2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなく、発表内容に対する会社予想の修正は無し(ほぼ予想通り)。市場予想との比較資料は開示無しのため判定不可。
- 業績の方向性:売上高は3,876百万円(△2.6%)で減収、営業利益は186百万円(△37.9%)で減益(減収減益)。
- 注目すべき変化:減益の主因は売上総利益の減少(売上総利益761百万円、△15.3%)に加え、富山呉羽工場の新設に伴う減価償却費等の製造経費増加や特別損失(固定資産除売却損 11,296千円)等の一時要因。
- 今後の見通し:通期予想(売上7,830百万円、営業利益280百万円、当期純利益170百万円)に変更は無し。中間実績の進捗は売上49.5%、営業利益66.5%、当期純利益73.5%で、営業利益・純利益は通期達成の進捗自体は良好だが、キャッシュ面や一時損失影響を注視。
- 投資家への示唆:新工場稼働に伴う減価償却・投資負担が短期的に利益・キャッシュフローを圧迫している点を確認。受注残は増加しており(中間期末1,872,867千円、前期中間末1,688,663千円、+11.0%)需要見通しの裏付けはあるが、工事遅延リスクや物価上昇の影響を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 大谷工業
- 主要事業分野:電力・通信向け架線金物・鉄塔等(電力通信部門)、建材(スタッド、免震等)(建材部門)を中心とする製造・販売(非連結報告)
- 代表者名:代表取締役社長 鈴木 和也
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日、非連結)
- 決算説明資料作成の有無:無
- 決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 電力通信部門:架線金物、鉄塔・鉄構等(データセンター・半導体関連需要等を背景)
- 建材部門:スタッド、免震材等(大型再開発案件等の影響有)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:780,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):779,171株
- 時価総額:–(開示無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 株主総会・IRイベント等:–(開示無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が通期予想は修正無し)
- 売上高:中間売上 3,876百万円(前年中間 3,978百万円、△2.6%)。通期予想7,830百万円に対する進捗率 49.5%。
- 営業利益:中間営業利益 186百万円(前年中間 300百万円、△37.9%)。通期予想280百万円に対する進捗率 66.5%。
- 当期純利益:中間純利益 125百万円(前年中間 211百万円、△40.7%)。通期予想170百万円に対する進捗率 73.5%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:電力通信部門の一部製品出荷が好調(架線金物は減少だが鉄塔・鉄構が増加)。
- 下振れ要因:売上総利益の減少、富山呉羽工場建設に伴う減価償却費等の増加、特別損失(固定資産除売却損)が営業外・特別項目で利益を押し下げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業利益・純利益の進捗は通期達成可能な水準に見えるが、キャッシュフローの悪化(下記参照)や建設業界の工期遅延リスク等が達成の不確実性要因。
財務指標(要点)
- 主要財務諸表(中間期末、単位:百万円)
- 売上高(中間):3,876(△2.6% YoY)
- 営業利益:186(△37.9% YoY)
- 経常利益:181(△40.0% YoY)
- 中間純利益:125(△40.7% YoY)
- 総資産:7,768(+204 百万円 vs 前期末)
- 純資産:4,206(+129 百万円 vs 前期末)
- 自己資本比率:54.2%(安定水準)
- 1株当たり中間純利益(EPS):160.68円(前年中間 271.04円、△)
- 収益性指標(参考)
- ROE(通期予想ベース):170 / 4,206 = 約4.0%(目安8%以上:未達)
- ROA(通期予想ベース):170 / 7,768 = 約2.2%(目安5%以上:未達)
- 営業利益率(中間):186 / 3,876 = 約4.8%(前年中間は約7.5%)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:49.5%
- 営業利益進捗率:66.5%
- 純利益進捗率:73.5%
- コメント:営業・純利益は通期想定比で進捗良だが、売上は概ね半分。利益率低下は注意点。
- キャッシュフロー(千円)
- 営業CF:△257,466千円(前年中間 +362,660千円)→ 大幅悪化
- 投資CF:△381,064千円(前年中間 △336,001千円)→ 設備投資増(富山呉羽工場等)
- 財務CF:△95,823千円(前年中間 △48,667千円)
- フリーCF(営業CF+投資CF):△638,530千円(マイナス、資金流出)
