2026年3月期第2四半期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 中国の市況低迷やプロフェッショナル音響機器の高需要一巡、米国追加関税等により上期は売上・利益とも減少したが、通期見通しは前回比で若干上方修正(売上+60億円、事業利益+10億円)。株主還元(自己株式取得150億円上限)を決議し資本効率向上を目指す。
  • 業績ハイライト: 上期(2026年3月期 上期)は売上収益2,164億円(前期比△5.2%)、事業利益128億円(前期比△37.4%、事業利益率5.9%)と大幅減益。一方、上期の当期利益は98億円で前期比+85.4%(※営業外・特別要因の影響)。
  • 戦略の方向性: 新製品投入と重点市場(インド、東南アジア等)への積極投資、ブランド/アーティスト関係強化、サステナビリティを軸とした製品価値向上。新規事業創出(TRANSPOSE等)も継続。
  • 注目材料: 自己株式取得(決議日2025/11/4、取得期間2025/11/5~2026/3/31、上限2,000万株・150億円、取得株式は消却予定)、下期為替前提(US$=145円→今回予想146円、EUR=161円→169円の前提へ)と通期予想の小幅修正。
  • 一言評価: マクロ/地域ミックスの逆風で利益率が圧迫される一方、株主還元強化と新興市場投資で成長機会を追求する「調整局面の再構築」。

基本情報

  • 企業概要: 企業名:ヤマハ株式会社、主要事業分野:楽器事業(ピアノ、電子楽器、管弦打楽器、ギター等)、音響機器事業(コンシューマー/プロフェッショナル/モビリティ音響機器)、その他(部品・装置等)。
  • 説明会情報: 開催日時:2025年11月4日、説明会形式:–、参加対象:投資家向け決算説明(想定)。
  • 説明者: 発表者(役職):–、発言概要:上期実績の要因説明、通期予想の修正、自己株式取得の決議、中期計画の主要テーマ紹介。
  • セグメント:
    • 楽器事業:ピアノ、電子楽器、管弦打楽器、ギター等の製造・販売
    • 音響機器事業:コンシューマー音響機器(個人向け)、プロフェッショナル音響機器(法人向け)、モビリティ音響機器(車載向け)
    • その他の事業:部品・装置等

業績サマリー

  • 主要指標(億円、前年同期比%)
    • 売上収益(上期): 2,164 億円(前期比 △118億円/△5.2%) ← 悪化
    • 事業利益(上期): 128 億円(前期比 △76億円/△37.4%)、事業利益率 5.9%(前期 9.0%) ← 大幅悪化
    • 経常利益(上期): –(資料明記なし)
    • 当期利益(親会社帰属、上期): 98 億円(前期比 +85.4%) ← 改善(営業外等の効果)
  • 予想との比較(通期)
    • 会社(今回)予想に対する達成率(上期): 売上進捗 ≒47%(1,404/2,990楽器等の分配で見ると概算)。会社提示の通期進捗率は資料明示なし→詳細進捗は下記「進捗状況」を参照。
    • サプライズの有無: 自己株取得(150億円上限)が新規サプライズ。業績面は上期で想定通りの減収・減益要因(中国低迷、プロ音響需要一巡、関税影響)が表面化。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(売上・事業利益・純利益): 会社は通期売上4,580億円、事業利益330億円、当期利益230億円(今回予想)。上期実績は売上2,164億円=通期比約47.3%、事業利益128億円=通期比約38.8%、当期利益98億円=通期比約42.6%(概算)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: ROE目標等中計目標からは遅れ(ROE予想5.1%は株主資本コスト6.8%を下回る)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 前期上期比で売上・事業利益いずれも悪化(上期売上△5.2%、事業利益△37.4%)。
  • セグメント別状況(上期→通期予想の主要数値)
    • 楽器事業(上期): 売上 1,404億円(前期比 △48億円)、事業利益 77億円(前期比 △29億円)、事業利益率 5.5%(△1.8P)
    • 通期予想: 売上 2,990億円(前期比+29億円)、事業利益 215億円(前期比 △6億円、利益率7.2%)
    • 音響機器事業(上期): 売上 677億円(前期比 △72億円)、事業利益 54億円(前期比 △45億円)、事業利益率 7.9%(△5.3P)
    • 通期予想: 売上 1,390億円(前期比 △88億円)、事業利益 110億円(前期比 △33億円)
    • その他の事業(上期): 売上 83億円(前期比 +2億円)、事業利益 △3億円(悪化)
    • 通期予想: 売上 200億円、事業利益 5億円

