2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず、今回の中間決算は会社予想に対する修正なし。ただし、上半期の進捗は利益面で予想(線形進捗)を上回る水準。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 +15.8%、営業利益 +74.1%、親会社株主に帰属する中間純利益 +63.6%:前年同期比)。
- 注目すべき変化:食堂・飲食事業と売店事業の伸長が顕著(食堂売上 +38.3%、売店売上 +31.4%)。不動産賃貸は賃料改定で安定的に増収(+4.5%)。またその他有価証券の時価評価益により包括利益が大幅増(その他有価証券評価差額金 +856,476千円)。
- 今後の見通し:会社は通期予想を据え置き(売上 3,440百万円、営業利益 302百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 217百万円)。上半期実績から見ると営業利益・純利益の通期進捗率は高く、通期予想は保守的に見えるが、下期の季節性や費用発生、税影響等で据え置きとしている可能性あり。
- 投資家への示唆:上半期は来場者増を受けたF&B・売店の好調が主因で営業CFも改善。通期で純利益が前年比減の予想(通期▲20.7%)となっている点に注意。投資有価証券の評価差額はOCIであり業績の継続性は限定的のため、事業本体(来場者動向、下期の公演・イベント計画)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社歌舞伎座
- 主要事業分野:不動産賃貸事業(劇場・施設の賃貸等)、食堂・飲食事業(劇場内飲食・弁当等)、売店事業(グッズ販売等)
- 代表者名:代表取締役社長 安孫子 正
- 上場取引所:東証
- コード番号:9661
- URL:https://www.kabuki-za.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月10日
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期(中間期)連結(2025年3月1日~2025年8月31日)
- 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 不動産賃貸事業:外部テナント賃料等(賃貸収入が主)
- 食堂・飲食事業:劇場内飲食・喫茶・弁当等
- 売店事業:劇場グッズ等の小売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):12,170,000株
- 期中平均株式数(中間期):12,119,694株
- 期末自己株式数:50,306株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表(通期):会社発表による(通期予想は4月14日公表分から修正なし)
- IRイベント:決算説明会は「無」
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期の据え置き」が前提)
- 売上高(中間実績):1,788百万円(前年同期比 +15.8%)
- 通期予想(売上)3,440百万円に対する進捗率:51.98%(約52.0%)
- 営業利益(中間実績):216.966百万円(前年同期比 +74.1%)
- 通期予想(営業利益)302百万円に対する進捗率:71.8%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:186.738百万円(前年同期比 +63.6%)
- 通期予想(当期純利益)217百万円に対する進捗率:86.1%
- サプライズの要因:
- 来場者増加に伴う食堂・飲食および売店の大幅増収が営業利益押し上げ(F&B、売店ともに粗利改善)。
- 不動産賃貸は賃料増額改定により安定増収。
- その他有価証券の時価評価による評価差額金の増加(包括利益に大きく寄与)。これは営業利益とは別のOCI項目。
- 通期への影響:
- 上半期の利益進捗は高いが、会社は通期予想を修正せず据え置き。上半期で純利益の多くを既に稼いでおり、下期が例年より弱い想定で保守的に見積もっている可能性あり。下期の公演スケジュール・来場者動向・税金負担等が通期達成のキー。
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 損益(中間:2025/3/1–2025/8/31)
- 売上高:1,788(+15.8%/前年 1,544)
- 売上総利益:487(+23.7%/前年 394)
- 営業利益:217(+74.1%/前年 125)→ 営業利益率 12.1%(217/1,788)
- 経常利益:240(+55.5%/前年 154)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:187(+63.6%/前年 114)
- 1株当たり中間純利益(EPS):15.41円(前年 9.42円、+63.6%)
- 財政状態(中間期末 2025/8/31)
- 総資産:25,871(前期末 24,349、 +1,522)
- 純資産:12,276(前期末 11,293、 +983)
- 自己資本比率:47.4%(前期末 46.4%:安定水準)
- その他有価証券評価差額金:+2,785(増加 856 により純資産増)
- 収益性指標(参考)
- ROE(中間期間ベースの参考値):約1.58%(中間純利益186.7 / 平均自己資本約11,784)※中間ベース。年率換算 ≒3.16%(参考値)
- 目安:8%以上が良好の目安 → 現状は低い
- ROA(中間ベース):約0.72%(186.7 / 総資産25,871)※年率換算 ≒1.44%
- 営業利益率:12.1%(業種平均は–)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:52.0%(通常は概ね50%が均等進捗の目安)
