2025年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較データは提供資料に記載がなく、差異の判定は不可(–)。
  • 業績の方向性:売上高は前期比で減少(△1.7%)した一方、利益は大幅増(増益)── 減収増益。
  • 注目すべき変化:営業利益が97億73百万円(+47.3%)へ大幅改善。経常利益は83億70百万円(+97.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は52億50百万円(+56.7%)に上昇。
  • 今後の見通し:2026年11月期会社予想は売上高2,430億円(+3.0%)、営業利益121億円(+23.8%)、当期純利益64億円(+21.9%)。為替前提(USD=145円、EUR=160円、CNY=20円)。現状の改善施策が継続すれば達成可能との会社見解。
  • 投資家への示唆:収益改善は構造改革(固定費削減・生産合理化・調達改善)と価格転嫁が効いた結果で、売上の回復余地は限定的(中国低迷や建機需要の弱さ)。特別損益はほぼ相殺しており、次期以降は本業の操業度改善と受注回復が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社不二越(NACHI-FUJIKOSHI CORP.)
    • 主要事業分野:工具、工作機械、ロボット(機械工具事業)、ベアリング・油圧機器等の部品事業、特殊鋼および運送・情報処理等のその他事業(総合機械メーカー)
    • 代表者名:取締役 社長執行役員 黒澤 勉
    • URL:https://www.nachi-fujikoshi.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2025年11月期(2024年12月1日~2025年11月30日、連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 機械工具事業:工具、工作機械、ロボットの製造・販売
    • 部品事業:ベアリング、油圧機器(カーハイドロリクス等)の製造・販売
    • その他の事業:特殊鋼の製造・販売、運送・情報処理関連サービス
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):24,919,343株(2025年11月期末)
    • 期末自己株式数:3,140,988株(2025年11月期末)
    • 期中平均株式数:22,488,083株(2025年11月期)
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2026年2月25日(予定)
    • 配当支払開始予定日:2026年2月26日(期末配当)
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年2月24日
    • 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会あり

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想(期初等)・市場コンセンサスとの比較:資料に記載なし → 判定不可(–)
    • 実績(2025年11月期・連結)
    • 売上高:235,903百万円(前期比 △1.7%)
    • 営業利益:9,773百万円(前期比 +47.3%)
    • 経常利益:8,370百万円(前期比 +97.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:5,250百万円(前期比 +56.7%)
  • サプライズの要因(業績改善の主因):
    • 固定費削減(設備・人員適正化、合理化)、生産ライン自動化、調達コストダウン、原材料価格の販売価格への転嫁などによる営業利益率改善。
    • 持分・投資有価証券の売却益(投資有価証券売却益 3,128百万円)を特別利益に計上。一方で構造改革費用として3,118百万円の特別損失を計上しており、特別損益はほぼ相殺。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年11月期に増収増益を見込む(売上2,430億、営業利益121億)。本業の操業度回復と構造改革効果が継続すれば達成可能との見通しだが、外部環境(中国需要、為替、地政学リスク)が不確実要因。

財務指標(要点)

(単位:百万円。%は前年同期比)

  • 損益
    • 売上高:235,903(△1.7%/前期239,892)
    • 売上総利益:52,949(前期50,259)
    • 営業利益:9,773(+47.3%/前期6,636)→ 営業利益率 4.1%(業種平均との比較は業種要件だが、製造業としては改善)
    • 経常利益:8,370(+97.6%/前期4,236)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:5,250(+56.7%/前期3,351)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):233.48円(前期144.10円)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率):3.2%(資料記載。目安:8%以上が良好 → 低め)
    • ROA(総資産経常利益率):2.5%(資料記載。目安:5%以上が良好 → 低め)
    • 営業利益率:4.1%(改善)
  • 財政状態(貸借対照表要点)
    • 総資産:331,295(前期334,757、△34,462)
    • 純資産:174,250(前期164,665、+95,84百万円)
    • 自己資本比率:51.5%(安定水準。前期47.4%より改善)
    • 自己資本(普通株主に帰属):170,597百万円
  • キャッシュ・フロー(連結)
    • 営業活動によるCF:17,938(前期31,458、減少)
    • 投資活動によるCF:△5,286(前期△7,631、投資支出減少)
    • 財務活動によるCF:△15,915(前期△24,359、借入金純減等の影響で減少幅縮小)
    • 現金及び現金同等物 期末残高:29,357(前期31,758)
    • フリーCF(営業CF+投資CF):12,652(17,938 + △5,286)→ プラス
    • 営業CF/当期純利益比率:約3.42(17,938/5,250)→ 1以上で健全
  • 進捗率分析(四半期決算の場合):該当せず(通期決算のため四半期進捗率は–)
  • 四半期推移(QoQ):資料は通期開示のため詳細なQoQは–(第2四半期累計等の数値は別途FY2026予想欄に記載)
  • 財務安全性
    • 流動資産 168,690 / 流動負債 80,696 → 流動比率 約209%(流動性良好)
    • 負債合計 157,044に対し純資産174,250 → 負債依存度低め
  • 効率性
    • 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細な推移は資料での追加算出が必要(–)
  • セグメント別(要点)
    • 機械工具:売上高 73,407百万円(前期比 △5.3%)、営業利益 4,279百万円(+10.3%)
    • 部品:売上高 147,255百万円(+0.6%)、営業利益 4,998百万円(+200.3%)
    • その他:売上高 15,240百万円(△4.7%)、営業利益 480百万円(△55.1%)
    • 地域別:日本 115,965、米州 34,912、欧州 11,102、アジア 73,923(百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 3,128百万円(期内)
  • 特別損失:構造改革費用 3,118百万円(遊休資産減損、特別退職金、棚卸廃却等)
  • 一時的要因の影響:特別利益と特別損失がほぼ相殺。営業利益改善は本業の収益性改善(構造改革効果等)が主因。
  • 継続性の判断:構造改革費用は基本的に一時的。ただし、合理化・集約が継続的に効率に寄与する可能性あり。投資有価証券売却は一過性。

