2026年2月期 第3四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 子会社再編(DiceWorks吸収合併、キットアライブ連結子会社化)、みずほ銀行とのDX事業譲受等で経営効率を改善。これらの施策は一過性コストを伴うが、来期以降の大幅な利益改善を見込む旨を表明。
- 業績ハイライト: 売上高はFY2026 3Q累計で20,316百万円(前年同期比+12.2%)と過去最高を更新。営業利益は868百万円(▲7.5%)で減益。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,069百万円(+89.4%)と大幅増(有価証券売却益等が寄与)。
- 戦略の方向性: Salesforce/AWS領域の拡大、地方サテライトオフィス展開による人材確保、M&A活用による非連続成長、自社製品(mitoco系列)比率向上でストック収益比率を高める方針。
- 注目材料: FY2026期末に1株当たり16円の期末配当を実施予定(上場後初の配当)。NTTデータとの資本業務提携は業績への寄与が4Q以降に顕在化、来期に本格寄与見込み。mitoco Buddy(AIプラットフォーム)提供開始。
- 一言評価: 売上は堅調で成長軌道だが、グループ再編・新施策のため一時的なコストで当期の収益性は抑制。来期以降の利益回復期待が主テーマ。
基本情報
- 企業概要: 株式会社テラスカイ(証券コード:3915) — 主にクラウド(Salesforce中心)を核としたシステム導入支援・受託開発(ソリューション事業)およびクラウド特化製品の開発・提供(製品事業)。代表者:代表取締役社長 佐藤 秀哉。
- 説明会情報: 開催日時:2026年1月14日(決算説明資料日付)。説明会形式:–(資料は公表、形式は明記無し)。参加対象:投資家・アナリスト等(明記なし)。
- 説明者: 発表者(役職)とその発言概要:–(資料内で特定の発言者名や詳細Q&Aは限定的。経営方針・業績コメントは経営陣による)。
- 報告期間: 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(FY2026 3Q YTD、~2025年11月末)。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:基準日2026年2月28日、期末配当 1株当たり16円を実施予定。
- セグメント:
- ソリューション事業:クラウドを活用したシステム開発支援、受託開発(Salesforce, AWS, GCP, Azure含む)。主要子会社:テラスカイ、テラスカイ・テクノロジーズ、BeeX、DiceWorks(吸収)。
- 製品事業:クラウド特化の自社製品(mitoco系列、mitocoX、SkyVisualEditor、CLOUDSIGN等)。
業績サマリー
- 主要指標(FY2026 3Q YTD 実績、単位:百万円/円)
- 売上高:20,316(前年同期比 +12.2%) → 良好(過去最高)
- 営業利益:868(前年同期比 ▲7.5%)、営業利益率:4.3%(前年同期比 ▲0.9pp) → 減益(要注意)
- 経常利益:1,015(前年同期比 ▲2.2%)、経常利益率:5.0%(前年同期比 ▲0.7pp)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,069(前年同期比 +89.4%)、純利益率:5.3%(前年同期比 +2.1pp) → 良好(有価証券売却益等が寄与)
- 1株当たり利益(EPS):82.89円(前年同期 43.79円、増加 +89.3%)
- 予想との比較
- 会社予想(FY2026 修正予想)に対する進捗率(3Q累計時点)
- 売上高:27,901(修正通期)に対し進捗率 72.8%
- 営業利益:1,402に対し進捗率 61.9%
- 経常利益:1,486に対し進捗率 68.3%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,366に対し進捗率 78.3%
- サプライズの有無とその内容:純利益は有価証券売却益等により期初計画を上回る着地(サプライズ要素)。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率は上記参照(売上は約73%、営業利益は約62%、純利益は約78%)。営業利益は一過性費用影響で低めの進捗。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:中期目標(2027年2月期末:営業利益25億円、ROE10%)に対する進捗は現状では到達余地あるが、利益率改善が必要(具体的進捗数値は–)。
- 過去同時期との進捗率比較:三期連続で売上は上振れ傾向(FY2026 3Qは過去最高)。営業利益は例年4Q偏重で3Qは抑制される傾向。
- セグメント別状況(FY2026 3Q YTD)
- ソリューション事業:売上 18,829百万円(前年同期比 +12.0%)、セグメント利益 2,129百万円(前年同期比 +1.9%)。売上構成比 約91.9%(良好)。
