2025年7月期 通期決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 出版社DX(GigaViewer等)を成長エンジンに、UGCサービスを「生成AIフレンドリー」に転換し、SaaS(はてなCMS、Mackerel、toitta)のスケールアップで中期成長を目指す。短期は受託開発の「谷間」と広告単価下落を見越した投資(広告宣伝・人員増)を実行。
- 業績ハイライト: 通期売上高3,794百万円(前年同期比 +15%:良い)、営業利益339百万円(前年同期比 +398%:非常に良い)、経常利益339百万円(前年同期比 +272%:非常に良い)、当期純利益230百万円(前年同期比 +270%:非常に良い)。ただし、年内に2回の上方修正があったが「若干下回る着地」との表現。
- 戦略の方向性: (1)出版社DX支援(GigaViewerの導入拡大+マーケ支援でレベニューシェア拡大)、(2)UGCをAEO対応で生成AIフレンドリー化、(3)SaaS事業(はてなCMS / Mackerel / toitta)の認知獲得と機能拡充で収益化。
- 注目材料: GigaViewer for Apps(「少年ジャンプ+」等)による受託拡大、MackerelのAPM正式リリース(2025年5月)、toitta(発話分析)の本格リリースと成長、パブリックチェーン「JOC」のバリデータ参加による暗号資産関連売上計上(対価はJOCトークン)。
- 一言評価: 中期の成長エンジン(技術ソリューション/SaaS)が揃いつつあり、短期は需要の谷間や広告単価下落を見込んだ投資で利益が抑制されるが、中長期のリターンを狙う投資フェーズ。
基本情報
- 企業概要: 株式会社はてな(Hatena Co., Ltd.)、東証グロース(証券コード:3930)。主要事業は以下。
- コンテンツプラットフォーム(個人向けUGCサービス:はてなブログ、はてなブックマーク等)
- コンテンツマーケティング(はてなCMS、記事制作、広告/集客支援、toitta等)
- テクノロジーソリューション(SaaS:Mackerel/受託サービス:GigaViewer等)
- 代表者名: –(資料に記載なし)
- 説明会情報: 開催日時 2025年9月12日、形式:資料(スライド)公開。オンライン/オフライン・参加対象:–(資料に明記なし)
- 説明者: 発表者(役職): –(スライドに特定の発表者名・肩書は明記なし)
- 発言概要(資料要旨): 上記の戦略方針、業績サマリ、セグメント別動向、費用動向、26/7期予想などを説明。
- 報告期間: 2025年7月期(通期)
- 報告書提出予定日/配当支払開始予定日: –/–(資料に明記なし)
- セグメント:
- テクノロジーソリューション: Mackerel(SaaS監視→APMへ転換)、受託サービス(GigaViewer、メディア向けビューア開発・運用等)
- コンテンツマーケティング: はてなCMS(SaaS型CMS)、コンテンツ制作、広告配信、toitta(発話分析SaaS)
- コンテンツプラットフォーム: はてなブログ、はてなブックマーク等のUGCプラットフォーム(広告・課金)
- その他: 暗号資産関連(JOCのバリデータ売上等)
業績サマリー
- 主要指標(2025年7月期 通期/単位:百万円)
- 売上高: 3,794(前年同期比 +15%) — 増収(良い)
- 営業利益: 339(前年同期比 +398%) — 大幅増益(非常に良い)
- 営業利益率: 339 / 3,794 ≒ 8.9%(改善)
- 経常利益: 339(前年同期比 +272%) — 大幅増益(非常に良い)
- 当期純利益: 230(前年同期比 +270%) — 大幅増益(非常に良い)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料未記載)
- 予想との比較(資料での要旨)
- 会社が年内に24年12月・25年6月に業績上方修正を行ったが、着地はその上方修正値より若干下回った旨の記載あり。
- 資料記載の「業績予想進捗率(=公表予想に対する達成の差)」:
- 売上: ▲0.3%(若干未達)
- 営業利益: ▲7.4%(未達)
- 経常利益: ▲4.9%(未達)
- 当期純利益: ▲5.4%(未達)
