2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想は修正済(中間決算発表と同日に修正公表)。当中間期はサーテックカリヤ・グループの子会社化に伴う負ののれん発生益(2,846,848千円)などの特別利益計上により、親会社株主に帰属する中間純利益が大幅上振れ(特別要因が主因)。市場予想との比較は明示無しのため「会社側予想から修正あり」と記載。
- 業績の方向性:増収増益(売上高:19,290百万円、前年同期比+96.9%;営業利益:699百万円、同+139.8%)。ただし純利益は一時的要因(負ののれん等)により大幅増。
- 注目すべき変化:親会社株主に帰属する中間純利益は3,064百万円(前年同期177百万円)と大幅増(約+1,622%)— 主因は負ののれん発生益(2,846,848千円)および補助金収入300,000千円。連結の範囲に重要な変更(新規連結8社、除外5社)あり。
- 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想は修正済(売上高50,000百万円、営業利益2,250百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,900百万円)。中間実績は売上・営業利益進捗は概ね保守的(売上進捗約38.6%、営業利益進捗約31.1%)だが、純利益進捗は特別益により78.6%と高水準。第3四半期からサーテックカリヤ・グループの営業成績を損益に取り込むため、通期達成可能性は連結範囲・統合効果の確認がポイント。
- 投資家への示唆(情報提供のみ):今回の中間決算はM&A(子会社化)に伴う一時的な利益計上で純利益が膨らんでいる点に留意。継続的な営業力(既存事業+買収先の収益化)および負債増加による財務リスク(自己資本比率低下等)の確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:セレンディップ・ホールディングス株式会社
- 主要事業分野:モノづくり事業(中堅・中小製造業のM&Aによる事業承継と製造)、プロフェッショナル・ソリューション事業(コンサルティング、エンジニア派遣・受託開発等)、インベストメント事業(事業承継投資・フィナンシャル・アドバイザリー)
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 竹内 在
- IR問合せ先:取締役CFO 北村 隆史、TEL 052-222-5306
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(第2四半期・中間期、連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- モノづくり事業:オートモーティブサプライヤー、FA装置、試作品製作、ビューティーテック等の製造系グループ会社
- プロフェッショナル・ソリューション事業:コンサルティング、エンジニア派遣・受託開発、IT/DX等
- インベストメント事業:事業承継支援、ファンド管理等(セレンディップ・フィナンシャルサービス等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(中間期):4,764,479株(※株式分割予定により2025/12/1に1→4分割。分割後の発行済株式数見込:19,057,916株)
- 自己株式数(中間期):173,280株
- 期中平均株式数(中間期):4,549,001株
- 時価総額:–(記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 株式分割(基準日)予定:2025年11月30日、効力発生日:2025年12月1日
- その他IRイベント:決算説明会開催(有、詳細は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(当中間期:単位=百万円、対前年中間期増減率は会社資料より)
- 売上高:19,290(+96.9%) — 会社の中間予想との比較は開示なし(通期予想に対する進捗38.6%)
- 営業利益:699(+139.8%) — 通期予想(2,250)に対する進捗31.1%
- 純利益(親会社株主帰属):3,064(+約1,622%) — 通期予想(3,900)に対する進捗78.6%(ただし一時的要因が大きい)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:サーテックカリヤ・グループ株式取得に伴う負ののれん発生益 2,846,848千円(特別利益)、補助金収入300,000千円。
- 下振れ要因:特段の下振れ要因は示されていないが、営業外費用(支払利息増加、営業外支払手数料等)や固定資産圧縮損296,121千円の特別損失が発生。
- 通期への影響:
- 通期予想は既に修正済。負ののれんは非反復的な利益のため、継続的な収益基盤は第3四半期以降にサーテックカリヤ・グループの損益取り込みがどれだけ貢献するかで判断すべき。短期的には純利益達成に寄与するが、営業利益ベースの持続性を確認する必要あり。
