2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社が公表している通期予想の修正はなし。中間決算は会社予想(通期)との乖離はなく、マーケット予想との差異は–(市場コンセンサスは開示資料に記載なし)。通期進捗は概ね50%で想定内。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高:前年同期比+3.7%、営業利益:前年同期比△10.4%)。
  • 注目すべき変化:免疫血清検査試薬(免疫試薬)売上が前年同期比で約+11.3%と拡大。一方、生化学検査試薬は約△7.5%と減少。原材料高や人件費増加、円安影響で利益率が低下。
  • 今後の見通し:通期予想(売上5,500百万円、営業利益850百万円、当期純利益600百万円)に変更なし。中間進捗は売上50.3%、営業利益49.6%、当期純利益51.0%で、概ね計画通り。
  • 投資家への示唆:免疫試薬(特に敗血症診断用プロカルシトニンキット等)が成長を牽引している点はポジティブ。一方、原材料価格上昇・円安・人件費増が利益を圧迫しており、為替やコスト動向が今後の利益回復の鍵。中間で確認された在庫廃棄損等の一時項目の扱い(継続性)にも留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社カイノス
    • 主要事業分野:臨床検査薬および関連機器の製造・販売(生化学検査試薬、免疫血清検査試薬 等)
    • 代表者名:代表取締役社長 長津行宏
    • 上場市場/コード:東/4556
    • URL:https://www.kainos.co.jp
    • 決算短信:非連結(日本基準)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月28日(決算短信公表日)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明会:開催(詳細日程は–)
  • セグメント:
    • 主たる区分は製品(生化学検査試薬、免疫血清検査試薬、その他)および商品(同上)。開示は製品・商品を合計した検査分野別売上高中心。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):4,558,860株
    • 期末自己株式数:343,200株(うち信託E口 233,500株を含む)
    • 期中平均株式数(中間期):4,215,660株
    • 時価総額:–(株価情報は開示資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月6日
    • 決算説明会:有(開催済または開催予定、詳細はIR参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較による進捗)
    • 売上高:2,768百万円(中間)/通期予想5,500百万円 → 進捗率 50.3%
    • 営業利益:422百万円(中間)/通期予想850百万円 → 進捗率 49.6%
    • 中間純利益:306百万円(中間)/通期予想600百万円 → 進捗率 51.0%
  • サプライズの要因:
    • 売上は微増(+3.7%)で堅調だが、原材料価格上昇、円安の影響、人件費増等により売上総利益率が低下し、営業利益は前年同期比で減少。中間における受取保険金(25.0百万円)や棚卸資産廃棄損(25.2百万円)などの非通常項目が発生しており、これらは損益に一時的影響を与えている(ほぼ相殺されている)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期見通しを据え置き。中間進捗は概ね50%で計画線上。ただし原材料価格・為替動向や公的医療機関の経営状況(需要面)次第で下振れリスクあり。

財務指標(中間決算:単位は百万円、%は前年同期比)

