令和7年11月期第3四半期決算短信日本基準
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想は提示されていないが、通期会社予想に対する進捗は売上で66.2%(未達気味)、営業・純利益は大幅未達の状況。四半期実績は会社発表の通期見通しに対して下振れ懸念。
- 業績の方向性:減収減益(売上高24,476百万円:前年同期比△5.2%、親会社株主に帰属する四半期純損失△554百万円:前年同期13百万円の黒字→大幅赤字転落)。
- 注目すべき変化:受取手形・売掛金が大幅減少(7,770→3,577百万円)、一方で製品在庫が増加(4,068→6,047百万円)。営業損失は△331百万円(前年△103百万円→損失が約3.2倍、損失拡大)。また継続企業の前提に関する重要な不確実性を会社が明示。
- 今後の見通し:通期予想(売上37,000百万円、営業利益500百万円、当期純利益300百万円)を達成するには、第4四半期で大幅な挽回(営業利益で+831百万円、当期純利益で+854百万円)が必要で、実現は容易ではないと推察される。会社は中期経営計画2026に基づく収益改善策を掲げているが、外部環境の影響で不確実性あり。
- 投資家への示唆:短期的には利益構造の改善と受注→出荷のタイミング管理、在庫水準の是正、資金繰り(短期借入・借入更新)に注目。継続企業に関する開示があるため、資金計画と中期計画の進捗(特に売上回復とコストダウン効果)の確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:津田駒工業株式会社(証券コード 6217)
- 主要事業分野:繊維機械事業(ジェットルーム、エアジェットルーム等)および工作機械関連事業(NC円テーブル等)の製造・販売
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 高納 伸宏
- URL: https://www.tsudakoma.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:令和7年10月9日
- 対象会計期間:令和7年11月期 第3四半期連結累計(令和6年12月1日~令和7年8月31日)
- セグメント:
- 繊維機械事業:ジェットルーム、ウォータジェット、エアジェット等(繊維産業向け)
- 工作機械関連事業:NC円テーブル等(自動車関連・航空宇宙等向け)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式・自己株式含む):6,807,555株
- 期末自己株式数:419,996株
- 期中平均株式数(四半期累計):6,387,587株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済
- 株主総会/IRイベント等:–(本資料に記載なし。別途IR参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社が公表している通期予想との比較/累計実績ベース)
- 売上高:累計 24,476百万円/通期予想37,000百万円→進捗率 66.2%(9か月での進捗としてはやや遅れ。単純比較の目安は75%前後)
- 営業利益:累計 △331百万円(営業損失)/通期予想500百万円→現時点で大幅未達(達成には第4四半期で約+831百万円の営業利益が必要)
- 純利益(親会社株主):累計 △554百万円(損失)/通期予想300百万円→現時点で大幅未達(第4四半期で約+854百万円の挽回が必要)
- サプライズの要因:
- 売上の減少(主に出荷のずれ込みや地域別の需要変動)、営業費用はほぼ横ばいで売上減が利益を圧迫。
- セグメント別では繊維機械の売上減少(△4.7%)と工作機械関連の落ち込み(△8.0%)が影響。
- 投資有価証券売却益は計上されているが(131百万円特別利益)、減損(41百万円)等の特別損失も計上。
- 通期への影響:
- 現状では通期予想達成にはかなりの挽回が必要で、会社は計画達成を前提に資金繰りを含む対応策を実施すると明示しているが、継続企業に関する「重要な不確実性」を開示しており予断を許さない。
財務指標(主要数値は百万円、%は前年同期比)
- 損益(第3四半期累計)
- 売上高:24,476(前年同期 25,814、△5.2%/△1,338百万円)
- 売上総利益:3,888(前年 4,066、△4.3%)
- 販管費:4,219(前年 4,170、+1.2%)
- 営業損失:△331(前年 △103 → 損失拡大、約3.2倍、損失増加+221.4%(損失ベース))
- 経常損失:△539(前年 △263 → 損失が拡大、+104.9%(損失ベース、539/263≈2.05倍))
- 四半期純損失(親会社株主):△554(前年は親会社株主に帰属する四半期純利益13 → 13百万円の黒字から△554百万円へ転落、差額567百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△86.84円(注:開示表の符号欠落の可能性あり。計算:△554百万円÷6,387,587株 ≒ △86.84円)
- 財政状態(貸借対照表)
- 総資産:28,953(前期末 30,252、△1,298百万円)
- 純資産(株主資本合計):2,203(前期末 2,848、△644百万円)
- 自己資本比率:7.1%(前期 9.0%)→ 7.1%(低位。目安:40%以上が安定)
- 親会社株主に帰属する株主資本(株主資本合計):726百万円(前期 1,281百万円)
- 収益性指標(当四半期累計ベース)
- 営業利益率:△1.35%(営業損失△331/売上24,476)
- ROE:△55.2%(計算例:△554 ÷ 平均株主資本約1,003.5 → △55.2%)※大幅マイナス(目安:8%以上良好)
- ROA:△1.87%(△554 ÷ 平均総資産約29,602.5 → △1.87%)(目安:5%以上良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:66.2%(24,476/37,000)
- 営業利益進捗率:実績は損失のため算定不能(通期500を達成するにはQ4で約+831百万円が必要)
- 純利益進捗率:同様に大幅不足(通期300を達成するにはQ4で約+854百万円が必要)
- 過去同期間との比較:前年同期(売上25,814、営業損失△103)と比べ売上減・損失拡大で進捗悪化
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成せず(注記あり)→ 営業CF等の詳細は不明(表示なし:使用欄は「–」)