- 要約: 上方修正後目標に対してやや未達。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率(資料の「業績予想進捗率」を参照):上記のとおり若干未達。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期目標(28/7期で売上50億円等)に向けた基盤整備段階。現状進捗は立ち上がりフェーズ(達成率:定量的数値は資料に記載なし)。
- 過去同時期との進捗比較: 売上は前年から+15%だが、セグメント間で差分があり(後述)。
- セグメント別状況(25/7期 実績・資料より)
- テクノロジーソリューション: 売上 2,839(百万円)/全体比 約74.9%(25/7期)/前年同期比 +23%(増収・良い)。内訳:受託サービスが+35%(GigaViewer等の大型案件寄与)、Mackerelは▲2%(短期的な新規獲得・リテンションが限定的)。
- コンテンツマーケティング: 売上 620(百万円)/前年同期比 ▲2%(減収・やや悪い)。はてなCMSの運用件数は152件(期末)、件数は増加したが「運用件数あたり平均月次売上」が低下。
- コンテンツプラットフォーム: 売上 328(百万円)/前年同期比 ▲10%(減収・悪い)。主因はアドネットワーク広告単価低下。登録ユーザー数は1,289万人(2025年7月)と堅調だが広告収入が下押し。
- その他: 売上 6(百万円)— JOCのバリデータ収益計上が開始(対価はJOCトークン受領)。
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス
- 受託(GigaViewer)による受注の寄与でテクノロジーソリューションが成長。また、MackerelはAPM機能リリース(2025年5月)でプロダクト転換を進め、26/7期以降の業績貢献を見込む。
- 新サービスtoitta(2024年10月正式リリース)が順調に導入拡大中。早期ARR 1億円を目指す。
- コンテンツプラットフォームは広告単価低下で減収が継続。
- 暗号資産関連でJOCバリデータとして売上計上(対価JOCトークン)。
- 増減要因
- 増収の主因: 受託サービス(GigaViewer)での大型案件寄与、SaaS(保守運用・レベニューシェア等)ストック売上の増加。
- 減収の主因: コンテンツプラットフォームのアドネットワーク広告単価低迷、Mackerelでの短期的な新規獲得停滞(開発リソースをAPMへ振替)。
- 増益の主因: 売上増に加え、費用増はあるが前年からの利益基盤改善で営業利益が大幅増。
- 費用面: 人件費増(通期増員+10名で着地、決算賞与増加)、AWS関連のドル建て費用増加(GigaViewer稼働量増)、広告宣伝投資は増加見込み。
- 競争環境
- Mackerel(監視/オブザーバビリティ)は国内で導入実績あり。APM市場での競合は大手ツール多数だが、既存顧客基盤とパートナー連携が強み。
- GigaViewerは出版社向けビューワで17社25メディア導入(2025年8月末時点)と実績あり。差別化はマンガ向けマネタイズ機能や運用・広告支援。
- コンテンツプラットフォームは広告市場の動向に左右されやすく、広告単価競争がリスク。
- リスク要因
- ウェブ広告単価の下落(コンテンツプラットフォーム収益に直結)
- 受託開発の一時的な谷間(ワンショット売上の減少リスク)
- 為替(ドル建てのAWS等コスト増) — 資料でAWS費用増加を指摘
- 暗号資産(JOCトークン)で受領する対価の価格変動および規制リスク
- APM/SaaSの競争激化、新規顧客獲得が計画どおり進まないリスク
戦略と施策
- 現在の戦略(基本方針)
- 方針1:出版社DX支援範囲を拡大(GigaViewerの導入増、特にApps版を倍増目標)
- 方針2:UGCサービスを生成AIフレンドリーに(AEO対応、生成AIベンダーとのパートナーシップ)
- 方針3:SaaSビジネスのスケールアップ(はてなCMS、Mackerel、toittaの認知・機能拡充)
- 進行中の施策・進捗
- GigaViewer:
- 「少年ジャンプ+」アプリ向け提供で通期の貢献。GigaViewer for Webも複数メディアへ導入。
