2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(同期間の期初予想は開示なし)、市場コンセンサスは本資料に記載なしのため、上振れ/下振れの判定は不可。ただし実績は強い増収増益。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 10,234 百万円:前期比 +49.3%、営業利益 731 百万円:前期比 +116.4%)。
  • 注目すべき変化:デジタルサイネージ関連事業の急拡大(売上高 5,690 百万円:前期比 +107.0%)。一方、iD連携サービス遅延に伴う減損(54.9 百万円)と契約損失引当金(298.4 百万円)を特別損失として計上。
  • 今後の見通し:2026年8月期会社予想は売上 11,500 百万円(+12.4%)、営業利益 800 百万円(+9.4%)。進捗は売上で約89%、営業利益で約91%(第期末ベース)と高い進捗。ただし当期純利益の進捗は約40%にとどまる(配当はゼロ継続)。
  • 投資家への示唆:成長ドライバーはデジタルサイネージとキャッシュレス。短期的にはiD連携問題に伴う一時的費用が業績に影響しているため、将来のキャッシュアウトとサービスリリース時期の進捗確認が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ペイクラウドホールディングス株式会社
    • 主要事業分野:キャッシュレスサービス(ハウス電子マネー、独自Pay等)、デジタルサイネージ関連(販売・設置・配信・保守)、ソリューション事業(メッセージング、データセキュリティ、AR等)
    • 代表者名:代表取締役社長 尾上 徹
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月15日
    • 対象会計期間:2025年8月期(連結、2024年9月1日~2025年8月31日)
    • 決算説明会資料作成:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • キャッシュレスサービス事業:店舗顧客向けハウス電子マネー、ポイント、デジタルギフト等
    • デジタルサイネージ関連事業:サイネージの販売・設置・運用・配信などワンストップ提供
    • ソリューション事業:メッセージング、データセキュリティ、AR等
    • その他の事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):15,907,408 株(2025年8月期)
    • 期中平均株式数:15,851,687 株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2025年11月26日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年11月25日
    • 決算説明会:実施(機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較:当期(2025年8月期)について会社の期初予想開示なしのため達成率は算出不可)
    • 売上高:10,234 百万円(対会社予想:–)
    • 調整後EBITDA:1,289 百万円(対会社予想:–)
    • 営業利益:731 百万円(対会社予想:–)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:143.8 百万円(対会社予想:–)
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:デジタルサイネージ事業の完全子会社化(クラウドポイント)に伴う通期連結化や導入加速で売上・利益が大幅増。
    • マイナス要因:iD連携サービスのリリース遅延に伴うソフトウェア減損(54,924 千円)と、外部委託契約に関連する将来支払いに備えた契約損失引当金(298,400 千円)を特別損失計上。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年8月期に増収増益見込(営業利益 800 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 360 百万円)。FY2025の進捗状況から見ると売上・営業利益は高い進捗を示しており、営業側の目標達成可能性は高いが、純利益目標は当期純利益が一時要因の影響を受けている点に留意。

財務指標

  • 損益(連結、百万円)
    • 売上高:10,234(+49.3%)
    • 売上総利益:4,005(—)
    • 販管費:3,273(—)
    • 営業利益:731(+116.4%)、営業利益率 7.1%(業種平均確認必要)
    • 経常利益:714(+123.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:143.8(+93.9%)
    • 調整後EBITDA:1,289(+78.7%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):9.06 円(前期 5.37 円)
  • 収益性指標
    • ROE:3.4%(資料記載、目安:8%以上良好 → 現状は低め)
    • ROA:8.1%(資料記載、目安:5%以上で良好 → 良好水準)
    • 営業利益率:7.1%(業種平均との比較は個別確認要)
  • 財政状態(連結、期末、百万円)
    • 総資産:9,410(前期 8,263)
    • 純資産:4,530(前期 4,215)
    • 自己資本比率:46.5%(安定水準、前期 50.2%)
    • 1株当たり純資産:274.98 円(前期 264.33 円)
  • キャッシュ・フロー(連結、百万円)
    • 営業CF:1,432(前期 1,164)→ 営業CFは当期純利益(143.8)を大きく上回る(営業CF/純利益 ≒ 9.96、目安1.0以上で健全)
    • 投資CF:△296(前期 △19) 主な投資:無形固定資産取得 271(ソフトウェア等)、有形 22
    • 財務CF:11(前期 121) 主な事項:短期借入増加、長期借入返済等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約 1,136 百万円(キャッシュ創出良好)
    • 現金同等物残高:4,374(前期 3,228) 増加
  • 進捗率分析(2026年8月期会社予想に対する当期実績)
    • 売上高進捗率:10,234 / 11,500 ≒ 89.0%
    • 調整後EBITDA進捗率:1,289 / 1,300 ≒ 99.2%
    • 営業利益進捗率:731 / 800 ≒ 91.4%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:143.8 / 360 ≒ 39.9%(未達成ペース)
    • コメント:収益・EBITDAは高進捗。純利益が低いのは特別損失・法人税等調整の影響。
  • 財務安全性
    • 流動資産 6,144 / 流動負債 3,874 → 流動比率 ≒ 158.6%(健全)
    • 短期借入金 675、長期借入金 765、1年内返済予定の長期借入金 331(千円単位)
    • ネットキャッシュ(概算)= 現金4,373 − 有利子負債約1,772 ≒ +2,601 百万円(正味キャッシュポジション)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率の過去推移は資料に限定的。営業利益率は改善傾向。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失合計:360,001 千円
    • 減損損失(iD連携関連ソフトウェア):54,924 千円(キャッシュレスサービス事業)
    • 契約損失引当金繰入額:298,400 千円(外部委託契約の解約困難性に備え)
  • 特別利益合計:39,145 千円(投資有価証券売却益等)
  • 一時的要因の影響:特別損失が当期純利益を押し下げる要因。特別損失を除いた営業ベースの業績は堅調(営業利益大幅増)。
  • 継続性の判断:契約損失引当金は特定契約に関連するものであり、将来の支払義務に備えた計上のため継続的費用ではないと推定される(ただし支払い発生の可能性は注視が必要)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年8月期:中間 0.00 円、期末 0.00 円、年間 0.00 円(無配)
    • 2026年8月期(予想):0.00 円(無配)
  • 配当性向:–(配当ゼロのため)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:現時点で配当は無配。自己株式の処分・新株予約権行使は実績あり(資金調達の一手段)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出、当期):無形固定資産取得 271,175 千円、 有形固定資産取得 22,182 千円
  • 減価償却費:197,164 千円(営業費用として計上)
  • 研究開発(R&D):明確なR&D費の内訳は開示なし(R&D費:–)。無形投資はプラットフォーム統合・POS改修等に充当との記載あり。

