2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想の修正は無し(会社予想どおり)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。中間実績は会社の下期偏重計画と整合。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高は前中間期比+2.9%、親会社株主に帰属する中間純利益は+31.2%)。ただし営業利益は減少(△20.5%)。
  • 注目すべき変化:経常利益は為替差損→差益への変化や受取配当の寄与で前年同期比+39.4%(1,492百万円)。一方、営業利益は人件費・新技術棟費用等で659百万円(同△20.5%)。包括利益は大幅プラス(9,587百万円)でその他有価証券評価差額金の評価益が大きい。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上85,000百万円、営業利益4,800百万円、当期純利益4,400百万円)に変更なし。会社は下期に売上・利益が偏る計画であり、通期達成は下期案件の確実な受注/収益化と固定費管理に依存。
  • 投資家への示唆:短期的には下期案件の進捗確認が重要。営業利益の進捗が低く(中間での達成率が低い)固定費増加と投資(新技術棟)が収益を圧迫している点を注視。自己株式取得(上限4,000百万円、1,800千株、取得後消却予定)を決議しており株主還元・資本効率改善の姿勢が示されている。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:EIZO株式会社
    • 主要事業分野:映像機器および関連製品の開発・生産・販売(モニター、医療用ディスプレイ、監視用等)/映像環境ソリューション(EVS等)
    • 代表者名:代表取締役社長 COO 恵比寿 正樹
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日〜2025年9月30日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):有
  • セグメント:
    • 会社は事業上は実質単一セグメントだが、参考として市場(製品群)別に開示:B&P、ヘルスケア、クリエイティブワーク、V&S、アミューズメント、その他
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):43,962,320株(2026年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:2,796,975株
    • 期中平均株式数(中間期):41,161,391株
    • 時価総額:–(株価情報は資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
    • 配当支払開始予定日:2025年11月28日
    • 自己株式取得:取締役会決議(取得期間 2025/11/10–2026/3/9、上限1,800,000株、上限額4,000百万円、取得後消却予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期のみ。通期予想の中間期目安は開示無しのため進捗率で比較)
    • 売上高:中間実績 37,874百万円。通期予想85,000百万円に対する進捗率 44.6%(会社の下期偏重計画と整合)。達成度:ほぼ想定内(会社は下期偏重と明記)。
    • 営業利益:中間実績 659百万円。通期予想4,800百万円に対する進捗率 13.7%(低い)。会社想定では下期に利益がかたよるため必ずしも予想外とは言えないが進捗は低い。
    • 純利益(親会社株主帰属):中間実績 930百万円。通期予想4,400百万円に対する進捗率 21.1%。
  • サプライズの要因:
    • 経常利益は為替差益の計上(当期91百万円、前年同期は為替差損386百万円)や受取配当の寄与により増加。
    • 営業利益は販売費及び一般管理費(賃上げ・新技術棟費用・インド・中東の販売拡充など)が増加し圧迫。
    • 包括利益は有価証券評価差額金の評価益(7,901百万円)で大幅増。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。下期に案件集中する傾向と固定費管理で通期達成を目指すとしている。営業利益の低進捗を下期でどれだけ挽回できるかが鍵。

財務指標(要点)

  • 貸借対照表(主要項目、百万円)
    • 総資産:168,648(前期末157,759、+10,889)
    • 純資産:131,796(前期末124,355、+7,440)
    • 自己資本比率:78.1%(安定水準。前期 78.8%)
    • 現金及び預金:15,887(前期 21,058、減少)
    • 投資有価証券:62,336(前期 50,716、増加)
    • 棚卸資産合計(商品+仕掛+原材料等):約39,730(増加、内訳で原材料が増加)
  • 損益計算書(累計中間、百万円)
    • 売上高:37,874(前年同期 36,817、+2.9%、+1,056)
    • 売上総利益:12,346(同+3.1%)、売上総利益率 32.6%(同 +0.1pt)
    • 販管費:11,686(同+4.9%)
    • 営業利益:659(同△20.5%)、営業利益率 1.7%(低い)
    • 経常利益:1,492(同+39.4%)
    • 中間純利益(親会社帰属):930(同+31.2%)
    • 1株当たり中間純利益(株式分割考慮後):22.61円
  • 収益性指標(注:年換算等の前提に注意)
    • 営業利益率(中間):659/37,874 = 約1.7%(業種平均との比較は個別だが「低い」水準)
    • ROE(簡便・年率換算目安):(中間純利益930×2)/純資産131,796 ≒ 1.41%(目安:8%以上が良好 → 低い)
    • ROA(年率換算目安):(930×2)/総資産168,648 ≒ 1.10%(目安:5%以上で良好 → 低い)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:44.6%(下期偏重の会社計画と整合)
    • 営業利益進捗率:13.7%(低い → 下期での大幅な挽回が必要)
    • 純利益進捗率:21.1%
    • 過去同期間との比較:売上は微増だが営業利益は減少(費用増で圧迫)
  • キャッシュフロー(中間、百万円)
    • 営業CF:1,180(前年中間 5,792、大幅減。要因:営業前の変動項目差、税支払など)
    • 投資CF:△4,103(前年 △1,005、設備投資増:新技術棟等の影響)
    • 財務CF:△2,441(前年 △2,291、配当支払等)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):△2,923(マイナス。投資先行でマイナス化)
    • 営業CF/純利益比率:1,180/930 = 1.27(目安1.0以上で健全 → 一応健全だが前年から悪化)
    • 現金同等物残高:15,887(期首21,058→減少)
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率78.1%(安定水準)
    • 短期借入金 5,234、長期借入金 697(借入は限定的)
    • 流動比率:流動資産77,330 / 流動負債18,699 ≒ 413%(流動性は高い)
    • 在庫増加が見られる(原材料・商品在庫の増加)
  • セグメント別(市場別)ハイライト(中間、百万円/前年同期比)
    • B&P:6,168(△14.7%)— 欧州低迷で減少
    • ヘルスケア:16,131(+4.2%)— 診断・内視鏡は回復、手術室は大型案件差で減少
    • クリエイティブワーク:2,434(△4.7%)
    • V&S:5,380(△6.4%)
    • アミューズメント:4,125(+32.7%)— 主力機種の寄与
    • その他:3,633(+34.9%)— ソフト受託増