- 現金及び現金同等物残高:1,176,533千円(中間末、前期中間 1,536,523千円、減少 約734百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△257)/中間純利益125 ≒ △2.06(1.0以上が健全の目安:未達)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は非開示。季節性はある可能性(建設関連の進捗等)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:54.2%(安定水準)
- 有利子負債比率(D/Eレシオ):0.2倍(良好水準)
- 効率性:
- 減価償却費の増加(98,993千円 中間)により資本コスト負担が増加。
- セグメント別(中間:金額は千円)
- 電力通信部門:売上 2,455,334千円(+4.8%)、セグメント利益 303,865千円(△22.8%)
- 内訳:架線金物 1,659,922千円(△3.0%)、鉄塔・鉄構 729,506千円(+23.6%)
- 建材部門:売上 1,421,009千円(△13.1%)、セグメント利益 84,076千円(△38.7%)
- スタッド 1,188,890千円(△12.4%)、免震 190,466千円(△7.7%)
- 受注・受注残:
- 受注高(中間):4,105,519千円(前年中間 4,309,303千円、△4.8%)
- 受注残高(中間末):1,872,867千円(前年中間末 1,688,663千円、+11.0%)→ 受注残は増加
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 2,049千円
- 特別損失:固定資産除売却損 11,296千円
- 影響:特別損益合計は約▲9,246千円で中間利益を押し下げた(非継続的要因の可能性が高いが、今後の処分等により類似の費用発生可能性あり)。
- 継続性判断:固定資産関連の処理(工場移転・再編等)に伴う一時的費用と考えられるため、継続性は限定的と思われるが詳細は注視。
配当
- 中間配当:0.00円(支払済:なし)
- 期末配当(予想):30.00円(通期合計30.00円、直近予想から修正無し)
- 配当性向(通期予想ベース):概算 配当総額 ≒ 30円×780,000株=約23.4百万円 / 通期当期純利益170百万円 ≒ 13.8%
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得の記載無し(現状は配当中心、幅広い還元方針は開示無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形・無形固定資産取得 387,390千円(当中間、前年中間 330,177千円、増加)
- 主な投資内容:富山呉羽工場の建設・設備移管(新生産拠点)
- 減価償却費:98,993千円(前年中間 60,420千円、増加)
- 研究開発費:–(明細開示無し)
受注・在庫状況
- 受注状況:
- 受注高(中間):4,105,519千円(△4.8%)
- 受注残高(中間末):1,872,867千円(+11.0%)
- 注記:電力通信部門の鉄塔・鉄構は受注好調。建材のスタッド受注は増加だが売上化が遅れている可能性。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(中間期末合計、貸借対照表流動資産内):商品及び製品 916,697千円、仕掛品 822,296千円、原材料 279,357千円
- 棚卸資産合計は増加傾向(仕掛品等の増加が目立つ)
セグメント別情報(要点再掲)
- 電力通信部門:売上増(+4.8%)だがセグメント利益は減少(△22.8%)→ 製造経費・減価償却増が主因
- 建材部門:売上・利益ともに縮小(売上△13.1%、セグメント利益△38.7%)→ 建設工期遅延やコスト高が影響
- 地域別売上:–(明細開示無し)
- 為替影響:–(開示無し)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画やKPIに関する言及:–(今回の資料に明示無し)
- コメント:新工場投資は中長期の生産合理化を目的とするため、中期計画上の設備投資と整合すると推定されるが、詳細は開示資料を参照のこと。
競合状況や市場動向
- 競合との相対評価:–(開示無し)
- 市場動向:電力需要はデータセンター・半導体投資により今後増加見込み。一方、建設業界では建設コスト高・人手不足に伴う工期順延リスクが存在。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正無し):売上高7,830百万円(△0.9% 前期比)、営業利益280百万円(△40.8%)、経常利益240百万円(△49.8%)、当期純利益170百万円(△53.9%)
- 会社予想の前提等の詳細は添付資料P.2参照(為替等の具体前提は今回短信に詳細記載無し)
- 予想の信頼性:通期予想は据え置かれているが、短期ではキャッシュフロー悪化と一時損失、建設工期等の外部リスクがマイナス要因となる可能性あり。
- リスク要因:工期遅延・建設コスト高、人手不足、原材料価格・物価上昇、金融市場変動、為替(該当すれば)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外と明記
- その他重要事項:将来予想は不確実性を含む旨の注記あり
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5939 |
| 企業名 | 大谷工業 |
| URL | http://www.otanikogyo.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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