財務指標
(数値は中間期末/中間累計を中心に記載、単位=百万円または%)
- 貸借対照表(主要項目)
- 総資産:55,051(前連結期末32,242、増加22,809)
- 純資産:14,232(前連結期末8,132、増加6,100)
- 自己資本(参考):11,077(自己資本比率20.1%)
- 流動資産合計:27,066(現金預金増加等で増加)
- 負債合計:40,819(前期末24,110、増加16,709)
- 損益計算書(中間累計)
- 売上高:19,290百万円(前年同期9,796百万円、+96.9%/増加額9,495百万円)
- 営業利益:699百万円(前年同期291百万円、+139.8%)
- 営業利益率:約3.6%(699/19,290)※業種平均との比較は業種により差異あり
- 経常利益:586百万円(前年同期398百万円、+47.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:3,065百万円(前年同期178百万円、+約1,622%)
- 1株当たり中間純利益(基本):673.77円(前年同期9.86円)
- 収益性指標(中間期単純算出)
- ROE(参考、単純計算=親会社帰属中間純利益÷自己資本(参考11,077百万円)):約27.7%(中間期ベース。注:負ののれん等一時益の影響大)
- 目安:8%以上で良好(ただし持続性確認が必要)
- ROA(単純計算=親会社帰属中間純利益÷総資産55,051):約5.57%(中間期ベース)
- 目安:5%以上で良好(ただし一時益影響)
- 営業利益率:約3.6%(業種平均により評価)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間累計進捗)
- 売上高進捗率:19,290/50,000 = 38.6%(中間で50%が一般ベンチマークのためやや遅め)
- 営業利益進捗率:699/2,250 = 31.1%(やや遅め)
- 純利益進捗率:3,065/3,900 = 78.6%(一時要因により高進捗)
- 解説:売上・営業利益は中間でやや低めの進捗。純利益は特別益で前倒し達成感あり。
- キャッシュフロー(中間累計、単位=千円)
- 営業CF:1,354,860千円(前年同期300,641千円) — 改善(負ののれんの影響で税引前利益大幅増、減価償却増等)
- 投資CF:△1,170,209千円(前年同期△576,990千円) — 主に有形固定資産取得(生産能力増強)支出1,875,789千円
- 財務CF:5,781,272千円(前年同期524,555千円) — 長期借入金収入3,900,000千円、短期借入純増2,340,000千円等
- フリーCF(概算):営業CF − 投資CF = 1,354,860 − 1,170,209 = 184,651千円(黒字)
- 現金同等物残高:12,055,589千円(期首6,502,528千円、増加5,553,060千円)
- 営業CF/純利益比率:1,354,860/3,075,121 ≈ 0.44(目安1.0以上が健全。非現金の特別項目が大きいため注意)
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は別紙参照。第3四半期から子会社損益取り込みの影響あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:20.1%(前期24.8% → 低下。目安:40%以上で安定のため現時点は低め・留意)
- 流動負債:23,153百万円、短期借入金増加(短期借入金5,040百万円、1年内返済予定長期借入4,163百万円)
- 負債増加が著しいため資本構成の変化に注意(負債合計40,819百万円)
- 効率性:総資産回転率等は詳細開示無し(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 負ののれん発生益:2,846,848千円(サーテックカリヤ・グループの株式取得に伴う特別利益)
- 補助金収入:300,000千円
- 特別損失:
- 固定資産圧縮損:296,121千円
- 一時的要因の影響:
- 中間純利益の大幅増は負ののれん等の非継続的要因が主因。特別損益を除いた実質業績(営業利益ベース)は増収増益だがそこまで極端ではない。
- 継続性の判断:
- 負ののれんは非反復(M&A時の評価差額)。補助金は一時的。第3四半期以降に買収会社の営業業績がどこまで継続的に貢献するかがポイント。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(通期予想合計 0.00円、直近発表からの変更無し)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想に基づく配当性向は0%=0.00円/3,900百万円、ただし詳細は会社方針参照)
