2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績見通しを本日(2024/2/13)上方修正(会社発表)。第3四半期累計の進捗が良好で、会社予想に対して上振れ寄りと判断される(市場予想:–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高5,977百万円、前年同期比+15.7%/営業利益335百万円、前年同期比+86.3%)。
  • 注目すべき変化:売上・利益ともに電力通信部門の伸びが主因。セグメント別では電力通信部門売上3,446百万円(前年同比+19.7%)、セグメント利益540.9百万円(同+42.2%)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上7,840百万円、営業利益365百万円、当期純利益270百万円)に対する進捗は売上76.3%、営業利益91.9%、当期純利益95.0%と高水準で、会社は上方修正済み。達成可能性は高いが、建材部門の受注残減少や材料費動向等リスクは注意。
  • 投資家への示唆:第3四半期で通期利益見通しに対する進捗が非常に高く、営業キャッシュフローも黒字拡大(277.4百万円)している点が強調材料。一方、配当性向は低め(予想配当30円に対するEPS 346.51円→配当性向約8.7%)で、株主還元は保守的。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社 大谷工業
    • 主要事業分野:電力・通信向け部材(架線金物、鉄塔・鉄構等)および建材(スタッド等)の製造販売
    • 代表者名:代表取締役社長 鈴木 和也
    • 問合せ先:常務取締役 管理グループマネージャ 中澤 忠彦(TEL 03-3494-3731)
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年2月13日
    • 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)、非連結
    • 四半期決算説明資料作成の有無:無
    • 四半期決算説明会開催の有無:無
  • セグメント:
    • 電力通信部門:架線金物、鉄塔・鉄構、通信系工事向け資材等
    • 建材部門:スタッド等建材製品
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:780,000株(自己株式803株)
    • 期中平均株式数(累計):779,197株
  • 今後の予定:
    • 四半期報告書提出予定日:2024年2月13日(済)
    • 株主総会、IRイベント等:記載なし(–)
    • 通期業績予想の修正に関するお知らせ:2024年2月13日公表(本決算短信参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(通期予想は会社が同日に上方修正。以下は通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高:第3Q累計 5,977百万円/通期予想 7,840百万円 → 進捗率 76.3%
    • 営業利益:第3Q累計 335百万円/通期予想 365百万円 → 進捗率 91.9%
    • 純利益:第3Q累計 256百万円/通期予想 270百万円 → 進捗率 95.0%
  • サプライズの要因:
    • 電力通信部門での需要増(送電鉄塔建替えや架線需要増)と建材部門での首都圏大型案件の稼働により売上拡大。営業・経常利益の増加は売上増と売上総利益率改善が主因。材料費高騰の影響はあるが、増収で吸収。
  • 通期への影響:
    • 第3Q時点の高い進捗率および会社の上方修正により、通期見通しの達成可能性は高いと評価される。ただし受注残の内訳(建材の受注残減少)や原材料価格の変動は下振れリスク。

財務指標(主要数値:単位 百万円)

  • 財務諸表要点(第3Q末 2023/12/31)
    • 総資産:7,310(前期末 6,228、前期比 +1,081)
    • 純資産:3,632(前期末 3,384、前期比 +248)
    • 自己資本比率:49.7%(前期 54.3%)(自己資本 3,631百万円)
    • 有利子負債:約548(短期48 + 1年内返済50 + 長期450)→ D/Eレシオ 0.15倍(会社記載、良好)
  • 収益性(第3Q累計)
    • 売上高:5,977百万円(前年同四半期 5,168百万円、+15.7%/増加額 809百万円)
    • 売上総利益:1,159百万円(前年 964百万円、+20.2%)
    • 営業利益:335.995百万円(前年 180.389百万円、+86.3%)→ 営業利益率 5.61%(335.995/5,977)
    • 経常利益:341.968百万円(前年 186.539百万円、+83.3%)
    • 四半期純利益:256.496百万円(前年 128.754百万円、+99.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):329.18円(前年 165.24円)
  • 収益性指標(通期予想ベース)
    • 予想ROE(通期予想純利益270 / 純資産3,632)≈ 7.44%(目安:8%以上で良好→やや未達)
    • 予想ROA(270 / 総資産7,310)≈ 3.69%(目安:5%以上で良好→未達)
    • 営業利益率(第3Q累計)5.61%(業種平均:–)
  • 進捗率分析(上記参照)
    • 売上進捗:76.3%(通常ペース:年度配分によるが高め)
    • 営業利益進捗:91.9%(非常に高い進捗)
    • 純利益進捗:95.0%(非常に高い進捗)
  • キャッシュフロー(第3Q累計、単位:千円)
    • 営業CF:277,400(前年 65,276、増加)→ 営業CF/純利益比率 = 277,400 / 256,496 ≈ 1.08(1.0以上で健全)
    • 投資CF:△54,626(前年 △121,189:固定資産取得支出は64,497)
    • 財務CF:476,475(前年 △23,390:長期借入金500,000の受入)
    • フリーCF(概算):277,400 − 54,626 = 222,774(千円)
    • 現金及び現金同等物残高:1,864,044(前年期末 1,147,594、増加)
  • 四半期推移(QoQ):詳細な四半期毎の数字は掲載無し(累計ベースのみ)。季節性:建設・大規模案件影響で上期に進捗が高い可能性。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 49.7%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 負債合計 3,678百万円、D/E 0.15倍(低水準、良好)
    • 流動比率(流動資産 5,854 / 流動負債 2,609)≈ 224.4%(流動性良好)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:なし(第3Q累計では該当無し)
  • 特別損失:固定資産除売却損 1,226千円(小額)
  • 一時的要因の影響:特別損失は小額のため、業績の主要因は通常営業による増収増益
  • 継続性の判断:一時項目は小さく、今回の増益は継続性がある程度期待される(受注・需要動向次第)

