2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は本日通期業績予想と配当予想を修正(「有」)。中間実績自体は市場予想との比較情報がないため市場サプライズは判定不能(―)。会社発表ベースでは「通期見直しに伴う開示」であり、当中間期の実績は修正後予想に対する進捗を踏まえると概ね想定範囲内と判断できる(詳細は進捗率参照)。
- 業績の方向性:売上高は減収(△10.0%)だが、セグメントにより増減混在。営業利益は大幅減益(△45.3%)、経常利益も大幅減(△42.2%)、親会社株主に帰属する中間純利益は△33.6%。
- 注目すべき変化:製錬部門で売上増(+9.8%)ながら営業利益が大幅悪化(△73.1%)した点、電子材料部門の売上が前年同期に比べ大幅減(△59.6%)し、本格的に赤字化(営業損失1,609百万円)した点が特に重要。
- 今後の見通し:通期業績予想(修正後)は売上高696,000百万円(+2.6%)、営業利益28,500百万円(△11.6%)、当期純利益31,000百万円(+14.3%)。中間実績からの進捗率は売上45.6%、営業利益41.2%、純利益43.9%で、季節性やセグメント差を踏まえる必要あり(達成可能性は事業環境・相場の変動に依存)。
- 投資家への示唆:金属相場・為替変動およびデリバティブ評価損益の影響が業績に大きく波及している点、電子材料事業の構造的な苦戦と製錬部門の原料コスト悪化が今期業績を圧迫している点が最重要。配当は引き上げ(期末183円、年間183円予想)されており、キャッシュフロー面は営業CFが堅調である点も注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:DOWAホールディングス株式会社
- 主要事業分野:環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理などの金属・材料関連総合サービス(廃棄物処理、製錬・貴金属回収、電子材料、伸銅品等)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 CEO 関口 明
- URL:https://hd.dowa.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算補足説明資料作成および説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント:
- 環境・リサイクル部門:廃棄物処理、再資源化、土壌浄化等
- 製錬部門:貴金属(金・銀・PGM)製錬、亜鉛等
- 電子材料部門:半導体向けLED/PD、銀粉、磁性粉等
- 金属加工部門:伸銅品、めっき、回路基板等
- 熱処理部門:熱処理受託加工、工業炉販売・メンテ等
- その他:不動産賃貸、プラント建設等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):61,989,206株
- 期中平均株式数(中間期):59,553,148株
- 時価総額:–(株価情報が提供されていないため省略)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 株主総会、その他IRイベント:–(別途公表予定/決算説明会は開催済)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「当中間期実績 vs 通期予想に対する進捗率」で表示)
- 売上高:317,188百万円(前年中間期比 △10.0%)。通期予想696,000百万円に対する進捗率45.6%。
- 営業利益:11,750百万円(前年中間期比 △45.3%)。通期予想28,500百万円に対する進捗率41.2%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:13,625百万円(前年中間期比 △33.6%)。通期予想31,000百万円に対する進捗率43.9%。
- サプライズの要因:
- デリバティブ評価損の拡大(貴金属相場上昇・為替変動)が営業外損益やセグメント損益に影響。
- 製錬原料の購入条件悪化に伴う原価上昇や持分法投資損益の悪化。
- 電子材料での需要調整と競争激化により売上大幅減・赤字転落。
- 一方で廃棄物処理や自動車関連の回復で一部セグメントは増収。
- 通期への影響:
- 会社は本日(決算同日)通期予想と配当を修正(修正有)。中間実績を踏まえた上で通期見直しを行っており、通期見通し達成の可否は相場(貴金属価格、為替)と原料市況次第。現時点で修正後予想に対する進捗はおおむね4割台で、季節性等を踏まえる必要あり。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期末、2025年9月30日)
- 総資産:682,255百万円(前期末比 +8,717百万円)
- 純資産合計:417,050百万円(前期末比 +1,014百万円)
- 自己資本(親会社株主に帰属する金額):399,346百万円
- 自己資本比率:58.5%(前期末59.2%、安定水準)
- 現金及び現金同等物:41,417百万円(期首41,249→+168百万円)
- 収益性(当中間期:2025/4/1-2025/9/30)
- 売上高:317,188百万円(前年同期比 △10.0%)
- 営業利益:11,750百万円(前年同期比 △45.3%)、営業利益率 3.71%(11,750/317,188)
- 経常利益:15,612百万円(前年同期比 △42.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:13,625百万円(前年同期比 △33.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):228.79円(前年中間 344.65円)
- 収益性指標(通期見通しベースの目安)
- 会社予想ROE(目安):通期当期純利益31,000百万円÷自己資本≈7.8%(目安: 8%未満でやや低め)
- 会社予想ROA(目安):31,000÷682,255≈4.5%(目安: 5%未満でやや低め)
- 営業利益率(中間期):3.71%(業種差あり、銅・製錬など資本集約業種では低めになる場合あり)
- 進捗率分析(中間累計/通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:45.6%(317,188/696,000)
- 営業利益進捗率:41.2%(11,750/28,500)
- 純利益進捗率:43.9%(13,625/31,000)
- 過去同期間比較:前年中間期実績との対比では売上・利益とも減少幅が大きい(特に営業利益は△45.3%)。
- キャッシュフロー
- 営業CF:19,317百万円(前年同期は△3,054百万円 → 大幅改善)
- 投資CF:△12,140百万円(主な支出:有形固定資産取得15,587百万円)
- 財務CF:△6,370百万円(主な支出:配当金支払9,017百万円、長期借入など)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+7,177百万円(正味プラス)
