中間)
- 研究開発
- R&D費用:資料に明示無し(–)
- 主な開発テーマ:新商品開発(レトルト・中華まん等)を記載。ただし専用金額は非開示。
受注・在庫状況
- 在庫(棚卸資産)
- 商品及び製品:1,448,739 → 2,526,083千円(増加 +1,077,344千円、前年同期比で増加)
- 原材料及び貯蔵品:2,147,662 → 2,524,627千円(増加)
- 在庫回転日数等:記載なし
- 解説:在庫増は生産・仕入れ動向、季節の商品準備や販路調整の影響と推定。棚卸資産の増加は営業CF・資金繰りに影響。
セグメント別情報
- 菓子事業
- 売上高:7,186,562千円(前年同期比 △4.8%、△359,803千円)
- セグメント損失:△1,241,878千円(前年同期比 △7,938千円の悪化)
- 主因:閉鎖した店舗の売上減、市場環境、原価上昇。商品のカジュアル化やデイリー化を推進。
- 食品事業
- 売上高:4,849,530千円(前年同期比 +3.1%、+145,783千円)
- セグメント利益:316,841千円(前年同期比 △9,266千円の減益)
- 主因:売上は拡大するも原材料高等で利益率低下。レトルトカレー等で新商品投入。
- 不動産賃貸事業
- 売上高:459,677千円(前年同期比 △1.5%)
- セグメント利益:225,529千円(前年同期比 △17,093千円の減益)
- 主因:一部店舗の賃料改定等
- 地域別:資料に詳細記載なし(国内中心の事業構成を示唆)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「中村屋2027ビジョン」に基づく構造改革と売上拡大基盤の整備を継続中。中期計画の具体KPI進捗は資料に数値開示なし(–)。
- KPI達成状況:菓子事業の苦戦や投資実施により短期的な収益性は低下しているが、食品事業の売上拡大などはポジティブ。中期計画達成は下期回復と改革実行に依存。
競合状況や市場動向
- 市場動向:インバウンドやサービス消費の回復で緩やかな回復基調。ただし原材料・人件費・エネルギー高止まりで個人消費は抑制。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想(変更なし):売上高 37,700百万円(+1.2%)、営業利益 660百万円(△38.3%)、経常利益 860百万円(△32.7%)、当期純利益 520百万円(△41.2%)、1株当たり当期純利益 90.02円
- 会社提示の前提条件:資料「添付資料3ページ」を参照(為替等の前提は資料内に詳細記載あり)
- 予想の信頼性:上半期で大幅赤字のため、下期における利益回復の実行性がキー。過去の予想達成傾向は資料での詳細情報なし(–)。
- リスク要因:原材料・人件費・エネルギー価格の変動、消費低迷、店舗閉鎖による販路影響、関係会社評価損等の一時的要因。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間財務諸表は公認会計士・監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 季節性:売上は冬季(下期)に高まるため上半期と下半期で業績偏重あり
- その他:主要な一時費用(工場閉鎖関連の耐用年数短縮、基幹システム更新等)を計上
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2204 |
| 企業名 | 中村屋 |
| URL | http://www.nakamuraya.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。