2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社が公表した通期業績予想は修正あり(今回開示分で修正公表)。中間実績は会社予想との比較で売上は概ね進捗(達成率約50.0%)だが、利益は進捗率が低く営業利益・当期利益ともに通期予想比で下振れ気味(詳細は「決算サプライズ分析」参照)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+1.4%、営業利益は前年同期比△39.4%)
  • 注目すべき変化:研究開発・人材・DX等への先行投資の増加により営業利益が大幅に減少(前中間期2,363百万円 → 当中間期1,431百万円、△39.4%)
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正済み(通期売上53,400百万円、営業利益3,200百万円等)。中間期の進捗(売上約50%、営業利益約44.7%)を踏まえると、下期での利益改善が必要。米国の関税政策、為替、車載・移動体通信の需要動向が達成可能性の鍵。
  • 投資家への示唆:売上は堅調だが、成長投資が利益を圧迫している点が本決算の最重要事項。短期的な利益回復要因(製品ミックス改善、コスト削減、為替)と中長期の投資効果(AIデータセンター向け等)を分けて評価する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本電波工業株式会社
    • 主要事業分野:水晶振動子、水晶発振器、その他水晶デバイス、応用機器、人工水晶・水晶片等の製造販売(単一セグメント)
    • 代表者名:代表取締役執行役員社長 加藤 啓美
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会(アナリスト・機関投資家向け):有
  • セグメント:
    • 単一セグメント(製品群:水晶振動子/水晶発振器/その他)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):23,128,605株
    • 期中平均株式数(中間期):23,046,524株
    • 自己株式数(期末):117,135株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月15日
    • その他IRイベント:該当資料に記載の決算説明会あり

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間実績と通期会社予想の進捗)
    • 売上高:中間実績26,686百万円/通期予想53,400百万円 → 達成率 約50.0%
    • 営業利益:中間実績1,431百万円/通期予想3,200百万円 → 達成率 約44.7%
    • 税引前利益:中間実績1,040百万円/通期予想2,300百万円 → 達成率 約45.2%
    • 親会社帰属当期利益:中間実績802百万円/通期予想1,700百万円 → 達成率 約47.2%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:AIデータセンター関連を中心に産業機器向けや特機(防衛中心)が堅調で売上増加寄与。
    • 下振れ要因:人材、DX、研究開発への先行投資が利益を圧迫。また、移動体通信向けやスマホ向けが減少。これらが営業利益の大幅減少の主因。
  • 通期への影響:
    • 通期予想は修正済(2025年11月11日公表)。中間時点の利益進捗が通期予想に対してやや弱めであるため、下期での利益改善(製品ミックス改善やコスト吸収等)が必要。外部環境(米国の関税政策、為替動向)も達成可能性に影響。

財務指標

  • 損益(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
    • 売上高:26,686百万円(前年同期比+1.4%、+378百万円)
    • 売上原価:19,159百万円
    • 売上総利益:7,527百万円
    • 販管費(販売費及び一般管理費):4,838百万円
    • 研究開発費:1,293百万円(前年同期996百万円、+29.9%)
    • 営業利益:1,431百万円(前年同期比△39.4%、△932百万円)
    • 税引前利益:1,040百万円(前年同期比△44.0%)
    • 中間利益(親会社帰属):802百万円(前年同期比△43.0%)
    • 基本的1株当たり中間利益(EPS):34.80円(前中間期61.04円)
  • 主要貸借対照表(期末:2025/9/30)
    • 総資産:72,526百万円(前連結会計年度末71,522百万円、+1,003百万円)
    • 親会社所有者に帰属する持分(純資産):29,994百万円(+823百万円)
    • 親会社所有者帰属持分比率:41.4%(前期末40.8% → 41.4%(安定水準))
  • 収益性指標(中間期ベースの単純年率換算)
    • 営業利益率:1,431 / 26,686 = 5.36%(前年中間期は約8.98%)
    • 単純年率換算ROE(中間期純利益を年率換算で算出)概算:802×2 / 29,994 ≒ 5.4%(目安:8%以上が良好)
    • 単純年率換算ROA:1,604 / 72,526 ≒ 2.2%(目安:5%以上が良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約50.0%(中間時点として標準的)
    • 営業利益進捗率:約44.7%(中間で利益がやや低調)
    • 当期利益進捗率:約47.2%
    • 過去同期間との比較:売上はほぼ横ばいだが利益が大幅減(投資負担の影響)
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:3,449百万円(前年中間期3,985百万円、減少)
    • 投資CF:△2,941百万円(前年中間期△3,188百万円)
    • 主な投資:有形固定資産取得支出1,089百万円、無形資産取得492百万円、定期預金預入1,500百万円(期中)
    • 財務CF:△1,617百万円(前年中間期△3,040百万円、借入金返済等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約508百万円(中間期)
    • 現金及び現金同等物残高:14,862百万円(前連結年度末15,881百万円、△1,019百万円)
    • 営業CF/純利益比率:3,449 / 802 ≒ 4.30(1.0以上で健全)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別詳細は開示の表を参照。第2四半期は第1四半期より売上増(車載・移動体通信とも第2四半期で増加)。季節性はあるが製品ミックスで変動。
  • 財務安全性
    • 流動比率:流動資産44,017 / 流動負債13,381 ≒ 329%(良好)
    • 総負債/資産比:負債合計42,531 / 資産合計72,526 ≒ 58.7%(やや負債比率あり)
    • 自己資本比率:41.4%(安定水準、目安40%以上で安定)
  • 効率性
    • 総資産回転率(中間期ベース、単純換算):売上26,686 / 資産72,526 ≒ 0.37回/期(年率換算約0.74回)
  • セグメント別(単一セグメントだが製品別)
    • 水晶振動子:19,565百万円(構成比73.3%、前年同期比△1.6%)
    • 水晶発振器:4,217百万円(構成比15.8%、前年同期比+2.9%)
    • その他:2,904百万円(構成比10.9%、前年同期比+25.0%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当事項なし(開示なし)
  • 特別損失:該当事項なし(開示なし)
  • 一時的要因の影響:主要な影響は一時的というよりも、Vision2030に向けた継続的な先行投資(人材・DX・R&D)による利益圧迫。継続性は中期計画の進捗次第。
  • 継続性の判断:投資は中期的な成長施策の一環のため短期的に利益を圧迫する可能性があるが、恒常的な損失要因ではないと会社は位置付け。

