2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:売上は前年同期比で減収(876百万円、△8.4%)だが、利益の落ち込みが極めて大きく増収減益ではなく「減収減益(特に利益の下振れが顕著)」。
  • 注目すべき変化:営業利益は3百万円(前年同期88百万円)と前年同期比△96.2%、四半期純利益は5.74百万円(前年同期63.22百万円)で△90.9%と大幅悪化。売上減は限定的(△8.4%)だが、営業費用の構成変化(人材投資や前払費用増等)により利益が大幅に圧迫された点が最重要。
  • 今後の見通し:通期予想(売上3,859百万円、営業利益136百万円)は据え置き。第1四半期進捗は売上22.7%、営業利益進捗2.4%と利益面の進捗が非常に遅い。会社は成長投資継続の方針(Mackerelの機能拡張、GigaViewerのアプリ展開、toitta等)を示しているため、通期達成は投資効果と下期の回復に依存。
  • 投資家への示唆:短期的には利益進捗の遅れとキャッシュ消費に注意。中期的にはMackerelのAPM機能やGigaViewerのアプリ展開、toittaの立ち上がりが成長ドライバーとなる可能性がある点を注視。配当は未定(無配継続)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社はてな
    • 主要事業分野:UGCサービス(はてなブログ等)を基盤に、コンテンツプラットフォーム、コンテンツマーケティング(CMS、広告・タイアップ等)、テクノロジーソリューション(受託開発・保守、SaaS「Mackerel」等)を提供(単一セグメント表記:UGCサービス事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 栗栖 義臣
    • 上場市場・コード:東証 3930
    • 問合せ先:コーポレート本部長 田中 慎樹 TEL 03-6434-1286
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月12日
    • 対象会計期間:2026年7月期 第1四半期累計(2025年8月1日~2025年10月31日)/非連結
  • セグメント:
    • テクノロジーソリューションサービス:受託開発・保守、SaaS(Mackerel)、GigaViewer等
    • コンテンツマーケティングサービス:はてなCMS、広告・タイアップ、toitta等
    • コンテンツプラットフォームサービス:はてなブログ、はてなブックマーク等(UGC)
    • その他サービス:JOCバリデータ関連の暗号資産収益等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):3,075,200株
    • 期末自己株式数:95,445株
    • 四半期累計期間中の期中平均株式数:2,979,755株
    • 時価総額:–(株価は別途参照)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:今回「無」
    • 株主総会・IRイベント:現時点の記載は–(別途発表参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較=通期予想に対する進捗)
    • 売上高:当第1Q実績876百万円/通期予想3,859百万円 → 進捗率22.7%
    • 営業利益:当第1Q実績3百万円/通期予想136百万円 → 進捗率2.4%
    • 純利益:当第1Q実績5百万円/通期予想101百万円 → 進捗率5.7%
    • ※会社は通期予想の修正無し(直近公表の予想からの変更なし)
  • サプライズの要因(利益下振れの主因)
    • 売上はセグメントでの減少(広告単価低下や一部受託大型案件の納品減)により減収。
    • 人材投資の継続や前払費用の増加等により営業費用が増加(給与手当等の増加、データセンター利用料増)。
    • 結果として営業利益・純利益が大幅減少(利益率低下)。
    • 特別項目として暗号資産評価益2,213千円等の小幅な営業外益はあるが、利益減少を補うほどではない。
  • 通期への影響:会社は通期予想を維持。第1Qの利益進捗が極めて低いことから、通期達成は下期の売上回復や投資の効果、費用コントロールに依存する。リスク要因(広告市況、受託案件の回復、投資費用の継続)に留意。