- 26/7期末目標:GigaViewer for Apps 利用件数 4件(対前期 +2件)→(注)Webと合計で27件目標。
- マーケティング支援を当社も一部負担し、レベニューシェア料率を引き上げる施策を実施予定。
- Mackerel:
- ロードマップ通り開発。2024年8月 Vaxila統合、2024年11月 OpenTelemetry対応、2025年2月 分散トレーシングβ、2025年5月 APM正式リリース。
- 26/7期以降の本格的な売上拡大を見込む。
- はてなCMS:
- 2025年2月にリブランディング(オウンドメディア専用から企業サイト向けへ)。運用件数152件(25/7期末)。26/7期想定は178件。
- toitta:
- 2024年10月正式リリース。UI/UX関連組織での講演等で手応えあり。ISMS(ISO27001)取得(2025年9月予定)で企業顧客の信頼獲得を図る。ARR早期1億円目標。
- 暗号資産(JOC):
- バリデータ参画により25/7期2Qから売上計上(対価はJOCトークン)。Web3領域でのR&DやAPI連携等の検討。
- セグメント別施策と成果
- テクノロジーソリューション: 受託での大型導入(GigaViewer)+MackerelのAPM化でストック拡大。
- コンテンツマーケティング: はてなCMSの機能強化とリブランド、toittaで新領域(発話分析)へ展開。
- コンテンツプラットフォーム: AEO対応と生成AIベンダーとの連携でUGCサービスの価値維持・向上を図る。
- 新たな取り組み
- AEOへの対応、生成AIベンダーとのパートナーシップ構築、出版社向けに広告宣伝の共担でリスク共有しレベニューシェアを高める試み。
将来予測と見通し
- 業績予想(26/7期:通期、単位:百万円、資料より)
- 売上高: 3,859(前期比 +2%) — 増収は小幅見込み(見方:横ばい〜やや良い)
- 営業利益: 136(前期339から減益) — 利益率低下(短期投資/受託谷間が主因)
- 経常利益: 146
- 当期純利益: 101
- 予想の前提条件(資料要旨)
- テクノロジーソリューション:受託の一時的な減少だがストック売上は順調、Mackerelは増収トレンドに転じるが本格化は27/7期以降。
- コンテンツプラットフォーム:生成AIベンダーとの連携やAEO推進で+20%増収想定。ただしアドネットワーク広告単価は引き続き下落と想定。
- はてなCMS運用件数は178件(26/7期)を想定。
- JOCのバリデータ売上は年間通じて発生する想定(価格の大幅変動は前提外)。
- 為替は25/7期とほぼ同等想定。DC利用量はコスト削減施策で減少見込み。
- 予想修正
- 25/7期は年内に2回の上方修正があったが着地は若干下回った旨。26/7期は売上小幅増、利益は短期的に減益を見込む。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期イメージ:テクノロジーソリューションを成長エンジンに年率+15%前後の成長、28/7期で売上50億円目標。
- 従業員数目標:26/7期 228名(25/7期末217名→+11名想定)。
- その他KPI:はてなCMS導入件数、toitta ARR(目標1億円)、GigaViewer搭載件数(Apps版倍増目標)等。
- 予想の信頼性
- 資料はロードマップに沿った計画を示すが、広告市況・受託需要の谷間・暗号資産価格変動等の外部要因に依存する点を明記(経営側も注意喚起)。
- マクロ経済の影響
- ウェブ広告市場の景況(単価変動)、為替(USD建てクラウド費用)、銀行等金融規制(ステーブルコイン等、JOC関連)等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明確な配当方針の記載なし(–)。
- 配当実績(中間/期末/年間): –(資料未記載)
- 特別配当: なし/–(資料に特記事項なし)
- その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(–)
製品やサービス
- 主要製品/サービス(資料要約)
- はてなブログ/はてなブックマーク(UGCプラットフォーム)
- はてなCMS(SaaS型CMS、2025年2月にリブランディング)
