2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。中間実績は概ね会社想定の範囲内と判断(市場予想は提示無し)。
- 業績の方向性:増収減益。売上高は163,096百万円(前年同期比△2.0%)で減収、営業利益は9,397百万円(前年同期比△14.2%)で減益。
- 注目すべき変化:アジア・欧州の利益悪化が大きい(アジア営業利益△27.2%、欧州営業利益△38.2%)。一方、日本・米州は数量増で増収または増益。自己株式取得により自己株式残高が大幅増(自己株式9,405百万円増加)。連結子会社数は27社→25社に減少。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上310,000百万円、営業利益18,500百万円、当期純利益12,000百万円)は据え置き。中間実績の進捗は売上52.6%、営業利益50.8%、親会社帰属当期純利益63.2%(計算値)で通期達成は現時点で可能性ありと会社は判断。
- 投資家への示唆(助言ではない注目点):為替・対米関税等の外部要因とアジア地域の回復状況、自己株式取得による株主資本減少と現金の取り扱い(現金の減少)を注視。中期的には下期の地域別回復が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:愛三工業株式会社
- 主要事業分野:自動車用部品(燃料ポンプモジュール、スロットルボディ、EGRバルブ等)および関連部品の設計・製造・販売
- 代表者名:取締役社長 野村 得之
- 上場市場:東証・名証
- URL:https://www.aisan-ind.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間:2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算補足説明資料作成:有(説明会開催:有、対象は証券アナリスト・機関投資家)
- セグメント:
- 日本:国内販売・生産(数量増、売上68,220百万円、営業利益1,526百万円)
- アジア:主にアジア地域販売・生産(売上67,903百万円、営業利益4,773百万円)
- 米州:北米等(売上38,146百万円、営業利益2,386百万円)
- 欧州:欧州地域(売上8,018百万円、営業利益521百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):63,406,879株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:6,379,124株(2026年3月期中間期)
- 中間期平均株式数:57,803,279株(2026年3月期中間期)
- 時価総額:–(株価情報は資料に無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 中間配当支払開始予定日:2025年11月26日
- 決算説明会:開催(資料は会社サイトに掲載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期のみ。中間予想の開示なしのため「達成率」は通期予想に対する進捗として算出)
- 売上高:163,096百万円、通期予想310,000百万円に対する進捗率 52.6%(計算値)
- 営業利益:9,397百万円、通期予想18,500百万円に対する進捗率 50.8%(計算値)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:7,582百万円、通期予想12,000百万円に対する進捗率 63.2%(計算値)
- サプライズの要因:
- 減収要因:為替影響(円高方向)、アジア・欧州での販売数量減少が主因。
- 減益要因:為替及び労務費・諸経費増加、先行投資等。ただし収益改善努力は継続しており日本・米州での改善が寄与。
- 特別項目:当中間期は投資有価証券売却益等の特別利益(合計3,875百万円)と固定資産圧縮損等の特別損失(合計2,551百万円)が計上されているため一時的要因の影響あり。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間の進捗率は概ね通期見通し達成を可能にする水準。ただし下期の地域別販売回復と為替動向が重要。
財務指標
- 財務諸表(主要ポイント)
- 総資産:286,714百万円(前期末300,982百万円、△14,267百万円、△4.7%)
- 純資産:135,369百万円(前期末140,338百万円、△4,969百万円、△3.5%)
- 自己資本:131,174百万円(当中間期)→ 自己資本比率45.8%(安定水準)
- 現金及び預金:67,245百万円(前期末85,776百万円 → 減少)
- 流動負債:75,001百万円(前期末85,745百万円 → 減少)
- 長期借入金:51,507百万円(ほぼ横ばい)
- 収益性(中間期)
- 売上高:163,096百万円(前年同期166,403百万円、△2.0%、△3,307百万円)
- 営業利益:9,397百万円(前年同期10,957百万円、△14.2%、△1,559百万円)
- 営業利益率:5.8%(9,397/163,096、計算値。前期は約6.6%)
- 経常利益:9,825百万円(前年同期11,285百万円、△12.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:7,582百万円(前年同期8,007百万円、△5.3%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):131.17円(前年同期128.22円、+2.3%)
- 収益性指標(計算値・目安)
- ROE(年率換算概算):約11.6%(※中間純利益×2÷自己資本131,174百万円、計算値、目安8%以上で良好)
- ROA(年率換算概算):約5.3%(※中間純利益×2÷総資産286,714百万円、計算値、目安5%以上で良好)
- 営業利益率:5.8%(業種の自動車部品平均と比較は業種平均に依存)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗、計算値)
- 売上高進捗率:52.6%(163,096/310,000)
- 営業利益進捗率:50.8%(9,397/18,500)
- 純利益進捗率:63.2%(7,582/12,000)
- 過去同期間との比較:進捗は例年の中間比率と同程度〜やや前倒しの傾向(純利益の進捗が高め)
- キャッシュフロー:明細の開示無し(中間CF数値は資料に記載無しのため省略)
