2025年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表予想・市場予想からの修正は無し(会社予想との比較での「上振れ/下振れ」の明示は無し)。第3四半期累計は会社予想との乖離報告なし。
  • 業績の方向性:売上高は前年同期比△2.9%減(1,741億94百万円)だが、営業利益は同+62.7%増(66億28百万円)と増益。増収ではないが構造改革等で採算改善した増益決算。
  • 注目すべき変化:投資有価証券売却益(19.33億円)計上と構造改革費用(12.72億円、うち固定資産減損461百万円等)を特別損益に計上。営業利益の大幅改善が最も重要な変化点。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上243,000百万円、営業利益8,600百万円、親会社株主帰属当期純利益4,000百万円)に変更なし。第3四半期までの進捗は売上約71.7%、営業利益約77.1%、純利益約91.0%で、営業・純利益は通期達成に向け比較的良好な進捗。
  • 投資家への示唆:売上はやや弱含む一方、構造改革(固定費削減・集約、生産合理化)と価格転嫁が利益改善に寄与している。通期予想は維持されているが、外部環境(自動車回復の不均一性、中国・欧州の成長減速、為替、地政学リスク)に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社不二越
    • 主要事業分野:工具、工作機械、ロボット、ベアリング、油圧機器、特殊鋼などを手掛ける総合機械メーカー(機械工具事業、部品事業、その他事業)
    • 代表者名:取締役 社長執行役員 黒澤 勉
    • URL: https://www.nachi-fujikoshi.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月6日
    • 対象会計期間:2025年11月期 第3四半期累計(2024年12月1日~2025年8月31日)
    • 決算説明会:無し(決算補足資料作成は有)
  • セグメント:
    • 機械工具事業:工作機械・工具等(第3Q累計 売上 54,556百万円、前年同期比△3.9%、セグメント利益 2,498百万円、同+10.6%)
    • 部品事業:ベアリング、油圧機器等(第3Q累計 売上 108,511百万円、同△1.9%、セグメント利益 3,700百万円、同+272.4%)
    • その他事業:特殊鋼等(第3Q累計 売上 11,126百万円、同△7.3%、セグメント利益 43百万円、同△47.5%)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):24,919,343株(2025年11月期3Q)
    • 期末自己株式数:2,582,608株(2025年11月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):22,573,020株(2025年11月期3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表等:直近公表の予定変更は無し(具体日程は資料に明示なし)
    • 株主総会、IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想からの修正は無し)
    • 売上高:実績174,194百万円。通期予想243,000百万円に対する進捗率 71.7%(第3Q累計時点)。達成可能性は現時点で概ね順調。
    • 営業利益:実績6,628百万円。通期予想8,600百万円に対する進捗率 77.1%(良好)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績3,640百万円。通期予想4,000百万円に対する進捗率 91.0%(高進捗)。
  • サプライズの要因:
    • 営業利益上振れの主因:固定費削減(構造改革)、生産性向上、原材料価格上昇分の販売価格転嫁、調達コストダウン等による採算改善。
    • 特別利益:投資有価証券売却益 1,933百万円が純利益押上げに寄与。
    • 特別損失:構造改革費用 1,272百万円(固定資産減損461百万円等)を計上。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想の修正を行っておらず、進捗率から見ると営業利益・純利益は通期予想達成の見込みは比較的高い。ただし、外部需要の不確実性(特に中国・欧州・ASEANの在庫調整、米国景気の減速リスク)には注意。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円/前年同期比%は決算資料記載)

