2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対して修正はなし(サプライズなし)。ただし、第3四半期累計の四半期純利益(577百万円)が通期予想の当期純利益(570百万円)を既に上回っている点は注目(通期予想達成はほぼ確実、むしろ上振れの余地あり)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高3,790百万円、前年同期比+1.6%;営業利益794百万円、前年同期比+13.5%)。
- 注目すべき変化:免疫血清検査試薬の売上が増加(1,867.99百万円、前年同期比+8.3%)し、製品構成比で49.3%と増加。営業利益率が前年同期の約18.8%から約21.0%に改善。
- 今後の見通し:通期予想に変更なし。進捗率は売上で約72.9%、営業利益で約93.4%、経常利益で約95.4%、当期純利益は101.2%(既に通期見通し超過)。営業利益・経常利益は通期達成の余地小、当期純利益は上振れの可能性あり。
- 投資家への示唆:高い営業利益率と強いキャッシュポジション、自己資本比率の高さ(73.7%)が特徴。製品ポートフォリオでは免疫系の回復が寄与しており、新製品(プロカルシトニン試薬 LATECLE PCT)の上市により追加成長要因が期待される。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社カイノス
- 主要事業分野:臨床検査用試薬等の製造販売(生化学検査試薬、免疫血清検査試薬、その他)
- 代表者名:代表取締役社長 長津行宏
- 報告概要:
- 提出日:2024年1月25日
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日、非連結)
- 四半期決算説明資料の有無:無
- 四半期決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 事業は単一分野(臨床検査薬等)で、報告は製品別(生化学検査試薬、免疫血清検査試薬、その他)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):4,558,860株
- 期末自己株式数:343,200株
- 期中平均株式数(四半期累計):4,182,380株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月2日
- 株主総会、IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、通期ベース達成率算出)
- 売上高:3,790百万円/通期予想5,200百万円=達成率72.9%
- 営業利益:794百万円/通期予想850百万円=達成率93.4%
- 純利益:577百万円/通期予想570百万円=達成率101.2%(既に通期見通し超過)
- サプライズの要因:
- 営業利益・純利益が想定を上回る主因は、売上構成の改善(免疫血清検査試薬の増収)と販管費の抑制により営業利益率が上昇したこと。
- 特別利益として固定資産売却益(3.7百万円)が発生し、特別損失(固定資産除却損 2.1百万円)を上回ったため、税引前利益を若干押上げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期までの進捗を見ると、営業利益・経常利益は通期達成に向けて順調(約9割超の進捗)、純利益は既に通期予想を上回っており、通期での上振れ期待がある一方、下期の季節性や一時費用等で変動し得る点は留意。
財務指標
- 財務諸表(要点、金額は百万円表示)
- 損益(第3四半期累計):売上高 3,790(+1.6%)、売上原価 1,814、売上総利益 1,976、販売費及び一般管理費 1,182、営業利益 794(+13.5)、経常利益 811(+12.3)、四半期純利益 577(+16.0)。
- 貸借対照表(当第3四半期末):総資産 8,387、純資産 6,183、自己資本比率 73.7%(高水準)。
- 収益性:
- 売上高:3,790百万円(前年同期比+1.6%、+62百万円)
- 営業利益:794百万円(前年同期比+13.5%、+95百万円)
- 経常利益:811百万円(前年同期比+12.3%、+89百万円)
- 純利益:577百万円(前年同期比+16.0%、+79百万円)
- 1株当たり利益(EPS):138.01円(前年同期119.24円、+15.7%)
- 収益性指標:
- ROE(通期予想ベース):約9.2%(570 / 6,182)(目安:8%以上は良好)
- ROA(通期予想ベース):約6.8%(570 / 8,387)(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:約21.0%(良好。業種平均は業種により異なるが高水準)
- 進捗率分析(第3四半期累計対通期予想)
- 売上高進捗率:72.9%(通常・やや前倒し寄り)
- 営業利益進捗率:93.4%(順調)
- 純利益進捗率:101.2%(既に通期目標超過)
- 過去同期間との比較:営業・純利益ともに前年同期を上回る改善ペース
- キャッシュフロー:–(四半期キャッシュフロー計算書の記載なしのため省略)
