令和8年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正は無し。中間決算は通期予想との整合性を保つ前提だが、上半期の進捗は営業利益・純利益で大きく低迷(会社予想比で進捗不足)。
- 業績の方向性:減収減益(連結:売上高 25,359 百万円、前年同期比 △9.9%;営業利益 254 百万円、前年同期比 △84.6%)。
- 注目すべき変化:営業利益・経常利益・中間純利益が各々約80〜88%程度の大幅減。主因は完成工事高の減少と一部工事の工期ずれ(第3四半期以降へずれ込む案件あり)。
- 今後の見通し:通期業績予想(連結:売上 56,400 百万円、営業利益 2,240 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,420 百万円)は未修正。ただし上半期の進捗は営業利益で約11.3%、純利益で約9.9%に留まり、下期回復が前提。
- 投資家への示唆:受注は増加(注文高は拡大)が、完成工事(売上)と収益化にタイムラグが生じている点が最大のポイント。案件進捗(工期ずれ)のフォローと下期の利益率回復の可否を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社高田工業所(Takada Kogyo Co., Ltd.)
- 主要事業分野:プラントの建設・保全工事、装置事業(光電融合・車載センサ等の装置開発・販売)
- 代表者:代表取締役社長 高田 寿一郎
- 上場:東証(東) コード 1966 URL: https://www.takada.co.jp/
- 報告概要:
- 決算発表日:令和7年11月6日
- 対象会計期間:令和7年4月1日~令和7年9月30日(第2四半期・中間期、連結)
- 半期報告書提出予定日:令和7年11月14日
- 決算説明会:無(補足資料は作成有)
- セグメント:
- 事業の方向付けは大枠で「プラント建設・保全(製鉄、化学、石油・天然ガス、電力等)」および「装置事業(エレクトロニクス関連等)」。
- 注:決算短信の主要詳細は工事種別別(製鉄/化学/石油・天然ガス/電力/エレクトロニクス等)の受注・完成工事高で開示。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):7,334,350 株
- 期末自己株式数:9,005 株
- 中間期中平均株式数:7,323,342 株
- 時価総額:–(決算短信に記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出:令和7年11月14日
- 株主総会・IRイベント:該当の近時予定は記載無し
- 配当支払開始予定日:-
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(連結・累計:令和7年4月1日~令和7年9月30日)
- 売上高:実績 25,359 百万円(前年同期比 △9.9%)。会社側の中間予想は開示されていないが、通期予想に対する進捗率は 25,359/56,400 = 45.0%。
- 営業利益:実績 254 百万円(前年同期比 △84.6%)。通期予想比進捗率 254/2,240 = 11.3%(非常に進捗遅延)。
- 純利益(親会社株主帰属):実績 140 百万円(前年同期比 △87.1%)。通期予想比進捗率 140/1,420 = 9.9%。
- サプライズの要因:
- 主因は売上(完成工事高)の期ずれ(大型建設工事の一部が第3四半期以降へずれ込んだため)および電力・エレクトロニクス関連の売上減少。
- 人件費・原材料高や現場のデジタル化対応等のコスト面も継続的な課題として言及。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正しておらず「未修正(通期見通し据え置き)」。ただし上半期の利益進捗が低く、下期での売上回復・利益率改善が必要。
財務指標(連結)
(以下金額は原則「百万円」で表示、前年同期比は必ず%記載)
- 損益(当中間期:令和8年3月期中間期=令和7年4月1日~令和7年9月30日)
- 売上高:25,359 百万円(△9.9%:前年 28,132 百万円)
- 営業利益:254 百万円(△84.6%:前年 1,645 百万円)
- 営業利益率:約1.00%(前年 約5.85%)
- 経常利益:194 百万円(△88.0%:前年 1,621 百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:140 百万円(△87.1%:前年 1,096 百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):19.25 円(前年 173.04 円)
- 財政状態(当中間期末)
- 総資産:41,799 百万円(前期末 45,156 百万円)
- 純資産:20,257 百万円(前期末 20,563 百万円)
- 自己資本比率:47.8%(安定水準、前期末 44.9%)
- (参考)自己資本:19,974 百万円
- 収益性指標(計算値)
- ROE(概算):約0.7%(目安 8%以上で良好 → 今回は低位)
- 計算根拠:中間純利益 140 百万円 / 平均自己資本(概算) ≒ 0.7%
- ROA(概算):約0.3%(目安 5%以上で良好 → 今回は低位)
- 営業利益率:約1.0%(業種平均と比較する際は業種別の平均を参照)
- 進捗率分析(連結・中間期の通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:45.0%(25,359 / 56,400)
- 営業利益進捗率:11.3%(254 / 2,240)
- 純利益進捗率:9.9%(140 / 1,420)
- 判定:売上はほぼ半期比だが利益は著しく遅れており、下期での利益回復が不可欠。
- キャッシュフロー(単位:千円表記を百万円換算)
- 営業CF:+1,105,536 千円(= +1,105.5 百万円)。前年同期は △1,804,032 千円(営業CFは前期大幅マイナスからプラスに転換)。
- 投資CF:△1,244,454 千円(= △1,244.5 百万円)。主な支出:定期預金預入(763.1 百万円)、有形無形固定資産取得(約 557.8 百万円)。
- 財務CF:△1,169,074 千円(= △1,169.1 百万円)。主な内訳:配当金支払約511.2 百万円、短期借入金の減少等。
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約 △139.0 百万円(1,105.5 − 1,244.5 = △139.0 百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高:3,697,574 千円(= 3,697.6 百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 1,105.5 / 中間純利益(親会社帰属)140 = 約7.9(>1で健全)。ただし中間特性と税金支払等も影響。
