2025年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の当該事業年度(2025年10月期)に対する期初予想は提示されておらず、外部コンセンサス(市場予想)も本資料内にないため「会社予想・市場予想との比較」は不可。参考として次期(2026年10月期)予想を示している(売上高8,000百万円、営業利益110百万円)。
- 業績の方向性:売上高は増収(7,303百万円、前期比+2.9%)だが営業損失に転落(営業損失32.6百万円、前期は営業利益22.5百万円)→ 増収減益(営業レベルは赤字)。
- 注目すべき変化:固定資産(投資)拡大による減価償却・労務費増等で販管費が上昇し、営業損失に転化。一方で特別利益(補助金等:184.8百万円)計上により税引前利益は増加し、親会社株主帰属当期純利益は48.3百万円(前期比+21.0%)と増加。
- 今後の見通し:2026年10月期は売上高8,000百万円(前期比+9.5%)、営業利益110百万円(黒字回復見込み)、当期純利益54百万円(前期比+12.9%)を計画。主要施策は価格見直し、オリジナル製品拡大、子会社連携・生産規模拡大、新規植物ワクチン上市の推進。
- 投資家への示唆:売上基盤は堅調だが、成長投資(新農場・本社用地取得等)で短期的に利益率が圧迫されている。補助金等の一時収入を除くと営業赤字が継続している点と、自己資本比率・有利子負債の状況を注視する必要がある。
基本情報
- 企業名:ベルグアース株式会社
- 主要事業分野:野菜苗・苗関連事業、農業・園芸用タネ資材販売事業、小売事業(総合園芸店等)。接ぎ木苗の生産販売、種子・資材の販売、店舗・ECによる小売。
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO兼COO 山口 一彦
- 問合せ先:執行役員 財務経理本部長 野本 幸代 TEL 0895-20-8231
- 報告概要:
- 提出日(決算短信公表日):2025年12月15日
- 対象会計期間(連結):2024年11月1日~2025年10月31日(2025年10月期・通期)
- 決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト向け)
- セグメント:
- 野菜苗・苗関連事業:接ぎ木苗(トマト、キュウリ、ナス等)生産販売、オリジナル苗の製造販売
- 農業・園芸用タネ資材販売事業:種子、培土、農薬等の仕入販売(PB含む)
- 小売事業:総合園芸店2店舗の運営(一般消費者向け販売、イベント等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む)2025年10月期:1,613,580株
- 期末自己株式数:13,224株
- 期中平均株式数:1,599,338株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年1月29日
- 配当支払開始予定日:2026年1月30日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年1月28日
- 決算説明会:開催(機関投資家・証券アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 備考:当期(2025年10月期)について会社の期初予想・通期予想は本決算短信に提示されておらず、外部市場コンセンサスも資料内にないため「達成率」は算定不可。
- 参考(次期2026年予想との比較)
- 売上高:実績7,303百万円 / 2026予想8,000百万円 → 進捗比(参考)91.3%
- 営業利益:実績△32.6百万円 → 2026予想110百万円との差は大きく、黒字回復が必要
- 当期純利益:実績48.3百万円 / 2026予想54百万円 → 進捗比(参考)89.5%
- サプライズの要因:
- マイナス要因:ベルグ福島の新農場稼働に伴う生産準備費、採用費増、減価償却費増、原材料・エネルギーコストの上昇により販管費が増加し営業赤字化。
- プラス要因:補助金収入(育苗施設・研究開発関連)計上により特別利益が大幅増(補助金等184,483千円)、税引前利益は増加し当期純利益は増加。
- 通期への影響:
- 会社は2026年10月期に黒字回復(営業利益110百万円)を見込むが、達成には価格改定・付加価値商品の拡大・コスト削減の実行が必要。大口の設備投資が続くため、実現性は投資の進捗・販売拡大・コスト動向に依存。
財務指標(連結、単位:百万円 unless otherwise noted)
- 損益(主要)
- 売上高:7,303(前期7,094、前期比+2.9%)
- 売上総利益:1,716(前期1,742、前期比△1.5%)
- 営業利益(△は損失):△33(前期+22 → 前期比大幅悪化)
- 経常利益(△):△29(前期△16 → 赤字拡大)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:48(前期39、前期比+21.0%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):30.22円(前期25.00円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△0.5%(前期+0.3%)
- 経常利益率:△0.4%(前期△0.2%)
- ROE(自己資本当期純利益率):2.3%(資料記載、目安:8%以上が良好 → 低水準)
- ROA(概算):当期純利益(連結全体53.25百万円)÷総資産6,058.8百万円 ≒0.88%(目安:5%以上が良好 → 低水準)
- 進捗率分析(注:本決算は通期決算のため四半期進捗は該当せず。参考で次期予想との対比を上記に示す)
- キャッシュ・フロー(千円)
- 営業CF:329,887千円(前期111,461千円、増加)
- 投資CF:△573,568千円(前期△241,486千円、支出拡大) 主因:有形固定資産取得565,511千円(鶴沢農場・土地取得等)
- 財務CF:196,533千円(前期54,646千円) 主因:短期借入500,000千円、長期借入525,000千円等の調達・返済
- フリーCF(営業CF−投資CF):△243,681千円(約△243.7百万円)
- 営業CF/当期純利益比率:329,887 / 53,250 ≒ 6.19(1.0以上で健全 → 良好)
- 現金同等物期末残高:873,211千円(前期920,359千円、△47,148千円)
- 四半期推移(QoQ):–(本資料は通期のみ、四半期詳細は別資料)
- 財務安全性
- 総資産:6,058,767千円(前期5,677,521千円、+6.7%)
- 純資産:2,174,388千円(前期2,120,334千円、+2.5%)
