2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に変更はなし。中間決算は「概ね会社想定の範囲内」だが、営業利益は前年同期比で減少、親会社株主に帰属する中間純利益は特別利益の計上で増加(上振れ要因)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高は増収 +4.0%、親会社株主に帰属する中間純利益は +1.7%)だが、営業利益は減益(△7.7%)で「増収減益」の様相。
  • 注目すべき変化:売上は全セグメントで増収。だが販売費・一般管理費(事業投資費や人件・物流費)増加により営業利益率が低下(営業利益率 1.32% → 前年1.49%)。特別利益として投資有価証券売却益(9,938 百万円)を計上し、中間純利益を押し上げた。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高 3,785,000 百万円、営業利益 52,000 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 34,500 百万円)に対する進捗率は売上 50.1%、営業利益 48.2%、親利益 64.1%。営業利益がやや遅れ気味だが、特別利益により親利益は上振れ進捗。会社は業績予想の修正を行っていない。
  • 投資家への示唆:中期ビジョンに基づく成長投資(のれん償却・事業投資費増)と物流費・人件費の増加が収益性に影響。営業ベースの収益力(営業利益率・ROE)が低下傾向にあるため、投資効果(成長投資による将来の利益貢献)と一時的要因(有価証券売却益・構造改善費用)を切り分けて見る必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社メディパルホールディングス
    • 主要事業分野: 医療用医薬品等卸売、化粧品・日用品・一般用医薬品卸売、動物用医薬品・食品加工原材料卸売等(卸売・流通関連事業)
    • 代表者名: 代表取締役社長 渡辺 秀一
    • URL: https://www.medipal.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年11月5日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算説明資料作成: 有、決算説明会: 有(機関投資家等向け)
  • セグメント:
    • 医療用医薬品等卸売事業:病院・調剤向け医薬品等(売上高 1,215,799 百万円、営業利益 9,673 百万円)
    • 化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業:小売・消費者向け(売上高 625,135 百万円、営業利益 13,894 百万円)
    • 動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業:アグロ/動物用等(売上高 58,613 百万円、営業利益 1,353 百万円)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む): 219,226,042 株(期中変動なし)
    • 期末自己株式数: 13,887,292 株(前期 11,275,805株)
    • 中間期平均株式数: 206,838,708 株
    • 時価総額: –(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日: 2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日: 2025年12月2日
    • 決算説明会: 開催済/開催予定(資料あり)
    • 株主総会等: –(日程記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想 = 2026年3月期通期予想を基準)
    • 売上高: 中間実績 1,897,562 百万円 / 通期予想 3,785,000 百万円 = 50.1%(進捗率) → 中間で通期の約半分を確保(標準的)
    • 営業利益: 中間実績 25,083 百万円 / 通期予想 52,000 百万円 = 48.2% → やや進捗遅れ
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 中間実績 22,090 百万円 / 通期予想 34,500 百万円 = 64.1% → 特別利益計上で進捗良好(上振れ要因)
  • サプライズの要因:
    • 売上高増加は全セグメントでの増収。
    • 営業利益は、事業投資費(医療用医薬品事業)や人材・物流費の増加により減益。これらの増加は中期成長投資に基づく費用。
    • 中間純利益が通期比で進捗良好なのは、投資有価証券売却益(9,938 百万円)等の一時的な特別利益の計上による。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正を行っていない。営業利益は中間で48%台にとどまりやや慎重に見る必要あり。特別利益は一時的であるため、通期業績の信頼性判断は営業利益ベースの回復・投資効果の実現に依存する。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産: 1,907,622 百万円(前期 1,824,984 百万円、+4.5%)
    • 純資産: 766,138 百万円(前期 757,947 百万円、+1.1%)
    • 負債合計: 1,141,484 百万円(前期 1,067,037 百万円、+6.9%)
    • 現金及び現金同等物: 274,163 百万円(前期 249,016 百万円、+10.1%)
  • 収益性(中間累計)
    • 売上高: 1,897,562 百万円(前年同期 1,824,672 百万円、+4.0%、増収額 +72,889 百万円)
