2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想からの修正あり(当第3四半期の進捗を反映)。第3四半期累計の実績は会社予想に対して売上高は順調(通期予想の進捗約72.6%)、営業利益・経常利益・四半期純利益は既に通期予想を上回る進捗(営業利益進捗117.6%等)となっているため、上振れ寄りの進捗。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高+17.4%、営業利益+69.3%、経常利益+56.3%、四半期純利益+45.2%)。
- 注目すべき変化:農薬中間物・医薬中間物の伸長により売上が拡大。工場稼働率改善で原価率が低下し営業利益率が大幅改善(前年同期比で営業利益率 +約3.7ポイント)。
- 今後の見通し:通期予想は修正済(売上7,600百万円、営業利益570百万円、経常利益660百万円、当期純利益300百万円)。第3四半期時点で営業/経常/当期利益は通期予想を上回る進捗のため、通期見通し達成は前提次第では高い可能性。ただし季節性や残り期間の需要・原材料動向等に留意。
- 投資家への示唆:主力の農薬・医薬中間物が業績拡大を牽引。営業利益が通期予想を既に超過している点と、為替差益や受取配当金が営業外で寄与している点を踏まえ、今後は原材料価格・稼働維持・輸出動向、及び特別要因(固定資産除却・訴訟リスク等)を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:スガイ化学工業株式会社
- 主要事業分野:化学製品(医薬中間物、農薬中間物、機能性中間物、界面活性剤等)の製造販売(単一セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 野間 修
- URL: https://www.sugai-chem.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月6日(四半期決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)(非連結、日本基準)
- 四半期決算補足説明資料:無
- 四半期決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(製品種類別開示)
- 医薬中間物、農薬中間物、機能性中間物、界面活性剤、その他
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):1,373,000株
- 期末自己株式数:66,547株
- 期中平均株式数(四半期累計、EPS算出用):1,306,481株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月13日
- 株主総会、IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計:2023/4/1–2023/12/31、単位は百万円)
- 売上高:実績5,520(前年同期4,703、+17.4%)。通期会社予想7,600に対する進捗率:5,520/7,600 = 72.6%(順調)
- 営業利益:実績670(前年同期395、+69.3%)。通期会社予想570に対する進捗率:670/570 = 117.6%(既に通期予想超過)
- 経常利益:実績740(前年同期473、+56.3%)。通期会社予想660に対する進捗率:740/660 = 112.2%(既に通期予想超過)
- 四半期純利益:実績499(前年同期344、+45.2%)。通期会社予想300に対する進捗率:499/300 = 166.2%(既に通期予想超過)
- サプライズの要因:
- 上振れ寄与要因:農薬中間物・医薬中間物の売上拡大、工場稼働率改善による原価低減、営業外では受取配当金(約50百万円)や為替差益(約21.9百万円)計上。
- 抑制要因:固定費増、原材料価格の高止まり。ただし増収と稼働改善で吸収。
- 通期への影響:
- 第3四半期時点で利益は通期見通しを上回っているため、通期見通しは達成可能性が高まっているが、会社は既に予想を修正して発表済み(修正有)。残り期間の業績動向、原材料や為替の変動、特殊要因を注視。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要項目、千円ベース/要点のみ)
- 総資産:11,183,363千円(前期末11,286,945千円、▲103,582千円)
- 現金及び預金:706,764千円(前期末431,076千円、+275,688千円)
- 受取手形及び売掛金:1,784,714千円(前期末2,257,016千円、▲472,302千円)
- 棚卸資産(商品・仕掛品・原材料合計):増加(商品1,851,083、仕掛266,332、原材料874,320;合計で約220百万円増)
- 負債合計:4,058,690千円(前期末4,566,473千円、▲507,783千円)※支払手形・買掛金、借入金の減少が主因
- 純資産合計:7,124,672千円(前期末6,720,471千円、+404,201千円)
- 自己資本比率:63.7%(前期末59.5%)(63.7%(安定水準))
- 収益性(第3四半期累計、千円)
- 売上高:5,520,786(前年同期4,703,320、+17.4%)
- 営業利益:670,220(前年同期395,819、+69.3%)
- 営業利益率:670,220/5,520,786 = 12.1%(前年同期 8.4% → 増加、業種平均は業種により変動)
- 経常利益:740,407(前年同期473,761、+56.3%)
- 四半期純利益:498,693(前年同期343,543、+45.2%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):381.71円(前年同期262.29円、+45.6%)
- 収益性指標