- 自己資本比率:34.9%(前期36.4% → やや低下。目安:40%以上で安定)
- 有利子負債(注):短期借入金650,000千円、長期借入金1,406,721千円 等(合計約2,056,721千円)→ 考慮すべき負債水準
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率(資料):7.2倍
- インタレスト・カバレッジ・レシオ(資料):20.1倍(利払い余裕は確保)
- 効率性:総資産回転率等明記なし(売上/総資産 ≒ 1.21 回/年)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計184,758千円(主に補助金収入184,483千円。ベルグ福島の育苗施設補助金158,200千円、研究開発補助金26,283千円等)
- 特別損失:合計4,185千円(関係会社株式評価損等)
- 一時的要因の影響:補助金収入が大きく税引前利益を押し上げたため、特別項目を除いた場合の通常営業の実態(営業損失)は依然としてマイナスである点を考慮する必要がある。
- 継続性の判断:補助金は政策・プロジェクト依存のため継続性は限定的。補助金を除いた収益改善策の実行状況が重要。
配当
- 2025年10月期(実績)
- 中間配当:0.00円
- 期末配当:10.00円
- 年間配当:10.00円(1株当たり)
- 配当金総額:16百万円
- 配当性向(連結):33.1%(前期40.0%)
- 純資産配当率(DPS/BPS):0.7%
- 2026年10月期(予想):期末10.00円、年間10.00円(当期予想)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:配当継続(ただし配当水準は業績に応じて変動の可能性)。自己株式は一部保有(期末自己株式数13,224株)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産取得)
- 投資額(投資CFの主因):565,511千円(当期、主にベルグ福島第二農場の建設・松山本社事務所用地取得等)
- 減価償却費:292,273千円(当期)
- 研究開発
- 明示的なR&D費用は数値明示なし。ただし新規植物ワクチンの研究開発に対する補助金計上26,283千円がある。
- 研究テーマ:新規植物ワクチンおよびワクチン接種苗等(上市を目指す)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:–(受注高/受注残の具体数値は記載なし)
- 在庫状況:
- 商品製品:78,492千円(前期75,710千円)
- 仕掛品:95,004千円(前期88,262千円)
- 原材料及び貯蔵品:217,157千円(前期190,253千円、+14.1%)
- 在庫増加は生産体制拡大・育苗準備等が影響。
セグメント別情報(連結)
- 野菜苗・苗関連事業
- 売上高:6,380,056千円(前期比+3.6%)
- セグメント利益(営業利益):449,461千円(前期比△6.1%)
- 主因:オリジナル製品拡大、スイカ苗等の需要増。コスト増(労務・エネルギー・新農場準備)で利益率低下。
- 品目別売上:トマト2,488,045千円(99.5%)、キュウリ1,539,580千円(104.5%)、ナス630,440千円(113.6%)、スイカ540,087千円(114.2%)等。
- 規格別:ポット苗2,892,850千円(102.6%)、オリジナル製品2,275,807千円(108.9%)等。
- 地域別:関東1,958,194千円(100.6%)、九州1,192,550千円(107.2%)等。
- 農業・園芸用タネ資材販売事業
- 売上高:815,816千円(前期比△0.9%)
- セグメント利益:11,939千円(前期比+14.5%)
- 主因:PB品種等の営業推進、事務効率化で販管費削減。
- 小売事業
- 売上高:107,587千円(前期比△7.0%)
- セグメント損失:△12,677千円(前期△13,629千円、損失縮小)
- 主因:園芸ブームの収束・猛暑の影響で雑貨・花卉売上が減少。野菜苗は増加。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2033年ビジョンの一部):苗事業強化、付加価値商品拡大、新規ワクチン上市、フードバリューチェーン拡大等を掲げ、2026年10月期は中期計画の3期目。
- KPI達成状況:売上は増加基調であるが、2025年は投資負担等で営業面が圧迫。2026年の黒字回復計画の実行がKPI達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内農業の就業者減少・大規模化・スマート農業導入の流れが進む中、苗の内製化・高付加価値製品・ワクチン等の需要が期待される。ただし気候変動や国際情勢が不確実性要因。
- 競合比較:同業他社との相対評価は本資料に記載なし。営業利益率やROEは同業平均と比較して改善余地あり。
今後の見通し
- 2026年10月期(会社予想、連結)
- 売上高:8,000百万円(前期比+9.5%)
- 営業利益:110百万円(前期は営業損失32百万円 → 黒字転換見込み)
- 経常利益:105百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:54百万円(前期比+12.9%)
- 会社の前提:労務費・エネルギー等の上昇分を反映した価格改定・付加価値商品強化・子会社連携による規模拡大等を前提にしている。
- 予想の信頼性:過去の実績(投資フェーズで利益圧迫)を鑑みると、価格転嫁・販売拡大・コスト削減が計画通り進むかが鍵。補助金に依存した一過性利益に注意。
- リスク要因:為替(輸入資材価格)、原材料・エネルギー価格、天候・気候変動、補助金等政策の変化、人材確保、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし(会計方針・見積りの変更なし)。
- 連結範囲の変更:該当なし。
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外と明記。
- その他:ベルグ福島の育苗施設稼働に伴う補助金収入・施設増設による資産除去債務増加等の記載あり。
(注)資料に記載のない項目は「–」としております。投資判断に関する助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1383 |
| 企業名 | ベルグアース |
| URL | http://www.bergearth.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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