2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績ハイライト(連結・2024年3月期)
- 売上高:111,375百万円、営業利益:3,243百万円、経常利益:3,266百万円、親会社株主に帰属する当期純利益:3,056百万円。
- 業績の方向性:増収増益(個別業績との比較では、個別ベースで売上+17.4%、営業利益+93.7%、当期純利益+89.2%と大幅改善)。
- 注目すべき変化:壽屋商事株式会社の株式取得(100%子会社化、取得日2024/2/29/みなし取得日2024/1/31)により連結初年度。連結財務諸表は貸借対照表のみを連結(子会社業績は当期の損益に含まれていない)。
- 今後の見通し:2025年3月期に関しては、経済環境の不確実性(物価上昇、消費マインド低下)を想定しつつ、第5次中期経営計画に沿った成長戦略(ヘルスケアフード、PB、中食、素材品、M&A等)を継続する方針。通期予想の修正は今回の開示内では記載なし。
- 投資家への示唆:高い自己資本利益率(ROE 24.1%)と安定的なキャッシュ創出(営業CF 2,811百万円、フリーCF 約2,722百万円)を確認。ただし、当期は連結初年度であり、取得子会社の損益が連結損益に含まれていない点を踏まえ、連結ベースでの業績継続性やM&A効果の実働を今後の開示で確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:尾家産業株式会社
- 主要事業分野:食品卸売事業(外食・中食・給食・ヘルスケアフード向けの業務用食材卸等)、倉庫業(重要性低のため開示は限定)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 尾家 健太郎
- コード:7481、上場取引所:東(東証)
- URL:http://www.oie.co.jp
- 報告概要
- 提出日:2024年5月10日(決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期(連結:2023/4/1~2024/3/31)※当連結会計年度は連結財務諸表の作成初年度で、連結子会社の取得日を2024/1/31(みなし取得日)としており、連結決算日との差異が3ヶ月を超えないため当年度は貸借対照表のみ連結(損益は子会社の業績を含まず)。
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント
- 事業セグメントは「食品卸売事業」のみ(倉庫業は重要性乏しいため記載省略)。
- 製品区分(当期売上内訳):常温食品、冷蔵食品、冷凍食品、酒類、非食品、倉庫業(賃貸収入等)。
- 発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):9,255,000株
- 期末自己株式数:979,000株
- 期中平均株式数:8,871,768株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 定時株主総会開催予定日:2024年6月26日
- 配当支払開始予定日:2024年6月10日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月28日
- その他IRイベント:決算説明会は開催なし(補足資料作成なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績
- 会社予想との比較(当該連結会計年度について会社側に対前年比較・予想との明示はなし):
- 売上高:111,375百万円(会社予想との達成率:–)
- 営業利益:3,243百万円(達成率:–)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,055百万円(達成率:–)
- 備考:会社は当期を連結の作成初年度としており、前年連結数値が存在しないため比較・達成率の開示が行われていない。
- サプライズの要因
- 明確な上振れ/下振れ判断は不可。参考として個別(単体)業績は前年同期比で大幅増収増益(売上+17.4%、営業利益+93.7%、当期純利益+89.2%)であり、営業施策(ヘルスケア分野強化、PB拡充、素材品拡充、営業活動の強化)による寄与が示されている。
- 通期への影響
- 連結初年度の特性(貸借対照表のみ連結、子会社の損益未連結)を考慮すると、壽屋商事の全面寄与が始まる翌期(2025年3月期)での業績影響を注視する必要あり。今回の開示における通期(2025年3月期)予想は別途提示されている(後述)が、当期実績からの単純な達成可否判断は困難。
財務指標(連結、単位:百万円。注:千円単位の原表を百万円に丸め)
- 損益要点(連結)
- 売上高:111,375百万円(前年連結数値なし)
- 売上総利益:20,980百万円
- 営業利益:3,243百万円(営業利益率 2.91%)
- 経常利益:3,266百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,056百万円
- EPS(1株当たり当期純利益):344.43円
- 単体(個別)前年比較(提供あり)
- 個別売上高:111,375百万円(個別)→ 前期94,833百万円、増減率 +17.4%
- 個別営業利益:3,278百万円(個別)→ 前期1,692百万円、増減率 +93.7%
- 個別当期純利益:3,090百万円(個別)→ 前期1,633百万円、増減率 +89.2%
- 個別EPS:348.39円(前年 180.55円)
- 収益性指標(連結)
- ROE(自己資本当期純利益率):24.1%(高水準、目安8%以上で良好)
- ROA(総資産経常利益率):9.2%(目安5%以上で良好)
- 営業利益率:2.9%(業種平均との比較は業態に依存)
- 進捗率分析(四半期決算適用外/通期単年度比較は不可)
- キャッシュフロー(連結)
- 営業CF:+2,811百万円(前年連結数値なし)。主要要因:税引前当期純利益3,269百万円、減価償却580百万円、売上債権増加▲1,487百万円等。
- 投資CF:▲90百万円(有形固定資産取得95百万円、敷金差入等、子会社株式取得による収入47百万円等)
- 財務CF:▲2,824百万円(自己株式取得▲1,382百万円、長期借入金返済▲909百万円、配当支払▲452百万円等)
- フリーCF(概算):営業CF − 投資CF = 約2,721百万円(良好)
- 現金及び現金同等物期末残高:3,974百万円(期首4,076百万円)
- 営業CF/当期純利益比率:約0.92(目安1.0以上で健全だが当期はやや下回る)
- 財政状態(連結)