- 株主還元方針:現時点で特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間累計)
- 有形固定資産取得による支出:1,875,789千円(前年同期946,065千円、増加) — 生産能力増強のため
- 減価償却費(損益計算書ベース):783,030千円(前年同期569,747千円)
- 研究開発:
- R&D費用:明示なし(–)
- 主なテーマ:セグメント記載では、DX・IoTソリューション等の開発に注力(プロフェッショナル・ソリューション事業)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注に関する定量的開示は限定的(FA装置は受注確定に遅れ、試作品は順調)。受注残等の数値記載は無し(–)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品+仕掛品+原材料等)合計増加(商品及び製品 731,693千円 → 1,150,948千円等)
- 在庫回転日数等の数値は開示なし(–)
セグメント別情報
- 売上高(外部顧客向け、中間累計、単位=千円)
- モノづくり事業:18,267,685千円(前年同期:9,088,138千円、増加)
- セグメント利益:631,421千円(前年320,214千円、+約97.2%)
- 備考:サーテックカリヤ・グループの連結加入により資産・売上大幅増。セグメント資産は+23,437,983千円増加。
- プロフェッショナル・ソリューション事業:908,208千円(前年632,760千円、+40.9%)
- セグメント利益:60,860千円(前年は△39,630千円の赤字→黒字化)
- 備考:コンサル売上が64.1%増、積極採用で費用増だが成長途上
- インベストメント事業:114,670千円(前年94,932千円、+20.8%)
- セグメント利益:6,811千円(前年11,099千円→減少)
- 地域別売上:国内中心の記載。為替影響想定レート:1USD=149円、1THB=4.6円(第3四半期以降の前提)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料上は「モノづくり事業承継プラットフォーム」の構築を継続。M&Aによる拡大戦略を加速。
- KPI達成状況:明示的なKPIは別資料参照(–)。M&Aによる規模拡大は進展しているが、自己資本比率低下や負債増加に留意が必要。
競合状況や市場動向
- 競合他社比較:資料内に同業比較は無し(–)。自動車関連は国内生産高水準を継続しているものの、米国の通商政策等がリスク。
- 市場動向:中堅・中小企業の事業承継ニーズ増加を背景にM&A案件増加。ITコンサル・DX需要も増加しているとの記載。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後)予想(2025/4/1~2026/3/31):売上高50,000百万円(+99.0%)、営業利益2,250百万円(+206.3%)、経常利益2,180百万円(+196.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,900百万円(+86.8%)、1株当たり当期純利益853.38円
- 予想修正:有(負ののれん等の計上と連結範囲変更に伴う修正)
- 前提:為替前提(第3四半期以降)1USD=149円、1THB=4.6円 等
- 予想の信頼性:中間期の純利益は一時的要因に依存しているため、通期予想の純利益達成は第3四半期以降の買収企業の営業貢献と既存事業の収益性に左右される。過去の予想達成傾向は別資料参照(–)。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、顧客設備投資の回復遅れ(FA装置)、M&A統合の遅延・コスト、借入金増加に伴う金利負担等。
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間期における会計方針の重要な変更は無し。
- 連結範囲の変更:有(新規連結8社、除外5社)。サーテックカリヤ・グループを子会社化し、連結範囲に追加。これに伴い負ののれん発生益計上および資産・負債の大幅増加。
- 株式分割:1株→4株(基準日2025/11/30、効力発生日2025/12/1)。新株予約権の行使価額も調整。
- その他:本中間期決算短信は監査(レビュー)対象外の旨明記。
(注)本要約は提出された決算短信に基づく事実の整理・要約であり、投資勧誘や推奨を目的とするものではありません。不明な項目は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7318 |
| 企業名 | セレンディップ・ホールディングス |
| URL | https://www.serendip-c.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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