2025年12月期第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 海外(特に北米・欧州)のOPE(小型屋外作業機械)が主導して増収を確保。米国の関税政策等外的リスクに対して生産移管や原価低減、サプライチェーン最適化などの対応を推進中。通期業績予想は据え置き(2025/5/13公表分)だが、為替前提を修正。
- 業績ハイライト: 2025年12月期 第2四半期(以下2Q)売上高 91,288 百万円(前年同期比 +5.7%:良い)、営業利益 11,743 百万円(前年同期比 +3.1%:良い)、経常利益 10,786 百万円(前年同期比 ▲14.9%:悪い)、親会社株主に帰属する当期純利益 7,508 百万円(前年同期比 ▲25.3%:悪い)。為替差損の発生が経常・最終利益を押し下げた。
- 戦略の方向性: OPEの北米ホームセンター向け・欧州ロボット芝刈機を中心に成長を追求。新規事業(マルチハイブリッド発電、水素エンジンの実証・事業化、Toro社とのロボット共同展開)とESG・人的資本投資を並行推進。
- 注目材料:
- 米国の関税政策(鉄鋼・アルミ追加関税50%の拡大論点)への影響精査中。
- Toro社との協業によるロボット芝刈機の販路拡大(125か国超のチャネル活用)。
- i Labo社との資本業務提携による水素エンジン発電機の実証推進。
- 欧州におけるロボット芝刈機の回復と北米でのテレビCM効果。
- 一言評価: 外需(OPE)が牽引して増収・営業増益を達成する一方、為替・関税リスクで経常・最終が弱含む、成長投資とリスク管理を両立させる局面。
基本情報
- 説明者: 発表スライド提供(経営陣による資料)/具体的な発表者氏名・役職は資料内に明記なし(→ –)
- セグメント:
- 小型屋外作業機械(OPE): プロ向け・一般ユーザー向けの屋外作業機械、ロボット芝刈機含む
- 農業用管理機械: 防除機・収穫機等(国内・北米向け)
- 一般産業用機械: 発電機・溶接機・投光器等(建設・BCP・イベント等)
- その他
業績サマリー
- 主要指標(2025/12期 第2四半期:百万円、前年同期比)
- 売上高: 91,288 百万円(+5.7%:増収=良い目安)
- 営業利益: 11,743 百万円(+3.1%:増益=良い目安) 営業利益率 ≒ 12.9%(=11,743/91,288)
- 経常利益: 10,786 百万円(▲14.9%:減益=注意)
- 純利益(親会社株主に帰属): 7,508 百万円(▲25.3%:減益=注意)
- 1株当たり利益(EPS): 149 円(前年同期比 ▲1.2%)
- 予想との比較:
- 会社の通期予想は5月13日公表分から変更なし(2025通期売上高 167,000 百万円等)。2Q時点での通期予想達成見込みは維持。
- サプライズ: 通期据え置きだが、為替前提(3Q以降)を修正(USD:145円→想定、EUR:165円→想定)。特段の業績上振れ/下振れ修正は発表なし。
- 進捗状況(通期予想との単純比較)
- 売上高進捗率: 91,288 / 167,000 = 約54.7%(通期の半期比では前倒し・良好目安)
- 営業利益進捗率: 11,743 / 18,500 = 約63.5%(良好)
- 純利益進捗率: 7,508 / 12,500 = 約60.1%(良好)
- 中期経営計画(中計2025:売上目標 167,000百円→1,670億円)に対する進捗:売上は概ね計画水準だがスライドでは「売上は未達見込み」旨の記載あり(注:最終通期見通しは据え置き)。
- 過去同時期比較: 売上・営業利益とも前年同期比で増収増益だが経常・最終は為替で悪化。
- セグメント別状況(2Q 実績、百万円、前年同期比)
- 小型屋外作業機械(OPE): 売上 70,211(+7.8%)、営業利益 15,796(+0.6%)
- 一般産業用機械: 売上 6,874(▲11.4%)、営業利益 769(+37.4%)
- 農業用管理機械: 売上 12,935(+4.1%)、営業利益 139(▲59.8%)
- その他: 売上 1,267(+14.3%)、営業利益 350(+84.8%)
- 地域別ハイライト(OPE等)
- OPE地域別(2Q): 米州 49,215(約73.4%比率)、欧州 9,012(+57.4%)、国内 7,721(+4.3%)
- 農機(国内)9,663(+7.7%)/農機(海外)3,272(▲5.2%)
