2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想や市場コンセンサスとの比較データが開示資料にないため、市場予想との乖離は不明(会社内予想との比較は–)。開示数値は会社の公表値に概ね整合。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+19.0%、営業利益+49.7%、親会社株主に帰属する当期純利益+23.8%、対前期でいずれも改善)。
  • 注目すべき変化:システム事業が大幅成長(売上高+45.1%)かつ黒字転換、ソリューション事業は利益率改善、保険販売事業は売上増(店舗拡大・来店数増)もセグメント利益は減少(投資先行や既存子会社の先行投資影響)。のれん・減損・特別損失の計上増(減損 64,478千円、情報セキュリティ費用10,289千円等)がある点に注意。
  • 今後の見通し:2026年6月期は通期見通しで増収増益予想(売上高11,288百万円、営業利益844百万円、親会社株主帰属当期純利益507百万円)。Q2累計(第2四半期)進捗は売上で約47.3%(5,344/11,288)、営業利益・純利益はそれより低く季節性・下期寄りの収益構造を示す(詳細は下記)。
  • 投資家への示唆:キャッシュ創出力は強く(営業CF 1,075百万円)、積極的な設備・無形投資や事業譲受を行い成長投資へシフト。自己資本比率64.2%で財務安全性は高いが、事業拡大に伴う一時費用・のれん管理やフランチャイズ等の店舗運営リスクを注視。

基本情報

  • 企業名:株式会社アイリックコーポレーション(コード 7325)
  • 主要事業分野:来店型保険ショップ「保険クリニック」運営(保険販売)、保険販売支援・システム提供(ASシリーズ等のソリューション)、AI-OCR等のシステム事業(スマートOCR®, brox®, DenHo®等)
  • 代表者:代表取締役社長CEO 勝本 竜二
  • 問合せ先:取締役CFO 管理本部長 相原 尚昭(TEL (03)5840-9551)
  • 報告概要:
    • 提出日(決算短信開示日):2025年8月14日
    • 対象会計期間:2025年6月期(連結、2024年7月1日~2025年6月30日)
    • 決算補足説明資料:作成・開示有(決算説明動画配信予定)
  • セグメント(開示時点):保険販売事業、ソリューション事業、システム事業(注:2026年6月期より報告セグメントを「保険クリニック事業」「FA事業」「ソリューション事業」「システム事業」の4区分へ変更予定)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):8,708,000株
    • 期末自己株式数:530,667株
    • 期中平均株式数(当期):8,193,771株
    • 時価総額:–(株価情報は開示資料に含まれず)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2025年9月26日(予定)
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年9月29日
    • 配当支払開始予定日:2025年9月29日
    • 決算説明会:有(補足資料・動画配信)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 市場予想との差:市場コンセンサスは資料に未記載のため比較不可(–)。
  • サプライズの要因(業績改善の主な理由):
    • 売上増:保険販売事業の直営店拡大・来店数増(新規来店20,065人:前年同期比+14.5%)、特定商品の販売増、システム事業のスマートOCR等の新規導入増。
    • 収益改善:システム事業の黒字化、ソリューション事業の手数料収入増。
    • 一方で保険販売事業のセグメント利益は投資(広告、人員、事業譲受)などで圧迫。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年6月期に増収増益見通しを提示(販売チャネル強化・ASシリーズ拡大等を前提)。当該見通しの修正は現時点でなし。
    • Q2累計の進捗をみると売上進捗は約47%だが営業利益・純利益進捗は20%前後と下期に収益が寄る構造。通期達成可否は下期の収益寄与に依存。

財務指標(主要数値:百万円、対前期比)

  • 損益要点(連結、2025年6月期)
    • 売上高:9,424百万円(+19.0%、前期7,922百万円)
    • 売上総利益:7,368百万円(—)
    • 営業利益:742百万円(+49.7%、前期495百万円)
    • 経常利益:753百万円(+39.7%、前期539百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:435百万円(+23.8%、前期352百万円)
    • EPS:53.14円(前期42.43円、+25.3%)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:7.9%(開示、業種平均は業種により差異あり;7.9%は健全域)
    • ROE(自己資本当期純利益率):11.6%(良好、目安10%以上で優良)
    • ROA(総資産当期純利益率):13.4%(高水準)
  • 財政状態(連結)
    • 総資産:6,052百万円(前期5,186百万円、+865.9百万円)
    • 純資産:3,945百万円(前期3,678百万円、+266.9百万円)
    • 自己資本比率:64.2%(前期70.0%、64.2%は安定水準)
    • 1株当たり純資産:474.89円(前期442.57円)
  • 進捗率分析(第2四半期累計→会社が提示した2026年6月期予想に対する進捗)
    • 対2026年予想(売上11,288百万円、営業利益844百万円、純利益507百万円):
    • 売上進捗:5,344 / 11,288 = 約47.3%
    • 営業利益進捗:170 / 844 = 約20.1%
    • 純利益進捗:93 / 507 = 約18.3%
    • コメント:売上は半分近く到達している一方、利益は下期寄り。季節性や費用配分の影響で下期に利益回復が見込まれる想定。
  • キャッシュフロー(連結、百万円)
    • 営業CF:+1,075(前年+984) — 税引前利益と減価償却等により改善
    • 投資CF:△461(前年△652) — 無形資産取得(305)、事業譲受(147)など
    • 財務CF:△262(前年△62) — 配当支払164、長期借入金返済74等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+614百万円(健全)
    • 現金同等物残高:2,223百万円(前期1,871百万円、+352)
    • 営業CF/純利益比率:約1.47(1,075 / 735(注:税引前当期純利益等での参照)→営業CFが純利益を上回る点は健全)
  • 四半期推移(QoQ / 季節性)
    • 第2四半期累計(通期予想との比較)は上記の通り、利益は下期に重点が置かれる傾向あり。
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率64.2%(安定水準)
    • 流動比率(概算):流動資産3,830 / 流動負債2,060 = 約186%(良好)
    • 負債比率(負債/純資産):2,107 / 3,945 = 約0.53(保守的水準)
    • 総資産回転率や売上高営業利益率は改善傾向(売上高増と営業利益率向上による)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 3,808千円、受取和解金 11,318千円(合計約15,126千円)
  • 特別損失:固定資産除却損 4,861千円、減損損失 64,478千円、情報セキュリティ対策費 10,289千円(合計約79,629千円)
  • 会計上の見積り変更:資産除去債務の見積り変更により固定負債(その他)増加14,540千円、営業利益・経常利益は約10,700千円減少、税前利益は約20,225千円減少(ワンオフの影響を開示)
  • 継続性判断:減損や一時的な情報セキュリティ対策費は一時的要因の色彩が強いが、設備・のれんに関する判断は継続監視が必要