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は短信に数値あるが、要点は「一部建設工事の工期ずれにより中間期の売上・利益が低下」。季節性として中間期は定期修理工事の閑散期の影響が言及されている。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 47.8%(安定的:目安 40%以上は安定)
- 短期借入金:5,800 百万円(当中間期)、長期借入金:2,947 百万円(当中間期)。負債合計 21,542 百万円。
- 流動比率等の詳細は計算式のため省略(詳細必要なら算出可)。
- 効率性・セグメント別:
- セグメント別(受注・完成工事高)により、受注は増加しているが、完成工事高(売上)では化学プラント等で減少。詳細は下記セグメント別欄参照。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 約19,885 千円(約19.9 百万円)。
- 特別損失:固定資産除却損 等 約7,841 千円(約7.8 百万円)。
- 影響:特別損益は限定的(合計で数十百万円規模)で、今回の業績悪化の主要因は通常営業の売上・工期要因によるもの。
- 継続性判断:固定資産売却益等は一時項目であり継続性は低い。
配当
- 配当実績・予想(1株当たり、円)
- 中間配当:0.00 円(令和8年3月期中間)
- 期末配当(予想):70.00 円(据え置き)
- 年間配当予想:70.00 円(前期は合計70.00 円)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース・通期):約36.1%(計算根拠:総配当見込約513 百万円 / 予想当期純利益 1,420 百万円 ≒ 36.1%)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載は無し。中期方針では配当継続が示唆されている(今回も通期予想に変更無)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CFの有形・無形取得)
- 有形及び無形固定資産の取得による支出:5,557,993 千円(= 約5,558 百万円)
- 減価償却費:381,236 千円(= 約381.2 百万円)
- 主な投資内容:固定資産取得(詳細内訳は補助資料参照推奨)
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注状況(個別ベースの表より)
- 受注高(個別・累計):当第2四半期 32,103 百万円(前期 25,170 百万円、増加 6,932 百万円、+27.5%)
- 注目:製鉄プラント受注が増加(16,575 百万円、+52.3%)、エレクトロニクス・石油・社会インフラ等も増加。
- 建設(工事)の受注比率が拡大(建設 21,614 百万円、構成比 67.3%、増加率 72.9%)。
- 完成工事高(売上)
- 当第2四半期(個別) 完成工事高:22,046 百万円(前期 23,303 百万円、△5.4%)
- セグメント差:化学プラントの完成工事高が減少(9,433 百万円、△12.7%)等。
セグメント別情報(要点)
- 受注(個別)増加の内訳(当中間期、百万円・構成比)
- 製鉄プラント 16,575(51.6%、+52.3%)
- 化学プラント 10,482(32.6%、△7.6%)
- 石油・天然ガスプラント 1,527(4.8%、+279.8%)
- エレクトロニクス関連設備・装置 1,824(5.7%、+82.8%)
- 建設 vs 保全:建設 21,614(67.3%、+72.9%)、保全 10,489(32.7%、△17.2%)
- 完成工事高(個別・累計)
- 合計 22,046 百万円(△5.4%)
- 製鉄 8,197(+33.3%)、化学 9,433(△12.7%)、エレクトロニクス 2,321(△16.8%)
- 建設 10,819(+6.3%)、保全 11,227(△14.5%)
- セグメント戦略:装置事業(光電融合・車載センサ)での市場拡大を目指し、展示会出展やパートナー連携で認知・受注基盤を強化中。
中長期計画との整合性
- 第5次中期経営計画の4年目として各施策を進行中。受注拡大や装置事業の基盤整備を継続。
- 進捗:受注は増加しているが、完成・収益化は工期のずれにより遅延。中期目標達成には下期での工事実行と利益回復が重要。
競合状況や市場動向
- 市場環境:原材料高、人件費上昇、デジタル化対応、米国関税等の課題が継続。一方で脱炭素関連設備、半導体関連プラント需要は堅調。
- 競合優位性:具体的な同業比較数値は短信に無し。工事系企業として受注多様化(製鉄・化学・エレクトロニクス等)でリスク分散を図る姿勢。
今後の見通し
- 業績予想:
- 連結通期予想(修正無し):売上高 56,400 百万円(△2.9%)、営業利益 2,240 百万円(△23.6%)、経常利益 2,060 百万円(△28.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,420 百万円(△38.5%)。
- 会社は通期見通しを据え置き。前提として下期での工事実行加速・利益回復が必要。
- 予想の信頼性:上半期の利益進捗が低いため、下期の工程進捗・利益率改善が達成されるかが鍵。過去の予想達成傾向は短信中の記載無し → 過去実績は個別に確認推奨。
- リスク要因:工期遅延、原材料価格・労務費の上昇、受注構成の偏り、為替・海外動向(米国関税等)、顧客の設備投資動向。
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間期における会計方針の変更等は無し。
- 監査・レビュー:本第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- その他:中間連結財務諸表作成に特有の会計処理は無し。連結範囲の変更無し。
(注)
- 数値は原資料の記載に基づく。単位は特に明記のある場合を除き「百万円」で表示。千円表記の箇所は適宜百万円換算で記載。
- 一部項目(時価総額、R&D費の詳細など)は短信に明確記載が無いため「–」と表記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1966 |
| 企業名 | 高田工業所 |
| URL | http://www.takada.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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