2025年11月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の当期(2025年11月期)通期予想は開示されていないため、会社予想との直接比較は不可。市場コンセンサスは資料に無し(–)。
  • 業績の方向性:売上高は大幅増(増収)だが最終損益は赤字拡大(増収・増損)。売上高 3,562 百万円(前期比+67.2%)、親会社株主に帰属する当期純損失 △728 百万円(前期 △289 百万円)。
  • 注目すべき変化:連結範囲の拡大(ネクスデジタルグループ、Zaif 等の連結化)に伴い、利用者暗号資産の計上(119,309 百万円)等で総資産が 5,941 百万円 → 134,713 百万円へ急増。自己資本比率は72.7% → 2.2%へ急低下(財務構造が大幅に変化)。
  • 今後の見通し:2026年11月期予想は売上高 4,383 百万円(+23.1%)、営業利益 103 百万円(黒字転換)、親会社株主に帰属する当期純利益 111 百万円。EBITDA目標は 628 百万円。通期予想達成の可否は、暗号資産市況・M&A統合・のれん減損リスクに依存。
  • 投資家への示唆:今回の決算は「M&Aによる連結拡大」と「暗号資産取扱い(利用者資産)の計上」が主因。収益性回復の鍵は(1)Zaif 等暗号資産事業の取引量回復と収益化、(2)M&A後のシナジー創出とのれん回収(減損リスク低減)、(3)自己資本比率改善。短期的にはバランスシートの構造変化と減損の影響に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ネクスグループ
    • 主要事業分野:メタバース・デジタルコンテンツ事業、IoT関連事業、農業ICT、暗号資産・ブロックチェーン事業、ソリューション事業 等(複数子会社・M&Aで事業領域拡大)
    • 代表者名:代表取締役社長 石原 直樹
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月16日
    • 対象会計期間:2024年12月1日~2025年11月30日(2025年11月期、連結)
  • セグメント(報告セグメント):
    • IoT関連事業:通信機器・IoTデバイス等の開発販売、システムソリューション
    • メタバース・デジタルコンテンツ事業:電子書籍、コミック、プラットフォーム運営(Skeb 等)
    • 暗号資産・ブロックチェーン事業:暗号資産交換業(Zaif)、ステーキング等
    • ソリューション事業:物流/商社機能、システムエンジニアリング(ネクスソフト等)
    • その他:農業ICT(NCXX FARM)等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):38,114,227 株(2025年11月期末)
    • 期中平均株式数:36,308,682 株(2025年11月期)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会(予定):2026年2月25日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年2月25日
    • 決算説明会:無(補足説明資料作成:無)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想(当期:2025年11月期)は開示なし → 会社予想との達成率は算出不可(会社予想との比較:–)
  • サプライズの要因:
    • 連結範囲の変更(ネクスデジタルグループ等6社の新規連結、ネクスの除外)が業績・貸借対照表に大幅影響。
    • 暗号資産の「利用者暗号資産」119,308 百万円を貸借対照表計上したことにより総資産・流動負債が急増。
    • 特別損失(減損損失)1,505,832 千円を計上(のれん等の減損による大幅損失)。一方、持分変動利益等の特別利益 790,175 千円も計上。
    • 結果として営業損失は縮小(△246 → △223 百万円)したものの、特別損失等により純損失は拡大。
  • 通期への影響:
    • 2026年11月期は黒字化(営業利益 103 百万円、当期純利益 111 百万円)を見込むが、暗号資産市況、M&A統合、のれん償却/減損の動向によりブレ幅が大きい。現時点での見通しは不確実性高。

財務指標(要点)

  • 損益(連結、千円→百万円で表記)
    • 売上高:3,562 百万円(前期 2,130 百万円、前期比+67.2%)
    • 営業利益:△223 百万円(前期 △246 百万円、損失縮小)
    • 経常利益:△250 百万円(前期 △230 百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△728 百万円(前期 △289 百万円、赤字拡大)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):△20.05 円(前期 △9.07 円)
    • EBITDA:38 百万円(前期 △70 百万円)→ 営業損失にのれん償却等を加味した改善
  • 収益性指標(計算は単純年次ベース、資料値中心)
    • 営業利益率:△6.3%(資料記載)
    • ROE(参考、年末純資産ベース):約 △24.0%(=△728 / 3,028 百万円、概算。低水準)
    • ROA:約 △0.54%(=△728 / 134,713 百万円、概算。低)
  • 財政状態(期末)
    • 総資産:134,712 百万円(前期 5,941 百万円)→ 大幅増(連結範囲変更・利用者暗号資産計上が主因)
    • 純資産:3,028 百万円(前期 4,331 百万円)→ 減少
    • 自己資本比率:2.2%(前期 72.7%)(目安:40%以上が安定)
  • キャッシュ・フロー(連結)
    • 営業CF:+59 百万円(前期 △352 百万円)→ のれん償却等の非資金費用が寄与しキャッシュは僅少プラス
    • 投資CF:+391 百万円(前期 △296 百万円)→ 「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入」727 百万円等が主因(子会社株式売却等の収入)
    • 財務CF:△91 百万円(前期 +28 百万円)
    • 現金及び現金同等物期末残高:1,467 百万円(前期 1,145 百万円)
    • フリーCF(資料定義=営業CF-投資CF):59 − 391 = △332 百万円(ただし投資CFが正味流入である点に留意)
  • 進捗率分析(対2026年会社予想)
    • 通期予想(2026年11月期)売上高 4,383 百万円に対する達成率(2025実績 / 予想)=約 81.3%
    • 営業利益は黒字予想だが当期は△223 百万円で達成には改善が必要
  • 流動性・安全性
    • 流動資産 128,817 百万円、流動負債 127,837 百万円 → 流動比率 約 101%(1.01倍、ギリギリの水準)
    • 負債合計 131,684 百万円に対し純資産 3,028 百万円 → 高いレバレッジ(自己資本比率 2.2%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:持分変動利益等 790,175 千円(主に連結の範囲変更等に関連)
  • 特別損失:減損損失 1,505,832 千円(のれん等の減損を中心に計上)
  • 一時的要因の影響:減損の影響が非常に大きく、税引前当期純損失を押し上げた。EBITDAではプラス化(38 百万円)している点から、営業キャッシュ創出は一部維持されているが、のれん等一時的(非継続的)損失の特徴が強い。
  • 継続性の判断:減損は基本的に一時的だが、事業の収益見通しが改善しない場合は今後も追加減損のリスクあり。

