2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想・会社予想との比較は明示されていないが、会社の通期計画(修正後)に対する上期の進捗は概ね好調(売上・営業利益・純利益ともに通期予想の約48〜52%を達成)。一時的要因(投資有価証券売却益 1,491百万円)を含むが、会社は一時要因を除いても中期目標の純利益100億円超達成を見込むと明記。
- 業績の方向性:増収増益(中間:売上高 28,781百万円、前年同期比+25.1%/営業利益 7,708百万円、同+65.4%/親会社株主に帰属する中間純利益 6,311百万円、同+73.8%)
- 注目すべき変化:クラウド事業の主力サービス(楽楽精算等)が牽引しセグメント利益大幅増(クラウド売上 24,687百万円、同+26.0%、セグメント利益 7,067百万円、同+68.0%)。また中間における連結範囲の変更(新規子会社設立:PT. Reformasi Kerja Solusi)と、決算発表日にPAC(プラスアルファ・コンサルティング)株式取得・資本業務提携(取得価額概算 41億円、持分比率 4.09%)を決議。
- 今後の見通し:通期業績予想を修正(公表)。通期予想は売上 60,000百万円、営業利益 16,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 12,100百万円。上期の進捗率は売上約48.0%、営業利益約48.2%、純利益約52.1%であり、通期予想の達成は会社見通しでは可能と判断(ただし投資有価証券売却益を通期見通しに含めている点に留意)。
- 投資家への示唆:コアのクラウド事業が成長・収益改善を牽引している点と、現金余力が厚く(現金及び現金同等物 14,741百万円)、外部資本提携や株式取得(PAC)など成長投資・M&Aを積極化している点が重要。投資有価証券売却益など一時要因の影響を切り分けて業績の持続性を評価する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ラクス
- 主要事業分野:クラウド事業(バックオフィスSaaS等、主力サービス「楽楽精算」等)およびIT人材事業(エンジニア派遣・紹介等)
- 代表者名:代表取締役社長 中村 崇則
- 上場取引所・コード:東証(コード 3923)
- URL:https://www.rakus.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期間)連結、期間 2025年4月1日〜2025年9月30日
- 決算説明会:あり(機関投資家・アナリスト向け、Web会議を予定/資料は開示済)
- セグメント:
- クラウド事業:バックオフィス向けSaaS等(楽楽精算等)。上期売上 24,687百万円(前年同期比+26.0%)、セグメント利益 7,067百万円(同+68.0%)。
- IT人材事業:エンジニア等の派遣・請負等。上期売上 4,093百万円(前年同期比+20.1%)、セグメント利益 640百万円(同+41.0%)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(中間期):360,666,600株(2025年10月1日の1:2株式分割を考慮)
- 期中平均株式数(中間期):361,014,278株
- 自己株式数(期末):81,514株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けWeb説明会(2025年11月17日予定)
- 株主総会:–(中間短信に記載なし)
- IRイベント:決算説明会資料をTDnetおよびウェブに掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「修正有」の旨記載。通期計画に対する上期進捗)
- 売上高:上期 28,781百万円。通期予想 60,000百万円に対する進捗率 48.0%(達成ペース:ほぼ均等配分で順調)
- 営業利益:上期 7,708百万円。通期予想 16,000百万円に対する進捗率 48.2%
- 純利益(親会社株主帰属):上期 6,311百万円。通期予想 12,100百万円に対する進捗率 52.1%
- サプライズの要因:
- 主因:クラウド事業の売上増と人件費が期初計画を下回ったことによる費用抑制で営業利益が大幅増。
- 一時要因:投資有価証券売却益 1,491百万円を計上(営業外・特別利益扱い)。また期中に自己株式取得(2,001百万円)等の財務施策実施。
- 通期への影響:会社は投資有価証券売却益を通期見通しに含めているが、一時要因を除いた事業ベースでも中期目標(親会社株主に帰属する当期純利益 100億円)達成は可能と見込む旨表明。上期進捗は概ね順調だが、一時収益の有無・下期の販売投資や費用配分、M&A・資本政策の影響は注視が必要。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期末 2025年9月30日)
- 総資産:33,468百万円(前期末 31,654 → +1,814 百万円)
- 純資産:24,427百万円(前期末 21,977 → +2,449 百万円)
- 負債合計:9,041百万円(前期末 9,676 → −634 百万円)
- 現金及び現金同等物:14,741百万円(期首 11,366 → +3,375)
- 収益性(中間:2025年4月〜9月)
- 売上高:28,781百万円(前年同期 23,002 → +25.1%、+5,779 百万円)
- 営業利益:7,708百万円(前年同期 4,660 → +65.4%、+3,048 百万円)
- 営業利益率:26.8%(7,708 / 28,781)。※業種平均との比較は個別業種により差異あり(参考:20%超は高水準)
- 経常利益:7,726百万円(前年同期 4,660 → +65.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:6,311百万円(前年同期 3,630 → +73.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):17.48円(株式分割後の算定)
- 収益性指標(注釈付き計算)
- ROE(簡易推定、年率換算):約51.7%(当中間純利益を単純に年率換算した場合:6,311×2 / 純資産24,427)。注意:一時益を含むため過大評価の可能性あり。目安(良好 8%以上)。
- ROA(簡易推定、年率換算):約37.7%(当中間を年率換算して総資産で除算)。同じく一時要因で変動。
- 営業利益率:26.8%(高水準。クラウド事業の高いマージンが寄与)
- 進捗率分析(通期予想との比較)
- 売上高進捗率:48.0%
- 営業利益進捗率:48.2%
- 純利益進捗率:52.1%
- 総じて上期でほぼ50%超の進捗(純利益は一時益影響でやや高め)
- キャッシュフロー
- 営業CF:4,762百万円(前年同期 3,389 → +1,373 百万円)
