2026年1月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表予想(通期)からの修正は無し(予想どおり)。一方で第3四半期累計の営業利益1,120百万円が通期予想1,100百万円を既に上回っている点は注目(実績は上振れだが会社は据え置き)。
  • 業績の方向性:売上高は増収(16,483百万円、前年同期比+4.1%)。営業利益・経常利益は減益(営業利益1,120百万円、▲8.0%)。親会社株主に帰属する四半期純利益は増益(988百万円、+29.8%)。
  • 注目すべき変化:特別利益として退職給付制度改定益212百万円を計上した影響で当期純利益が大幅増。セグメントではメーリング&デジタルが営業利益で大幅増(+89.2%)だが、「その他」セグメントで営業損失に転じた点が差し引き要因。
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正なし(売上21,500百円、営業利益1,100百円、親会社株主に帰属する当期純利益780百円)。ただし第3四半期累計で営業利益進捗が101.8%と通期予想を上回っており、残り期での業績想定(四半期の反動や費用増等)を会社は織り込んでいる模様。
  • 投資家への示唆:第3四半期の営業利益は既に通期見通しを上回る水準にあり、特別利益の影響で純利益は増加。だが原価率上昇や郵便取扱数量減少等の構造的課題、設備投資(新工場)に伴う借入増加が見られるため、通期の実現可能性は引き続き注視が必要。

基本情報

  • 企業名:株式会社イムラ(コード番号 3955)
  • 主要事業分野:パッケージソリューション事業(封筒・包装等)、メーリング&デジタルソリューション事業(メーリング関連・デジタル処理等)、その他(医療向け印刷、紙器・段ボール等)
  • 代表者名:取締役社長 井村 優
  • 提出日:2025年12月11日
  • 対象会計期間:2026年1月期 第3四半期累計(連結、2025年2月1日~2025年10月31日)
  • 決算説明会:無(補足資料作成も無)
  • セグメント:
    • パッケージソリューション事業:事務用・ダイレクトメール用封筒、包装等
    • メーリング&デジタルソリューション事業:メーリング、デジタル処理、内製化による加工等
    • その他:医療機関向け印刷・諸物品、紙器・段ボール等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む) 10,729,370株(2026年1月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計) 9,982,107株(2026年1月期3Q)
    • 期末自己株式数 731,003株(2026年1月期3Q)
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:通期業績予想は既に公表(2025/3/13)で修正無し
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較:達成率)※通期会社予想に対する第3四半期累計進捗
    • 売上高:16,483百万円/通期目標21,500百万円 → 進捗率 76.6%
    • 営業利益:1,120百万円/通期目標1,100百万円 → 進捗率 101.8%(既に通期目標を上回る)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:988百万円/通期目標780百万円 → 進捗率 126.7%
  • サプライズの要因:
    • 売上は官公庁需要や新規案件で増加。ただし原価率の上昇により売上総利益率が低下し営業利益は減少。
    • 純利益が大幅増加した主因は「退職給付制度改定益」212百万円の計上(特別利益)。
    • メーリング&デジタルは内製化効果で外注費抑制、営業利益が大幅増。
    • 「その他」セグメントでは子会社の株式譲渡により連結範囲から外れた一方、海外子会社の売上計上で売上は増加したが営業損失に転じた。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正せず据え置き。だが第3四半期累計で営業利益が既に通期予想を超過しており、会社は第4四半期に利益減を見込んでいる可能性(設備投資関連費用、工場稼働調整、季節変動等)を織り込んでいる。通期達成の可否は第4四半期の収益性と一時要因の有無に依存。