配当

  • 2025年11月期:無配(期中および期末とも 0.00 円)
  • 2026年11月期(予想):無配(0.00 円)
  • 株主還元方針:当期は配当・自社株買いの記載なし。自己株式は増加(期末自己株式数 3,421,896 株、前期 125,816 株)だが、自社株買い等の方針は明確に示されていない。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形・無形固定資産の増加額):連結で 1,319,383 千円(当期、注記値)
  • 減価償却費:20,889 千円(当期)
  • 研究開発費:明確数値の記載なし(–)
  • 備考:M&Aに伴う無形資産(のれん)計上と償却・減損が大きい。

受注・在庫状況(該当情報)

  • 棚卸資産(商品・仕掛品等):商品及び製品 52,769 千円、仕掛品 1,054 千円(前期仕掛品 512,538 千円→大幅減)
  • 売上債権:売掛金 352,320 千円(前期 643,242 千円、減少)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報(主要数値:当期)

  • 売上高(百万円)/セグメント利益(営業利益、百万円)
    • IoT関連事業:348.8 / セグメント損失 △56.2(IoT売上は前期比大幅減(資料では約57.6%減))
    • メタバース・デジタルコンテンツ事業:583.2 / セグメント損失 △14.9(売上 +84.0%)
    • 暗号資産・ブロックチェーン事業:727.9 / セグメント利益 157.5(前期売上 20 百万円 → 大幅拡大)
    • ソリューション事業:1,820.1 / セグメント利益 73.99(売上 +116.9%)
    • その他:82.2 / セグメント損失 △84.9
  • セグメント資産:暗号資産事業に関連する資産が集中(暗号資産関連が資産総額を押し上げ)
  • 備考:メタバースのSkeb、実日デジタル(電子書籍)やZaifが主な寄与。のれんの減損は主に「その他(ネクスデジタル関連)」およびメタバース系で発生。

中長期計画との整合性

  • 中期計画:M&A による成長と収益化、EBITDA を重視した投資回収計画の可視化を掲げる。
  • KPI進捗:EBITDAは当期 38 百万円→来期見込み 628 百万円(大幅改善見込み)。ただしのれん償却・減損の影響が大きく、のれん回収の可否がKPI達成の鍵。

競合状況や市場動向

  • 暗号資産事業は市場ボラティリティ依存:取引量・手数料収入は暗号資産市況に影響。Zaif の差別化サービス(Zaifカード、ステーキング等)による収益化が進むかがポイント。
  • デジタルコンテンツ市場は堅調:電子コミック等は引き続き需要あり。競合や大型プラットフォームとの連携・露出強化が重要。

今後の見通し(会社予想の要旨)

  • 2026年11月期(連結予想)
    • 売上高:4,383 百万円(前期比+23.1%)
    • 営業利益:103 百万円(黒字化)
    • 経常利益:△184 百万円(経常は赤字見込み)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:111 百万円
    • EBITDA(目標):628 百万円
  • 会社が挙げる前提/リスク:
    • M&A 後の統合効果、暗号資産市況、コスト管理、のれん償却額とのバランス等に依存。
    • 訴訟・紛争(ネクスデジタルグループと株式会社クシム間の係属案件)があり、リスク評価を継続中(現時点で重要な財務影響は発生していない)。

重要な注記

  • 連結範囲の重要な変更:6 社を新たに連結(ネクスデジタルグループ、Zaif、ネクスソフト、チューリンガム、web3テクノロジーズ、Digital Credence Technologies Limited)、1 社(ネクス)を除外。
  • 会計方針の変更:法人税等の会計基準改正を適用(連結財務諸表への影響はなし)。
  • 表示方法の変更:暗号資産の表示方法(自己保有暗号資産の表示)を整理。
  • 注記(監査):本短信は公認会計士/監査法人の監査対象外。

注記・留意点

  • 本資料は会社開示資料に基づく要約。数値は会社公表値を基本とし、%は会社記載または筆者計算(概数)で記載。未記載項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6634
企業名 ネクスグループ
URL http://www.ncxxgroup.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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