配当

  • 中間配当(実績):15.00円(期末予想:15.00円、年間計30.00円)
  • 配当予想の修正:直近の配当予想に修正なし(中間配当15円は既発表どおり)
  • 配当利回り:–(株価情報が開示されていないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースで計算すると(当期利益1,700百万円、年間配当総額=30円×発行株数ベース)配当性向は–(発行済株式と純利益で算出可能だが会社は明示していないため省略)
  • 株主還元方針:現行は安定配当を継続。自己株式の取得実績(中間期:自己株式取得支出44百万円、処分収入2百万円)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出ベース)
    • 当中間期:有形固定資産取得支出1,089百万円(前年中間期2,779百万円)
    • 無形資産取得支出:492百万円(前年中間期570百万円)
    • 減価償却費:損益計算上1,772百万円(前年中間期1,703百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費(販管費内):1,293百万円(前年中間期996百万円、+29.9%)
    • 主なテーマ:開示は一般記載のみ(Vision2030、Five Pillars + One に関連する技術開発等)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:11,428百万円(前期末10,480百万円、+948百万円)
    • 在庫の増加は一部生産投資や製品ミックス変化に起因

セグメント別情報

  • セグメント:単一セグメント(製品別に開示)
    • 水晶振動子:19,565百万円(構成比73.3%、前年同期比△1.6%)
    • 水晶発振器:4,217百万円(構成比15.8%、前年同期比+2.9%)
    • その他:2,904百万円(構成比10.9%、前年同期比+25.0%)
  • セグメント戦略:製品別の需要はAIデータセンター向け(産業機器)や特機で伸長、車載は横ばい、移動体通信は減少。会社はポートフォリオ転換(Five Pillars + One)を進行中。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(Vision2030等)との位置付け:中期計画に沿って人材・DX・R&Dへ先行投資を実施。これが短期利益を圧迫しているが中長期で技術競争力・新市場獲得を目指す施策。
  • KPI達成状況:個別KPIの具体数値は開示なし(–)

競合状況や市場動向

  • 外部環境:2025年8月の米国による高関税政策導入、米国の景気減速リスク、為替は対米ドル平均が前年同期152.30円→当中間146.64円(円高方向)が利益に影響。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は開示なし(同業平均と比較する場合、営業利益率やROEで相対評価が必要)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後)業績予想(2025/4/1–2026/3/31)
    • 売上高:53,400百万円(前期比+0.6%)
    • 営業利益:3,200百万円(前期比△30.8%)
    • 税引前利益:2,300百万円(前期比△22.2%)
    • 親会社帰属当期利益:1,700百万円(前期比△5.2%)
    • 基本的1株当たり当期利益:73.76円
    • 予想修正の有無:有(2025年11月11日公表)
    • 会社予想の前提:為替等の想定は明示されていないが注記で外部要因の影響を留意
  • 予想の信頼性:中間時点で利益進捗はやや弱く、下期での利益回復(投資負担の吸収、製品ミックス改善等)が前提。過去の達成傾向は開示資料により判断する必要あり(直近は保守的/修正あり)。
  • リスク要因:米国の追加関税・貿易政策、為替変動、主要顧客(車載・移動体通信)需要の想定外の落ち込み、研究開発投資の回収遅延等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 連結範囲の変更:なし
  • 監査状況:本第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
  • その他:通期業績予想は修正あり(詳細は同日公表資料参照)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6779
企業名 日本電波工業
URL http://www.ndk.com/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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