2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

前提

対象資料:株式会社中村屋 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(非連結、会計期間:2024年4月1日〜2024年9月30日、提出日:2024年11月8日)。決算短信はレビュー対象外。金額は会社表記に合わせ、主要値は百万円単位で記載。

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想(2025年3月期通期:売上高38,000百万円、営業利益900百万円、当期純利益670百万円)を修正せず発表。中間実績と通期予想の間に会社側の前提修正はなし(市場予想との比較は–)。
  • 業績の方向性:売上高は前年同期ほぼ横ばい(12,716百万円、対前年 +0.0%)で、損失幅は縮小(営業損失 △1,857百万円 → 前年 △2,256百万円)。増収増益ではないが「損失縮小」の改善トレンド。
  • 注目すべき変化:セグメント別では食品事業が売上増・営業増益(売上 4,704百万円、+2.7%、営業利益 326百万円、+77.8百万円)を示し、不動産賃貸は売上・利益とも大幅増(売上 466.8百万円、+36.0%、営業利益 242.6百万円、+95.0百万円)。一方、菓子事業は売上減(7,546百万円、-3.2%)だが営業損失は改善。
  • 今後の見通し:通期見通しは据え置き。中間実績の通期進捗は売上高で約33.5%(12,717 / 38,000)。下期(冬季)の季節性が強いため会社は見通しを変更せず。だが、通期営業利益900百万円・当期純利益670百万円を達成するには下期で大幅な黒字転換が必要。
  • 投資家への示唆:中間は「損失幅縮小」「食品・不動産の寄与」が確認されたが、通期黒字化の実現性は下期業績(季節性・コスト動向・価格改定・販売施策)が鍵。会社は価格改定や商品絞り込みなどコスト対策を実施中であり、下期の実行力に注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社中村屋
    • 主要事業分野:菓子事業(菓子・ギフト等)、食品事業(レトルトカレー等市販・業務用、直営レストラン)、不動産賃貸事業(新宿中村屋ビル等)
    • 代表者名:代表取締役社長 島田 裕之
    • 上場市場:東証
    • URL:https://www.nakamuraya.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年11月8日
    • 対象会計期間:2025年3月期第2四半期(中間期) 2024年4月1日〜2024年9月30日(非連結)
    • 決算補足資料・説明会:作成・開催あり
  • セグメント(報告セグメント):
    • 菓子事業:菓子・ギフト、日配菓子、中華まん等
    • 食品事業:市販レトルト(インドカリー等)、業務用、直営レストラン
    • 不動産賃貸事業:新宿中村屋ビル等の賃貸収入
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):5,976,205株(2025年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:169,661株
    • 期中平均株式数(中間期):5,806,789株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2024年11月14日
    • 株主総会・IRイベント等:–(決算説明会は開催あり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率)
    • 売上高(累計中間):12,716.9百万円。通期予想38,000百万円に対する進捗率:約33.5%。
    • 営業利益(累計中間):△1,856.8百万円。通期予想900百万円に対する進捗率:計算上は▲206.3%(中間が赤字のため比率は参考値に留意)。
    • 当期純利益(累計中間):△1,223.2百万円。通期予想670百万円に対する進捗率:▲182.5%(同上)。
  • サプライズの要因:
    • 中間は全体で売上横ばいだが、コスト削減・効率化により営業損失が約399百万円改善(前年同期比)。長期前受収益の増加(+3,317百万円)が営業CF押し上げ要因となった。菓子事業の販売減を食品事業・不動産が補った構図。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を修正せず据え置き。だが中間が赤字であるため、通期で黒字化するには下期で相当な改善(季節性による売上増とさらなるコスト削減・利益率改善)が必要。短期的リスク要因(原材料・物流コスト等)の動向に注意。

財務指標(要点)