- 現金及び預金残高(BSより):3,026百万円(前期末3,020百万円とほぼ横ばい)
- 四半期推移(QoQ):–(QoQ詳細は非開示)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:73.7%(安定水準)
- 流動比率(流動資産/流動負債):5,544 / 1,853 ≒ 299%(健全)
- 有利子負債(短期借入540 + 長期借入250 = 790百万円)/純資産(6,113百万円)=約12.9%(低い)
- 効率性:
- 総資産回転率(売上/総資産):3,790 / 8,387 ≒ 0.45回/年(業種差あり)
- セグメント別(製品別):
- 生化学検査試薬:1,752百万円(構成比46.2%、前年同期1,811百万円、前年比-3.3%)
- 免疫血清検査試薬:1,868百万円(構成比49.3%、前年同期1,724百万円、前年比+8.3%)
- その他:170百万円(構成比4.5%、前年同期193百万円、前年比-11.8%)
- 説明:免疫系製品の伸長が売上を牽引
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 3,692千円(約3.7百万円)
- 特別損失:固定資産除却損 2,127千円(約2.1百万円)
- 影響:特別損益の純増は約1.6百万円と小幅。主要な業績改善は営業面(製品構成・販管費)によるもので、特別項目の影響は限定的。
- 継続性:固定資産売却益は一時的要因であり継続性は低い。
配当
- 配当実績・予想:
- 第2四半期(中間):0.00円(無配)
- 期末(予想):25.00円
- 年間予想配当:25.00円(直近公表予想からの修正なし)
- 配当性向(会社公表ベース、通期予想):配当性向 = 25 / 136.56 ≒ 18.3%
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産の取得(報告内記載):6,400万円(= 64百万円)程度の取得があった旨記載(原文参照)
- 減価償却の進捗により固定資産純額は減少傾向
- 研究開発:–(R&D費用の明細や対売上比の記載なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(受注高・受注残の記載なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:357百万円(前期404百万円)
- 仕掛品:118百万円(前期70百万円)
- 原材料及び貯蔵品:384百万円(前期275百万円)
- 棚卸資産合計:約859百万円(前期約749百万円、増加約110百万円、+14.7%)
セグメント別情報
- 売上高・成長率(前掲)
- 生化学検査試薬:1,752百万円(-3.3%)
- 免疫血清検査試薬:1,868百万円(+8.3%)
- その他:170百万円(-11.8%)
- セグメント戦略:生化学領域でクレアチニン試薬の販売強化、敗血症診断向けプロカルシトニン試薬(LATECLE PCT)を2024年1月に上市。汎用生化学自動分析装置で測定可能な点を強調。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(詳細なKPI/中期計画の記載なし)
- KPI達成状況:通期利益予想に対する進捗(営業利益約93%など)は順調だが、会社の中期目標との整合性は資料からは判断不可。
競合状況や市場動向
- 市場動向:新型コロナ検査市場の縮小は継続している一方、A群溶血性レンサ球菌やインフルなど感染症流行で一時的に検査需要が増加。臨床検査薬の必要性自体は堅調。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは開示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高5,200百万円(+5.6%)、営業利益850百万円(+3.5%)、経常利益850百万円(-0.5%)、当期純利益570百万円(+0.3%)、EPS 136.56円
- 会社は前提条件等を別紙で提示(為替等の前提は資料参照)
- 予想の信頼性:第3四半期累計で純利益が通期見通し超過していることから、通期での上振れ余地あり。ただし、下期における季節性・市場変動等のリスクは残る。
- リスク要因:感染症の流行動向、原材料価格、為替変動、規制・承認関連の遅延など
重要な注記
- 会計方針の変更、見積変更、修正再表示:いずれも無し
- 四半期決算短信は公認会計士・監査法人の四半期レビューの対象外
- その他:2023年12月26日にプロカルシトニンキットの製造販売承認取得、2024年1月16日に上市(注目点)
(注)
- 本資料は提供された決算短信に基づく要約・整理であり、投資助言を目的としたものではありません。
- 不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4556 |
| 企業名 | カイノス |
| URL | http://www.kainos.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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