- 投資CF:1,651百万円(前年同期 −1,348 → 差は投資有価証券売却収入 2,542百万円が主因で「収入」)
- 財務CF:−3,037百万円(前年同期 −803。自己株式取得 2,001百万円、配当支払 815百万円、長期借入金返済 216百万円が主な支出)
- フリーCF(定義:営業CF − 投資CF):4,762 − 1,651 = 3,111百万円(投資有価証券売却益の寄与によりプラス)
- 営業CF / 純利益比率:4,762 / 6,311 = 0.75(目安 1.0以上が健全だが、今回投資有価証券売却益が営業外である点を勘案すべき)
- 現金同等物残高:14,741百万円(増加、流動性は良好)
- 四半期/QoQの記載:四半期ごとの詳細は開示PDF参照。季節性の記載は特段なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:73.0%(安定水準、目安 40%以上で安定)
- 流動比率(現金等含む簡易):流動資産 23,367 / 流動負債 8,850 ≒ 264%(健全)
- 負債比率:負債合計 9,041 / 純資産 24,427 ≒ 37.0%
- 効率性:総資産回転率や細かい推移の開示なし(計算可能だが、成長率と高い営業利益率が効率向上を示唆)
- セグメント別:クラウド事業が収益の大部分を担い高い利益貢献。IT人材事業も堅調に増収増益。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 1,491百万円、事業譲渡益 11百万円(当中間に計上)
- 特別損失:固定資産除却損 3百万円
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は中間純利益を押し上げた要因。会社は通期見通しに同益を含めているが、同益を除いた事業ベースの利益も中期目標達成を見込む旨を表明。
- 継続性の判断:投資有価証券売却は一時的で継続性は低い。業績の持続性評価はクラウド事業の成長トレンドで判断すべき。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:中間 0.00円(実績)、期末 4.50円(実績)、年間 4.50円(株式分割前表記)
- 2026年3月期(予想・修正後):中間 0.00円、期末 3.40円、年間 3.40円(分割後)
- 分割考慮前表示では期末 6.80円(注記あり)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向(予想):通期予想 EPS 33.54円に対する配当 3.40円 → 配当性向 ≒ 10.1%(3.40 / 33.54)。低めの配当性向で内部留保・成長投資重視の姿勢。
- 株主還元方針:自己株式の取得を実行(上期に2,001百万円取得)。今後も資本政策を通じた株主還元・成長投資を両面で検討する方針の動きあり。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の主な支出):有形固定資産の取得支出 727百万円(前年同期 681百万円)。差入保証金の差入 185百万円等。
- 減価償却費:減価償却費 463百万円(中間、前年同期 353百万円)
- 研究開発費:明細記載なし(R&D費は特記事項に記載なし → –)
セグメント別情報
- クラウド事業:売上 24,687百万円(+26.0%)、セグメント利益 7,067百万円(+68.0%)。主力サービス楽楽精算が牽引。広告宣伝費の戦略的投下と人件費抑制が増益寄与。
- IT人材事業:売上 4,093百万円(+20.1%)、セグメント利益 640百万円(+41.0%)。稼働エンジニア増加、稼働率高水準維持が寄与。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2021年3月期基準で2026年3月期までに売上CAGR 31〜32%、2026年に親会社株主に帰属する当期純利益100億円以上、純資産200億円以上を目標に掲げている。通期予想(12,100百万円)は100億円目標を上回る見込み(会社は一時要因を除いても目標達成可能と主張)。
- KPI達成状況:上期の進捗は通期予想に対しておおむね50%で良好。中期目標の最終年度に向けた成長投資を継続中。
競合状況や市場動向
- 市場動向:働き方改革・人手不足でバックオフィスの業務効率化・デジタル化需要は堅調。生成AIを取り込んだサービス拡張・運用自動化を進めている。
- 競合状況:一部市場で成熟化と競合増加の指摘あり。競争環境の激化は引き続きリスク。
今後の見通し
- 業績予想(通期修正後、2025年4月1日〜2026年3月31日)
- 売上高:60,000百万円(前期比+22.7%)
- 営業利益:16,000百万円(前期比+57.0%)
- 経常利益:16,000百万円(前期比+56.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:12,100百万円(前期比+51.2%)
- 1株当たり当期純利益:33.54円(株式分割考慮済)
- 前提条件:投資有価証券売却益等の一時要因を通期見通しに含めている旨の記載あり。為替等の具体前提は資料参照。
- 予想の信頼性:会社は一時的な譲渡益を含めている点を開示しつつ、事業ベースでも目標達成可能との見解。過去の予想達成傾向は本資料に詳細記載なし。
- リスク要因:市場競争の激化、生成AI等技術変化への対応、M&A・出資(PAC株取得等)による資本運用リスク、主要顧客の動向、法規制等。
重要な注記
- 会計方針の変更等:当中間における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示は無し。
- 連結範囲の変更:PT. Reformasi Kerja Solusi を新規に設立し連結対象に追加。
- 株式分割:2025年10月1日付で普通株式1株を2株に分割(前期比較等は分割後に換算して表示)。
- 重要な後発事象:2025年11月14日付で株式会社プラスアルファ・コンサルティング(PAC)との資本業務提携および同社株式取得(概算41億円、持株比率 4.09%)を決議。OEMによる「楽楽人事労務」等の共同展開を予定。
(注)本まとめは公開された決算短信の情報を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は「–」で表記しています。数字は百万円または円で記載、前年同期比は必ず%で表示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3923 |
| 企業名 | ラクス |
| URL | http://www.rakus.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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