業績の背景分析

  • 業績概要: 上期は中国市場の低迷、プロフェッショナル音響機器の前年の高需要一巡、欧州市場回復遅延により減収。さらに米国追加関税とモデル・地域ミックス悪化により事業利益が大きく低下。
  • 増減要因:
    • 減収の主要因: 中国向けピアノ・車載オーディオ需要の弱さ、欧州のプロ音響需要の反動、コンシューマー音響のホームオーディオ縮小。
    • 減益の主要因: 米国追加関税によるコスト増(資料で関税影響は大きく計上)、高粗利製品(プロ音響)の需要一巡によるミックス悪化、販管費等の影響。一方、構造改革効果や過去期の関税挽回等で一部相殺。
  • 競争環境: 楽器・音響市場ともにグローバル競争。ヤマハはブランド力・製品ラインの幅で優位を持つが、地域需要変動と製品ミックス変化により競争力(収益性)に影響。
  • リスク要因: 為替変動(USD/EUR)、米国の追加関税、 中国・欧州の需要動向、モデルミックス(高粗利製品比率の変動)、サプライチェーン問題。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画(Make Waves 2.0 → Rebuild & Evolve)に沿い「技術×感性」による商品価値向上、重点市場(インド、フィリピン等)への投資、グローバル・アーティストリレーション強化、新規事業創出。
  • 進行中の施策: バンガロールに音響機器エクスペリエンスセンター開設(2025年6月)、Lazada出店(東南アジア)、Yamaha Music Innovationsの協業プロモーション、TRANSPOSE Innovation Challenge開催等。
  • セグメント別施策:
    • 楽器: ピアノ以外(電子楽器、管弦打楽器、ギター等)で販促強化、新製品(MODX M等)。
    • 音響機器: プロ向け・モビリティ向けマーケティング強化、新製品(URX-C、UR-MK3等)。
    • その他: 自動車内装部品の拡大、FA機器の回復へ対応。
  • 新たな取り組み: サステナビリティを商品・梱包等で評価(Pentawards受賞)、教育普及(ベトナム・エジプト・インド等)を通じた長期需要創出。

将来予測と見通し

  • 業績予想(26/3 通期・今回予想)
    • 売上高: 4,580 億円(前期比 △41億円/△0.9%)※前回予想 4,520億円→今回4,580億円
    • 事業利益: 330 億円(前期比 △37億円/△10.1%)、事業利益率 7.2%(前回予想7.1%)
    • 当期利益(親会社帰属): 230 億円(前期比 +96億円/+71.6%)
  • 予想の前提条件: 下期為替前提はUS$=145円(資料中で146円のケースも表記)、EUR=170円(資料内に複数の前提があるため注記)。市場需要は中国低迷継続、欧州回復遅延を想定。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 通期は上期の不振を織り込みつつ下期での回復要素を織り込んだ保守的~実務的見通し。為替や関税影響を前提に修正を行っているが、経営陣の表現はやや慎重。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 前回予想(売上4,520億/事業利益320億)から今回(売上4,580億/事業利益330億)へ上方修正(売上+60億円、事業利益+10億円)。
    • 修正理由と主要ドライバー: 為替前提の変化(追い風)や関税挽回分などを反映。モデルミックスや減収要素は残存。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • ROE: 26/3期予想 5.1%(株主資本コスト6.8%を下回る見通し)→中計目標未達の状況。
    • ROIC: 26/3期予想 5.0%(WACC 6.6%を下回る)。
    • 配当は通期26円を見込み(推移:22.0→22.0→24.7→25.3→26円)。
  • 予想の信頼性: 過去の実績・為替感応度と関税等の不確定要因により変動性あり(資料に注記あり)。
  • マクロ経済の影響: 為替(USD/EUR)、中国・欧州の需要動向、関税政策が主要な外部影響要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 継続的な株主還元を掲げ、中長期で総還元性向50%以上を目標(過去は一時的に高い数値あり)。
  • 配当実績:
    • 1株当たり年間配当(過年度→今回予想): 22.0円(22/3)、22.0円(23/3)、24.7円(24/3)、25.3円(25/3)、26円(26/3予想) → 増配傾向(良い指標)。
    • 配当性向: 目標・実績は変動、資料では高い年(例:91.9%等)もあり。
  • 特別配当: 今回の資料に特別配当の記載なし(–)。
  • その他株主還元: 自己株式取得を決議(取得総数上限2,000万株、取得総額上限150億円、取得方法:東証で市場買付、取得株式はすべて消却予定)。総還元政策に反映。

