2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益(連結:売上高321,378百万円(+7.8%)、営業利益31,887百万円(+147.6%)、親会社株主に帰属する中間純利益22,603百万円(+130.3%))。
- 注目すべき変化:営業利益率が前年中間期の4.3%→約9.9%へ大幅改善。受注工事高が460,889百万円(+21.6%)と積極的に積み上がり、手持工事高(バックログ)665,553百万円(+16.4%)により下期の収益基盤が堅固化。
- 今後の見通し:会社は通期予想を上方修正(直近公表予想から修正有り)しており、下期も良好な市場環境と手持工事の状況を踏まえ達成可能性を示唆。通期連結予想(修正後)=売上高742,000百万円、営業利益81,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益64,500百万円。中間期進捗は売上で約43.3%、営業利益で約39.4%、純利益で約35.1%(下記参照)。
- 投資家への示唆:受注・バックログの増加と営業利益率の大幅改善が今回決算の本質。下期の工事採算維持・執行(コスト・人員)と、関西電力グループ依存度や原材料・資材価格動向が業績達成の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社きんでん
- 主要事業分野:電気工事・配電工事・情報通信工事・環境関連工事等の建設・メンテナンス事業(建設業を中核とする総合エンジニアリング)
- 代表者:取締役社長 上坂 隆勇
- URL: https://www.kinden.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月28日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料:作成有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント(事業区分・概要):
- 配電工事:関西電力送配電等向け配電関連工事
- 一般電気工事:工場、物流施設、事務所ビル等の電気設備工事
- 情報通信工事:構内通信等の情報通信インフラ構築
- 環境関連工事:環境配慮型設備・関連工事
- 電力その他工事:発変電所等の大型電力工事
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):199,954,180株
- 期末自己株式数:1,488,185株
- 中間期平均株式数:198,174,285株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年11月28日
- IRイベント:決算説明会(既に開催予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表した中間予想は2025/4/25発表分に対して「上回る」)
- 売上高(連結):実績321,378百万円(前年比+7.8%)→会社中間予想を上回る(達成率:会社予想に対する個別達成率は原資料に数値無し)
- 営業利益(連結):実績31,887百万円(前年比+147.6%)→上振れ
- 純利益(連結、親会社株主帰属):実績22,603百万円(前年比+130.3%)→上振れ
- サプライズの主因:
- 受注・完成工事高の増加(受注工事高+21.6%、完成工事高+7.8%)による売上拡大
- 収益構造改善(完成工事総利益の拡大)と販管費のコントロールにより営業利益率が大幅改善
- 一時的要因としてのれん計上(子会社新規1社の連結化)等があるが、営業利益の改善が主因
- 通期への影響:
- 中間期の実績と高水準のバックログを背景に会社は通期予想を修正(上方)。進捗率は以下の通りで、下期で収益化が必要:
- 売上進捗率:321,378 / 742,000 = 43.3%
- 営業利益進捗率:31,887 / 81,000 = 39.4%
- 純利益進捗率:22,603 / 64,500 = 35.1%
- 通期達成の鍵は下期の工事採算と工事進捗管理(季節性・大型工事の収益化)にあり、現時点で会社は達成可能と判断している(修正有り)。
財務指標(連結)
- 損益(中間期累計、単位:百万円)
- 売上高(完成工事高):321,378 百万円(+7.8% / +23,338)
- 完成工事原価:250,414 百万円(前年差ほぼ横ばい)
- 完成工事総利益:70,964 百万円(前年46,435)
- 販管費:39,076 百万円(前年33,559)
- 営業利益:31,887 百万円(+147.6% / +19,011)
- 経常利益:34,073 百万円(+138.0%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:22,603 百万円(+130.3%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):114.06 円(前年48.92円)
- 収益性指標
- 営業利益率:31,887 / 321,378 = 約9.9%(前年中間期:約4.3% → 大幅改善)
- ROE(単純計算、期末自己資本ベース):22,603 / 617,077 = 約3.7%(中間期ベース)。年率換算すると約7.3%程度(参考)※算出は中間ベース。目安:8%以上良好。
- ROA(同):22,603 / 827,612 = 約2.7%(中間期ベース)。年率換算で約5.5%(目安:5%以上で良好)。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上:43.3%(通常の上期目安は50%前後の業種もあるが、工事業は進捗にばらつき有り)