- 営業CF/親会社帰属純利益比率:19,317/13,625 ≈ 1.42(目安1.0以上で健全)
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期ごとの詳細値は添付資料参照。中間累計ベースで前年同期比悪化、セグメント別に季節性・需要回復の影響差あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:58.5%(安定水準)
- 有利子負債動向:1年内償還予定の社債10,000百万円計上、コマーシャルペーパー残高23,000百万円(中間期末)。現金同等物は41,417百万円。純有利子負債は計算前提により変動するため正確値は――(明細把握が必要)。
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は資料に低頻度のため算出省略(必要なら追加算出可)。
- セグメント別利益貢献(当中間期)
- 環境・リサイクル:売上99,448百万円(+15.6%)、営業利益6,873百万円(△10.8%)
- 製錬:売上146,063百万円(+9.8%)、営業利益2,267百万円(△73.1%)
- 電子材料:売上41,373百万円(△59.6%)、営業損失1,609百万円(前年は営業益986百万円)
- 金属加工:売上67,500百万円(+7.3%)、営業利益2,448百万円(△30.5%)
- 熱処理:売上16,046百万円(+6.9%)、営業利益787百万円(+42.7%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 861百万円、固定資産売却益 720百万円等(合計1,708百万円)
- 特別損失:固定資産除却損 482百万円、投資有価証券売却損 393百万円等(合計978百万円)
- 一時的要因の影響:中間の特別損益は正負で小幅。本決算で注目すべきはデリバティブ評価損の拡大(貴金属相場上昇・為替変動に起因)で、営業外損益に影響が出ている点(継続性は相場・ヘッジ方針次第)。
- 継続性の判断:デリバティブ評価損は相場・為替の動向に依存するため今後も変動し得る(継続可能性あり)。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(本中間期):0円
- 期末配当(予想):183円(通期合計:183円)
- 2025年3月期実績:期末150円、年間150円
- 直近配当予想の修正:有(今回発表で修正)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため省略)
- 配当性向(会社予想ベース):配当183円/予想EPS520.54円 ≈ 35.2%(目安)
- 株主還元方針:特別配当・自己株式取得の記載は今回なし。配当増額により還元姿勢を示唆。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期)
- 有形固定資産取得による支出:15,587百万円(前年同期20,003百万円)
- 減価償却費:14,445百万円
- 研究開発:
- R&D費用:–(明示なし)
- 主な投資内容:北米の新サンプリング拠点稼働に伴う設備投資等が言及(製錬で減価償却費増加)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:詳細数値の記載なし(個別事業の受注は拡大/減少の説明あり:例 東南アジアの廃棄物処理受注増等)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:162,451百万円(前期末146,536百万円、増加12,266百万円)
- 在庫回転日数:–(未記載)
セグメント別情報(要点)
- 環境・リサイクル:売上増(+15.6%)だが営業利益は減少(△10.8%)。廃棄物処理は処理量・単価の混在、リサイクル原料集荷量減等。デリバティブ評価損計上で影響。
- 製錬:売上増(+9.8%、貴金属価格上昇が寄与)も営業利益急減(△73.1%)は、デリバティブ評価損や原料購買条件の悪化、持分法投資損益悪化等が要因。
- 電子材料:需要調整・競争激化で売上急減(△59.6%)し赤字化。新製品の量産開始の効果はあるが需給調整が重荷。
- 金属加工:売上増(+7.3%)だが前年の銅価上昇効果の剥落等で営業利益減少。
- 熱処理:需要回復で増収増益(営業利益+42.7%)。
- 地域別:東南アジア(インドネシア)で廃棄物処理受注増等の記載あり。為替影響はセグメント別に差異あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「中期計画2027」を開始(テーマ:循環のクオリティを追求)。基本戦略は価値創出と変動抑制・期待醸成。今回の業績は相場・為替の変動影響を受けているが、循環型ビジネス強化等の施策は継続。
- KPI達成状況:セグメント別の進捗はばらつきあり。電子材料は課題、環境・熱処理は堅調。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との相対位置付けは本資料に記載なし(–)。ただし電子材料での競争激化が業績悪化の一因と明記。
- 市場動向:貴金属価格上昇は売上押上げ要因だが評価差損を通じて損益に変動を与える。為替変動も影響要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後):売上696,000百万円(+2.6%)、営業利益28,500百万円(△11.6%)、経常利益43,000百万円(△1.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益31,000百万円(+14.3%)、EPS予想520.54円
- 予想の修正有無:有(当日に発表)
- 会社予想の前提条件:詳細は「通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。主に相場・為替の想定が業績に直結。
- 予想の信頼性:中間実績の営業利益減少は主に市場(相場・為替)と原料調達条件の悪化に起因。予想達成の可否は相場動向と原料コストの推移に依存。
- リスク要因:貴金属・銅等の価格変動、為替変動、製錬原料の調達条件、電子材料の競争激化、持分法投資の業績悪化等。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(除外:DMMパルマー株式会社 1社、その他新規なし)
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用等の処理等の記載あり)
- 会計方針の変更・見積りの変更:無
- その他:第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外と明記
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5714 |
| 企業名 | DOWAホールディングス |
| URL | http://www.dowa.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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