2025年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収増益(売上高29,910百万円、前年同期比+8.1%;営業利益2,946百万円、同+23.1%;親会社株主に帰属する当期純利益3,404百万円、同+44.0%)。
  • 注目すべき変化:ヘルスケア事業(売上+21.8%)と学校DX事業(売上+53.3%)が収益拡大を牽引。親会社株主に帰属する当期純利益は、還付消費税等の特別利益が増加したこと等により大幅増加。持分法投資損益は減少(534百万円→107百万円)が経常利益の伸びを抑制。
  • 今後の見通し:2026年9月期予想は売上31,000百万円(+3.6%)、営業利益3,100~3,500百万円(+5.2~+18.8%)だが、親会社株主に帰属する当期純利益は1,770~2,050百万円(△48.0~△39.8%)と大幅減を見込む(特別利益等の変動を織り込んだ conservative 想定と思われる)。
  • 投資家への示唆(留意点):営業ベースは堅調でストック型ビジネス(クラウド薬歴、BLEND等)へシフト中。純利益の増減は一時的な特別項目(還付消費税等、持分法損益、投資有価証券評価損益等)に左右されやすい点に注意。

基本情報

  • 企業名:株式会社エムティーアイ
  • 主要事業分野:コンテンツ事業(BtoC/BtoBの月額課金・コミック等)、ヘルスケア事業(ルナルナ等のBtoC、クラウド薬歴・母子手帳等BtoB/BtoBtoC)、学校DX事業(クラウド校務支援『BLEND』)、その他(AI/法人向けDX支援等)
  • 代表者名:代表取締役社長 前多 俊宏
  • 報告概要:提出日 2025年11月11日、対象会計期間 2024年10月1日~2025年9月30日(通期連結)
  • 決算説明会:有(オンライン、機関投資家・アナリスト向け)
  • 決算補足資料作成:有

セグメント(報告セグメント)

  • コンテンツ事業:月額課金サービス(除ルナルナ等)、オリジナルコミック等
  • ヘルスケア事業:BtoC(ルナルナ、カラダメディカ)およびクラウド薬歴、母子手帳アプリ、子育てDX等のBtoB/BtoBtoC
  • 学校DX事業:クラウド型校務支援システム『BLEND』等(連結子会社による)
  • その他事業:AutomagiのAI事業、法人向けDX支援、ソリューション等

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式):60,435,200株(2025年9月期)
  • 期末自己株式数:4,947,414株
  • 期中平均株式数:55,247,865株
  • 時価総額:–(開示なし)

今後の予定

  • 定時株主総会予定日:2025年12月20日
  • 配当支払開始予定日:2025年12月22日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年12月19日
  • 決算説明会:2025年11月12日(オンライン)

決算サプライズ分析

  • サプライズの要因:親会社株主に帰属する当期純利益の大幅増は主に「還付消費税等」等の特別利益(1,775百万円)と子会社での繰延税金資産計上に伴う法人税等調整額の減少が寄与。営業ベースの増益(販管費増を吸収)も寄与している。持分法利益は減少(534→107百万円)したため経常利益の伸びは限定的。
  • 通期への影響:来期業績予想では営業利益は増益レンジを見込むが、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅減を見込む。これは今期の特別利益等の反動を織り込んだもので、純利益の変動は一時項目に左右されやすい。

財務指標(要点)

  • 主要数値(百万円)
    • 売上高:29,910(前期27,669、+8.1%)
    • 売上総利益:22,223(+8.9%)
    • 販管費:19,277(+7.0%)内訳:広告宣伝費3,661(+30.7%)、人件費7,504(+3.1%)、支払手数料3,113(+8.5%)
    • 営業利益:2,946(+23.1%) 営業利益率:9.8%(前期8.7%)
    • 経常利益:3,027(+7.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,404(+44.0%) EPS:61.62円(前期43.05円)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率):20.1%(良好、目安8%以上)
    • ROA(総資産経常利益率相当):9.6%(良好、目安5%以上)
    • 営業利益率:9.8%(業種により差あるが改善)
  • 財政状態
    • 総資産:33,347百万円(前期29,686、+3,661)
    • 純資産:22,446百万円(前期19,144、+3,301)
    • 自己資本比率:55.2%(安定水準、目安40%以上)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:5,661(前期4,131、+1,530)
    • 投資CF:△1,706(前期△1,368) 主な投資:無形固定資産(ソフトウェア)取得等(無形固定資産取得額 約1,279百万円)
    • 財務CF:△943(前期△1,637) 主な項目:長期借入金返済、配当支払、子会社増資等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約3,955百万円(5,661−1,706)
    • 営業CF/純利益比率:約1.66(5,661 / 3,404、目安1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物:17,816百万円(前期14,829、+2,987)
  • 負債関連
    • 長期借入金:減少(1,693→956百万円)
    • 流動負債の増加(未払法人税等等)により流動負債合計は増加
  • 四半期進捗率分析:四半期別の詳細開示は本短信が通期報告のため四半期進捗率は –(四半期開示別途参照)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:還付消費税等 1,775百万円、投資有価証券売却益 22.5百万円、事業譲渡益 51百万円 等(合計1,864百万円)
  • 特別損失:投資有価証券評価損 207.7百万円、固定資産除却損 19.4百万円 等(合計233.3百万円)
  • 実質評価:当期純利益の押し上げには還付消費税等の寄与が大きく、これら一時的要因を除くと営業利益ベースの改善が主因であることに留意。特別利益は継続性が低い可能性が高い。