  • 売上高:174,194(△2.9%、前年同期179,431)
  • 売上総利益:38,268(前年37,107)
  • 営業利益:6,628(+62.7%、前年4,074)
    • 営業利益率:3.80%(6,628 / 174,194) ※業種平均は業種により差大。目安:8%以上で良好
  • 経常利益:5,141(+169.4%、前年1,908)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,640(+31.0%、前年2,778)
  • 1株当たり四半期純利益(累計):161.29円(前年119.23円、+35.3%)
  • 総資産:324,744(前期末 334,757、△100,013)
  • 純資産:165,965(前期末 164,665、+12,99)
  • 自己資本比率:49.7%(前期 47.4%)→ 安定水準(目安 40%以上)
  • ROE(簡易表示):
    • 第3Q累計ベース(非年率)=親会社純利益3,640 / 自己資本161,264 ≒ 2.26%(低め。目安:8%以上で良好)
    • 年間化推定(単純年率換算)≒3.01%(参考値)
  • ROA(簡易表示):
    • 第3Q累計ベース=3,640 / 総資産324,744 ≒ 1.12%(低め。目安:5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:71.7%
    • 営業利益進捗率:77.1%
    • 親会社株主帰属当期純利益進捗率:91.0%
    • 過去同期間との比較:営業利益率・営業利益は改善し収益性が向上している。
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等の詳細は未提示(注記あり)。
    • バランスシート上の現金及び預金:28,868百万円(前期末 34,263百万円、△5,394百万円)
    • フリーCF等は資料に記載無し → 表示は “–”
  • 流動性・安全性:
    • 流動資産 165,615 / 流動負債 85,628 → 流動比率 約193.4%(良好)
    • 負債合計 158,779(前期 170,091、△11,312)で負債減少
    • 長期借入金は48,602百万円(前期 52,853)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率は3.8%(前期は約2.27%=4,074/179,431)で改善。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益:1,933百万円(政策保有株式の縮減による)
    • 固定資産売却益:15百万円
  • 特別損失:
    • 構造改革費用:1,272百万円(内訳:固定資産減損461百万円、特別退職金等437百万円、棚卸資産評価損148百万円、その他224百万円)
    • 固定資産除却損:141百万円 等
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益・損失を相殺しても、投資有価証券売却益が純利益押上に寄与。構造改革費用は今期に計上された一時費用だが、今後の採算改善に向けた先行投資/費用としての性格あり。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的。構造改革費用は今後も段階的に発生する可能性あり(計画次第)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円(2025年11月期 中間)
    • 期末配当(会社予想):100.00円
    • 年間配当予想:100.00円(前期合計 100円から変更無し)
    • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
    • 配当性向:通期予想ベースで計算すると 4,000百万円の当期純利益に対し総配当額(中間0 + 期末100円×発行済株数ベースの概算)→詳細は資料不十分のため“–”
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自己株式取得は実施中(自己株式が増加している記載あり)が、今期の配当方針は予想変更無し。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:13,957百万円(当第3四半期累計、前年14,925百万円)
  • 備考:生産ライン自動化・集約・合理化に投資を行っている旨の記載あり(詳細金額は非開示)。

受注・在庫状況

  • 在庫(棚卸資産):33,001百万円(前期 32,065百万円、増加16億68百万円)/在庫回転日数等は記載なし
  • 備考:アセアンでの在庫調整がベアリング需要減少の要因として言及。

セグメント別情報

  • 機械工具:
    • 売上高 54,556百万円(△3.9%)
    • セグメント利益 2,498百万円(+10.6%)
    • コメント:工作機械の操業度改善と固定費削減が寄与
  • 部品:
    • 売上高 108,511百万円(△1.9%)
    • セグメント利益 3,700百万円(+272.4%)
    • コメント:カーハイドロリクス需要回復一方で油圧機器は建機需要低迷。構造改革費や減損(461百万円)を計上しつつも固定費削減で利益大幅改善
  • その他(特殊鋼等):
    • 売上高 11,126百万円(△7.3%)
    • セグメント利益 43百万円(△47.5%)
    • コメント:国内中心に需要減少、操業度低下で利益悪化
  • 地域別売上(注記):
    • 国内売上高 85,802百万円(△2.2%)
    • 海外売上高 88,392百万円(△3.6%)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に具体的な中期数値目標の記載なし → 進捗判断は限定的
  • KPI達成状況:特になし(構造改革による固定費削減・資本効率改善の取り組みを継続中)

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社コメント):自動車分野は緩やか回復、しかし米国経済の減速懸念、中国・欧州の成長減速、地政学リスク、為替変動等で先行き不透明。ASEANでの在庫調整が業績に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025年11月期)予想:売上 243,000百万円(+1.3%)、営業利益 8,600百万円(+29.6%)、経常利益 6,600百万円(+55.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,000百万円(+19.3%)、1株当たり当期純利益 175.51円
    • 予想修正:直近公表の予想から変更なし
    • 会社予想の前提条件:資料中の詳細前提(為替等)は添付資料参照(本資料本文では省略)
  • 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率(特に営業・純利益)が高く、通期達成可能性は高いと示唆されるが、外部需要の変動や為替、地政学リスクがダウンサイド要因。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格変動、主要顧客(自動車・建機)需要動向、中国や欧州経済の減速、地政学の緊張、ASEANでの在庫調整等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:グローバル・ミニマム課税制度に係る会計処理等の取扱いを期首より適用(注記あり)。当第3四半期ではグローバル・ミニマム課税に係る法人税等は計上していない(実務対応報告第7項を適用)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
  • 四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無し(注記)。

(注)不明な項目は “–” と表記しました。資料は会社提出の決算短信に基づく要約です。本資料は投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6474
企業名 不二越
URL http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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