- 産機(海外)売上減(米国の関税不透明感によるレンタル会社の買い控え等)
業績の背景分析
- 業績概要: 増収の主因は海外OPEの好調(北米・欧州)、国内農業従事者の購買意欲回復による農機の増収。営業利益は生産効率改善で増益となった。経常・最終は為替差損(米ドルの円高基調)により減益。
- 増減要因:
- 増収要因: 北米のホームセンター向け販売好調、欧州でのロボット芝刈機回復、国内の農家需要回復。
- 減収要因: 一般産業用機械(発電機中心)の海外販売減少(米国の関税政策影響による買い控え)。
- 増益要因: 粗利率改善および生産効率向上(売上増と粗利改善が営業増益を押上げ)。
- 減益要因: 総人件費やプロモーション費用増(販管費増)、為替差損による経常・最終の悪化。
- 競争環境: OPE分野は北米市場で競合激しいが、同社はECHOブランドの認知と製品技術(エンジン・電動化・ロボット)で差別化。Toroとの協業は販路拡大の観点で競争力強化。
- リスク要因: 為替変動(USD/EUR)、米国の追加関税(鉄鋼・アルミ等)の拡大、北米の穀物価格低迷による農家の設備投資抑制、サプライチェーンの混乱。
戦略と施策
- 現在の戦略: OPE事業の海外拡大(北米ホームセンター、欧州ロボット)、農機・産機の製品強化、新規事業(次世代電源・水素エンジン)による新収益柱創出、ESG経営・人的資本投資による持続的価値向上。
- 進行中の施策:
- 米国生産拠点機能活用と生産移管計画の加速(関税対応)
- 全社的な原価低減とサプライチェーン最適化
- 欧州における代理店在庫調整の解消とロボット芝刈機販促
- 米国でのテレビCM(ECHO)による一般ユーザー訴求
- セグメント別施策:
- OPE: ホームセンター向け販促、欧州ロボット機の製品投入・代理店支援、UAEに販売会社設立(2025年第4Q予定)
- 産機: ブランドを「ECHO」に統一、マルチハイブリッド等の展示会出展によるソリューション提案
- 農機: 電動化促進事業への機種採択(補助金対象)を活用した普及推進
- 新たな取り組み: マルチハイブリッドシステム(10kVA)の販売開始、i Laboとの資本業務提携による水素エンジン実証、Toro社とロボット共同開発・販売網活用。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 2025/12期:百万円、会社予想(変更なし))
- 売上高: 167,000(前年比 +1.3%:やや増収)
- 営業利益: 18,500(前年比 ▲5.8%:減益見込み)
- 経常利益: 17,000(前年比 ▲18.7%:減益見込み)
- 当期純利益: 12,500(前年比 ▲21.3%:減益見込み)
- 予想の前提条件:
- 3Q以降想定為替(修正): 1USD = 145円(前回140円想定)、1EUR = 165円(前回160円想定)
- 通期想定レート(資料注記): USD 約147円、EUR 約163円
- 為替感応度(3Q-4Q): USD 1円変動 → 売上 ±3.5億円、経常 ±0.3億円。EUR 1円変動 → 売上 ±0.6億円、経常 ±0.6億円。
- 予想修正: 通期業績予想の修正は無し。ただし為替前提は引き上げ(円高想定)しており、為替負の影響を織り込んだ見通し。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期経営計画2025(23/12期–25/12期)では営業利益率・ROEは目標達成見込みだが、売上高は未達の見込みとの記載あり。
- 売上高目標(25/12期): 1,670億円(予想は同水準=167,000百万円)→スライドでは売上は未達表示の文言ありため達成可能性は中立〜注意。
- 利益目標: 営業利益率は中計目標近傍(目標7.0%等)へ到達見込み。
- 予想の信頼性: 会社は通期予想据え置きを選択。為替や関税等外部要因が短期で変動するため、上振れ・下振れとも不確実性あり。
- マクロ経済の影響: 為替(USD/EUR)、米国の関税政策、北米の穀物価格動向が主要影響要因。
配当と株主還元
- 配当方針: 安定的な配当を継続。業績・財務状況等を勘案し総合的に還元策を検討。自己株式取得も継続実施。
- 配当実績・予想:
- 2025/12期(予想)年間配当 90 円(前期 90 円→ 維持)※中間 45 円、期末 45 円(資料の予想配当構成)