配当

  • 2025年9月期 実績:年間配当 19.00円(中間9.00円、期末10.00円)、配当総額 1,056百万円、配当性向(連結)30.8%、純資産配当率 6.2%
  • 2026年9月期(予想):年間配当 20.00円(中間10.00円、期末10.00円)、配当性向(参考)58.1%(注:当期純利益予想の中間値で算出)
  • 自社株買い:当期中に自己株式の消却等あり(自己株式の消却 610,297千円相当の処理)等、株主還元は継続中

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):無形固定資産(主にソフトウエア)取得 1,279百万円(当期)など。前年と同水準の開発投資継続。
  • 減価償却費:1,310百万円(当期)

セグメント別情報(主要値:百万円)

  • コンテンツ事業:売上 17,314(+2.2%)、セグメント営業利益 4,271(△1.2%)
    • 有料会員数:324万人(前年末比+17万人、買収効果含む)
    • 広告宣伝投資(AdGuard等の入会促進)による販管費増が利益を圧迫
  • ヘルスケア事業:売上 6,676(+21.8%)、セグメント営業損失 △80(前期は352の黒字)
    • 月額有料会員数:47万人(前年末比△4万)
    • クラウド薬歴導入店舗数:3,811店(+1,283店)→ 売上拡大の主因だが、薬局DX・子育てDX向け開発費増加で採算悪化
  • 学校DX事業:売上 1,890(+53.3%)、営業利益 550(前期は損失66)
    • 『BLEND』導入学校数(2025年4月以降の累計):1,067校(公立向けの受注拡大にも注力)
  • その他事業:売上 5,539(+3.5%)、営業利益 949(+216.3%)
    • 法人向けDX支援の受注堅調、不採算事業の縮小で利益率改善

中長期計画との整合性

  • 中期戦略はヘルスケア事業と学校DX事業の拡大を軸にストック収益の拡大を目指す方針。クラウド薬歴の導入拡大(メディパルとの協業強化)、母子手帳アプリの自治体導入拡大、BLENDの公立学校展開を成長ドライバーと位置付けている。開示内容は中期計画の方向性と整合。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタル化(母子保健情報のデジタル化、校務DX推進、薬局のクラウド化)が追い風。だが公共分野の受注は調達・予算の影響を受ける点はリスク。

今後の見通し

  • 2026年9月期(通期)業績予想:売上 31,000百万円(+3.6%)、営業利益 3,100〜3,500百万円(+5.2〜+18.8%)、経常利益 3,100〜3,500百万円(+2.4〜+15.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,770〜2,050百万円(△48.0〜△39.8%)。
  • 前提条件:未確定の新規事業や蓋然性の低いM&Aは織り込んでいない。特別利益等の反動を織り込んだ予想。
  • 予想の信頼性:当期は特別利益の影響が大きかったため、来期純利益は特別利益の反動で減少見込み。営業利益ベースは成長トレンドで、通期営業利益目標は達成可能性ありとみられるが純利益は一時項目次第で変動。
  • リスク要因:特別項目の変動、公共事業の受注不確定性、広告投資による獲得効率低下、為替・投資有価証券の評価変動、規制・制度変更(医療・自治体向け事業)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の改正を当期から適用(連結財務諸表への影響はなしと記載)。
  • その他:決算短信は監査対象外。開示されている業績予想は前提不確実性を伴う旨の注記あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9438
企業名 エムティーアイ
URL https://ir.mti.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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