- 製品事業:売上 1,649百万円(前年同期比 +13.2%)、セグメント損失 ▲116百万円(前年同期 ▲91百万円 → 赤字幅拡大 +25M)。サブスクリプション売上は全体で前年同期比 +8.0%増。mitoco関連が牽引(mitoco関連 +18.8%)。
業績の背景分析
- 業績概要: 売上はソリューション・製品とも需給良好で過去最高を更新。特にSalesforce関連とIaaS事業、量子関連(Quemix等)が寄与。純利益は有価証券売却益で大幅増。
- 増減要因:
- 増収要因:堅調な需要(Salesforce大型案件の増加見込み、製品のイベント効果)、新規受注獲得、mitoco系プロダクトの成長。
- 減益要因:製品事業の機能リリースによる減価償却費増、タイ事業の赤字拡大、グループ再編(DiceWorks吸収合併、子会社化等)に伴う一過性のコスト、イベント費用(TerraSkyDay等)の計上。
- 競争環境: Salesforce国内市場や主要クラウド市場は引き続き成長。テラスカイはSalesforceインプリ分野で国内トップクラスの認定技術者数を保有し、競争優位性は維持。ただし、同分野には大手SIerやクラウド専業の競合多数。
- リスク要因:
- 事業構造面:製品事業の黒字化遅延(償却負担)、海外(タイ)事業の収益化リスク。
- 外部要因:Salesforce等主要プラットフォーム依存度(Salesforce比率 約60.5%)によるプラットフォーム方針や価格変動の影響、為替・マクロ影響は開示なし(→ リスク)。
- 経営面:M&Aや子会社再編による統合リスク・一時費用。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 成長戦略:Salesforce/AWS領域拡大、NTTデータとの協業強化、みずほ銀行案件の引受・連携強化、地方拠点(サテライトオフィス)展開による人材確保。
- 収益構造転換:自社製品比率の向上(mitocoシリーズ強化)でストック収益比率を高める。
- M&A:クラウド周辺領域技術を持つ企業のM&Aで非連続成長を追求(KitAlive連結化、DiceWorks吸収など)。
- 進行中の施策:
- 人材育成:全社でのAI人材育成(テラスカイ・テクノロジーズで300名のAIアップスキリング等)、採用強化とリスキリング。
- 製品投入:mitoco Buddy(AIプラットフォーム)を12月にリリース。50以上のクラウドサービス連携でAI活用を促進。
- 海外展開:BeeX子会社のスカイ365がベトナム・ニャチャンにMSP拠点を開設(24/365運用目標)。
- セグメント別施策:
- ソリューション:Agentforce資格取得の促進、量子(Quemix)やAIOps(Sky365)等先端領域強化。
- 製品:mitoco ERP・mitoco Xの機能強化、mitoco BuddyでのAI融合による付加価値向上とサブスク拡大。
- 新たな取り組み: 本社移転(TOFROM YAESU TOWER)で拠点戦略強化。テラスカイベンチャーズによるVC投資(TSV1号)で新規投資・オープンイノベーションを実施。
将来予測と見通し
- 業績予想(FY2026 修正予想、単位:百万円)
- 売上高:27,901(期初予想 29,438 → 修正ダウン)
- 営業利益:1,402(期初 1,833 → 修正ダウン)
- 経常利益:1,486(期初 1,973 → 修正ダウン)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,366(微増、期初 1,363)
- 予想の前提条件:NTTデータとの提携効果は4Q以降に顕在化し、来期以降本格寄与見込み。その他(為替やマクロ前提)は明記なし。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:一過性の再編コストを認識した上で、来期以降の利益改善(原価改善・コスト削減)への自信を表明。NTTデータ連携やみずほ案件が来期以降の成長ドライバーとなる見込み。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:修正あり(売上・営業利益・経常利益下方修正、純利益は微増)。
- 修正理由と影響:期初予想に対し売上が若干届かない見通し、再編等による一過性コストで営業利益を下方修正。純利益は有価証券売却益等で計画上回り見込み。
- 修正の主要ドライバー:4Q以降に顕在化するはずの大型Salesforce案件やNTTデータ提携の寄与は来期中心で、今期は再編コスト・償却費が重し。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期経営計画(2027年2月期末目標):営業利益25億円、ROE 10%。現時点で営業利益改善が課題(FY26 3Q累計営業利益0.868億円、通期修正1.402億円目標)。
- KPI(Salesforce比率、サブスク比率等):Salesforce比率約60.5%(FY26 3Q)、サブスク比率(製品事業)約93.7%→堅調。
- マクロ経済の影響: 市場環境は国内パブリッククラウド市場の成長(IDC予測 CAGR 16.3% 2024–2029)に追い風。為替・金利の前提は開示なし。
配当と株主還元