製品やサービス

  • 主要製品・新製品: URX-Cシリーズ、UR-MK3シリーズ、MODX Mシリーズ、Helix Stadium XL Floor、各種ネットワーク機器(NWR100等)。
  • 販売状況: 楽器分野ではピアノが中国低迷で減収、電子楽器やギターは一部地域で好調。音響機器分野ではプロフェッショナル機器の高需要一巡で欧州減少、モビリティは一部地域で増加。
  • 協業・提携: Yamaha Music InnovationsによるPOPS(東南アジア)等との協業、学研グループ等との教育分野提携。
  • 成長ドライバー: 新興国(インド・フィリピン等)での市場拡大、製品ラインアップ強化、音楽教育普及施策、サステナビリティ訴求製品。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答: Q&Aの詳細は資料に含まず(–)。
  • 経営陣の姿勢: 業績のネガティブ要因(中国、関税、ミックス)を正面から説明し、株主還元と成長投資の両立を強調する姿勢。
  • 未回答事項: 詳細なセグメント別下期見通しの内訳や、関税コストの将来見通し等、一部定量的な開示が不足(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体として「慎重~実務的」。上期の悪化を認めつつ、自己株取得等で株主還元を実行する姿勢を示す。
  • 表現の変化: 前回説明会と比較して、収益改善への強調より「構造改革・コスト対応」「成長投資の継続」に時間を割いている印象。
  • 重視している話題: 関税対応、地域/製品ミックス改善、重点市場投資、サステナビリティ。
  • 回避している話題: 即効性のある大幅な収益改善シナリオや詳細な下期の需給見通し(定量的)には踏み込まず。
  • ポジティブ要因:
    • 自己株式取得(150億円)による資本効率改善の試み
    • 新興市場(インド、東南アジア)での成長施策と販売チャネル拡大
    • 新製品投入・ブランド強化、サステナビリティ評価(受賞)
  • ネガティブ要因:
    • 中国市場の低迷、欧州回復遅延、プロ音響需要一巡による短期の売上・利益圧迫
    • 米国追加関税によるコスト増とモデルミックス悪化
    • ROE・ROICが資本コストを下回る見通し(26/3予想)
  • 不確実性:
    • 為替(USD/EUR)動向、関税政策の変化、下期需要回復の度合い
  • 注目すべきカタリスト:
    • 2025/11~2026/3の自己株取得(実行状況と消却後のEPS効果)
    • インド・東南アジアでの拠点・チャネル整備の成果(売上成長率)
    • 関税対応やモデルミックス改善の進捗(四半期での事業利益回復)

重要な注記

  • 会計方針: 特段の変更記載なし(資料内に詳細指示なし)。
  • リスク要因: 為替変動、関税、地域需要、製品ミックス変動を主要リスクとして明記(資料注記通り)。
  • その他: 提示の通期見通しはヤマハグループ入手可能情報に基づく予想であり、経済環境や為替等により実績と乖離する可能性がある旨の注記あり。
  • 不明な項目は「–」で記載。

(注)本サマリーは、提示資料(ヤマハ株式会社 2026年3月期 第2四半期決算説明会資料、2025年11月4日)に基づく整理・要約であり、投資助言を目的とするものではありません。資料に明記されていない項目は「–」としています。数字は資料掲載の億円単位を使用し、前年同期比は百分率で表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7951
企業名 ヤマハ
URL http://jp.yamaha.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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