- 営業利益:39.4%
- 純利益:35.1%
- 解釈:売上は計画比概ね順調だが、利益は下期での収益化が重要。
- 貸借対照表要点(単位:百万円)
- 総資産:827,612(前期末821,693、+0.7%)
- 純資産:617,648(前期末599,738、+3.0)
- 自己資本比率:74.6%(前期末72.9%)→ 安定水準(目安:40%以上で安定)
- 流動資産:440,211(前期末503,656、-12.6%)主に受取手形・完成工事未収金減少による
- 現金及び現金同等物:165,222百万円(前中間期末184,662、減少19,440)
- キャッシュフロー(累計、単位:百万円)
- 営業CF:+43,722(前年26,482、増加)→ 営業CFは増加
- 投資CF:△38,568(固定資産取得△30,580、子会社取得による支出△11,521等)→ 大幅流出
- 財務CF:△23,367(自己株取得△5,460、配当支払△9,937、借入金純減△7,959等)
- フリーCF:営業CF−投資CF = +5,154百万円(黒字)
- 営業CF/純利益比率:43,722 / 22,603 = 約1.93(目安1.0以上で健全)
- 流動性・安全性
- 流動比率(流動資産/流動負債):440,211 / 181,929 = 約242%(良好)
- 有利子負債:短期借入等14,492百万円、固定負債合計28,034百万円(負債総額は小さい水準)。自己資本比率高く財務安全性良好。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 956百万円 等
- 特別損失:減損損失 998百万円 等(前年中間期は6百万円)
- のれん(無形資産)増加:のれんが16,359百万円に計上(新規連結子会社の取得による)
- 一時要因の影響:減損損失等は一時的要因である可能性あり。営業利益の大幅改善は基礎的な工事採算改善によるため、特別損益を除いても改善が確認できる。
配当
- 配当実績/予想(円)
- 2025年3月期:第2四半期末配当 40.00(創業80周年記念配当5円含む)、期末50.00、合計90.00
- 2026年3月期(実績/予想):中間配当(中間期実施) 60.00、通期予想合計 120.00(期末60.00予定)
- 配当性向(会社予想ベース):通期予想EPS 325.65円に対し年間配当120円 → 配当性向 ≒ 36.9%(120 / 325.65)。(参考)
- 特別配当:2025年は創業80周年として5円を含む。2026年は特別配当の記載なし。
- 株主還元方針:自己株取得・配当を継続(中間に自己株取得実施でCFに影響)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動によるCFより):固定資産取得による支出 30,580百万円(当中間期間)→ 大幅投資(前年は4,849百万円)
- 減価償却費:3,923百万円(中間累計)
受注・在庫状況(工事業に関する重要情報)
- 受注工事高(中間累計):460,889百万円(+21.6% / +81,988)
- 得意先別:関西電力㈱ 46,404百万円(+8.0%)、関西電力グループ 10,166百万円(+23.4%)、一般得意先 404,317百万円(+23.4%)
- 工事種別:一般電気工事中心に大幅増(+21.0%)、情報通信工事+25.4%、電力その他工事+90.3%
- 完成工事高:267,440百万円(+4.5%)
- 手持工事高(期末):665,553百万円(+16.4% / +93,698)→ バックログ増加は下期の収益源
- Book-to-Bill(中間期受注/完成比):460,889 / 267,440 ≒ 1.72(受注が大きく上回り、受注残増)
セグメント別情報
- 売上高・受注ともに「一般電気工事」が構成比で最大。各種工事で増加(配電、情報通信、環境関連等)。
- 関西電力グループ向けは増加傾向だが、一般得意先の比率が高く(受注比約87.7%が一般得意先)、分散はある。
中長期計画との整合性
- 中間期における業績は会社が示す中期計画の収益改善方向と整合。受注増と手持工事の拡大は中期目標達成に寄与するが、原価管理・人手確保が継続的な課題。
今後の見通し(会社予想)
- 連結業績予想(通期・修正後、2025/4/1~2026/3/31):売上高742,000百万円(+5.2%)、営業利益81,000百万円(+32.8%)、経常利益86,500百万円(+34.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益64,500百万円(+36.5%)、1株当たり当期純利益325.65円。
- 予想の前提:良好な市場環境、手持工事の遂行。為替等の具体前提は資料に明記無し(→ –)。
- リスク要因:資材・資機材価格の変動、労務費上昇、工事の遅延・採算悪化、主要得意先(関西電力グループ)依存度、M&A関連ののれん・減損リスク等。
重要な注記
- 連結範囲の変更:新規連結子会社 1社(株式会社北弘電社)の追加(連結化に伴うのれん発生等)。
- 中間連結財務諸表は監査(レビュー)対象外(注記あり)。
- 会計方針の大幅変更なし。中間税額は見積実効税率方式を使用。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1944 |
| 企業名 | きんでん |
| URL | http://www.kinden.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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