- 現金及び預金:4,276(前期末 2,937)→ 現金残高は増加(+1,339百万円)
- 短期借入金:10,267(前期末 10,001)→ やや増加
- 長期借入金:1,793(前期末 2,453)→ 返済で減少
- 減価償却費:499百万円(前年同期 624百万円)
- フリーCF:–(未作成のため不明)
- 営業CF/純利益比率:–(CF未開示のため算出不可。目安1.0以上が健全)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の明細は本資料に記載なし(累計のみ)。季節性判断は通期進捗と比較して遅れが示唆される。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 7.1%(安定目安40%に対して低水準)
- 流動負債合計 20,406、流動資産合計 18,137 → 流動比率(流動資産/流動負債)=約88.8%(流動性の目安100%未満で注意)
- 効率性:
- 総資産回転率等詳細は未提示(売上減少により効率低下が示唆)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 116百万円、固定資産売却益 15百万円(合計131百万円)
- 特別損失:減損損失 41百万円、固定資産処分損 10百万円(合計51百万円)
- 一時的要因の影響:特別損益を合算すると純利益への影響は正味プラス(特別益131 – 特別損失51 = +80百万円)があるが、構造的な営業損失を補うには不十分。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的要素であり、今後継続的に発生するとは限らない。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(会社予想)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:–(配当0のため)
- 配当性向:–(配当0のため)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:499百万円(当第3四半期累計、前年同期 624百万円)
- 設備投資額:–(本資料に明示なし)
- R&D費用:–(本資料に明示なし)
- 事業側説明:中期計画で製品改良・新製品(ZAX001neo Plus、ZAX001neoTerry、i-CUBE等)や生産体制強化を掲げる
受注・在庫状況
- 受注高(全体):24,776百万円(前年同期比△2.3%)
- 繊維機械事業:受注高20,896百万円(前年同期比△1.1%)
- 工作機械関連事業:受注高3,880百万円(前年同期比△8.7%)
- 在庫(製品):6,047百万円(前期末 4,068 → +1,979百万円、+48.7%)→ 出荷遅延や受注と出荷のタイミング不一致を示唆
- 受注/売上比率(Book-to-Bill):受注24,776 / 売上24,476 ≒ 1.01(ほぼトントン)
セグメント別情報
- 売上高構成(第3四半期累計)
- 繊維機械事業:20,742百万円(構成比 約84.7%、前年同期比△4.7%)、セグメント営業利益293百万円(前年同期比△10.0%)
- 工作機械関連事業:3,734百万円(構成比 約15.3%、前年同期比△8.0%)、セグメント営業利益195百万円(前年同期比△53.9%)
- セグメント戦略:繊維機械は高付加価値機種販売・中国での大型案件等、工作機械はNC円テーブルや小型加工機の販促・多角化を推進
- 地域別売上:詳細数値は本資料に明示なし(中国・米国・インド等地域動向は記載あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2026:採算性改善、収益体質構築を目標に掲げる。具体策として製品改良(ZAX001neoシリーズ等)、販売価格改善、コストダウン、製品・市場の多角化等を提示。
- KPI達成状況:現時点では累計で損失が発生しており、中期計画の収益改善は実行段階。ただし計画の実現性は外部環境に依存。
競合状況や市場動向
- 市場動向:中国の高級スポーツカジュアル分野は堅調、米国の関税政策で地域別需要の変化、インドは融資環境が足かせ。
- 競合比較:本資料に同業他社との直接比較はなし。工作機械・繊維機械とも需給の地域差・政策影響に敏感。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表)
- 通期(令和7年12月1日~令和7年11月30日):売上高37,000百万円(前期比+1.5%)、営業利益500百万円(同+25.6%)、経常利益300百万円(同+6.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円(同+38.6%)、EPS 46.96円
- 予想の修正:直近発表からの修正はなし(今回公表の時点での通期想定を提示)
- 会社の前提:受注動向・売上回復及びコストダウン等を織り込んだ予想。資金計画には金融機関からの借入更新を含む旨を開示
- 予想の信頼性:第3四半期累計の損失を埋め合わせる必要額が大きく、実現には売上回復・採算改善が不可欠。過去の黒字化/赤字継続の経緯を踏まえ、慎重に評価する必要あり。
- リスク要因:為替、地政学リスク(ウクライナ・中東)、中国経済の停滞、米国の通商政策、原材料・エネルギー価格、需要動向、資金繰り(借入更新の条件)等。
重要な注記
- 会計方針等:会計基準改正に伴う会計方針の変更を適用(詳細は注記参照)。四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
- 継続企業の前提:令和元年11月期以降の継続的な赤字計上の経緯から「継続企業の前提に関する重要な不確実性」が存在すると開示。会社は中期計画と資金対策を提示しているが、外部要因で計画実現が阻まれる可能性を明示。
- その他:四半期報告書の数値は百万円未満切捨て。資料中のEPS表示に符号欠落の可能性(当期は損失のためEPSは負)あり。
注意事項:本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。不明な項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6217 |
| 企業名 | 津田駒工業 |
| URL | http://www.tsudakoma.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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