  • 損益要点(中間、2025/4/1–2025/9/30)
    • 売上高:2,768 百万円(+3.7%)
    • 売上総利益:1,355 百万円(前年1,384)→ 売上総利益率 49.0%(=1,354.54/2,768.07)
    • 販管費等:932 百万円
    • 営業利益:422 百万円(△10.4%)→ 営業利益率 15.25%(良好水準、業種平均は–)
    • 経常利益:427 百万円(△9.8%)
    • 中間純利益:306 百万円(△12.0%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):72.65 円(前年82.54 円、△12.0%)
  • 財政状態(2025/9/30)
    • 総資産:8,900 百万円(前期末 8,785 百万円、+1.3%)
    • 純資産:6,949 百万円(前期末 6,775 百万円、+2.5%)
    • 自己資本比率:78.1%(安定水準、目安:40%以上で安定)
  • 収益性指標(中間ベース)
    • ROE(中間期ベース):約4.46%(中間純利益306 / 平均自己資本約6,862)→ 年間換算で約8.9%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(中間期ベース):約3.44%(306 / 総資産8,901)→ 年間換算で約6.9%(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:15.25%(業種平均は–)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率:50.3%
    • 営業利益進捗率:49.6%
    • 当期純利益進捗率:51.0%
    • 判定:中間の進捗は概ね通期見通しに沿ったペース
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:+79.3 百万円(前年同期 +345.8 百万円、減少)
    • 投資CF:+0.9 百万円(前年同期 △12.2 百万円)
    • 財務CF:△169.4 百万円(前年同期 △396.6 百万円、主に配当支払等)
    • フリーCF:営業CF − 投資CF = 約78.4 百万円
    • 現金及び現金同等物残高:2,967 百万円(期首 3,056 百万円、△89.2 百万円)
    • 営業CF/当期純利益比率:約0.26(79.3 / 306)→ 1.0以上が健全の目安のため、中間ではやや低め(季節性・税支払の影響等あり)
  • 流動性・安全性
    • 流動負債合計:1,551 百万円
    • 短期借入金:250 百万円(期末)
    • 長期借入金:300 百万円(期末)
    • ネットキャッシュ概算:現金2,967 − 有利子負債550 ≒ 2,417 百万円(比較的余裕あり)
  • 効率性
    • 総資産回転率(中間ベース):売上2,768 / 総資産8,901 ≒ 0.31(年間換算で約0.62)
  • セグメント別(検査分野 合計)
    • 生化学検査試薬:1,101.99 百万円(前中間 1,190.85 百万円、△7.5%)
    • 免疫血清検査試薬:1,514.20 百万円(前中間 1,360.12 百万円、+11.3%)
    • その他:151.88 百万円(前中間 119.44 百万円、+27.2%)
    • 製品合計:2,433.30 百万円(前中間 2,303.12 百万円、+5.7%)
    • 商品合計:334.77 百万円(前中間 367.28 百万円、△8.8%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:受取保険金 25,042 千円(営業外収益に計上)※一時的収入
  • 特別損失:棚卸資産廃棄損 25,189 千円(営業外費用に計上)※在庫評価関連の一時費用
  • 影響:受取保険金と棚卸資産廃棄損がほぼ相殺され、当期全体の特別損益の純影響は限定的。ただし在庫廃棄が継続的に発生するかは注視が必要。
  • 継続性の判断:受取保険金は一時的、棚卸資産廃棄は在庫管理・検査需要の変動に依存するため継続性は不確定。

配当

  • 中間配当:0.00 円(実績)
  • 期末予想(2026年3月期):32.00 円(通期合計 32.00 円、前期実績 35.00 円)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は–(純利益予想600百万円に対する配当総額は資料に明示なしのため算出不可)
  • 特別配当の有無:なし
  • 株主還元方針:配当予想に変更なし。自社株買い等の記載はなし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間期)
    • 有形固定資産取得による支出:1.5 百万円(投資CFの内訳)
    • 前年同期:有形取得支出16.2 百万円(前年は大きめ)
  • 減価償却費:49.0 百万円(中間)
  • 主な投資内容:資料記載は限定的(詳細は添付資料参照)。

受注・在庫状況

  • 在庫(棚卸資産):457,766 千円(期末、前期 446,110 千円、+2.6%)
    • 棚卸資産廃棄損 25,189 千円が発生しており、在庫の評価・回転に注意。

セグメント別情報

  • 各セグメント(主要:生化学検査試薬、免疫血清検査試薬、その他)
    • 免疫血清検査試薬が売上増の主因(+11.3%)。会社は敗血症診断用プロカルシトニンキット等のシェア拡大に注力と明示。
    • 生化学検査試薬は前期比で減少。商材別(商品)では全体で減少。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:医療分野は回復基調だが、公立病院等の経営悪化懸念、地政学リスクや為替・資材価格上昇がリスク要因と注記。臨床検査薬の重要性は継続。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想:売上 5,500 百万円(+3.7%)、営業利益 850 百万円(+3.2%)、当期純利益 600 百万円(△6.4%)※予想数値に変更なし
    • 前提条件:為替・原材料価格等の前提は詳細資料(添付P.2)参照
  • 予想の信頼性:直近の修正はなし。過去の予想達成傾向は資料内に明示なし(–)。
  • リスク要因:為替変動(円安)、原材料価格・物流費の上昇、公的医療機関の予算・需要変動、在庫評価(廃棄損)の発生、競争激化。

重要な注記

  • 会計方針の変更や見積り変更:なし(中間財務諸表の特有処理適用なし、修正表示なし)。
  • 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。

(注)本まとめは提出された決算短信(非連結)を基に整理した情報であり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4556
企業名 カイノス
URL http://www.kainos.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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