2026年3月期 中間期決算説明会及び事業説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 通期予想は据え置き。上期は前年同期比で減収・減益だが、経常・最終利益は通期見通しに対して進捗率50%超で「順調に推移」との説明(強調点は投資継続と成長投資の遂行)。
  • 業績ハイライト: 売上高142,344百万円(▲4.0%)、営業利益3,257百万円(▲2.9%)、経常利益3,714百万円(▲2.4%)、親会社株主に帰属する中間純利益2,873百万円(▲7.1%)。経常・最終利益の通期進捗率はそれぞれ53.1%、55.3%(良い:進捗率50%超)。
  • 戦略の方向性: 2034年ビジョンに向け第2フェーズ(~2034)で研究・製造・販売に積極投資(~2030に総額600億円、~2034に総額800億円)。大型投資第1弾として愛知県に水産新工場(総額約130億円、2028年竣工予定)。
  • 注目材料: 水産新工場建設決定(2028年竣工予定)、昆虫タンパク等の新原料・無魚粉「ZERO」シリーズの進展、2025年9月・10月に飼料関連で特許出願、今秋・来春の新製品(例:ルミナス等)。配当方針見直しにより連結配当性向25%超を目標(配当強化)。
  • 一言評価: 上期は原料価格低下などで売上・利益は微減だが、利益進捗・財務バランスは良好。成長投資(新工場・研究施設)を本格化させる段階。

基本情報

  • 企業概要: フィード・ワン株式会社(FEED ONE)、主要事業:配合飼料の製造・販売(畜産飼料・水産飼料)、食品事業等。
  • 代表者名: 代表取締役社長 庄司 英洋
  • 説明者:
    • 庄司 英洋(代表取締役社長)/中間期連結決算概要、長期ビジョン説明の主担当
    • 田代 義尚(取締役常務執行役員/畜産事業本部長)/畜産飼料事業説明
    • 橋本 公浩(執行役員/水産飼料部長)/水産飼料事業説明
  • セグメント: 畜産飼料(主力、配合飼料:養鶏・養豚・養牛向け)、水産飼料(マダイ・ブリ等養殖魚向け)、食品(鶏卵・食肉等)、その他(海外事業・不動産賃貸等)。

業績サマリー

  • 主要指標(単位:百万円、前年同期比は%で記載)
    • 売上高: 142,344(▲4.0%)
    • 営業利益: 3,257(▲2.9%)、営業利益率 約2.3%(→ 低め:業界や企業の目安と比較して余地あり)
    • 経常利益: 3,714(▲2.4%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 2,873(▲7.1%)
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料上の中間EPS明示なし)
  • 予想との比較
    • 会社予想(通期)に対する進捗率:売上高45.8%、営業利益47.9%、経常利益53.1%、当期純利益55.3%。
    • サプライズの有無:通期予想は据え置き。上期実績は予想と概ね整合(利益は進捗良好)。売上は下振れリスクの言及あり(畜産飼料販売価格低下の可能性)。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗(売上45.8%、営業利益47.9%、純利益55.3%) → 利益は50%超に近く「順調」と経営説明(特に経常・当期は50%超で良好)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率:第1ステージ目標(販売数量・EBITDA等)は段階的投資で達成目標を掲示(例:販売数量 2025:378万トン→2027:390万トン等)。上期ベースでは一部数量未回復で進捗は限定的。
    • 過去同時期比較:売上・利益とも前年同期比減少(売上▲4.0%、営業▲2.9%等)。
  • セグメント別状況(2Q、前年同期比)
    • 畜産飼料
    • セグメント利益: 4,536(▲8.2%)※セグメント利益は経常ベース
    • EBITDA: 5,882(▲5.1%)
    • 販売数量: 1,776千トン(▲2.0%)
    • 主因: 暑熱や飼養頭羽数の減少等(外部)、採算管理による不採算販売見直し等(内部)
    • 構成比: 会社売上・利益の約8割を占める(コア事業)
    • 水産飼料
    • セグメント利益: 669(+50.4%)
    • EBITDA: 953(+37.2%)
    • 販売数量: 45千トン(▲15.1%)
    • 主因: 高水温や養殖尾数減少(数量減)だが、粗利幅改善等で増益
    • 食品
    • セグメント利益: 55(+183.7%)
    • EBITDA: 173(+71.9%)
    • 主因: 鶏卵相場高止まりや食肉部門の採算改善(新工場の減価償却負担はあるが収益改善を確認)
    • その他/調整額: セグメント利益 ▲1,546

