2026年7月期 第1四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: SBIホールディングスとの資本業務提携により金融領域での大型案件獲得と人材面の強化(SBIから10〜20名の出向等)を進め、2Q以降に業績上振れを目指す。一方、衛星解析の大型案件は保守運用フェーズに移行しており、当面は案件獲得に時間を要する想定。
- 業績ハイライト: 2026年7月期1Qは売上高577百万円(前年同期比△16%)・営業利益71百万円(前年同期比△29%)・当期純利益37百万円(前年同期比△26%)。売上は減収だが、生成AI関連の高利益率案件獲得により通期予想に対する営業利益進捗は27%と売上進捗(21%)を上回る。
- 戦略の方向性: (1)生成AI案件の拡大による高利益率化(R&D・導入チーム強化)、(2)SBIグループとの協業で金融データ×生成AIの新サービス創出、(3)官公庁向け衛星データ大型公募の獲得(採択時は業績予想修正の可能性)。
- 注目材料: SBIからの資本注入(総額27億円、持分比率22.6%)と連携の進捗(SBI証券向け生成AI共同開発、SBI側人材の出向等)。また「中小企業成長加速化補助金」採択で設備投資負担軽減(2026年1月から投資開始予定)。
- 一言評価: 生成AIで収益率を高める好材料と、衛星案件のタイミング依存が混在する「成長期待はあるが短期変動あり」の決算。
基本情報
- 企業概要: 企業名 株式会社Ridge-i(証券コード: 5572)。主要事業分野: カスタムAIソリューション事業(AIコンサル/生成AI/人工衛星データ解析/MLOps)、デジタルマーケティング事業(ショート動画・SNSマーケティング、音楽制作配信)。代表者名: 代表取締役社長 柳原 尚史。
- 説明者: 発表者(想定) 代表取締役社長 柳原 尚史(会社概要・業績・戦略の説明責任者)。その他役員(市來、 中井 等)も資料に記載。発言概要: 1Qの結果説明、SBI提携の狙いと今後の上振れ期待、通期見通しの前提(SBI効果・補助金は現時点で未反映)。
- セグメント:
- カスタムAIソリューション事業: AI活用コンサルティング・AI開発、人工衛星データAI解析、AI保守運用(MLOps)。
- デジタルマーケティング事業: ソーシャルメディアマーケティング、音楽制作配信サービス(グループ会社:スターミュージック)。
業績サマリー
- 主要指標(1Q実績)
- 売上高: 577百万円、前年同期比△16%(減収:注意)。通期予想 2,800百万円に対する進捗 21%(やや遅め)。
- 営業利益: 71百万円、前年同期比△29%(減益:注意)。営業利益率 12%(前年同期 15%→△2pp)。通期予想 265百万円に対する進捗 27%(進捗率は良好)。
- 経常(税引前)利益: 69百万円、前年同期比△30%。
- 純利益: 37百万円、前年同期比△26%。通期予想 154百万円に対する進捗 25%。
- EBITDA: 85百万円、前年同期比△28%。
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)。
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率(通期ベースのQ進捗): 売上21%、営業利益27%、純利益25%。営業利益が売上比より進捗良好(生成AI案件の高収益が寄与)。
- サプライズの有無: 特段の下方修正はなし。営業利益の進捗が想定より良く、ポジティブな部分あり(サプライズ=営業利益進捗の良さ)。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上21%、営業利益27%、純利益25%)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中長期は「総収入30%成長」を目標とするが現時点で進捗は初期段階(数値は未達成)。
- 過去同時期との進捗率比較: 前年同四半期比で売上・利益とも減少(衛星大型案件完了の影響)。
- セグメント別状況(1Q, 単位: 百万円)
- カスタムAIソリューション事業: 売上高 290(前年同期336、△14%)。内訳: AI活用コンサル・AI開発 229(+17%)、人工衛星データ解析 25(△79%)、AI保守運用 36(+89%)。粗利率 65%、営業利益 50(営業利益率 17%)。解説: 生成AI案件拡大で高粗利を維持。衛星案件は大型が完了し減収。