  • 財務諸表ハイライト(当中間会計期間末:2024年9月30日、単位:百万円)
    • 総資産:44,127(前期末 43,518、増加 +609)
    • 純資産:24,886(前期末 26,606、減少 △1,720)
    • 自己資本比率:56.4%(前期末 61.1% → 56.4%(やや低下だが安定水準))
    • 現金及び現金同等物:1,172(前期末 1,137、+35)
    • 短期借入金:2,900(前期末 2,500、+400)
    • 長期前受収益(負債項目):6,701(前期末 3,384、+3,317)
  • 損益(中間累計)
    • 売上高:12,716.9百万円(前年同期 12,714.7、+0.0% / +2.2百万円)
    • 営業損失:△1,856.8百万円(前年同期 △2,255.7、改善 +398.9百万円)
    • 営業利益率:△14.6%(営業損失 / 売上高、業種平均との比較は業種により異なるが負の状況)
    • 経常損失:△1,772.4百万円(前年同期 △2,180.3、改善 +407.9百万円)
    • 中間純損失:△1,223.2百万円(前年同期 △1,584.1、改善 +360.9百万円)
    • 1株当たり中間純損失:△210.65円(前年同期 △265.79円)
  • 収益性指標(中間ベース、目安と比較)
    • ROE(中間):約 △4.9%(中間純損失 △1,223 / 自己資本 24,886 → -4.9%)(目安:8%以上が良好)
    • ROA(中間):約 △2.8%(中間純損失 △1,223 / 総資産 44,127 → -2.8%)(目安:5%以上が良好)
    • 営業利益率:△14.6%(マイナス)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約33.5%(通常ペースかどうかは季節性を考慮。中村屋は冬季に需要が高く下期寄り)
    • 営業利益進捗率:中間時点で赤字のため、通期900百万円を達成するには下期で大幅な黒字転換が必要
    • 純利益進捗率:同上
  • キャッシュフロー(中間累計、単位:千円)
    • 営業CF:+587,492(前年同期 +46,224。改善の主因は長期前受収益の増加3,317,047と減価償却740,011)
    • 投資CF:△559,802(前年同期 △407,228。主に有形固定資産取得 △457,002)
    • 財務CF:+8,016(前年同期 +646,171。短期借入金の増加 +400,000、配当支払 △346,401)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約 +27,690(小幅プラス)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 587,492 / 中間純損失 △1,223,224 → 比率は負の純利益に対してプラスCF(非現金費用や前受収益の影響)。目安1.0以上の判断は通年ベースが望ましい。
  • 四半期/季節性:
    • 同社は冬季に売上が高まる季節性あり(上半期:4–9月は下期より弱め)。中間が赤字でも下期で回復する想定が会社見通しの前提。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率56.4%(安定水準:40%以上が安定とされる)
    • 流動比率(概算):流動資産 11,568 / 流動負債 7,747 ≒ 149%(良好)
    • 負債の動向:短期借入金増加(+400百万円)および長期前受収益の増加(+3,317百万円)で負債合計増加
  • 効率性:
    • 総資産回転率(中間):売上12,717 / 総資産44,127 ≒ 0.29回/年(参考)– 業種平均との比較は業種別で異なるため注意
  • セグメント別(中間)
    • 菓子事業:売上 7,546.4百万円(-3.2%)、セグメント営業損失 △1,233.9百万円(前年同期比改善 +196.1)
    • 食品事業:売上 4,703.7百万円(+2.7%)、営業利益 326.1百万円(+77.8)
    • 不動産賃貸事業:売上 466.8百万円(+36.0%)、営業利益 242.6百万円(+95.0)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし(当中間期)
  • 特別損失:固定資産除却損 2,992千円、減損損失 4,426千円、計 約7,418千円(中間に計上)。前年同期は環境対策費等で大きめの特別損失(89,770千円)があったため、特別損失は減少。
  • 一時的要因の影響:中間における経常・営業損失改善は、主に通常営業の効率化・コスト削減の効果と、前期の大きな特別損失が無かったことによるところがある。
  • 継続性の判断:長期前受収益の増加(負債計上)は一時的な収入先行要因だが、中身の継続性・収益化スケジュールは注視が必要。

配当

  • 中間配当:無
  • 期末配当(会社予想):65.00円(通期合計:65.00円、前期は年60円〈期末60〉)
  • 直近発表からの配当予想修正:無
  • 配当性向(会社通期予想ベース):配当65.0円 / 1株当たり当期純利益112.86円 ≒ 約57.6%(注:高め。会社は通期黒字見込みに基づく数値)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載は今回資料に無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間累計、有形固定資産取得):457.0百万円(前年同期 418.9百万円、増加)
  • 減価償却費:740.0百万円(中間)
  • 研究開発費:明細記載なし(–)

受注・在庫(該当情報)

  • 棚卸資産(内訳の増減):商品及び製品 2,450.8百万円(前期末 1,463.6 → 増加 +987.2)、原材料及び貯蔵品 2,977.4百万円(前期末 2,370.4 → 増加 +606.9)。在庫増加が見られる(理由:出荷計画、季節在庫等か)。在庫回転日数は記載なし(–)。

セグメント別情報(補足)

  • 菓子事業:売上減ながら損失幅改善。ギフトのパッケージ変更、主力品の品質改良、新商品投入(焼菓子・夏向け商品)等を実施。
  • 食品事業:市販レトルト(「THE濃厚」等)が好調、業務用で新採用を獲得し増収・増益。
  • 不動産賃貸:新宿中村屋ビル満室等で増収増益。長期前受収益の計上が増加(賃貸関連の前受?)している点は留意。
  • セグメント戦略:商品付加価値強化、マイスター制度による技術継承・商品開発の加速、PBや新販路開拓等を継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「中村屋2027ビジョン」を掲げ、品質向上・付加価値化・人材育成(マイスター)・販路拡大を推進中。
  • 進捗:中間期では食品・不動産が伸長し一定の成果。但し通期での黒字化を含む数値目標達成は下期の寄与に依存するため、計画遂行の実行力が鍵。

競合状況や市場動向

  • 業界概況:個人消費改善とインバウンド回復の中で緩やかな回復基調。ただし原材料・物流コスト上昇は継続的な負荷。
  • 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(–)。付加価値商品やレトルト市場での競争激化を踏まえ、ブランド力と商品力が重要。

今後の見通し

  • 業績予想(通期、会社予想):売上高38,000百万円(+0.6%)、営業利益900百万円(+8.4%)、経常利益1,060百万円(+6.5%)、当期純利益670百万円(+65.4%)、1株当たり当期純利益112.86円。業績予想の修正:無
  • 会社予想の前提:資料中に詳細前提あり(為替等特記は無し)。季節性(冬期需要)を前提に下期での収益回復を見込む想定。
  • 予想の信頼性:中間で赤字が残るため、下期での大幅な改善(売上増+費用コントロール)が実行できるかが達成可否のポイント。過去の予想達成傾向は本文参照(今回の資料では過去実績との相関の詳細は無し)。
  • リスク要因:原材料価格・物流費の上昇、消費者需要の不確実性、季節変動、賃貸関連の収入動向など。

重要な注記

  • 会計方針変更:無し
  • 第2四半期決算短信は監査人のレビュー対象外
  • 中間における有意な会計上の変更・修正表示:無し

備考(表現上の注意)

  • 本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言ではありません。
  • 不明な事項は「–」で記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2204
企業名 中村屋
URL http://www.nakamuraya.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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