    • 営業利益: 25,083 百万円(前年同期 27,162 百万円、△7.7%、減益額 △2,079 百万円)
    • 営業利益率: 1.32%(前年同期 1.49%、△0.17pp)
    • 経常利益: 34,269 百万円(前年同期 35,080 百万円、△2.3%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 22,090 百万円(前年同期 21,727 百万円、+1.7%、増益額 +363 百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS): 106.80 円(前年同期 103.94 円、+2.8%)
  • 収益性指標
    • ROE(目安:8%以上良好): 3.54%(算出: 親会社株主に帰属する自己資本 623,679 百万円 を基準。低め)
    • ROA(目安:5%以上良好): 1.16%(低め)
    • 営業利益率: 1.32%(業種平均との比較は個別に要確認だが、卸売業としては低位)
  • 進捗率分析(中間期)
    • 売上高進捗率: 50.1%(通期予想に対する進捗)→ 通常ペース
    • 営業利益進捗率: 48.2% → やや遅れ
    • 純利益進捗率: 64.1% → 一時要因で上振れ
    • 過去同期間との比較:売上は増収だが営業利益は減少(投資・費用増が要因)
  • キャッシュフロー
    • 営業CF: 25,501 百万円(前年同期 41,832 百万円、△16,331 百万円)※減少
    • 投資CF: 5,283 百万円(前年同期 △6,520 百万円:前年は投資支出多め→当中間は有価証券売却等でプラス)
    • 財務CF: △15,962 百万円(前年同期 △14,376 百万円)
    • フリーCF: 営業CF – 投資CF = 20,218 百万円(プラス)
    • 営業CF / 親会社株主に帰属する中間純利益比率 = 25,501 / 22,090 = 1.15(目安 1.0 以上で健全)→ 現時点は健全
    • 現金同等物残高: 274,163 百万円(前年同期 249,016 百万円、増加)
  • 四半期推移(QoQ): 四半期単位の詳細推移は開示資料に図表あり(要確認)。中間累計ベースでは季節性は特異な記載なし。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 32.7%(目安:40%以上で安定。32.7%はやや低め)
    • 流動比率(概算): 流動資産 1,369,160 / 流動負債 1,087,977 = 1.26(126%)(概ね支払能力は確保)
    • 負債比率(負債/純資産): 1,141,484 / 766,138 = 1.49(負債がやや多め)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細は未記載(売上/総資産ベースでの回転は 1,897,562 / 1,907,622 ≒ 0.995 回/年)
  • セグメント別(中間:2025/4-9)
    • 医療用医薬品等卸売事業: 売上 1,215,799 百万円(+4.1%)、セグメント営業利益 9,673 百万円(△18.4%)
    • 化粧品・日用品等: 売上 625,135 百万円(+4.1%)、営業利益 13,894 百万円(△0.6%)
    • 動物用医薬品等: 売上 58,613 百万円(+0.0%)、営業利益 1,353 百万円(+15.8%)
  • 財務の解説:
    • 売上は堅調に拡大。だが事業投資費や人材・物流費の増加で営業利益は減少。投資有価証券売却益などの特別利益によって親利益は堅調に見えるが、営業利益ベースの改善が通期達成の鍵となる。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益: 9,938 百万円(当中間期)→ 主にこれが親利益押上げ要因
    • その他売却益等: 小額
  • 特別損失:
    • 事業構造改善費用(物流業務に関する事業構造改善): 4,291 百万円
    • 減損損失等: 369 百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 投資有価証券売却益は一時的要因のため、営業ベースの収益力評価では除外して見る必要あり。
    • 事業構造改善費用は今期に発生した実費で、今後の効果は投資後に期待されるが再発の可能性は限定的と想定(同社見解の確認要)。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は継続的ではない可能性が高い(資産売却の都度発生)。
    • 事業投資費等は中期戦略に伴う継続的支出の側面あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末): 32.00 円(2026年3月期中間)【前年同額 30.00 → 実際は前年 30.00、今回 32.00】
    • 期末予想: 32.00 円(通期予想合計 64.00 円)
    • 配当予想の修正: なし(2025年5月13日公表の予想から変更なし)
    • 配当利回り: –(株価情報が資料にないため算出不可)
    • 配当性向: 通期予想ベース 34,500 百万円 の当期純利益に対し配当総額(想定)→ 配当性向は資料記載なし(算出不可)
  • 特別配当の有無: なし
  • 株主還元方針: 自己株式取得の実施(2025年5月13日決定)を織り込んだ1株当たり利益の算定。自社株買いは継続的な株主還元の一環。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得による支出(投資CF): 4,733 百万円(当中間期、前年中間 7,070 百万円)
    • 減価償却費: 8,577 百万円(当中間期)
  • 研究開発:
    • R&D費用: –(決算短信中の明確な数値記載なし)
    • 主な研究開発テーマ: –(記載なし)