- デジタルマーケティング事業: 売上高 286(前年同期352、△19%)。内訳: ソーシャルメディア 201(△20%)、音楽制作配信 85(△14%)。粗利率 44%、営業利益 20(営業利益率 7%)。解説: プラットフォーマー依存やYouTube単価低下、競合増で売上は減少だが、前年4Q比では大型獲得で改善傾向。
業績の背景分析
- 業績概要: 衛星解析の大型案件が完了して保守運用フェーズに移行したため前年同期比で減収・減益。対照的に生成AI関連の高利益率案件を複数獲得し、営業利益の通期進捗が良好。
- 増減要因:
- 増収要因: 生成AI案件の追加受注(カスタムAIのコンサル開発が増加)、デジタルマーケティングで一部大型案件(前四半期比で改善)。
- 減収要因: 人工衛星データ解析の大型案件完了に伴う売上減(同セグメントで前年同期比大幅減)。またプラットフォーマーからの収入減やYouTube単価低下がマーケでの減収要因。
- 増益/減益要因: 生成AI案件は粗利率が高く営業利益を下支え。逆に売上規模の縮小が利益を圧迫。
- 競争環境: AI構築サービス市場へ大手SIや総合コンサルも参入。デジタルマーケ分野は競合増で単価競争あり。衛星解析は官需中心で専門性が評価される市場。
- リスク要因: 衛星案件の公募採択の不確実性、プラットフォーマーの単価変動、競合の参入拡大、人材確保の遅れ、為替や規制(特に衛星/安全保障分野)など。またSBI連携の成果が予定通り出るかも不確実。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期は「総収入(売上+補助金)30%成長」をKPIに掲げる。
- カスタムAIは生成AI・衛星解析・MLOpsの3領域で高付加価値化と専門性特化。
- デジタルマーケはAI活用による差別化、スターミュージックのアセット活用で音楽領域強化。
- 資本業務提携(SBI)で金融領域へ展開。
- 進行中の施策:
- SBI連携: SBIから人材出向(10–20名想定)、SBI証券向け生成AIの共同開発、SBIネオメディアとのマーケ連携。2Q以降の業績上振れを目指す。
- 補助金活用: 中小企業成長加速化補助金採択により設備投資負担を軽減、2026/1より投資開始予定。
- 人材投資: カスタムAIで正社員10名純増目標(1Q時点は増加傾向)、デジタルMktでも人員増。
- M&A/アライアンス:採用・M&Aによる人員・顧客獲得を継続検討。
- セグメント別施策:
- カスタムAI: 生成AIサービス横展開、宇宙戦略基金等の公募獲得に注力。MLOpsで継続収益化。
- デジタルマーケ: プラットフォーマー・広告代理店・SBIネオメディア等との連携強化、データ・AIを活用した営業施策。
- 新たな取り組み: 生成AIの高付加価値案件獲得、SBIと金融データを活用したサービス創出、補助金を活用した投資実行。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 2026年7月期)
- 売上高: 2,800百万円(前年2,593、+8%) — 目安: 増収(良)。
- 営業利益: 265百万円(前年283、△6%) — 目安: やや減益(注意)。
- 親会社に帰属する当期純利益: 154百万円(前年139、+11%)。
- EBITDA: 320百万円(前年350、△9%)。
- 予想の前提条件: 衛星データの大型公募やSBI協業効果、補助金収入は現時点では業績予想に含まず。これらは採択や協業進捗に応じて予想修正を検討する方針。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 生成AI案件増加とSBI連携のポテンシャルを強調しつつ、衛星公募や補助金は未確定のため保守的に扱っている(経営は慎重かつ楽観的要素混在)。
- 予想修正: 今期は現時点で通期修正なし。将来的に(SBI効果や補助金採択など)進捗に応じて上方修正の可能性あり。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標: 総収入30%成長(総収入 = 売上高 + 政府補助金)。現時点は初期段階で未達。
- 人員目標: カスタムAIで39→49人(+10名)を計画。デジタルマーケは35→40人(+5人)。
- その他KPI: 特に提示なし(ROEや配当性向目標は資料に記載なし)。
- 予想の信頼性: 衛星案件や補助金を保守的に除外しているため、実際の業績は協業・採択の進捗で上下しやすい(中立)。
