2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(下方修正)。当中間期の実績は修正後の通期予想に対する進捗率が売上高・営業損失・純損失ともに約58.9%で、特段の想定外サプライズは示されていないが、前年に計上した大口の特別利益(関係会社株式売却益3,809百万円)が消えたため前年同期から大幅な悪化となった。
  • 業績の方向性:減収・減損(減収かつ損失縮小)。売上高は前年同期比▲40.5%だが、営業損失は前期中間の△1,037百万円→当期中間△510.9百万円と損失幅は改善。純利益は黒字から△446.7百万円の中間純損失へ大きく悪化(前年同期は特別利益反映で大幅黒字)。
  • 注目すべき変化:前年同期の大口特別利益(関係会社株式売却益)剥落により、当期は特別利益が大幅に小さく、結果として中間純益が黒字→赤字へ反転。セグメントでは「食肉卸事業」が売上増(+18.2%)で損失縮小、「教育関連事業」では不採算取引見直しで損失は大幅改善(ただし依然赤字)。
  • 今後の見通し:通期は既に修正公表(通期売上6,434百万円、営業損失△868百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△759百万円)。中間実績の進捗は売上・損失とも約58.9%で、会社側は子会社株式譲渡や訴訟損害賠償金の回収見込みで当面の資金繰りは確保される見通しと説明。
  • 投資家への示唆:短期には営業キャッシュ・フローがマイナスでキャッシュ消耗が続いている点、通期見通しが下方修正されている点に留意。自己資本比率は52.6%と相対的に安定しており、資産売却や訴訟回収等の実現性を確認できれば資金リスクは低減すると考えられる。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社エルアイイーエイチ
    • 主要事業分野:食肉卸、酒類製造、教育関連、リフォーム関連、福祉サービス、旅行、不動産等(グループで多角的に展開)
    • 代表者名:代表取締役社長 山口 和也
    • 上場取引所/コード:東/5856
    • URL:https://lieh.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明会資料:無、決算説明会:無
  • セグメント(報告セグメントの主な区分と概要):
    • 食肉卸事業:食肉の卸売(売上高1,856百万円、前年同期比+18.2%)
    • 酒類製造事業:酒類の製造販売(売上高887百万円、前年同期比+0.9%)
    • 教育関連事業:教材・教育サービス等(売上高583百万円、前年同期比+1.0%)
    • リフォーム関連事業:マンション大規模修繕等(売上高228百万円)
    • 福祉サービス事業:就労支援等(売上高85百万円)
    • 旅行事業:インバウンド等(売上高134百万円)
    • その他:不動産等(売上高10百万円)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):108,957,800株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):108,949,401株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料記載なし)
  • その他:
    • 第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社が公表した通期業績予想(修正後)との比較/達成率)
    • 売上高:中間実績3,784百万円/通期予想6,434百万円 → 進捗率 約58.9%
    • 営業利益(損失):中間実績△510.9百万円/通期予想△868百万円 → 進捗率(損失ベース)約58.9%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):中間実績△446.7百万円/通期予想△759百万円 → 進捗率約58.9%
  • サプライズの要因:
    • 前年同期は関係会社株式売却益(3,809.7百万円)等の特別損益で大きく黒字化していたが、当期はそのような大口の特別利益がないため純利益は大幅悪化。
    • 原材料価格、人件費、物流費の上昇が収益を圧迫(各セグメントで言及)。
    • セグメント再編や不採算取引の見直しで販管費は削減され、営業損失は前期中間比で改善。
  • 通期への影響:
    • 通期は既に修正(下方)されており、中間の進捗は修正後予想に対して約59%で概ね整合。ただし営業CFが継続してマイナスであるため、資金面は資産売却・訴訟回収の実行に依存する部分あり。会社は子会社株式譲渡や訴訟賠償金の回収を見込んでいると表明。

財務指標(主要数値、対前年同期比)