配当

  • 2025年6月期(実績)
    • 中間配当:0.00円
    • 期末配当:30.00円(うち普通配当25円、記念配当5円)
    • 年間配当:30.00円
    • 配当総額:245百万円(連結)
    • 配当性向(連結):56.5%
    • 純資産配当率(連結):6.5%
  • 2026年6月期(予想)
    • 中間配当:16.00円、期末16.00円、年間合計32.00円(予想配当性向51.6%)
  • 特別配当:2025年期末に記念配当5円を実施
  • 株主還元方針:配当を重視。自社株取得は期中に実施(当期自己株式取得20,250千円)。将来の自社株買い等は必要時の判断。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形+無形の増加額):当期 計600,523千円(うち有形・無形の増加合計 625,102千円・調整後で600,523千円と表示)
    • 主な内訳:ソフトウェア投資(無形固定資産増加、例:ソフトウェア+174,525千円増)、有形固定資産の取得等(店舗関連等)
    • 減価償却費:329,241千円(前年284,182千円)
  • 研究開発(R&D):開示項目に明示されたR&D費用の単独数値は記載なし(主にソフトウェア開発費として無形資産に計上)

受注・在庫(該当業種)

  • 受注在庫等の開示:該当箇所の記載なし(–)
  • 在庫(棚卸資産):期末では小幅な変動あり(詳細は注記参照)

セグメント別情報(連結当期)

  • 保険販売事業
    • 売上高:5,825百万円(+20.8%)
    • セグメント利益:501.5百万円(△16.6%) — 来店数・成約件数増(来店20,065人、成約16,270件)が売上を押上げる一方、広告宣伝・採用・事業譲受の先行コストで利益圧迫
    • 店舗数:直営は当期に純増8店舗(11オープン、3クローズ、過去に事業譲受6店舗含む)
  • ソリューション事業
    • 売上高:2,231百万円(+3.4%)
    • セグメント利益:743.3百万円(+32.8%) — FC店舗数増(196店舗)、Web送客強化により保険手数料収入増
    • AS部門の保険会社向けID減(大口取引先との契約解除等で減少)もあるが、代理店・金融機関向けID増/新サービス展開で補填
  • システム事業
    • 売上高:1,368百万円(+45.1%)
    • セグメント利益:166.2百万円(前期は▲13.2百万円の損失→黒字化)
    • 主因:スマートOCR®やbrox®等の新規導入とサブスクリプション収益の増加
  • セグメント間調整
    • セグメント利益合計から連結営業利益への調整額が大きく(△669,339千円、主に全社費用664,613千円)計上されている点に留意(管理部門費用等の配賦未実施部分あり)。

中長期計画との整合性

  • 3か年計画(2026~2028)を初年度として開始。今期はその初年度着手フェーズ。
  • セグメント再編(来期より4セグメント化)を通じ、保険クリニックブランドでの来店型戦略強化とASシリーズのバーティカルSaaS化を目指す。
  • KPI:来店数・成約件数、ASシリーズのID数・サブスク収益拡大等を重視(具体KPI数値は別資料参照)。

競合状況・市場動向

  • 国内中心事業であり為替等の外部ショックは限定的。保険仲介・SaaS・AI-OCR競合の動向と大手保険会社との取引関係が業績に影響を与える点に注意。
  • 主要顧客の売上依存度は10%超の顧客は開示上存在しない。

今後の見通し(会社予想)

  • 2026年6月期(2025年7月1日~2026年6月30日、連結予想)
    • 売上高:11,288百万円(前期比+19.8%)
    • 営業利益:844百万円(+13.9%)
    • 経常利益:848百万円(+12.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:507百万円(+16.4%)
  • 予想の信頼性:Q2累計ベースで売上は通期予想に対して概ね順調だが、利益進捗は下期寄与が前提。下期の営業効率改善・新サービス収益化の進捗が鍵。

重要な注記

  • 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等)を適用(連結財務諸表への影響はなし)。会計上の見積り変更(資産除去債務)により固定負債増・利益減の影響あり。
  • 連結範囲の変更:当期中に重要な子会社の異動なし(ただし事業譲受による取得は実施。2024年8月の株式会社人生設計の事業譲受、取得対価100,000千円等。期後にブロードマインド社からの事業譲受を2025年7月1日に完了)。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)と明記。

(注記)

  • 不明な項目は「–」と表記しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7325
企業名 アイリックコーポレーション
URL https://www.irrc.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 金融(除く銀行) – 保険業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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