- マクロ経済の影響: プラットフォーム単価(YouTube等)や広告市場動向、政府補助金の採択可否、AI市場競争激化が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当実績:
- 特別配当: なし(資料に記載なし)。
- その他株主還元: SBIの資本参加(出資27億円で22.6%保有)により資本基盤強化。自社株買い等の記載なし。
製品やサービス
- 製品(主要):
- AI活用コンサルティング・AI開発(生成AI含む):DX、PoC、プロトタイプ、AIシステム開発。
- 衛星データ解析AI(GRASP EARTHなど):マルチバンド対応の衛星解析AI(特許取得済)、官公庁・インフラ向け解析。
- AI保守運用(MLOps):運用保守、追加学習支援、ライセンス/レベニューシェアモデル。
- サービス(主要):
- デジタルマーケティング: ショート動画・SNSマーケティング(MCN「Star Creation」)、音楽制作配信(200名以上のクリエイターネットワーク)。
- 提供エリア/顧客層: 大手企業、官公庁、プラットフォーマー等。
- 協業・提携:
- SBIホールディングス(資本業務提携)、SBIネオメディア、GDEP(LLM共同開発)、各種大手企業(TOYOTA, SUBARU, セブン-イレブン・ジャパン等)。
- 成長ドライバー: 生成AI需要の拡大、衛星データ市場(官需を中心とした大型公募)、SBIとの金融領域での新商談、補助金採択による投資拡大。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(Q&Aからの推定): 生成AIとSBI連携への前向きな姿勢を強調。衛星案件については採択や公募のタイミングに慎重。
- 未回答事項: SBI連携の定量的な業績インパクト、補助金採択時の反映時期、配当方針などは未確定。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 生成AI・SBI連携に対しては「強気〜前向き」。衛星案件や補助金の採択に関しては「慎重」で、現時点では予想に反映していない点を強調。
- 重視している話題: 生成AIの受注拡大、SBIとの協業(人材・金融データ活用)、MLOpsによる継続収益化、人材獲得。
- 回避している話題: 衛星案件の採択確度や当面の売上変動に対する詳細な数値化(不確実性が高いため簡潔に留める傾向)。
投資判断のポイント(参考情報整理、助言ではありません)
- ポジティブ要因:
- 生成AI関連で高利益率案件を獲得し、営業利益進捗が良好(営業利益進捗27%)。
- SBIホールディングスとの資本業務提携(出資27億円、22.6%)で金融領域の顧客獲得と人材強化が期待される。
- 財務面は現金約29億円・無借金で投資余力が大きい(良)。
- 衛星解析での技術力(マルチバンド対応AI、特許)と受賞実績(宇宙開発利用大賞3連続)により差別化。
- ネガティブ要因:
- 衛星関連の売上が大型案件の有無に左右されやすく、短期では売上変動が大きい。
- デジタルマーケティングはプラットフォーマー依存や競合増で単価・案件の不確実性あり。
- 中長期目標(総収入30%成長)は補助金や協業を前提にしており、採択・協業の不確実性が高い。
- 不確実性:
- 衛星データの大型公募採択、SBI連携案件の商用化スピード、補助金の獲得可否が業績を左右。
- 注目すべきカタリスト:
- 2Q以降のSBI協業案件(SBI証券向け生成AIの進捗/公表)。
- 宇宙戦略基金等の公募採択結果(大型案件の獲得)。
- 補助金(中小企業成長加速化補助金)の投資効果と収益化タイミング。
- 四半期ごとの生成AI受注状況・粗利推移。
重要な注記
- 会計方針: 特段の変更記載なし。ただし「総収入(売上高+補助金)」という内部KPIを導入しており、補助金は会計上は営業外収益扱いの可能性がある点に留意。
- リスク要因: 資料に示されたリスク(衛星案件のタイミング依存、プラットフォーマー単価変動、採用・人材確保リスク等)。
- その他: SBIとの協業効果や補助金収入は現時点で業績予想に反映されていないため、今後の進捗発表で予想修正の可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5572 |
| 企業名 | Ridge-i |
| URL | https://ridge-i.com |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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