業績の背景分析

  • 業績概要: 上期は原料価格の低下等で運転資金需要が減少(営業CF改善)、だが販売数量は暑熱や養殖環境で抑制。畜産で採算管理を徹底し不採算販売を見直した結果、数量減が利益に影響。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 水産・食品セグメントでの粗利改善、採算性の高い販売へのシフト。
    • 減収要因: 畜産飼料販売数量の減少(暑熱・飼養頭羽数減少等)、畜産飼料販売価格の低下リスク。
    • 増益/減益要因: 採算管理で粗利率維持、だが販売数量減少がセグメント利益を押し下げ(畜産)。持分法利益の計上などで経常・最終利益は通期進捗良好。
  • 競争環境: 国内配合飼料市場は流通量横ばいだが高付加価値飼料や無魚粉・昆虫タンパク等の差別化ニーズが増加。フィード・ワンは三井物産との調達力や研究・販売体制でシェア拡大を狙う(畜産で民間1位、業界全体では2位)。
  • リスク要因: 為替・海運等の原料価格変動、家畜・養殖魚の疾病蔓延、高水温等の気候影響、投資の収益化遅延、製造設備の老朽化。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 「飼料の安定供給」を軸に長期ビジョン(~2034)を掲げ、研究・製造・販売の価値創造基盤強化。第2フェーズで継続的収益力強化と生産体制刷新(大型投資と設備更新)。
  • 進行中の施策:
    • 愛知県水産新工場建設(総額約130億円、2028年竣工予定)→ 製造能力拡大、研究開発型工場として稼働
    • 養牛研究施設建設(10億円超投資、研究集約)
    • 販売子会社の統合・業務システム統一(販売体制強化)
    • 品目削減による製造効率化、採算管理強化
  • セグメント別施策:
    • 畜産: 暑熱対策製品・高付加価値飼料開発(新製品「ルミナス」等)、研究施設による養牛用製品強化、販売体制再編
    • 水産: 無魚粉「ZERO」シリーズ、昆虫タンパクの採用と機能性確認、補償成長等の飼養技術確立、新工場による供給体制強化
    • 食品: 鶏卵・食肉の価格環境に応じた収益構造改革、新工場稼働等
  • 新たな取り組み: 昆虫タンパクの機能性(粘液増加等)確認、複数の特許出願(豚の胃潰瘍緩和用飼料、乳牛向け高付加価値飼料)、「補償成長」等の飼養技術提案。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社発表、通期)
    • 売上高: 311,000百万円(通期予想、変更なし)
    • 営業利益: 6,800百万円(通期予想、変更なし)
    • 経常利益: 7,000百万円(通期予想、変更なし)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 5,200百万円(通期予想、変更なし)
    • 前提条件: 下期は季節要因(気温低下)や稚魚成長による販売数量回復、原料価格に応じた価格改定の実行を想定。但し家畜疾病蔓延はリスク。
    • 経営陣の自信度: 利益進捗を根拠に通期達成を目指す姿勢。ただし売上については価格低下リスクを公表(慎重姿勢)。
  • 予想修正: 中間時点で通期予想の変更はなし。会社は売上下振れの可能性を注記。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 投資計画: ~2030年総額600億円、~2034年総額800億円の投資計画。第1弾は水産新工場(約130億円)。
    • KPI(目標): 畜産飼料市場シェア20%以上、EBITDA160億円以上、ROE 10%以上、ROIC 8%以上(2034年目標)。現在は移行フェーズで投資負担と収益性向上の両立を図る段階。
    • 過去の予想達成傾向: 今回は通期予想据え置きで進捗率は概ね良好(経常・当期利益は50%超)。過去の実績から投資と成果の発現に時間を要する旨の説明あり(保守的ではないが段階的)。
  • マクロ経済の影響: 為替・穀物相場・海上運賃のボラティリティ、気候変動(高水温・猛暑)、地政学リスクが原料調達コストおよび販売数量に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 2025年5月に方針を見直し、長期的には「連結配当性向25%以上」を目標に株主還元を強化(資料内で案内)。従来のDOE目標から方針変更の旨を表明。
  • 配当実績:
    • 2025.3期(実績): 35.5円/株
    • 2026.3期(予想): 42.0円/株(資料上の予定値、うち記念配当等の扱いは資料参照)
    • 前年比較: 増配の見込み(35.5→42.0円、増配)
    • 配当利回り・配当性向: 配当性向目標は連結ベース25%以上(目安)。(配当利回りは市場価格に依存のため–)
  • 特別配当: 10周年記念配等の記載あり(資料に記載の通期配当構成を参照)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の開示は今回資料では言及なし。

