2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績・配当予想について本日(2025/8/12)に修正を公表(修正有)。四半期累計は売上高が会社の通期計画に対して順調に進捗する一方、利益面は大幅に下振れ(営業利益・経常利益・当期純利益ともに会社予想に対して下振れの様相)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高1,738,659千円:前年同期比+15.8%/営業利益8,496千円:前年同期比-91.2%)。
- 注目すべき変化:受取手形・売掛金等の大幅減少により総資産が前年末比-35.6%(▲1,022,186千円)と縮小。自己株式取得の積極化により自己株式が増加、純資産が前年末比-19.3%(▲277,142千円)。
- 今後の見通し:通期(2025年9月期)予想に対する進捗は売上で約60.0%だが、営業利益は約5.3%に留まり達成は困難な状況(予想修正あり)。会社は予想修正と配当修正を本日発表。
- 投資家への示唆:売上は拡大しているが、ベンダーの販売政策変動や人件費・投資(増床等)で原価率・固定費が上昇し利益率が毀損。利益回復には高付加価値案件やコスト改善が必要であり、進捗率や追加の予想修正・資本政策動向(自己株式取得の継続等)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ピー・ビーシステムズ(証券コード 4447)
- 主要事業分野:情報通信関連(セキュアクラウドシステム事業)およびエモーショナルシステム事業(MetaWalkers等の体験型製品・サービス)
- 代表者名:代表取締役社長 冨田 和久
- URL:http://www.pbsystems.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月12日
- 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期累計(2024年10月1日~2025年6月30日、非連結)
- 決算説明会資料作成:有、決算説明会開催:有
- セグメント:
- セキュアクラウドシステム事業:仮想化基盤、クラウド周辺の構築・保守・ソリューション提供
- エモーショナルシステム事業:MetaWalkers等体験型ソリューションの販売/導入
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):6,583,500株(2025年9月期3Q)
- 期末自己株式数:611,695株(2025年9月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):6,120,059株(2025年9月期3Q)
- 時価総額:–(株価情報は本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本決算(通期)および修正発表等は別途公表(本日一部修正公表済)
- IRイベント:決算説明会は開催済(詳細は会社資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期値との比較。四半期累計での会社中間目標の開示は限定的)
- 売上高:1,738,659千円(前年同期比+15.8%)。通期予想2,900,000千円に対する進捗率 ≒60.0%(到達ペース)
- 営業利益:8,496千円(前年同期比-91.2%)。通期予想160,000千円に対する進捗率 ≒5.3%(大幅に遅れ)
- 純利益:2,179千円(前年同期比-96.6%)。通期予想97,000千円に対する進捗率 ≒2.2%
- サプライズの要因:
- 売上は既存顧客の仮想化基盤リプレイスや首都圏案件増で増加したが、Citrix/VMware/Oracle等主要ベンダーの販売方針・価格変動により原価率上昇。
- 人財増強・エンジニアハビタット増床等の先行投資により固定費・販管費が増加し、利益を大きく圧迫。
- エモーショナル事業は案件ミックス悪化(本体販売低迷)とMetaWalkers改造投資で損失拡大。
- 通期への影響:
- 営業利益・純利益の進捗が著しく低く、通期目標達成は困難。会社は業績予想および配当予想の修正を公表している(詳細は同日公表資料参照)。
財務指標(主要数値は千円単位)
- 財務諸表の要点(2025/6/30 現在、当第3四半期会計期間末)
- 総資産:1,850,567千円(前期末2,872,753千円、前期末比-35.6%)
- 純資産:1,159,156千円(前期末1,436,299千円、前期末比-19.3%)
- 負債合計:691,410千円(前期末1,436,454千円、前期末比-51.9%)
- 現金及び預金:862,119千円(前期末847,532千円、+1.7%)
- 受取手形・売掛金・契約資産:455,155千円(前期末1,515,728千円、-70.0%)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:1,738,659千円(前年同期比+15.8%、前年1,500,884千円)
- 営業利益:8,496千円(前年同期比-91.2%、前年96,352千円)
- 営業利益率:0.49%(8,496 ÷ 1,738,659、業種平均との比較は–)
- 経常利益:8,261千円(前年同期比-91.4%)
- 四半期純利益:2,179千円(前年同期比-96.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):0.36円(前年同期10.07円、-96.4%)
- 収益性指標(目安との比較)
- ROE:0.19%(2,179 ÷ 1,159,156。目安:8%以上が良好 → 現状は低い)
- ROA:0.12%(2,179 ÷ 1,850,567。目安:5%以上が良好 → 現状は低い)
- 営業利益率:0.49%(業種平均は会社資料に記載なし → 比較は要注意)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:1,738,659 / 2,900,000 ≒ 60.0%(通常ペースだが残り期で利益改善が必要)
- 営業利益進捗率:8,496 / 160,000 ≒ 5.3%(遅れ)
- 純利益進捗率:2,179 / 97,000 ≒ 2.2%(遅れ)
- 過去同期間との比較:前年は営業利益96,352千円と高水準だったが、当期は大幅減益
- キャッシュフロー:
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金及び預金は862,119千円(増)。