- 配当方針: 成長投資を優先しつつ、業績に応じた安定的かつ継続的な累進配当を志向。株主優待制度は2026年2月28日を最後に廃止予定。
- 配当実績:
- 期初予想:無配(0円)
- 修正予想(2025年10月15日):期末 16.00円、年間 16.00円(中間0)
- 当期実績(今回発表時点):中間 0.00円、期末 16.00円(予定)
- 前期(2025年2月期)実績:無配(0.00円)
- 目安:初めての配当開始は「株主還元の開始」と評価できるが、配当性向等の数値は非開示(→ 評価は中立的)。
- 特別配当: なし(ただし有価証券売却益で純利益上振れ)。
- その他株主還元: 自社株買いの開示はなし。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- mitocoシリーズ(mitoco、mitoco X、mitoco ERP、mitoco AI、mitoco Buddy 等) — グループウェア/AIプラットフォーム/ERP連携機能。
- SkyVisualEditor(Salesforce向けノンプログラミング開発ツール)
- CLOUDSIGN(クラウドサイン)等
- 新製品・開発: mitoco Buddy(MCP対応AIプラットフォーム)を12月リリース。50以上のクラウドサービスと連携、意思決定の加速と業務自動化を狙う。
- 協業・提携: NTTデータとの資本業務提携(来期以降業績寄与見込み)、Quantinuum(Quemix)参画、住友ゴムとの研究連携(量子技術関連)、みずほ銀行とのDX事業譲受。
- 成長ドライバー: Salesforce領域の大型案件、mitoco Buddy等のAI製品によるクロスセル、MSP事業の海外拡大(スカイ365ベトナム)、量子コンピューティング領域の事業化。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:説明資料にQ&A詳細はなし(→ –)。
- 経営陣の姿勢: 成長と利益改善を同時に追う姿勢を強調。短期の一過性コストには説明責任を果たす一方で、NTTデータ連携等による中長期の成長期待を示す。
- 未回答事項: 具体的な4Q案件の獲得状況、償却計画の詳細、タイ事業の黒字化スケジュールなどは明確な数値回答がない(→ 要フォロー)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中期的成長戦略に対する自信は強気(提携・M&A・製品開発による成長を強調)。ただし、短期の収益性については中立~慎重(再編コスト等を理由に)。
- 表現の変化: 前回説明会と比較した変化は記載なしが、今回「初配当」や「本社移転」等、株主還元・ブランディングに重きを置いた表現が目立つ。
- 重視している話題: Sales/Cloud領域の拡大、製品化(mitoco Buddy)、人材育成(AIスキル)、資本効率(ROE改善)と株主還元。
- 回避している話題: 具体的数値でのM&A費用明細、タイ事業の詳細改善計画、為替感応度などは深掘りされていない。
投資判断のポイント(助言ではなく材料整理)
- ポジティブ要因:
- 売上は過去最高更新、Salesforce中心の高需要市場でプレゼンス高い。
- mitoco系サブスクが堅調でストック収益拡大の見込み(サブスク売上 YoY +8.0%)。
- NTTデータ、みずほとの協業・案件譲受が実効的に寄与すれば来期以降の成長期待。
- 初の配当実施(1株16円)は株主還元方針の転換を示唆。
- ネガティブ要因:
- 当期は一過性の再編コストや償却費増で営業利益が減少。製品事業はまだ赤字。
- 海外(タイ)・量子事業など早期黒字化が未確定の事業リスク。
- 主要プラットフォーム依存(Salesforce比率約60%)による外部リスク。
- 不確実性: NTTデータ提携効果の発現タイミング・規模、mitoco Buddyの商用浸透速度、量子関連の商業化スピード。
- 注目すべきカタリスト:
- 4Q以降のNTTデータ協業案件の顕在化状況
- mitoco Buddyの商用受注進捗
- KitAlive連結化の4Q以降の寄与
- 次期(FY2027)計画発表時の業績見通しと配当方針の継続性
重要な注記
- 会計方針: Salesforce比率の計算方法を変更(Salesforce、IaaS及びその他のカテゴリーを合計に対する比率へ変更)。従って比較時は留意が必要。
- リスク要因(特記事項): 事業再編・M&Aに伴う一過性費用、タイ事業の赤字、償却負担拡大。
- その他: DiceWorks吸収合併により従業員数の計上方法が変更(テラスカイ単体へ移行)しているため人員推移の比較に注意。
(不明な項目は — としています)
免責:本まとめは提供資料に基づく情報整理であり、特定の投資助言を目的としたものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3915 |
| 企業名 | テラスカイ |
| URL | http://www.terrasky.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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