2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に修正は無し(発表済予想からの修正なし)。ただし第1四半期の実績は通期予想に対して進捗が悪く、営業損失・純損失は既に通期見込みを上回る(損失額が大きい)ため「見通し達成は不確実」と読む余地あり。
- 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比-58.4%)、営業損失・経常損失・四半期純損失はいずれも損失継続だが金額は前年同期比で改善(営業損失289百万円←前年同期371百万円)。
- 注目すべき変化:前第2四半期に保有していた「食品流通事業」(株式会社ボン・サンテ)を売却し連結範囲から除外したため、売上高大幅減(事業撤退による構成変化)が主因。セグメント再編(食品流通→食肉卸分離、教育関連の組入れ等)あり。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上8,037百万円、営業損失△272百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△234百万円)を据え置き。ただし第1四半期の損失(営業△289百万円、純△296百万円)が既に通期見込みを超過しており、通期達成には後半での黒字転換や特別項目の影響除去が必要。
- 投資家への示唆:主因は事業再編(売却)による構成変化と各事業でのコスト増。流動性は当面確保されているが(現金及び預金1,845百万円)、継続企業に関する注記で重要な疑義がある状況を経営は認識しており、収益改善策の実行状況(特に食肉卸・酒類製造の採算改善)が注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エルアイイーエイチ
- 証券コード:5856
- 主要事業分野:食肉卸事業、酒類製造事業、教育関連事業、リフォーム関連事業、福祉サービス事業、旅行事業、(その他:損害保険代理・不動産等)
- 代表者名:代表取締役社長 山口 和也
- URL:https://lieh.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算補足説明資料の作成:無、決算説明会:無
- セグメント(報告セグメント):(第1四半期決算短信に基づく)
- 食肉卸事業:食肉の卸売等
- 酒類製造事業:清酒・焼酎・リキュール等の製造・販売
- 教育関連事業:教育関連サービス(吉野創育の組入れ等)
- リフォーム関連事業:マンション等の修繕・改修設計・工事監理
- 福祉サービス事業:就労支援等(JADEX等)
- 旅行事業:訪日インバウンド等の旅行手配
- その他:損害保険代理業務・不動産等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):108,957,800株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:8,399株
- 四半期中平均株式数(四半期累計):108,949,401株(前年同期は74,895,401株)
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- IRイベント:決算説明会無のため現時点で無し(別途IR発表参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- 売上高:第1四半期実績 2,005百万円。通期予想8,037百万円に対する進捗率 24.96%。
- 営業利益:第1四半期 実績 △289百万円。通期予想 △272百万円に対する進捗(損失ベース)約106.3%(既に通期見込みの損失額を超過)。
- 純利益:第1四半期 実績 親会社株主に帰属する四半期純損失 △296百万円。通期予想 △234百万円に対する進捗約126.6%(既に通期見込みを超過)。
- サプライズの要因:
- 売上の大幅減は前期に存在した「食品流通事業」を売却・連結除外した構成変化が主因。
- 事業別では食肉卸・酒類製造は増収だが、教育関連や一部事業での収益悪化・コスト増があり、全体として売上構成が変化。
- 特別損失(合計17,989千円:固定資産減損6,119千円、ガバナンス関連費5,870千円、支払和解金6,000千円)が純損失に影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していないが、第1四半期で既に通期の損失見込みを超過している点は注意。後半での採算改善がなければ通期予想達成は困難。
財務指標
(表示単位は原則として百万円、比較は前年同期比で表記)
- 財務諸表(要点)
- 総資産:5,103百万円(前連結年度末6,206百万円、△1,103百万円)
- 純資産:2,636百万円(前連結年度末2,933百万円、△296百万円)
- 自己資本比率:51.7%(安定水準。前期47.3%)
- 現金及び預金:1,845百万円(前期1,829百万円)
- 流動負債:1,877百万円(前期2,660百万円、△約783百万円)
- 損益(第1四半期累計)
- 売上高:2,005百万円(前年同期 4,820百万円、△58.4%/△2,815百万円)
- 売上総利益:238.6百万円(前年同期 603.4百万円、△60.4%)
- 販管費(販売費及び一般管理費):527.9百万円(前年同期 974.7百万円、△45.9%)
- 営業損失:△289.3百万円(前年同期 △371.3百万円、損失額は縮小)
- 経常損失:△277.7百万円(前年同期 △393.2百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△296.7百万円(前年同期 △393.1百万円)
- 1株当たり四半期純損失(EPS):△2.72円(前年同期 △5.25円)
- 収益性指標(第1四半期ベース)
- ROE(単純、四半期純損失÷期末自己資本):約 △11.3%(四半期ベース、負のため良否判定外)
- ROA(四半期純損失÷総資産):約 △5.8%(四半期ベース、負)
- 営業利益率:営業損失ベースで約 △14.4%(売上高2,005に対する営業△289)
- 注:四半期ベースのROE/ROAは季節性や一時項目の影響で年率換算せず参考値として表示
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:2,005 / 8,037 = 24.96%(第1四半期としては約25%)
- 営業利益進捗(損失):△289 / △272 = 106.3%(損失額が既に通期想定を超過)