- 過去推移では増配傾向だが今期は維持見込み。良い目安: 継続的な90円は株主還元の安定性を示す。
- 特別配当: なし(資料上の記載なし)
- その他株主還元: 自己株式取得(2025年3月〜5月にかけて40万株・約9億円を取得済み)。追加取得の可能性は業績や市場環境次第。
製品やサービス
- 製品: 主要製品はチェンソー、刈払機、ブロワ、ロボット芝刈機、発電機、溶接機、防除機、乗用管理機、収穫機等。欧州での新型ロボット芝刈機が販売伸長。
- サービス: 販売は子会社や代理店網(やまびこジャパン、エコー・インコーポレイテッド、やまびこヨーロッパ等)を通じ、ホームセンター・販売店・レンタル・農協等へ提供。
- 協業・提携: Toro社(ロボット共同開発・販売チャネル)、i Labo(水素化コンバージョン)、株式会社アイケイエス(マルチハイブリッド共同開発)等。
- 成長ドライバー: 北米OPE市場(人口増・市場規模)、欧州ロボット芝刈機の普及、Toroチャネル活用、新規電源(ハイブリッド/水素)事業。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの記載は資料に含まれず(→ 未掲載)。重要質問事項(投資家視点)としては、以下が想定問答ポイント:
- 米国関税(鉄鋼・アルミ)50%拡大の最終的影響と想定コスト転嫁の可否
- 為替前提感応度と対応策(ヘッジ等)
- Toro協業の売上寄与見込み・スケジュール
- 水素エンジンの実証・量産化スケジュールおよび採算性
- 未回答事項: 上記のうち関税50%拡大の最終影響は「精査中」との表記(明確数値は未提示)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 戦略(OPE拡大・新事業・ESG)には一定の自信を示す文言が多い(成長投資や提携の推進)。一方、関税・為替については慎重で「精査中」「影響最小化を目指す」といった慎重な姿勢。→ 全体として「成長志向だが外部リスクに慎重」。
- 表現の変化: 前回説明会からの比較は資料単体では明確でないが、為替前提の修正や関税対応加速の表明はリスク対応姿勢の強化を示す。
- 重視している話題: 海外OPEの成長、新規事業(電源・水素)、サプライチェーン・関税対応、ESG・人的資本投資。
- 回避している話題: 関税50%拡大の定量的影響(未提示)、具体的な代表者コメントや詳細Q&Aは非公開。
投資判断のポイント(助言ではない、判断材料の整理)
- ポジティブ要因:
- OPE(特に北米・欧州)の堅調な販売とブランド力(ECHO)
- ロボット芝刈機の拡大・Toro社協業で販路拡大の見込み
- 生産効率改善による営業利益の確保
- 新規事業(ハイブリッド、電源、水素)の技術的・提携面の前進
- 安定した配当方針と自己株取得実績
- ネガティブ要因:
- 為替変動による経常・最終利益の下押し(実損発生)
- 米国の関税政策の不確実性(鉄鋼・アルミの追加関税拡大は影響精査中)
- 北米の穀物価格低迷等で農機の海外投資需要が弱い点
- 一部製品(発電機)での販売停滞
- 不確実性: 為替、米国関税政策の最終措置、原材料価格動向(鉄・アルミ)、北米農業の景況感。
- 注目すべきカタリスト:
- 米国関税措置の最終判断(影響の有無・範囲)
- Toro社との共同製品の販売拡大・販売網活用の成果(受注/売上)
- i Labo等との水素エンジン実証の進捗と量産化見通し
- 2025年第4四半期予定のUAE販売会社設立・物流拠点稼働状況
- 為替動向(特にUSD/JPY の推移)
重要な注記
- 会計方針: 資料内に会計方針変更の記載なし(→ –)。
- リスク要因(資料上の特記事項): 米国関税政策、為替変動、需給・部材価格変動等が明記されている。
- その他: お問い合わせ先は企画・経理本部 経営企画部(ir6250@yamabiko-corp.co.jp)。資料は将来見通しを含み、実績は変動する旨のディスクレーマーあり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6250 |
| 企業名 | やまびこ |
| URL | http://www.yamabiko-corp.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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