- 財務CF:–(ただし自己株式取得によりキャッシュ減少が生じている)
- 現金同等物残高推移:現金及び預金は85,776→67,245百万円(減少)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値は中間累計のみの開示。季節性については下期に一部需要集中の可能性あり(同社コメント参照)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:45.8%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 負債合計:151,345百万円(前期160,644百万円 → 減少)
- 流動比率:流動資産160,447 / 流動負債75,001 ≒ 214%(健全)
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当中間期合計):3,875百万円(主な内訳:投資有価証券売却益1,933百万円、補助金収入1,332百万円、固定資産売却益602百万円)
- 特別損失(当中間期合計):2,551百万円(主な内訳:固定資産圧縮損1,653百万円、関係会社株式売却損897百万円)
- 一時的要因の影響:純粋な営業面では減益だが、特別利益が押し上げる要素あり。特別項目を除いた実質業績評価では営業面の改善努力にもかかわらず為替やコスト増が効いているため利益押下げ要因が認められる。
- 継続性の判断:補助金や投資有価証券売却益は一時的要因と判断される(継続性は低い)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):37.00円(2026年3月期中間) ← 前年31.00円から増額
- 期末配当(予想):38.00円
- 年間配当予想:75.00円(前年度68.00円)
- 配当性向(通期予想ベース):約35.9%(計算値:75 / 208.89円)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自己株式取得を実施済(当中間期に普通株式5,500,000株を取得、自己株式増加により株主資本が減少)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料中の中間数値の明示なし(添付資料に季数/年次データありが、決算短信本文で中間の設備投資額明記は無し)→ 記載無のため「–」
- 減価償却費:–(中間期の明示数値は短信本文に無し)
- 研究開発費:資料に「研究開発費」推移グラフ記載ありだが中間数値の明示無し→ 具体額は「–」
- 主な投資・R&Dテーマ:自動車部品の収益改善・次世代車対応等(概況の記載あり、詳細は補足資料参照)
受注・在庫状況(該当する場合)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:9,756→9,031百万円(前期末→当中間期)
- 仕掛品:8,674→9,656百万円(増加)
- 原材料及び貯蔵品:20,774→20,811百万円(ほぼ横ばい)
- 在庫水準は大きな変動は無いが仕掛品が増加。
セグメント別情報
- 売上高(外部顧客向け、当中間期)
- 日本:49,697百万円(前年同期比+6.2%)、営業利益1,526百万円(+1.6%)
- アジア:67,281百万円(△8.0%)、営業利益4,773百万円(△27.2%)
- 米州:38,119百万円(+1.7%)、営業利益2,386百万円(+0.3%)
- 欧州:7,998百万円(△4.6%)、営業利益521百万円(△38.2%)
- セグメント戦略・注記:
- 日本・米州は数量増で耐性を示す一方、アジアは販売数量・為替で影響大。欧州でのコストや販売減が利益を圧迫。
- 連結範囲の変更:アイサンオートパーツインディア消滅(吸収合併により除外)、フランス子会社の売却により連結範囲が2社分減少。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に中期目標の個別数値は記載なし(補足資料参照)。通期予想は前回公表値を据え置き。
- KPI達成状況:ROICやWACC等の指標推移が資料のスライドに示されているが、当中間期でのROICは資料グラフ参照(詳細数値は決算短信本文に無し)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車販売は回復基調(HEV中心に北米で増加)。ただし米国の関税政策・地政学リスク・資本市場変動等の不確実性あり。対米関税増加により生産地の見直しやサプライチェーン再構築が業界課題。
- 競合比較:同業他社との相対評価は本短信に無いため記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上310,000百万円(△8.1%)、営業利益18,500百万円(+0.9%)、経常利益18,000百万円(△6.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,000百万円(△9.3%)、1株当たり当期純利益208.89円
- 会社の前提条件:為替想定等の詳細は補足資料P2参照(短信本文では為替想定:2025年度見通し143円/USD、通期見通し141円/USD等のスライド記載あり)
- 予想の信頼性:中間実績の進捗は通期見通しと概ね整合。過去の予想達成傾向は資料中の注記参照(保守的/中立/楽観的の明示無し)。
- リスク要因:為替変動、対米関税影響、原材料・労務費上昇、地政学リスク、サプライチェーン再編の費用負担等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の重要な変更:アイサンオートパーツインディア(合併で消滅)を除外、アイサンインダストリーフランスの全株式譲渡により除外(連結子会社数は27→25に減少)
- 自己株式取得:2025年4月17日に普通株式5,500,000株を取得(自己株式が9,405百万円増加)
(注)数値は決算短信の記載を基に作成。計算値は資料に明示のない比率・進捗等を当方で算出したものであり概算。投資助言や推奨は行っていません。不明箇所は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7283 |
| 企業名 | 愛三工業 |
| URL | http://www.aisan-ind.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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