2026年8月期 第1四半期決算短信〔IFRS会計基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:第1四半期の業績は想定より強く、通期業績予想を上方修正(売上収益+50,000百万円、営業利益+40,000百万円)。市場予想は不明のため "–"。
- 業績の方向性:増収増益(第1四半期:売上収益1,027,745百万円、前年同期比+14.8%/営業利益210,914百万円、同+33.9%)。
- 注目すべき変化:海外ユニクロの成長加速(売上+20.3%、事業利益+38.0%)と、営業利益率の大幅改善(第1四半期営業利益率 ≒20.5%)。金融収益のネット寄与(受取利息増と為替差益)も業績押し上げ要因。
- 今後の見通し:会社は通期予想を上方修正(売上3,800,000百万円、営業利益650,000百万円、親会社帰属当期利益450,000百万円)。第1四半期の進捗(売上進捗率約27.1%、営業利益進捗率約32.4%)は通期達成の見込みを支持。
- 投資家への示唆:グローバル展開(特に海外ユニクロ)の成長と高いキャッシュ創出力が確認された点が最重要。為替・調達コスト、在庫・出店投資の動向を注視すべき。
基本情報
- 企業名:株式会社ファーストリテイリング(コード 9983)
- 主要事業分野:ユニクロ、ジーユー、グローバルブランド(衣料品小売)の企画・製造・販売(店舗およびEコマース)
- 代表者:代表取締役会長兼社長 柳井 正
- 問合せ責任者:取締役 グループ上席執行役員 CFO 岡﨑 健(TEL 03-6865-0050)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月8日
- 対象会計期間:2026年8月期 第1四半期(2025年9月1日~2025年11月30日)
- 決算説明資料:有(アナリスト向け決算説明会あり)
- セグメント:
- 国内ユニクロ事業:日本国内ユニクロ(衣料品)
- 海外ユニクロ事業:海外ユニクロ(衣料品)
- ジーユー事業:GU(日本・海外/衣料品)
- グローバルブランド事業:セオリー等(衣料品)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):318,220,968株
- 期末自己株式数:11,391,199株
- 期中平均株式数(四半期累計):306,824,560株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 年次スケジュール等:株主総会、IRイベント等は別途公表(本資料に詳細日程なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期の「前回発表予想(A)→今回修正予想(B)」を参照)
- 第1四半期実績(百万円)
- 売上収益:1,027,745(前年同期 895,192、+14.8%)
- 営業利益:210,914(前年同期 157,556、+33.9%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:147,445(前年同期 131,963、+11.7%)
- 通期会社予想(修正後 B)
- 売上収益:3,800,000(前回 3,750,000 → 修正 +50,000)
- 営業利益:650,000(前回 610,000 → 修正 +40,000)
- 親会社帰属当期利益:450,000(前回 435,000 → 修正 +15,000)
- 第1四半期の通期進捗率(今回修正予想比)
- 売上高進捗率:1,027,745 / 3,800,000 = 27.1%
- 営業利益進捗率:210,914 / 650,000 = 32.4%
- 親会社帰属当期利益進捗率:147,445 / 450,000 = 32.8%
- サプライズの要因(上振れ要因)
- 海外ユニクロの高成長と利益率改善(全地域で売上総利益率/販管費比率ともに改善)
- 国内ユニクロの既存店好調(既存店売上+11.0%)と販管費比率の改善
- ジーユーは品番絞込みによる粗利改善で事業利益率向上
- 金融関連(受取利息増、外貨建資産の換算差益)により金融収益がネットで157億円のプラス寄与
- 通期への影響:第1四半期の好調を受けて通期を小幅上方修正。第1四半期の進捗から見ると達成可能性は高いが、下期(冬商戦以降)の需給/為替変動、原材料・調達コスト動向がリスク。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期:2025/9/1〜11/30、単位:百万円)
- 売上収益:1,027,745(前年同期比+14.8%、増加額 132,553)
- 売上総利益:567,702(売上総利益率 55.2%、前年同期比 +0.7pp)
- 販売費及び一般管理費:362,055(売上高販管費比率 35.2%、前年同期比 −1.7pp)
- 事業利益(営業ベースの事業利益):205,647(同+31.0%)
- 営業利益:210,914(前年同期比+33.9%)
- 税引前四半期利益:226,667(前年同期比+15.3%)
- 親会社所有者帰属四半期利益:147,445(前年同期比+11.7%)
- 基本的1株当たり四半期利益(EPS):480.55円(前年同期 430.19円)
- 収益性指標
- 営業利益率(第1四半期):210,914 / 1,027,745 = 20.5%(アパレル業界では高水準)
- 純利益率(親会社帰属):147,445 / 1,027,745 = 14.3%
- ROE(注:会社の通期予想ベースで算出):450,000 / 2,504,108 = 約18.0%(良好:目安8%以上)
- ROA(通期予想ベース):450,000 / 4,286,412 = 約10.5%(良好:目安5%以上)
- 進捗率(第1四半期→通期予想比)
- 売上高進捗率:約27.1%(やや早めの進捗)
- 営業利益進捗率:約32.4%(良好、利益先行)
- 純利益進捗率:約32.8%
- キャッシュフロー(第1四半期、単位:百万円)
- 営業CF:191,798(前年同期 87,697;大幅増)
- 投資CF:△84,486(前年同期 △3,577;主に定期預金増・有形固定資産取得等)
- 財務CF:△117,740(前年同期 △106,256;配当支払等)
- フリーCF(営業−投資):約107,312(百万円)
- 現金及び現金同等物残高:923,697(百万円)=9,236.97億円(前期末比+304億円)