配当

  • 当期(2025年11月期)配当:
    • 中間配当:0円
    • 期末配当:100円/株
    • 年間配当(合計):100円/株
    • 配当総額:2,200百万円(連結)
    • 配当性向(連結):42.8%
    • 純資産配当率:1.4%
  • 次期(2026年11月期)予想:
    • 期末配当:100円(予想)、年間合計 100円(予想)
    • 配当性向予想:34.0%
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:安定配当を基本方針。自己株式取得は期中実施実績あり(自己株式取得による支出 3,686百万円)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産取得):8,213百万円(当期、有形固定資産の取得による支出)
    • 前期:11,517百万円(減少)
  • 減価償却費:18,707百万円(当期)
  • 研究開発費(R&D):資料中の明示的内訳なし(–)。ソフトウェア投資等は無形固定資産で一部計上(ソフトウェア 3,552百万円残高)。

受注・在庫状況(該当情報)

  • 在庫(期末、主要項目)
    • 商品及び製品:34,624百万円(前期32,065)
    • 仕掛品:12,302百万円(前期12,347)
    • 原材料及び貯蔵品:21,365百万円(前期22,749)
    • 棚卸資産合計:約68,291百万円(前期約67,161)→ 若干増
  • 受注情報:資料に受注高・受注残高の開示なし(–)

セグメント別情報(詳細)

  • 機械工具事業:
    • 売上高:73,407百万円(△5.3%)
    • 営業利益:4,279百万円(+10.3%)
    • コメント:北米需要は増加する一方、中国のロボット需要減少が響く。固定費削減で利益改善。
  • 部品事業:
    • 売上高:147,255百万円(+0.6%)
    • 営業利益:4,998百万円(+200.3%)
    • コメント:建設機械向け減少だが、自動車向け(カーハイドロリクス等)の回復で売上横ばい。構造改革で大幅改善。
  • その他:
    • 売上高:15,240百万円(△4.7%)
    • 営業利益:480百万円(△55.1%)
    • コメント:特殊鋼の需要減少・操業度低下で利益悪化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営の方向性:ロボットを中核に据えつつ工具・工作機械・ベアリング・油圧機器等の総合機械メーカーとして付加価値提供を追求。標準ラジアル軸受の生産集約等で構造改革を推進。
  • KPI進捗:営業利益率改善・自己資本比率改善は中期目標に整合。ただし売上面は一部地域(中国)で弱さ残るため、海外拠点強化等で底上げを図る。

競合状況や市場動向

  • 市場環境(会社コメント):自動車分野はEV化・DXの進展で構造変化、米国通商政策や地政学リスク、為替・物価の不確実性が継続。中国経済低迷が需給に影響。
  • 競合比較:同業他社との相対位置付けに関する直接比較は資料になし(–)。

今後の見通し(会社予想概要)

  • 2026年11月期(会社予想・連結)
    • 売上高:243,000百万円(+3.0%)
    • 営業利益:12,100百万円(+23.8%)
    • 経常利益:10,400百万円(+24.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:6,400百万円(+21.9%)
    • 前提為替レート:1USD=145円、1EUR=160円、1CNY=20円
  • 予想の信頼性:過去の業績改善は構造改革の成果が寄与しており、予想達成には海外需要の回復と操業度改善が前提。外部リスク(為替、原材料、市況、中国需要)が主なリスク。
  • リスク要因(主なもの):
    • 中国・建機市場の需要低迷継続
    • 為替変動(会社は為替前提を公表)
    • 原材料価格上昇・サプライチェーン混乱
    • 地政学リスク・貿易政策の変動

重要な注記

  • 会計方針の変更:グローバル・ミニマム課税制度に係る会計処理および法人税関連基準の適用を期首から実施。影響は軽微またはなし。
  • 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
  • その他:IFRS適用の検討を今後進める方針。

(注)資料にない項目は「–」で示しています。上記は提供資料に基づく整理であり、投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6474
企業名 不二越
URL http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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