受注・在庫状況(該当する業種情報)

  • 受注状況:受注高・受注残高の詳細は開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:426,358 千円(前期 375,379 千円、増加)
    • 在庫回転日数は未開示

セグメント別情報

  • キャッシュレスサービス事業
    • 売上高:3,768,905 千円(前期比 +11.6%)
    • セグメント利益:802,152 千円(前期比 +30.0%)
    • その他:独自Pay取扱高 約1.45 兆円(中期計画 2.0 兆円には未達)、顧客数 1,131 社、累計エンドユーザー数(資料表記)226,186
  • デジタルサイネージ関連事業
    • 売上高:5,690,126 千円(前期比 +107.0%)※クラウドポイントの通期連結化が寄与
    • セグメント利益:805,948 千円(前期比 +105.3%)
    • 累計設置面数:68,450 面、累計設置個所 30,810 箇所
  • ソリューション事業
    • 売上高:770,075 千円(前期比 +4.6%)
    • セグメント利益:298,316 千円(前期比 +32.3%)
    • メッセージング取引社数 395 社、解約率 0.6%
  • 構成比(売上):デジタルサイネージが最大(約55.6%:5,690/10,234)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画ではキャッシュレスとデジタルサイネージを成長ドライバーに位置付けているが、独自Payの取扱高は計画(2.0 兆円)に未達。クラウドポイント連結化でデジタルサイネージ分野は計画通り/上振れの成長。
  • KPI達成状況:調整後EBITDAや営業利益は増加で進捗良好。ただし一時損失が純利益に影響。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との相対比較データは開示なし(–)。
  • 市場動向:キャッシュレス化・デジタルサイネージ需要の拡大を前提とし、同社はその恩恵を受けている。iD連携等パートナー依存のプロジェクト遅延リスクに注意。

今後の見通し

  • 業績予想(会社、2026年8月期)
    • 売上高:11,500,000 千円(+12.4%)
    • 調整後EBITDA:1,300,000 千円(+0.8%)
    • 営業利益:800,000 千円(+9.4%)
    • 経常利益:770,000 千円(+7.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:360,000 千円(+150.4%)
    • EPS予想:22.63 円
  • 予想の信頼性:当期の営業ベース進捗は良好(売上・営業利益は高進捗)。当期の純利益は一時項目で低下しており、来期の純利益回復は一時損失再発の有無と税効果に左右されるため注視が必要。
  • リスク要因:
    • パートナー連携サービスの遅延・契約解除困難性に伴う追加損失
    • 為替・原材料・人件費等のコスト上昇
    • デジタルサイネージの導入遅延や大型顧客の需要変動

重要な注記

  • 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等関連)の適用に伴う会計方針の変更あり。ただし連結財務諸表への影響は記載なし。
  • 連結範囲の変更:VALUEDESIGN (MALAYSIA) SDN.BHD を連結除外(会社清算)。クラウドポイントは完全子会社化(株式交換)により通期で連結。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士監査の対象外)との注記あり。

(注)不明な項目・市場コンセンサス等は — と表記しました。本資料に基づく要約であり、投資助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4015
企業名 ペイクラウドホールディングス
URL https://www.paycloud.inc/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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