特別損益・一時的要因

  • 為替差益:当期は為替差益91百万円(前年同期は為替差損386百万円)→ 経常利益改善要因
  • その他有価証券評価差額金:評価益7,901百万円がその他包括利益に反映 → 中間包括利益を大幅押上げ(継続性は市場評価次第)
  • 特別損益の継続性判断:有価証券評価益や為替差益は変動要因で継続性は限定的。営業利益改善は構造的に重要。

配当

  • 中間配当:55円(支払予定日 2025/11/28)
  • 期末配当(予想):55円(通期合計 110円、予想からの修正なし)
  • 1株当たり当期純利益(通期予想ベース):106.90円 → 通期配当/当期EPS = 110/106.90 ≒ 103.0%(配当性向 >100%想定。高水準。)
  • 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
  • 株主還元方針:自己株式取得(上限4,000百万円)を実施予定。取得株は消却予定。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間・投資CFの主因):有形及び無形固定資産取得による支出 4,020百万円(前年中間 1,016百万円 → 大幅増。主因は新技術棟等)
  • 減価償却費(中間):1,643百万円(前年 1,359)
  • 研究開発費:開示項目として明記なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注高/受注残高:開示無し(–)
  • 棚卸資産:商品・仕掛・原材料合計で増加(棚卸資産の増減は貸借対照表で確認。棚卸資産の増加は運転資本や需要回復の準備を示唆)
  • 在庫回転日数:記載無し(–)

セグメント別情報(方針含む)

  • 各市場動向:
    • ヘルスケア:堅調(診断・内視鏡で回復)
    • B&P(欧州中心):低迷(OSサポート終了に伴うPC更新の波及弱く、欧州景気頭打ち)
    • アミューズメント:主力機種で増収だが市場全体は縮小傾向
    • V&S:一部案件は下期で本格化予定(航空管制等)
  • 地域別売上:細かい地域別数値は記載無し(ただし欧州での弱含み、中国は弱含み、インド・中東は拡大戦略)

中長期計画との整合性

  • 第8次中期経営計画(2026年度最終年度)に向け、映像ハードの強化とEVS展開加速を掲げる。中間実績は下期依存の計画に概ね一致するが、営業利益改善とR&D/投資の回収が課題。
  • KPI等の進捗:該当の定量KPIは中間短信では明示的な進捗表記無し(–)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との直接比較データは資料に無し(–)。ただし映像機器分野は高品質・信頼性差別化が重要。
  • 市場動向:欧州・中国の需要弱含み、インド・中東は成長地域。ヘルスケアやV&Sは年度末に案件集中の傾向。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想の修正無し(売上 85,000百万円、営業利益 4,800百万円、当期純利益 4,400百万円、EPS予想 106.90円)
  • 会社想定:下期に需要偏重。主要前提(為替・原材料前提等)は決算説明資料の将来予測情報参照(別資料)。
  • 予想の信頼性:中間進捗では営業利益が低く下期での挽回が不可欠。通期達成は下期案件の確実化と固定費管理に依存。
  • リスク要因:欧州経済の低迷、為替変動、原材料価格、下期案件の遅延、投資回収の遅れなど。

重要な注記

  • 会計方針変更:該当無し
  • 連結範囲変更:無し
  • 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • 自己株式取得(取締役会決議):上限1,800,000株、4,000百万円(取得後消却予定)

不明な項目は「–」と表記しています。提供資料に基づく整理であり、投資助言は行っていません(免責事項別途記載済み)。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6737
企業名 EIZO
URL https://www.eizo.co.jp
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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