受注・在庫状況(該当性)

  • 受注状況: –(受注高・受注残高の記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品及び製品): 190,503 百万円(前期 178,100 百万円、+12,403 百万円、+6.96%)
    • 在庫回転日数: –(記載なし)
    • 在庫の質: 棚卸構成の詳細記載なし

セグメント別情報(要点)

  • 医療用医薬品等卸売事業
    • 売上高 1,215,799 百万円(+4.1%)、営業利益 9,673 百万円(△18.4%)
    • 増収主因: 医薬品市場拡大や成長品目、医療機器の販売強化
    • 減益要因: 検査試薬需要低下による商品構成比悪化、事業投資費増
  • 化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
    • 売上高 625,135 百万円(+4.1%)、営業利益 13,894 百万円(△0.6%)
    • 増収主因: 取引拡大、付加価値商材拡充、販売単価上昇(インバウンド回復等)
    • コスト要因: 人材投資・配送費上昇・気候変動による物流費増
  • 動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業
    • 売上高 58,613 百万円(+0.0%)、営業利益 1,353 百万円(+15.8%)
    • 増収は微増、営業利益は改善(化成品領域増収、費用抑制)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「2027メディパル中期ビジョン」に基づく成長投資を継続中(のれん・無形資産償却、事業投資費計上)。
  • KPI達成状況: 売上は堅調に推移する一方、営業利益率やROE等の収益性KPIは投資フェーズの影響で低下。投資効果の回収(売上に対する利益改善)が中長期での重要課題。

競合状況や市場動向

  • 競合比較: 同業他社との詳細比較は本資料に記載なし(–)。卸売流通分野では物流効率化や人件費、価格競争がキー。
  • 市場動向: 医薬品市場拡大や消費者の健康志向の高まり、インバウンド回復が追い風。一方で物流費・配送費上昇や一部商材の直接販売化(メーカー直販化)などのリスクあり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正なし): 売上高 3,785,000 百万円(+3.1%)、営業利益 52,000 百万円(△6.5%)、経常利益 69,000 百万円(+5.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 34,500 百万円(△14.3%)
    • 会社予想の前提条件: 自己株式取得を織り込んだ1株当たり利益算定(その他為替等の前提は明示なし)→ 前提条件の詳細は開示資料を参照のこと
  • 予想の信頼性:
    • 過去の予想修正傾向は本資料では明確でないが、今回中間は通期予想修正なし。営業利益が通期ベースでやや遅れ気味のため、投資の成果やコスト抑制の実行が通期達成の鍵。
  • リスク要因:
    • 為替・原材料・物流コストの上昇、医薬品市場の構造変化(検査試薬等の需要変動)、競合による商流変化、成長投資の回収遅延等。

重要な注記

  • 会計方針等: 当中間期における会計方針の変更等は無し。
  • 連結の範囲の変更: 株式会社MVCは2025年4月1日付で合併により当中間連結会計期間から連結範囲除外。なお、MPアグロ(連結子会社)がシグニホールディングス(シグニ)を取得する契約を締結(取得予定日 2025年12月19日、取得後持分比率 100%)という重要な後発事象あり。
  • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
  • その他: 中間包括利益が大きく変動(前年 +35,271 百万円 → 当中間 +25,040 百万円)しており、その他包括利益(有価証券評価差額等)の変動が影響している。

(注)

  • 不明な項目・未記載項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7459
企業名 メディパルホールディングス
URL http://www.medipal.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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