- ROE(概算):四半期純利益498,693千円/純資産7,124,672千円 ≒ 7.0%(目安:8%以上で良好→やや下回る)
- ROA(概算):498,693千円/総資産11,183,363千円 ≒ 4.5%(目安:5%以上で良好→やや下回る)
- 営業利益率:12.1%(前年同期8.4%、改善)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:72.6%(通常ペース:年度・業種の季節性に依存)
- 営業利益進捗率:117.6%(既に通期予想を超過)
- 経常利益進捗率:112.2%(既に通期予想を超過)
- 純利益進捗率:166.2%(既に通期予想を超過)
- 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細数値は短信に掲載なし(累計値のみ)→ QoQ変化は–(ただし累計で稼働率改善と増収を確認)
- 財務安全性:
- 自己資本比率63.7%(安定水準)
- 借入金(主要):短期借入金600,000千円、1年内返済予定長期借入金433,369千円、長期借入金705,000千円
- 流動比率:流動資産5,498,257千円/流動負債2,792,027千円 ≒ 197%(健全)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は別途必要(計算可能だが季節性要因あり)
- セグメント別(製品別)貢献(売上:千円、構成比、前年同期比)
- 農薬中間物:3,616,303(65.5%) 前年2,859,296 → +757,007(+26.5%)
- 医薬中間物:1,150,096(20.8%) 前年967,890 → +182,206(+18.8%)
- 機能性中間物:389,415(7.1%) 前年461,442 → ▲72,027(▲15.6%)
- 界面活性剤:271,885(4.9%) 前年335,104 → ▲63,219(▲18.9%)
- その他:93,087(1.7%) 前年79,586 → +13,501(+17.0%)
- 財務の解説:
- 増収効果と工場稼働率改善により売上総利益が増加、販売費及び一般管理費は増加したものの営業増益を確保。
- 受取配当金・為替差益が営業外収益として寄与。特別損失(固定資産除却損約10.5百万円)を計上。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産除却損 10,478千円(当期)
- 特別利益:該当記載なし
- 一時的要因の影響:除却損は小幅。営業外収益(受取配当金約50.6百万円、為替差益約21.9百万円)が利益を押し上げている点は一時要因の面があるため、除いた業績動向も確認が必要。
- 継続性の判断:受取配当金は投資状況に依存、為替差益は変動要因。継続性は限定的。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(無配)
- 期末(予想):55.00円(2024年3月期予想、直近公表から修正有)
- 年間配当予想:55.00円(前期実績45.00円 → 増配)
- 配当性向(概算):
- 予想配当総額(発行済株式数1,373,000株で算出):約75.5百万円
- 通期当期純利益予想300百万円に対する配当性向 ≒ 25.2%(概算、適度な水準)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:短信に明記なし(有形固定資産の純額変動はあるが詳細は–)
- 備考:機械及び装置純額が前期末比で減少(1,295,904千円→1,227,153千円、▲68,751千円)が確認されるが、詳細は開示資料参照。
受注・在庫状況
- 棚卸資産(在庫):商品及び製品・仕掛品・原材料の合計で約220百万円増加(短信でも記載あり)
- 在庫の内訳(千円):商品1,851,083 / 仕掛266,332 / 原材料874,320
セグメント別情報
- 単一セグメントの製品別開示により、農薬中間物が売上の主力(構成比65.5%)で成長率も高い(+26.5%)。
- 医薬中間物も増加(+18.8%)で製品ミックスの改善が寄与。
- 機能性中間物・界面活性剤は減少しており、製品構成の偏りがやや進行。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内の個人消費回復とインバウンド回復に加え、中国経済の停滞・世界的金融引締め・地政学リスクを注視する必要あり(会社コメント)。
今後の見通し
- 業績予想(通期:2023/4/1–2024/3/31、会社修正後)
- 売上高:7,600百万円(前期比+7.7%)
- 営業利益:570百万円(前期比▲12.4%)
- 経常利益:660百万円(前期比▲11.9%)
- 当期純利益:300百万円(前期比▲48.2%)
- 会社は第3四半期の進捗を勘案して5月発表の数値を修正済(修正有)
- 予想の信頼性:第3四半期累計で利益が通期予想を既に上回る進捗である一方、残り期間の需要動向、原材料・為替、及び一時項目の影響により不確実性あり。
- リスク要因:
- 原材料価格の高止まり
- 工場稼働率の維持
- 為替変動
- 地政学リスク・中国経済の停滞
- 訴訟リスク(下記参照)
重要な注記
- 会計方針の変更等:なし
- 偶発債務(重要な訴訟事件):元従業員遺族による労働審判・訴訟(請求額103,903千円)。2023年3月14日に80,000千円の範囲で労働審判が認容されたが当社が異議申立て、通常訴訟に移行中。現時点で業績影響の予測は困難。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4120 |
| 企業名 | スガイ化学工業 |
| URL | http://www.sugai-chem.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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