- 純利益進捗(損失):△297 / △234 = 126.6%(同上)
- コメント:売上は通期の約25%と見かけ上は許容範囲だが、損失額の累積が通期見込みを超過しており改善が必要
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は開示されていない(短信注記)。
- ただし「営業キャッシュ・フローはマイナスの状況が続いている」との経営コメントあり。
- 現金及び預金残高:1,845百万円(前期末1,829百万円、ほぼ横ばい)。売却資金等により当面の資金繰りは確保と記載。
- QoQ(前四半期=2025年3月期末→当第1Q)は期末と四半期比較のため通常のQoQ比較が限定的。主要変化は「預け金の大幅減少(約999百万円)」など流動資産構成の変化。
- 財務安全性
- 自己資本比率51.7%(安定水準)
- 短期借入金:589.8百万円(前期789.7百万円、減少)
- 流動比率:流動資産4,232 / 流動負債1,877 = 約225%(流動性は確保)
- 効率性・在庫等
- 商品及び製品(棚卸資産):656.0百万円(前年期末655.1百万円、ほぼ横ばい)
- 在庫回転日数等:–(開示なし)
- セグメント別(第1四半期)
- 食肉卸事業:売上975百万円(+25.4% YoY)、セグメント損失10百万円(前年は18百万円の損失)
- 酒類製造事業:売上498百万円(+7.1%)、セグメント利益10百万円(+174.1%)
- 教育関連事業:売上241百万円(△1.4%)、セグメント損失158百万円(前年346百万円の損失→改善)
- リフォーム関連事業:売上140百万円、セグメント利益1百万円
- 福祉サービス事業:売上35百万円、セグメント損失7百万円
- 旅行事業:売上110百万円、セグメント損失6百万円
- その他:売上5百万円、セグメント利益1百万円
特別損益・一時的要因
- 特別損失合計:17,989千円(約18.0百万円)
- 固定資産の減損損失:6,119千円(教育関連の固定資産に係る減損)
- ガバナンス委員会関連費用:5,870千円
- 支払和解金:6,000千円
- 特別利益:目立った特別利益は開示無し(有価証券運用益1,101千円等は営業外収益)
- 一時的要因の影響:特別損失は純損失に寄与しているが、金額は四半期純損失の一部。主要構造要因は事業売却(食品流通)による売上構成変化と継続的なコスト増。
- 継続性の判断:ガバナンス関連費用や和解金は一時的要因と見なせる可能性が高いが、固定資産減損は事業規模や採算の見直しを示すため、再発の可能性は事業動向次第。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(2025年3月期:0.00円)
- 期末配当:0.00円(予想も0.00円)
- 年間配当予想:0.00円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向:–(純損失のため設定外)
- 自社株買い等:開示なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(四半期決算短信に明示なし)
- 減価償却費:当第1四半期合計 5,798千円(前年同期 45,128千円)
- 研究開発費:–(開示なし)
- コメント:設備投資・R&Dは特記なし。のれん(無形資産)28,368千円計上あり。
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:–(開示なし)
- 在庫(棚卸資産):商品及び製品 656.0百万円(前期末655.1百万円)
- 在庫の質:仕掛品95.4百万円、原材料及び貯蔵品125.9百万円
セグメント別情報(補足)
- セグメント売上・利益(第1四半期ハイライト、上記参照)
- 変化要因:
- 「食品流通事業」売却により当該セグメントは今回からゼロ計上(事業撤退)。
- 教育関連はグループ組入れ・撤退が一部あり(吉野創育を教育関連に組入れ、TransCoolを除外)。
- 地域別売上:–(開示なし)
- 為替影響:–(開示なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信にて特定の数値目標・KPIは開示なし(進捗コメントのみ)。事業再構築と管理体制強化の取り組みが言及されているが、具体KPIは不明(–)。
- KPI達成状況:–(開示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は雇用・所得改善で緩やかな回復基調だが、物価上昇や為替変動等で先行き不透明。食品・物流コスト上昇が収益を圧迫。
- 競合比較:同業他社との比較データは開示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上高 8,037百万円(前期比△22.0%)、営業損失 △272百万円、経常損失 △233百万円、親会社株主に帰属する当期純損失 △234百万円、1株当たり当期純損失 △2.15円
- 第2四半期累計(会社予想):売上3,812百万円(第2四半期累計、対前年同期△40.1%)
- 予想の信頼性:第1四半期実績が既に通期損失見込みを超過している点から、現時点で通期予想は楽観的に見られる可能性あり。会社は予想据え置きだが、今後の四半期での改善が不可欠。
- リスク要因:
- コスト増(原材料・物流費等)
- 事業再編後の売上構成変化と採算性
- 営業キャッシュ・フローのマイナス継続
- 規制・為替・経済環境の変動
- 会社想定の前提:短信中に為替等の具体前提は明示なし(–)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の計算等、実効税率の見積りを記載)
- 継続企業の前提に関する注記:経営は継続企業の前提に重要な疑義が存在すると認識しているが、売却資金等により「当面の資金繰りについての懸念はない」と判断し、重要な不確実性は認められないと結論(ただし注記で継続企業に関する注意あり)。
- 監査(レビュー):四半期連結財務諸表に対する監査法人の期中レビュー有り。監査法人は「重要な点において不適正と信じさせる事項は認められなかった」と結論。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5856 |
| 企業名 | エルアイイーエイチ |
| URL | https://lieh.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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