- 営業CF / 親会社帰属四半期利益比率:191,798 / 147,445 = 1.30(1.0以上で健全)
- 貸借対照表(2025/11/30、単位:百万円)
- 資産合計:4,286,412(前期末 3,859,353、増加 427,059)
- 流動資産:2,896,656/流動負債:1,053,686 → 流動比率 ≒ 275%(安定)
- 負債合計:1,717,538
- 資本合計:2,568,873/親会社所有者帰属持分:2,504,108
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当):58.4%(安定水準:目安 40%以上)
- 負債/資本(負債合計/資本合計) ≒ 0.67(過度なレバレッジではない)
- 四半期推移(YoY)
- 売上高 YoY:+14.8%
- 営業利益 YoY:+33.9%
- 季節性:冬物商戦(Q2/Q3寄りの季節商品)を控え、Q1は主に秋冬需要の立ち上がりで好調
特別損益・一時的要因
- 主な一時要因:
- 金融収益のプラス寄与(受取利息増と外貨建資産の為替換算差益等)により金融収益がネットで約157億円のプラス寄与(継続性は為替・金利次第)。
- その他の特別損益として大きな一時損失の計上はなし。前期に比べ事業構造改革関連損失の計上が減少(グローバルブランド事業)。
- 実質業績:特別項目を除いても営業利益率の改善や既存店好調が確認でき、主要改善は事業実態によるものと評価可能。
配当
- 配当(修正後予想)
- 中間配当予想:270円(前期240円 → 増額)
- 期末配当予想:270円(前期260円)
- 年間配当予想:540円(前期500円)
- 配当性向(会社予想ベース、EPS 1,466.64円):540 / 1,466.64 ≒ 36.8%(参考:安定的な還元を示す水準)
- 特別配当・自社株買い:本資料では特別配当・自社株買いの計画明記なし(直近の自己株式残高はあり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(第1四半期)
- 有形固定資産取得による支出:約21,931百万円(前年同期 19,646百万円)
- 定期預金の純増(運用性資産の変動)など投資活動の金額が大きい(投資CFに反映)
- 減価償却費:第1四半期で約56,497百万円(販売費及び一般管理費内)
受注・在庫状況(該当業種関連情報)
- 棚卸資産:546,085百万円(前期末 510,958百万円、増加 35,127百万円、+6.9%)
- 在庫の質:説明では冬物在庫を地域戦略的に拡充(旅行需要対応等)。欠品率改善でジーユーは粗利改善。
セグメント別情報
(当第1四半期:2025/9/1~11/30、単位:百万円)
- 国内ユニクロ事業
- 売上収益:299,069(前年同期比+12.2%)
- 事業利益:624億円相当(報告では事業利益624億円=62,400百万円、前年比+20.2%)
- 特記事項:既存店売上(EC含む)+11.0%、秋冬商品・感謝祭好調
- 海外ユニクロ事業
- 売上収益:603,863(前年同期比+20.3%)
- 事業利益:1,173億円相当(前年同期比+38.0%)
- 地域別:グレーターチャイナ(二桁増益)、韓国・東南アジア・北米・欧州も二桁増収増益
- ジーユー事業
- 売上収益:91,366(前年同期比+0.8%)
- 事業利益:11,714(前年同期比+20.0%)
- 特記事項:品番絞り込みで売上総利益率+2.0pp、既存店はやや減収
- グローバルブランド事業
- 売上収益:33,077(前年同期比−7.6%)
- 事業利益:1,897(前年同期比−14.8%)
- 特記事項:事業構造改革の影響で店舗減、プラステは好調、セオリーは苦戦
- セグメントの総括:海外ユニクロが全体牽引、ジーユーは収益性改善、グローバルブランドは再構築途上
中長期計画との整合性
- 中期経営計画との整合性:海外展開(旗艦店出店、ブランド認知向上)と収益多様化の方針に沿った進捗(海外ユニクロの好調、グローバル出店成功事例あり)。
- サステナビリティ目標:サプライチェーンのGHG削減目標を2030年までに20%→30%へ引上げ(目標先鋭化)。ESG関連の外部評価(CDPでAリスト)も公表。
競合状況や市場動向
- 市場動向:グローバルトレンドでユニクロのブランド価値向上、欧米・北米での認知拡大が寄与。為替・原価変動は利益に影響を与える要因。
今後の見通し
- 業績予想修正:通期を上方修正(売上 +1.3%、営業利益 +6.6%)。理由は第1四半期の進捗と地域別の良好な販売動向。
- 会社予想の前提:為替・商品調達動向等の前提は「添付資料」に詳細あり(本短信本文では参照を案内)。為替や金利の変動は業績に影響。
- 予想の信頼性:第1四半期進捗は堅調であり、営業CFも強い。だが下期の消費動向・為替・原料費リスクに依存。
- リスク要因:為替変動、原材料・輸送コスト、海外店舗の需要変動、競合環境、サプライチェーン制約など。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(IFRSに基づく、会計方針の変更は無し)
- 監査:四半期連結財務諸表に対する任意の期中レビューを実施、レビュー意見の否定的事項なし(監査法人:有限責任監査法人トーマツ)
- その他:配当予想・業績予想ともに直近期に公表されている数値から修正あり(本短信で修正開示)
主要数値(抜粋:百万円)
- 売上収益(第1Q):1,027,745(+14.8%)
- 営業利益(第1Q):210,914(+33.9%)
- 親会社帰属四半期利益(第1Q):147,445(+11.7%)
- 営業CF(第1Q):191,798
- 現金同等物(期末):923,697
- 資産合計:4,286,412
- 親会社所有者帰属持分:2,504,108
- 自己資本比率:58.4%
- 第1Q基本EPS:480.55円
- 通期修正予想EPS:1,466.64円(親会社帰属当期利益 450,000 百万円)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9983 |
| 企業名 | ファーストリテイリング |
| URL | http://www.fastretailing.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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