- 減価償却費:12,223千円(前年同期10,085千円)
- フリーCF等詳細は開示無し(–)
- 四半期推移(QoQ):四半期毎の詳細なQoQ表は本短信に限定的(直近四半期比較は–)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:62.6%(2025年9月期3Q、安定水準。前期末50.0%から改善)
- 流動比率等の詳細指標:流動資産1,759,874千円 / 流動負債625,246千円 ≒ 281.4%(高い流動性)
- 効率性:
- 総資産回転率(売上高 / 総資産)=1,738,659 / 1,850,567 ≒ 0.94回(前年は0.52回程度)※数値算出は参考値
- セグメント別(当第3四半期累計)
- セキュアクラウドシステム事業:売上高1,695,490千円(+16.4%)、セグメント利益234,936千円(-25.7%)→ セグメント粗利はあるが利益率低下
- エモーショナルシステム事業:売上高43,168千円(-1.3%)、セグメント損失10,761千円(前年同期損失7,082千円→損失拡大)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:無し(当期)
- 特別損失:無し(当第3四半期累計)
- 一時的要因の影響:前年に比べ高付加価値案件の取り込みが少なかった点や、ベンダー価格変動・採用・増床等の構造的コスト増が継続的要因として利益を圧迫しているため、利益悪化は一時的というより事業構造・投資フェーズの影響色が強い。
- 継続性の判断:人件費・施設投資等は継続的なコスト増となる可能性あり。ベンダーの販売政策変動は外部要因で継続リスクあり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年9月期:年間10.00円(期末10.00円)
- 2025年9月期(予想):年間20.00円(修正有、2025/8/12公表)
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年)
- 配当利回り:–(株価情報が必要)
- 配当性向(会社予想ベース):配当20.00円 / 予想EPS16.03円 ≒ 124.8%(目安:高い。特殊要因・株主還元重視の資本政策によるため注視が必要)
- 自社株買い:自己株式取得を積極実施(取得枠:上限300,000株・150,000千円)。当四半期までの取得状況:51,800株、取得価額30,599千円。自己株式保有額(期末):382,251千円、自己株式数611,695株。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当短信における明示的な当期設備投資額の開示は無し(–)。ただしエンジニアハビタットの増床やMetaWalkers改造投資が記載されている。
- 減価償却費:12,223千円(当第3四半期累計、前年10,085千円)
- 研究開発:R&D費用の明示は無し(–)。MetaWalkers改造は投資費として言及あり。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の明示は無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:187,702千円(前期末209,287千円、-21,585千円)
- 在庫回転日数等は記載無し(–)
セグメント別情報(補足)
- セキュアクラウドシステム事業:
- 売上高:1,695,490千円(+16.4%)
- セグメント利益:234,936千円(-25.7%)
- コメント:売上は増加だが高付加価値案件が前年より減少、固定費増で利益率低下
- エモーショナルシステム事業:
- 売上高:43,168千円(-1.3%)
- セグメント損失:10,761千円(前年△7,082千円→損失拡大)
- コメント:Demo等で市場展開を進めるも本体販売が伸び悩み、改造投資が費用化
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本短信では中期計画の具体的進捗数値は記載無し(–)。会社は「持続的な成長への基盤固め、成長のための準備を加速する一年」と位置付け、人財・マーケティング投資を継続。
- KPI達成状況:主要KPIの開示無し(–)
競合状況や市場動向
- 業界動向:IT投資は堅調との見方(短観による)。サイバー攻撃増加でレジリエンス需要は拡大。
- 競合との比較:本短信では同業他社比較の数値は無し(–)。しかしベンダー依存の価格・販売政策変動が収益に影響している点はリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年9月期)会社予想(修正有):売上高2,900,000千円(-6.7%), 営業利益160,000千円(-55.8%), 経常利益159,000千円(-55.8%), 当期利益97,000千円(-62.0%), 1株当たり当期純利益16.03円
- 次期予想:–(開示なし)
- 前提条件:詳細は添付資料参照(為替等の前提は別途明示)
- 予想の信頼性:第3四半期累計で営業利益・純利益の進捗が非常に低いため、通期予想の達成には下期での大幅な利益改善が必要。会社は本日業績・配当予想を修正しており、今後の下方リスクに注意。
- リスク要因:ベンダー販売政策・価格変動、顧客案件構成、原価上昇、人件費増、設備投資の回収タイミング、景気変動(米国通商政策等)など。
重要な注記
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の適用(2022年改正会計基準)を期首から適用。なお、当該変更の四半期財務諸表への影響は無し。
- 自己株式取得:2025年5月・6月の取締役会決議に基づく取得実施。取得枠は最大300,000株/150,000千円(取得期間~2025/8/31)。7月の約定分で51,800株(30,599千円)取得済。
- 開示資料:業績予想および配当予想の修正に関する詳細は、本日(2025/8/12)公表の別資料参照。
- 四半期キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間の作成は無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4447 |
| 企業名 | ピー・ビーシステムズ |
| URL | https://www.pbsystems.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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