- Mackerel(サーバー監視→OpenTelemetry準拠のオブザーバビリティへ、APM機能を正式リリース)
- GigaViewer(マンガ・投稿コンテンツ閲覧ビューワ) — 17社25メディア導入(2025年8月末)
- toitta(発話分析ソリューション/生成AI活用、2024年10月本格リリース)
- 暗号資産関連サービス(JOCのバリデータ参加)
- 協業・提携
- 出版社(集英社、講談社、文藝春秋等)へのGigaViewer導入、KADOKAWAとカクヨム共同開発、Mackerelの販売パートナー(KDDI、IDCフロンティア、SCSK等)。
- 成長ドライバー
- GigaViewerのアプリ搭載増加とマネタイズ支援(広告・課金レベニューシェア)
- MackerelのAPM転換によるSaaS収益化
- はてなCMSの企業利用拡大(リブランド効果)
- toittaの早期ARR拡大
- 生成AIへの対応(AEO)によるUGC価値向上
Q&Aハイライト
- Q&Aセッション情報: 資料中にQ&Aの記録はなし(–)。
- 注目の質問と回答: –(資料に未掲載)
- 経営陣の姿勢: 資料全体からは、短期の需給変化を認識しつつ中期のプロダクト転換・SaaSスケールを重視する姿勢。投資(人員増・広告負担)には積極的。
- 未回答事項: 市場想定に関する具体的なセンシティビティ(広告単価下落幅、JOCトークン評価基準など)は資料で詳細開示されていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中期戦略(出版社DX、SaaS、生成AI対応)に対しては強気/自信あり。短期業績については受託の谷間や広告単価低下を認めつつ、それを織り込んだ投資判断を説明(慎重かつ計画的)。
- 表現の変化: 以前より生成AIを「R&D」から「サービス適用」段階と明確化しており、実務適用にフォーカスしている点が変化。
- 重視している話題: 出版社DX(GigaViewer拡大)、Mackerelのプロダクト転換、はてなCMSの企業展開、生成AI(AEO)対応。
- 回避している話題: 具体的なJOCトークンの評価額や配当方針など投機的・詳細数値は回避。
投資判断のポイント(助言は行わないが判断材料整理)
- ポジティブ要因
- テクノロジーソリューションの売上拡大(受託+ストック売上)
- MackerelのAPM化、GigaViewerの導入実績、toittaの成長ポテンシャル
- 中期目標(28/7期・売上50億)に向けた明確なロードマップ提示
- ネガティブ要因
- コンテンツプラットフォームの広告単価下落による収益圧迫
- 受託開発の一時的谷間(ワンショット売上の変動)
- 為替影響(AWS等のドル建てコスト増)、JOCトークン受領の価格変動リスク
- 不確実性
- JOC関連の規制・市場受容、暗号資産価格変動
- 競合製品(APM/監視ツール)に対するMackerelの新機能受容
- 生成AIにおけるAEO対応の効果(検索エンジン・AIベンダーとの関係)
- 注目すべきカタリスト
- GigaViewer for Apps の新規搭載/マネタイズ拡大(広告・課金レベニューシェアの拡大)
- Mackerel APMの新規顧客獲得と売上反転(26/7期以降の実績)
- toittaのARR成長とISMS取得(信頼性向上)
- JOC関連の収益化状況およびステーブルコイン関連の市場動向
重要な注記
- 会計方針: 資料に会計方針の変更は明記なし(–)。
- リスク要因: 資料末尾に将来予想に関するリスク・不確実性の注意書きあり(外部要因で実績が変わる可能性)。
- その他: 資料で「2025年10月中旬に事業計画及び成長可能性に関する説明資料を発表予定」との記載あり。配当や詳細なEPS等は本資料に未記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3930 |
| 企業名 | はてな |
| URL | http://hatenacorp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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