製品やサービス

  • 製品: 暑熱対策飼料(養豚リニューアル製品等)、乳牛向け高付加価値飼料(「ルミナス」発売)、無魚粉「ZERO」シリーズ、昆虫タンパク配合飼料等。
  • サービス: 飼養管理DX、研究所員の営業同行による技術提案、トータルコンサルティング(コト・モノ・ヒトの統合提案)。
  • 協業・提携: 三井物産との原料調達・シナジー(調達力×販売力)、新東亜交易と昆虫タンパクで特許出願(共同)。
  • 成長ドライバー: 新工場稼働(安定供給・製造効率向上)、高付加価値飼料の拡販、魚粉代替原料(昆虫タンパク)・無魚粉技術、補償成長等の飼養技術。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立~やや強気。通期見通しを据え置き、利益進捗(経常・最終)を根拠に投資継続を表明。
  • 表現の変化: 前回説明会(過去資料)と比較して「投資フェーズ(大型投資の公表)」を強調。配当方針の見直しで株主還元強化姿勢を明示。
  • 重視している話題: 水産新工場、研究・製造への投資、暑熱対策・高付加価値飼料、原料調達力(三井物産との協業)。
  • 回避している話題: 上期の数量減少の詳細な数値推移や、個別の工場別収益の深掘り等は限定的。

投資判断のポイント(事実整理)

  • ポジティブ要因:
    • 経常・当期利益の進捗率が50%超(短期的な利益確保)。
    • 三井物産との調達連携による原料安定性(調達力)。
    • 水産新工場等の投資で将来の供給力・収益力向上を期待。
    • 技術(無魚粉・昆虫タンパク・特許出願)による差別化。
  • ネガティブ要因:
    • 畜産飼料販売数量の減少(暑熱・飼養頭羽数減少)、売上の前年割れ。
    • 原料価格・為替の変動リスク、家畜・養殖魚の疾病リスク。
    • 大型投資の回収に時間を要する可能性。
  • 不確実性:
    • 下期の販売数量回復(気温、稚魚成長)に依存する点。
    • 新工場稼働までの投資回収と設備稼働率の実現度。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 愛知水産新工場の建設進捗(2028年竣工予定)と稼働後の収益寄与
    • 無魚粉・昆虫タンパク関連の実用化・販売拡大・特許の権利化状況
    • 畜産向け暑熱対策製品の販売動向(販売数量・マージン)
    • 原料市況(とうもろこし・魚粉等)の動向と為替影響
    • 決算発表(第3Q/通期)と配当実施状況

重要な注記

  • 会計方針: 資料上に会計方針の変更記載なし(特記があれば–)。
  • リスク要因(資料記載): 原料価格の変動、家畜疾病蔓延、気候要因(猛暑・高水温)、投資の回収遅延等。
  • その他: 決算短信の月内開示(2026.3期より)など情報開示の強化を実施。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2060
企業名 フィード・ワン
URL http://www.feed-one.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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