- 総資産:35,412百万円
- 純資産:12,694百万円
- 自己資本比率:35.8%(目安40%以上が安定、35.8%はやや低いが許容範囲)
- 有利子負債・負債比率等:有利子負債の詳細は貸借対照表参照(長期借入金115,936千円、1年内返済予定209,230千円)。インタレスト・カバレッジ・レシオは資料で677.8倍(高い)。
- 四半期推移(QoQ):該当資料は通期開示のみ。四半期毎の詳細はなし。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 2,700千円(2.7百万円)
- 特別損失:該当大項目なし(記載なし)
- M&A関連費用:壽屋商事取得に関するデューデリジェンス費用等 35,097千円(取得関連費用として計上)
- のれん:発生額 58,668千円(58.7百万円)、5年の定額償却を予定(今後毎年の償却費計上影響に留意)
- 一時的要因の影響:上記は金額的に大きくないものの、連結初年度での取扱い(貸借対照表のみの連結)に注意。連結全面反映後の比較可能性を確認する必要あり。
配当
- 2024年3月期(実績)
- 中間配当:30円/株
- 期末配当:60円(内訳:普通配当30円、特別配当30円)→ 年間合計 90円/株
- 配当金総額:767百万円(連結)
- 配当性向(連結):26.1%
- 純資産配当率(連結):5.9%
- 2025年3月期(会社予想)
- 中間:45円、期末:45円、合計:90円(配当性向予想 30.7%)
- 特別配当:2024年期末に特別配当30円を実施(今回の配当は通常+特別分)。
- 自社株買い:当期に自己株式取得(支出約1,382百万円、期末自己株式数増加)を実施。株主還元策として配当と自己株式取得の双方を実施。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 有形固定資産取得による支出:約95.3百万円
- 無形固定資産取得:約42.5百万円
- 減価償却費(連結損益計算書内):580.4百万円(費用計上)
- 研究開発費:明確な記載なし(–)
- 主な投資内容:有形固定資産取得、敷金保証金の差入等。連結子会社取得関連の取得対価もあり。
受注・在庫状況(該当する業種の開示)
- 受注状況:明確な受注高・受注残は記載なし(–)
- 在庫状況
- 棚卸資産(商品等):3,285,496千円(約3,285百万円)
- 棚卸資産の増減(営業CF項目):棚卸資産の増加によるキャッシュ影響▲132,314千円
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
セグメント別情報
- 報告セグメント:食品卸売事業(単一セグメント)
- 製品別売上(連結・当期、千円)
- 常温食品:36,998,156
- 冷蔵食品:11,768,423
- 冷凍食品:59,569,317(最大)
- 酒類:568,329
- 非食品:2,311,016
- 倉庫業収入(その他):159,830
- 合計:111,375,074
- 地域別売上(主要)
- 中日本西部(最大):37,268,933千円
- 東日本地区:約36,609,543千円
- 中日本東部:約18,323,429千円
- 西日本地区:約18,296,127千円
- セグメント戦略:ヘルスケアフード、PB商品、中食、素材品(肉・野菜・魚)拡充を重点に営業リソースを集中。超低温冷凍庫による冷凍マグロ取扱開始等、品揃え拡充で新規ユーザー獲得を目指す。
中長期計画との整合性
- 第5次中期経営計画の主要テーマ:収益力強化、成長戦略強化、経営基盤強化(スローガン:Change! Challenge! Create!)
- KPI/施策の進捗
- ヘルスケアフード向け売上:前年比114.5%(計画を大きく上回る)
- PB商品の通期売上:前年比118%
- M&A:壽屋商事の完全子会社化により徳島での拠点強化・ヘルスケア領域のノウハウ獲得
- 整合性:当期の営業施策(専任チーム配置/提案会実施/PB拡充)は中期計画に沿う具体施策であり、短期的な業績寄与が示されている。
競合状況や市場動向
- 市場環境:インバウンド回復や価格改定による客単価上昇は追い風だが、原材料・エネルギー費の高止まり、円安、労働不足(外食の売上機会ロス)等がリスク。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは開示なし(–)。ただし、冷凍・冷蔵・常温の広い品揃えやヘルスケア特化の強化、PBの伸長は差別化の要素。
今後の見通し
- 2025年3月期の業績予想(会社開示)
- 第2四半期(累計)予想:売上 58,300百万円、営業利益 1,530百万円、経常利益 1,570百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,050百万円、EPS 126.87円(注:これは第2四半期累計の見込み)
- 通期予想(2025/3):売上 118,700百万円、営業利益 3,420百万円、経常利益 3,510百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 2,430百万円、EPS 293.62円
- 会社の前提・リスク:為替や原材料価格、消費マインドの変化等を業績見通しの前提としている(詳細は添付資料参照)。
- 予想の信頼性:当期は連結初年度の特性(子会社業績の未反映)を踏まえ、翌期の連結完全反映後に予想の妥当性を検証する必要がある。
- リスク要因:原材料価格上昇、物流費・人件費の上昇、消費減退、為替(円安)進行、M&Aの統合リスク等。
重要な注記
- 会計上の留意点:当連結会計年度は連結財務諸表作成の初年度であり、連結子会社(壽屋商事)について取得日を2024/1/31のみなし取得日として貸借対照表のみを連結。したがって当期の連結損益は被取得企業の業績を含まない点に注意。
- のれんの計上:58,668千円を計上、5年均等償却。
- 決算短信は監査(公認会計士又は監査法人)の監査対象外である旨の注記あり。
(不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行っておりません。上記は公表資料に基づく事実整理・要約です。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7481 |
| 企業名 | 尾家産業 |
| URL | http://www.oie.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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