  • 連結損益(中間累計、百万円、対前年中間期増減率)
    • 売上高:3,784 百万円(前年同期 6,361 百万円、▲40.5%)
    • 売上総利益:518.5 百万円(前年同期 618.8 百万円)
    • 販管費:1,029.5 百万円(前年同期 1,656.6 百万円)
    • 営業利益(損失):△510.9 百万円(前年同期 △1,037.8 百万円)※損失縮小
    • 経常利益(損失):△477.0 百万円(前年同期 △1,084.7 百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益(損失):△446.7 百万円(前年同期 +2,156.3 百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△4.10 円(前年同期 28.79 円)
  • 収益性指標(概算)
    • 営業利益率:△510.9 / 3,784.9 = 約△13.5%(マイナス。業種水準と比べ低い)
    • ROE:△446.7 / 2,486.1 = 約△18.0%(マイナス。目安8%以上で良好、今回は大幅マイナス)
    • ROA:△446.7 / 4,727.6 = 約△9.5%(マイナス。目安5%以上で良好だがマイナス)
  • 財政状態(連結、中間末)
    • 総資産:4,727 百万円(前連結会計年度末 6,206 百万円、減少)
    • 純資産:2,486 百万円(前連結会計年度末 2,933 百万円、減少)
    • 自己資本比率:52.6%(安定水準、前期 47.3%)
    • 1株当たり純資産:24.87 円
  • 進捗率分析(中間→通期予想比)
    • 売上高進捗率:約58.9%(通常は50%前後が目安だが業種・季節性により差異)
    • 営業利益進捗率(損失ベース):約58.9%
    • 純利益進捗率(損失ベース):約58.9%
    • 備考:進捗はほぼ同水準で、会社の修正後通期見通しとの整合性はとれている
  • キャッシュフロー(中間累計、千円)
    • 営業CF:△1,232,275 千円(マイナス。前中間期 △1,459,088 千円)
    • 投資CF:+61,173 千円(前中間期 +3,563,679 千円(前年は子会社売却収入反映))
    • 財務CF:△331,155 千円(前中間期 △347,410 千円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約△1,293,448 千円(=△1,232,275 − 61,173)
    • 現金及び現金同等物期末残高:1,328,584 千円(前期末 2,830,841 千円 → 減少)
    • 営業CF/純利益比率:両者ともマイナスのため評価が難しいが、営業CFは継続的なマイナスで改善余地が必要
  • 流動性・財務安全性
    • 流動負債合計:1,680,166 千円(前期末 2,659,749 千円、減少)
    • 長短借入金の計:短期借入金 533,845 千円、1年内返済予定長期 104,300 千円、長期借入金 391,229 千円
    • 自己資本比率 52.6%(安定水準)
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの明確なQoQ数値は短信中の四半期表記に限定的だが、前年同期との比較で収益性は改善傾向(営業損失縮小)を示す
  • セグメント別(中間累計、百万円)
    • 食肉卸:売上1,856(+18.2%)、セグメント損失27(損失幅縮小)
    • 酒類製造:売上887(+0.9%)、セグメント損失21(前年は黒字)
    • 教育関連:売上583(+1.0%)、セグメント損失175(大幅改善)
    • リフォーム:売上228、セグメント損失ほぼゼロ
    • 福祉:売上85、セグメント損失16
    • 旅行:売上134、セグメント損失15
    • その他:売上10、セグメント利益3
    • 備考:売上主力は食肉卸・酒類製造。教育関連の損益改善が進んでいるが依然赤字。

特別損益・一時的要因

  • 前年同期の特別利益:関係会社株式売却益 3,809,741 千円(前年中間に計上) → 当期には同規模の利益なし
  • 当期の特別利益:源泉所得税還付金 65,791 千円
  • 当期の特別損失:関係会社株式売却損 24,686 千円、減損損失 8,848 千円 等、特別損失合計 33,534 千円
  • 一時的要因の影響:前年の大口売却益が無いため、当期の損益は「実態的な営業収益力」をより色濃く反映している
  • 継続性の判断:特別損益の多くは一時的要因。今後の業績は本業収益性の回復とコスト管理に依存

配当

  • 中間配当:0.00 円(無配)
  • 期末配当(予想):0.00 円(無配)
  • 年間配当予想:0.00 円(直近公表の配当予想から変更無し)
  • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 配当性向:–(赤字のため参考外)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの言及なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間累計):有形固定資産取得による支出 約11,988 千円
  • 減価償却費:11,760 千円(中間累計)
  • 研究開発費:資料に明確なR&D費の記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 棚卸資産(商品・製品等):商品及び製品 676,799 千円、仕掛品 100,810 千円、原材料 127,907 千円(前期と比較で大きな増加は見られない)
  • 受注高・受注残高:資料に明確な受注高・受注残高の記載なし(–)

セグメント別情報(補足)

  • 売上構成:食肉卸と酒類製造が主力。その他に教育関連・リフォーム等で収益ポートフォリオを分散。
  • セグメント動向:
    • 食肉卸:売上は増加し収益改善。ただし原材料・運送費の上昇が圧迫要因。
    • 教育関連:不採算取引の見直しで損失圧縮。
    • リフォーム:着実に事業基盤形成、黒字化に近い。
  • 地域別売上:地域別の明細記載なし(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料上の中期計画表記は限定的(詳細は–)
  • KPI達成状況:公表KPIに関する明示なし(–)
  • 備考:のれん発生(なごみ設計買収でのれん110,764千円計上)、連結範囲変更あり(子会社取得・売却)

競合状況や市場動向

  • 記載の市場要因:原材料・人件費・物流費の上昇、円安、インバウンド回復等が事業に影響
  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に無し(–)

今後の見通し(会社側の記載に基づく)

  • 通期業績予想(修正後、2025年4月1日~2026年3月31日、百万円)
    • 売上高:6,434(対前期▲37.6%)
    • 営業利益:△868
    • 経常利益:△810
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△759(1株当たり当期純損失 △6.97円)
  • 予想の信頼性:会社は子会社株式譲渡や訴訟に係る賠償金回収見込みにより資金繰りを確保できる見込みと説明。だが回収・譲渡の実行が前提のため不確実性は存在。
  • リスク要因:原材料・物流費高、労務費上昇、インバウンド等外部環境の変動、資産売却や訴訟回収が予定どおり行われないリスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし(ただし中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり)
  • 継続企業の前提に関する注記:当中間期も営業損失・営業CFマイナスが続いており「継続企業に重要な疑義を生じさせる事象」が存在すると認識。ただし事業再編(子会社株式譲渡等)および訴訟回収の見込みにより当面の資金繰り懸念はないとして「重要な不確実性は認められない」と判断している。
  • その他重要事象:連結範囲の変更(子会社取得・売却あり)、のれんの計上(なごみ設計取得でのれん110,764千円計上)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5856
企業名 エルアイイーエイチ
URL https://lieh.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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