財務指標

  • 損益(第1四半期累計:単位 百万円)
    • 売上高:876(前年同期956、△8.4%)
    • 営業利益:3(前年同期88、△96.2%)→ 営業利益率 約0.38%(前年同期約9.3%)
    • 経常利益:8(前年同期92、△90.8%)
    • 四半期純利益:5.74(前年同期63.22、△90.9%)
    • 1株当たり四半期純利益:1.93円(前年同期21.40円)
  • 主要収益性指標(簡易算出、注:以下は第1Q実績を単純年率換算した目安)
    • ROE(年率換算、概算) ≒ 0.8%(利益の年率換算 ≒ 5.742×4 = 22.968百万円 ÷ 純資産2,821百万円)
    • 目安比較:8%以上が良好 → 現状は低水準
    • ROA(年率換算、概算) ≒ 0.7%(22.968百万円 ÷ 総資産3,195百万円)
    • 目安比較:5%以上が良好 → 現状は低水準
    • 営業利益率:約0.4%(業種平均との比較は業種により異なるが低い)
  • 財政状態(貸借対照表ハイライト:単位 千円)
    • 総資産:3,194,829 千円(前期末 3,450,970 千円)
    • 純資産:2,821,024 千円(前期末 2,816,196 千円)
    • 自己資本比率:88.3%(安定水準。前期 81.6%)
    • 現金及び預金:1,312,437 千円(前期末 2,136,804 千円)→ 大幅減少(△824,367 千円)
    • 前払費用が大幅増(674,280 千円 ← 133,258 千円)、売掛金は581,451 千円とやや増加
    • 負債合計:373,804 千円(前期末 634,774 千円)→ 負債は減少
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:22.7%(前年同期同期間は25.1%)
    • 営業利益進捗率:2.4%(前年同期同期間は29.6%)
    • 純利益進捗率:5.7%(前年同期同期間は30.3%)
    • コメント:売上の通期比進捗は概ね期初計画の範囲だが、利益の進捗が極めて低い点がリスク。
  • キャッシュフロー(単位 千円)
    • 営業CF:△792,041(前年同期 △383,167)→ 大幅な資金使用
    • 投資CF:△32,621(前年同期 +5,995)→ 無形固定資産取得(ソフト等)に約30,788千円
    • 財務CF:0(前年同期 +249,973)
    • フリーCF(営業CF+投資CF):△824,662 千円(マイナス)
    • 営業CF / 四半期純利益比率 ≒ △792,041 / 5,742 ≒ △138(目安1.0以上が健全)→ 非常に低い(マイナス)
    • 現金同等物残高:1,297,027 千円(前年同期末 1,320,463 千円、前期末 2,121,864 千円)
  • 四半期推移(QoQ):本資料は累計比較中心のためQoQは記載なし。季節性:前年も第1Qの進捗は通期の約25%前後だったが、利益面は本期大幅に遅れ。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 88.3%(安定水準、前期 81.6%)
    • 有利子負債はほぼ無し(短期借入等の実行残高は無し)。取引銀行との当座貸越契約総額1,700,000千円は未実行(バックアップライン確保)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益・損失:
    • 固定資産売却益 108千円(小額の特別利益)
    • 暗号資産評価益 2,213千円(営業外収益)
  • 一時的要因の影響:特別損益は小額で、今回の利益急減は一時的な特別損益ではなく事業構造(売上構成、投資と人件費等)によるもの。
  • 継続性の判断:暗号資産評価益等は変動するため継続性は不確実。主要因は恒常的な投資(人件費)と収益構造の変動。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年7月期:中間 0.00円、期末 0.00円(無配)
    • 2026年7月期(予想):未定(現在発表無し)
    • 直近公表の配当予想からの修正:無
  • 配当性向・配当利回り:–(配当未定のため算出不可)
  • 株主還元方針:特になし(自社株買い等の記載なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動):当第1Qで無形固定資産取得支出 30,788千円
  • 減価償却費:33,238千円(第1Q)
  • 研究開発(R&D):明示的なR&D費は区分無しだが、無形資産取得等に投入(toittaやプロダクト開発含む)。R&D比率は明記無し(–)。

受注・在庫状況

  • 受注情報:受託開発に関する大型案件の納品減が売上減の要因として示唆されているが、具体的受注高・受注残高の数値記載は無し(–)。
  • 在庫状況:棚卸資産は期末542千円(ほぼ無し)。在庫に関するリスクは限定的。

セグメント別情報

  • 売上高(当第1Q、単位:千円 / 百万円表記上は876,057千円)
    • テクノロジーソリューションサービス:667,407千円(前年同期比△6.3%)
    • コンテンツマーケティングサービス:132,723千円(前年同期比△17.5%)
    • コンテンツプラットフォームサービス:73,844千円(前年同期比△11.5%)
    • その他サービス:2,083千円(前年同期は該当無し)
  • セグメント解説:
    • テクノロジー:MackerelのAPM追加やVaxila統合、GigaViewer for Appsの展開が中期成長の主軸。受託開発の一過性売上減が影響。
    • コンテンツマーケティング:はてなCMSは導入件数増(151件)があるが、広告収入減少で売上減。
    • プラットフォーム:はてなブログ登録者増だが、Pro契約減や広告単価下落で課金売上低迷。
    • その他:JOCバリデータ参加による暗号資産(JOCトークン)取得が発生。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(開示上の進捗):
    • 重点施策:Mackerelのプロダクト転換(APM)、GigaViewerのアプリ展開とComic Growthサービス、toittaのSaaS化・拡販。
    • 進捗:MackerelにAPMをリリース、GigaViewer for Appsは採用実績あり(「少年ジャンプ+」等)。短期業績は投資フェーズにより利益圧迫。
  • KPI達成状況:売上成長・利益率改善は未達(第1Qは利益面で大幅遅れ)。ユーザー数・導入件数は増加傾向だが収益化が課題。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • インターネット広告費は堅調との外部データ(電通)もある一方、広告単価の下落や顧客の広告予算縮小が個別に影響。
    • 電子コミック市場は拡大基調であり、GigaViewer等の需要は追い風。
  • 競合比較:特にMackerelやGigaViewerは専門領域で競争優位を目指すが、収益化の速度が重要。競合他社との詳細比較は資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年7月期)予想(変更なし):売上 3,859百万円(+1.7%)、営業利益 136百万円(△59.7%)、経常利益 146百万円(△56.8%)、当期純利益 101百万円(△56.1%)、1株当たり当期純利益 34.04円
    • 次期予想:–(今回開示なし)
    • 会社予想の前提条件:添付資料参照(為替・市況等の前提は資料に記載)
  • 予想の信頼性:第1Qの利益進捗が低い点は注意。会社は投資継続で下期に回復を見込む方針だが、広告市況・受託案件の回復が前提となる。
  • リスク要因:広告単価低下、受託開発需要の変動、生成AI等による開発リードタイム短縮要求、経済環境の下振れ等。

重要な注記

  • 会計方針:会計方針の変更・見積りの変更なし。四半期財務諸表特有の会計処理の適用有(注記参照)。
  • 監査:添付の四半期財務諸表に対する監査人によるレビューは無し。
  • 重要な後発事象:譲渡制限付株式(自己株式の処分)に関する取締役会決議(18,000株を譲渡制限付株式として処分、払込日2025/12/02、処分価額1,009円/株)等の開示あり。詳細は注記参照。

(注)不明な項目は「–」で記載。上記は開示資料(非連結・第1四半期決算短信)に基づく整理であり、投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3930
企業名 はてな
URL http://hatenacorp.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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