2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想からの修正はなし。ただし、通期予想(親会社株主に帰属する当期純利益516百万円)に対して第3四半期累計で既に527百万円に到達しており(進捗率102.1%)、実績は会社予想を上回る状況。
- 業績の方向性:増収増益(売上高5,905百万円:前年同期比+12.0%、営業利益705百万円:前年同期比+110.7%、親会社株主に帰属する四半期純利益527百万円:前年同期比+299.4%)。
- 注目すべき変化:従来は経常損失だった前年同期から大幅な黒字転換(経常利益706百万円、前年同期は△23百万円)。主因は営業利益の改善に加え、以前大きかった持分法損失が大幅に縮小した点。
- 今後の見通し:会社は通期予想を据え置き。売上・営業利益の進捗は良好(売上進捗約69.5%、営業利益進捗約73.4%)で通期達成の可能性は高い一方、第3四半期時点で既に通期純利益予想を超過しているため、上方修正の余地がある点は注目ポイント。
- 投資家への示唆:RPA/自動化製品群のストック収益化が進み利益率が改善している点、非中核案件の整理で収益の品質が改善している点、自己株買い等により純資産が減少している点(自己株式取得による資本構成変化)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オープングループ株式会社
- 主要事業分野:インテリジェントオートメーション事業(BizRobo!、AUTORO、RoboRoboなどのRPA/自動化ソリューション)、アドオートメーション事業(広告関連自動化・人材カテゴリ等)、セールスアウトソーシング等の「その他」事業
- 代表者名:代表取締役 高橋 知道
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期連結累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:開催なし
- セグメント:
- インテリジェントオートメーション事業:RPA/自動化ソフトウェアのライセンス・導入・保守等
- アドオートメーション事業:広告関連の自動化・人材カテゴリ等
- その他:セールスアウトソーシング等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):62,549,000株
- 期末自己株式数(株数):6,716,458株(前年:2,166,104株)
- 期中平均株式数(四半期累計):58,361,866株(前年同期間:60,876,450株)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 通期決算(2026年2月期)発表:既に予定され公表済みの通期予想からの修正はなし
- 株主総会・IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:第3Q累計 5,905百万円。通期予想8,500百万円に対する進捗率 69.5%(5,905/8,500)。(達成ペース良好)
- 営業利益:第3Q累計 705百万円。通期予想960百万円に対する進捗率 73.4%。(達成ペース良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計 527百万円。通期予想516百万円に対する進捗率 102.1%(既に通期予想超過)
- サプライズの要因(上振れした主な理由)
- インテリジェントオートメーション事業のライセンス(ストック)収入の伸長とコストコントロールにより高い増益
- アドオートメーション事業での事業整理により収益性改善(収益は減少したが利益率は向上)
- 前期に重くのしかかっていた持分法による投資損失が大幅に縮小(298百→21百千円)、営業外収益の一部増加(受取手数料等)がある
- 通期への影響
- 売上・営業利益の進捗は通期達成に十分な水準。純利益は既に通期見通しを上回っており、会社が修正を行わない理由の説明と照合する必要あり(開示では修正なし)。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/3/1–2025/11/30、単位:百万円)
- 売上高:5,905(前年同期 5,275、+12.0%/+631)
- 売上総利益:4,062(前年同期 3,333、+21.8%)
- 販管費:3,357(前年同期 2,999、+11.9%)
- 営業利益:705(前年同期 335、+110.7%)
- 経常利益:706(前年同期 △23 → 大幅の黒字化)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:527(前年同期 132、+299.4%)
- 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後):9.03円(前年 2.17円)
- 貸借対照表(第3四半期末:2025/11/30、単位:百万円)
- 総資産:19,490(前期末 19,967、△476)
- 純資産:10,684(前期末 11,983、△1,298)※自己株式取得により減少
- 自己資本比率:54.8%(前期末 60.0%)(安定水準・70%超が極めて強固、40%以上で安定)
- 現金及び預金:10,430(前期末 10,510、ほぼ横ばい)
- 収益性指標(注:以下は第3四半期累計を年率化しての概算)
- ROE(概算、年率化純利益/自己資本):約6.6%(目安:8%以上で良好 → 目標にやや届かず)※第3Q累計純利益を単純年率化して算出
- ROA(概算、年率化純利益/総資産):約3.6%(目安:5%以上で良好 → 目安未達)
- 営業利益率:約11.9%(705/5,905)。前年同期は約6.3%(334/5,274)で大幅改善
- 進捗率(通期予想に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率:約69.5%
- 営業利益進捗率:約73.4%
- 純利益進捗率:約102.1%(既に通期予想超過)
- 過去同期間との比較:前年は進捗度合いが低かったが、今年度は上振れで順調
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)
- 現金及び預金は微減(10,510 → 10,430百万円)、預け金の減少(1,786 → 185百万円)が主因で流動資産構成に変化