財務指標

  • 損益の要点(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:16,483(前年同期比+4.1%:+649)
    • 売上総利益:4,473(前年同期比+1.7%:+76)
    • 販管費:3,352(前年同期比+5.4%:+172)
    • 営業利益:1,120(前年同期比▲8.0%:▲97)
    • 経常利益:1,152(前年同期比▲9.9%:▲126)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:988(前年同期比+29.8%:+227)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):99.00円(前年同期 76.10円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:1,120÷16,483 = 約6.8%(前年同期:約7.7%、低下)
    • ROE(簡易計算:親会社株主に帰属する利益 ÷ 自己資本(参考値17,459百万円)):988÷17,459 ≒ 5.66%(目安:8%以上で良好 → 未達)
    • ROA(簡易計算:親会社株主に帰属する利益 ÷ 総資産25,666百万円):988÷25,666 ≒ 3.85%(目安:5%以上で良好 → 未達)
  • 進捗率(通期予想に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:76.6%(通常ペースとしては高め)
    • 営業利益進捗率:101.8%(既に通期目標を超過)
    • 純利益進捗率:126.7%(特別利益の影響で高進捗)
  • 貸借対照表(第3四半期末、単位:百万円)
    • 総資産:25,666(前期末23,351、+2,314)
    • 純資産:17,553(前期末16,758、+794)
    • 自己資本(参考):17,459
    • 自己資本比率:68.0%(前期末70.9%、2.9ポイント低下)(目安:40%以上で安定 → 良好)
    • 現金及び預金:3,065(前期末2,817、増加)
    • 建設仮勘定:3,634(前期末2,137、増加 → 新工場建設など)
  • 負債関連
    • 負債合計:8,113(前期末6,593、+1,519)
    • 短期借入金:2,813(前期末2,090、増加)→ 新工場建設に伴う借入増
    • 流動負債合計:7,122(前期末5,801、増加)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
    • 減価償却費:584(前年同期553)
    • フリーCF等の詳細数値:–(資料に未記載)
    • 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示のため算出不可)
  • 在庫・運転資本
    • 商品及び製品:740(ほぼ横ばい)
    • 受取手形・売掛金:3,433(増加)
  • 四半期推移(QoQ):第4四半期の見通し・季節性等の詳細は資料に明示無し。第3四半期累計の営業利益が通期予想を上回る点は季節性や一時要因の反動を示唆。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:退職給付制度改定益 212百万円、投資有価証券売却益 10百万円、助成金収入 30百万円 → 特別利益合計 271百万円(当期)
  • 特別損失:固定資産除却損 1百万円、投資有価証券売却損 1百万円、関係会社株式売却損 5百万円 → 特別損失合計 8百万円
  • 一時的要因の影響:退職給付制度改定益が純利益押上げに寄与しており、継続性は低い(一時的要因と判断)
  • 実質評価:特別利益を除いた基礎収益力(営業利益)は前年割れであり、原価上昇等の構造的課題が示される

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年1月期(前期):年間30.00円(期末30.00円、上期0.00円)
    • 2026年1月期(予想):年間30.00円(期末30.00円、上期0.00円)→ 直近公表配当予想の修正無し
  • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
  • 配当性向(通期予想ベース):配当金30円 ÷ 予想EPS78.06円 ≒ 38.4%
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載は特になし(ただし期中に譲渡制限付株式報酬のため自己株式処分あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明確な支出額の記載は無しが、建設仮勘定の増加(2,137→3,634百万円)から新工場建設等の投資が進行中
  • 減価償却費:584百万円(前年同期553百万円)
  • 研究開発:R&D費用の明細は資料に記載無し

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残:–(資料に記載無し)
  • 棚卸資産:商品及び製品740百万円(前年同期739百万円、ほぼ横ばい)
  • 在庫回転日数:–(資料に記載無し)

セグメント別情報

  • セグメント売上高(第3四半期累計、単位:百万円 / 対前年)
    • パッケージソリューション:11,541 百円(115億41百万円表記)/前年同期比+0.8% → 営業利益 965百万円(▲10.9%)
    • メーリング&デジタル:3,415 百円(34億15百万円)/前年同期比+7.7% → 営業利益 313百万円(+89.2%)
    • その他:1,526 百円(15億26百万円)/前年同期比+26.3% → 営業損失 186百万円(前年は営業利益24百万円)
  • セグメント戦略と動向:
    • パッケージは事務用封筒市場の構造的減少や郵便料金改定の影響を受ける中、官公庁需要で下支え。
    • メーリング&デジタルは内製化によるコスト低減と新規案件で伸長。
    • その他は海外子会社の計上等で売上は増えるが、事業基盤再構築中で損失計上。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「IMURA VISION 2030 Stage II」(2024–2026年度)のもとで変革・イノベーションを推進。新工場建設やEC向けパッケージ投入等、事業基盤強化の投資を継続。
  • 進捗状況:売上の増加やメーリング部門の改善は見られるが、原価上昇・構造的需要減への対応が課題。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:通販市場は拡大している一方でデジタル化に伴う紙媒体需要の構造的減少、郵便料金改定後の郵便・メール便取扱数量の減少がマイナス要因。
  • 競合との比較:本資料に他社比較は記載無し。包装・メーリング分野での内製化・サービス付加の取り組みが競争要因。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想は修正無し(売上21,500百円、営業利益1,100百円、経常利益1,100百円、親会社株主帰属当期純利益780百円、EPS78.06円)
  • 会社の前提:郵便取扱量減少等の外部環境を考慮のうえ現時点で据え置き。今後の状況で確度が高まれば速やかに開示予定。
  • 予想の信頼性:第3四半期の営業利益が通期目標を超過している点と一時的利益の存在を踏まえ、予想達成の判断は第4四半期の動向に依存。
  • リスク要因:郵便・メール便取扱量の減少、原材料費上昇、労働力不足、金利上昇による借入負担増、為替・国際情勢によるサプライチェーン混乱等。

重要な注記

  • 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を適用(第1四半期より)。当該変更による四半期連結財務諸表への影響は無し。
  • 連結範囲の変更:当該期間における重要な変更無し(ただし過去に海外子会社を連結)
  • 四半期連結CF計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。

(注)不明項目・未記載項目は「–」としています。上記は公表資料に基づく整理であり、投資の推奨・助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3955
企業名 イムラ
URL https://www.imura.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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