- 営業利益進捗率:71.8%(高い)
- 純利益進捗率:86.1%(非常に高い)
- コメント:利益は線形を大きく上回る進捗。下期の想定が保守的である可能性。
- キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:+482,212千円(前年同期 +214,933千円)=増加(資金余裕化)
- 投資CF:△43,602千円(主な支出:有形固定資産取得 29,988千円、貸付 13,000千円)
- 財務CF:△60,938千円(主な支出:配当支払 59,548千円、リース債務返済 1,389千円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 +438,610千円(良好)
- 現金同等物残高:2,412,191千円(前期末比 +377,671千円)
- 営業CF/純利益比率:482,212 / 186,738 ≒ 2.58(1.0以上で健全)
- 四半期推移(QoQ):詳細なQoQ値は記載なしだが、上半期合計での大幅増。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 47.4%(安定水準:目安40%以上は安定)
- 長期前受金(負債) 約10,711百万円(特徴的に大きい項目。事業特性によるもの)
- 流動比率(= 流動資産2,579 / 流動負債971) ≒ 265.6%(流動性良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当期は売却益等の特段の記載なし。その他有価証券の時価評価増加(OCI)856,476千円が大きく影響(包括利益に計上)。
- 特別損失:固定資産除却損 2,446千円等小幅。
- 一時的要因の影響:OCIの評価益は含み益であり継続性は限定的。営業利益・営業CFの改善は来場者増に基づく実体収益であり実質的。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(無配)
- 期末配当(予想):5.00円
- 年間配当予想:5.00円(前期と同額、修正なし)
- 株主還元方針:当期は特別配当や自社株買いの発表なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間)
- 有形固定資産取得:29,988千円(前年同期 19,235千円)
- 減価償却費:218,674千円(中間損益計算書上)
- 研究開発:記載なし(R&D費用 –)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当記載なし(受注高/受注残 –)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:24,979千円(前年同期 27,655千円、減少)
- 在庫回転日数:記載なし
セグメント別情報
- 不動産賃貸事業:
- 売上高:1,010百万円(+4.5%)
- セグメント利益:334.5百万円(+4.2%)
- 概要:外部テナント賃料増額改定が寄与
- 食堂・飲食事業:
- 売上高:389.0百万円(+38.3%)
- セグメント利益:39.4百万円(前年 2.2百万円)→ 大幅改善
- 概要:襲名披露興行に伴う特別メニューや猛暑による飲料・喫茶の需要増
- 売店事業:
- 売上高:388.7百万円(+31.4%)
- セグメント利益:91.2百万円(+85.5%)
- 概要:来場者増とオリジナル商品の好評が貢献
- セグメント構成(売上ベース):不動産が最も大きく、食堂・売店が同程度で伸長
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:記載なし(進捗評価 –)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは記載なし(–)
- 市場動向:国内景気は緩やか回復だが物価上昇で消費者の節約志向も見られる旨の記載。劇場来場動向が収益の主要ドライバー。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正無):売上 3,440百万円(+10.8%)、営業利益 302百万円(+38.7%)、経常利益 283百万円(+14.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 217百万円(▲20.7%)
- 会社は2025年4月14日公表の業績予想を据え置き
- 予想の信頼性:上半期で利益が通期予想に対して高い進捗だが、会社が修正していない点から下期に寄せるリスク(季節性、公演計画、税負担等)を織り込んだ保守的見通しと解釈できる。過去の予想達成性の傾向は記載なし(–)。
- リスク要因:来場者数の変動、興行スケジュール、消費マインド、為替・原材料は限定的、投資有価証券価格変動(OCI影響)、税負担増。
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準改正を期首から適用。中間連結財務諸表への影響はなし。
- 監査:本第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- その他:長期前受金(約10,711百万円)など負債構成に特徴あり。その他有価証券の時価評価増が純資産を押し上げ。
(注)不明な項目は — と表記しています。本まとめは提供資料に基づく事実の整理であり、投資助言や売買の推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9661 |
| 企業名 | 歌舞伎座 |
| URL | http://www.kabuki-za.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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