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細なQoQ数値は開示表に四半期単独の推移がないため記載不可(累計比較での推移は上記)
- 季節性:–(明確な季節要因の記載なし)
- 財務安全性
- 自己資本比率:54.8%(安定水準:40%以上)
- 流動負債:6,388百万円、固定負債:2,419百万円、負債合計増加(前期末比+822百万円)
- 長期借入金が増加(797→1,540百万円、増加約742百万円)、社債は減少(1,190→840百万円、減少約350百万円)
- 効率性
- 総資産回転率など詳細指標は開示データでは限定的のため算出は概算のみ(売上高/総資産 = 5,905/19,490 ≒ 0.30 回/年)
特別損益・一時的要因
- 特別損失(第3四半期累計):投資有価証券評価損 41,156千円
- 前年は本社移転費用83,609千円等があったため比較ベースで一時損失は縮小
- 一時要因の影響:持分法損失が大幅縮小(298,079千円→21,209千円)しており、これが経常利益の大幅改善に寄与。投資評価損はあるものの、業績改善トレンドは継続性があると読み取れるが、持分法損失の縮小が今後も続くかは確認が必要
- 継続性の判断:営業本業の改善(ストック型収益増、コスト管理)による増益は継続性が期待されるが、投資関連の収益・損失は変動要因が大きい
配当
- 期中配当実績:第2四半期末 0.00円(中間配当なし)
- 期末・年間(会社予想):期末4.50円、年間合計4.50円(通期予想の修正:なし)
- 配当性向(予想):通期EPS 8.55円に対して年間配当4.50円 → 配当性向約52.6%(4.50/8.55)
- 配当利回り:–(株価情報の記載なしのため算出不可)
- 株主還元方針:自己株式の取得実績あり(当期に自己株式4,858,600株を取得し、期末自己株式数増加)。特別配当は無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(開示なし)
- 減価償却費:235,287千円(前年同期 260,252千円)
- のれん償却額:97,366千円(前年同期 44,477千円;のれん増加・償却増)
- R&D(開発投資):RoboRoboのプロダクト開発等の先行投資を継続と記載(具体額は開示なし)
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高・在庫回転等:該当開示なし(–)
- 棚卸資産(仕掛品):54,578千円(前期 14,770千円、増加)
セグメント別情報
- インテリジェントオートメーション事業(主幹事業)
- 売上高:4,099百万円(前年同期比+17.6%)
- セグメント利益(営業利益):664.742百万円(前年同期比+123.6%)
- コメント:ライセンス(ストック)収入が伸長。RoboRoboへの先行投資は継続するが、ライセンス伸長とコスト管理で利益率改善
- アドオートメーション事業
- 売上高:958.858百万円(前年同期比△14.4%)
- セグメント利益:490.810百万円(前年同期比+27.6%)
- コメント:ボラティリティの高い案件整理で売上は減少したが、手数料率改善やコストコントロールにより収益性向上
- その他
- 売上高:847.094百万円
- セグメント利益:△5.026百万円(調整後−445.511百万円の全社費用配分があり、最終には営業利益に調整)
- コメント:OASIS INNOVATIONの連結化に伴うのれん発生(約437.861千円)等、連結範囲の変更が影響
- 地域別売上:国内主体の記載(詳細な地域別内訳は開示なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:具体的数値の開示は本短信に記載なし(進捗は各セグメントのストック収益化・RoboRobo開発継続が柱)
- セグメント戦略の整合性:インテリジェントオートメーションのライセンス拡大とアドオートメーションでの収益性向上は中期的な収益基盤強化と整合
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内景気は緩やかに回復基調だが、地政学リスクや世界景気下振れリスクは残存(会社コメント)
- 競合比較:同業他社比較の定量データは本短信に記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年2月期、会社予想):売上高8,500百万円(+17.7%)、営業利益960百万円(+46.9%)、経常利益860百万円(+266.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益516百万円(+18.5%)、EPS 8.55円
- 直近公表予想からの修正:無し(会社は修正せず)
- 会社予想の前提:資料P.3参照(為替等の前提は短信本文参照)
- 予想の信頼性:第3四半期時点で純利益は既に通期予想を上回っており、過去の予想達成傾向や投資関連の変動要因の扱いにより上方修正の可能性はあるが、会社は現時点で据え置き
- リスク要因:
- 世界景気下振れや関税等外部環境の悪化
- 投資有価証券や持分法関連の評価損益の変動
- M&A・連結範囲拡大に伴うのれん・統合リスク
- 製品(RoboRobo等)開発への先行投資の回収遅延
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:当四半期に新規1社(OASIS INNOVATION株式会社)を連結。これにより「その他」セグメントにのれん(約437,861千円)が発生
- 自己株式の取得:当期に自己株式4,858,600株を取得(自己株式の増加により純資産減少)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF開示限定)
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:いずれも無し
- 四半期連結財務諸表に対する公認会計士等のレビュー:無し(記載あり)
(注)不明な項目は“–”と記載しました。上記は開示資料に基づく整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6572 |
| 企業名 | オープングループ |
| URL | https://open-group.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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