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(期中):0.00円(2024年3月期 中間)
    • 期末配当(予想):30.00円
    • 年間配当予想:30.00円(直近公表予想から修正なし)
  • 配当性向(通期想定):配当30円 / 1株当たり当期純利益346.51円(通期予想EPS)=約8.7%
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(–)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(第3Q累計):有形・無形固定資産取得支出 64,497千円(前年同期 123,003千円、減少)
  • 減価償却費:110,423千円(第3Q累計)
  • 研究開発費:記載無し(–)
  • 主な投資内容:固定資産取得の明細なし(ただし固定資産増加は有形資産中心)

受注・在庫状況

  • 受注高(第3Q累計):6,169,735千円(前年同 5,387,366千円、+14.6%)
  • 受注残高(期末 2023/12/31):1,552,078千円(前年同期末 1,598,217千円、△2.9%)
    • 電力通信部門受注残 705,518千円(前年同期 630,339千円、増加)
    • 建材部門受注残 846,560千円(前年同期 967,877千円、減少)
  • 在庫(棚卸資産):814,936千円(前期末 657,798千円、増加 +157,138千円)
  • 在庫回転日数:記載無し(–)

セグメント別情報

  • 電力通信部門:
    • 売上高:3,446.8百万円(前年同比 +19.7%/増加額 567.1百万円)
    • セグメント利益:540.9百万円(前年同比 +42.2%)
    • 主な要因:送電鉄塔建替え需要や架線関連の受注増(鉄塔・鉄構は受注増だが当初想定より伸び悩み)
  • 建材部門:
    • 売上高:2,530.3百万円(前年同比 +10.6%/増加額 242.3百万円)
    • セグメント利益:107.1百万円(前年同比 +13.8%)
    • 主な要因:首都圏での大型案件や中小案件が継続。ただし原材料高騰で利幅の伸びは限定的
  • 地域別売上:記載無し(国内中心との記載はあるが詳細は–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体数値は記載無し(–)
  • KPI達成状況:受注高・売上増加はプラスだが受注残の部門差あり。中期目標との整合性は資料不足につき判断不可(–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社説明より):
    • 電力業界:レベニューキャップ(新託送料金制度)導入で変革期。老朽化対策・電柱建替え等の需要増加が見込まれる。
    • 建設業界:首都圏での再開発、物流倉庫、データセンター等の着工が続き需要は高位。
    • リスク:世界的金融引締め、中国経済の先行き、物価上昇・中東情勢・資本市場の変動等。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料無し(–)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後):売上7,840百万円(+9.0%)、営業利益365百万円(+45.7%)、経常利益370百万円(+43.7%)、当期純利益270百万円(+55.3%)、1株当たり当期純利益 346.51円
    • 会社は本日上方修正を公表(詳細は「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
  • 予想の信頼性:
    • 第3Q累計の進捗率(営業利益・純利益の高進捗)と営業CFの増加は予想達成を支持する材料。ただし建材部門の受注残減少や原材料コスト等の外部要因は下振れリスク。
  • リスク要因:
    • 為替・原材料価格の変動、受注の偏り(建材受注残減少)、電力業界制度変更の影響の不確実性、世界経済の下振れリスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外
  • その他:業績予想は会社の前提に基づく見通しであり、実際の業績は変動する可能性あり(決算資料の注意書き参照)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5939
企業名 大谷工業
URL http://www.otanikogyo.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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